ナンニ・モレッティ

ナンニ・モレッティ
英語表記
Nanni Moretti
誕生日
1953年8月19日
出身
イタリア

イタリア出身。幼少期から映画と水球を愛し、1970年代には水球のイタリア代表ジュニアチームに所属する一方、イタリア共産党の青年団に入って政治にも積極的に関わる。高校卒業後、ローマを拠点に8ミリカメラで短編映画の制作を始め、脚本と主演も兼ねた青春コメディ「青春のくずや おはらい」(78)で商業映画監督デビュー。以降、多くの監督作で「ミケーレ」という役名の主人公を自ら演じる。

続く「監督ミケーレの黄金の夢」(81)はベネチア国際映画祭の審査員特別グランプリを受賞。「ジュリオの当惑」(85)でベルリン国際映画祭の銀熊賞(審査員特別賞)、シネマエッセイ「親愛なる日記」(93)でカンヌ国際映画祭の監督賞を受賞。自身が父親役を兼ねた「息子の部屋」(01)ではカンヌ国際映画祭最高賞のパルムドール受賞を果たし、イタリアを代表する監督・プロデューサーとしての地位を確立した。その他の監督作に「夫婦の危機」(06)、「母よ、」(15)、「3つの鍵」(21)など。

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