監督ミケーレの黄金の夢

劇場公開日:

解説

映画製作にとりかかろうとしている監督の苦悩を描くコメディ。製作はレンツォ・ロッセリーニ、監督・脚本・主演は「僕のビアンカ」のナンニ・モレッティ、撮影はフランコ・ディ・ジャコモ、音楽はフランコ・ピエルサンティが担当。出演はほかにラウラ・モランテなど。

1981年製作/イタリア
原題:Sogni d'oro
配給:ゼアリズ=新日本映画社
劇場公開日:1990年2月8日

ストーリー

映画評論家に悪罵に近い辛辣な批評を浴び、さらに強力な新人の登場で足元が危うくなっている映画監督ミケーレ(ナンニ・モレッティ)は、3作目の映画「フロイトの母」の製作準備に取りかかってはいるものの憂鬱で、悪夢の毎日を送っている。夢の中では、憧れの女子高生シルヴィア(ラウラ・モランテ)まで彼から逃れようとしており、悪夢から醒めれば、母親(ピエラ・デッリ・エスポスティ)からマザコンと言われ、どなり返すのだった。そんなある日、ミケーレはテレビの番組の企画で、新人監督のジージョ(ジージョ・モッラ)と、どちらが最強の映画監督かを賭けて戦うが敗れ、さすらいの中でシルヴィアにプロポーズする時、彼は狼男に変身するのだった。

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