Let's 豪徳寺!

劇場公開日:

解説

超ブルジョワ家庭にお手伝いさんとして入った女子大生と、現実離れした人々を描くコメディ。原作は庄司陽子の同名漫画、脚本は「本場 ぢょしこうマニュアル 初恋微熱篇」の斎藤博、監督は「喜劇 家族同盟」の前田陽一、撮影は「子どものころ戦争があった」の宇田川満がそれぞれ担当。

1987年製作/88分/日本
配給:松竹
劇場公開日:1987年

ストーリー

百合は考古学を専攻している女子大生だが、友人の咲姫に頼まれて、彼女の家でお手伝いのアルバイトをすることになった。咲姫の家、豪徳寺家は国家予算に匹敵する資産を持つといわれる超ブルジョワ家庭。家族構成は--死ぬことばかり考えている大奥様の香、オールドファッションの紳士たちを引きつれハーレーを乗りまわす奥様・雅、“仕事きちがい”と家族にののしられる長女・美姫は商事会社に勤め、“男狂い”を自認する二女・舞姫は幼稚園の先生、そして「処女は人間以下だぞ」と脅かされている三女の咲姫。家を取り仕切る女中頭の北見に屋敷を案内されながら豪徳寺家のスケールの大きさと、小市民の常識やモラルをはるかに越えた家族に目を白黒させる百合だった。咲姫は百合の幼な友達の大蔵が好きなのだが、大蔵は百合が好き、そして百合は考古学の海老名助教授にほのかな想いを寄せている。咲姫は百合に嫉妬を感じながらも、それ程深刻に考えず、二人の仲の良さは変わらない。一方、美姫は夫がお手伝いと不倫したため豪徳寺家からたたき出す。これで三度目の離婚だ。舞姫は毎日のように男あさりに精を出すが、純情青年の保父・風祭に愛を告白され、とまどってしまう。学校で海老名のことを何かと世話を焼く百合だが、海老名はかつて別れた初恋の女性--美姫のことを忘れられなかった。その海老名が考古学調査団の一員として三年間、カイロに行くことになった。一緒に行こうと誘われることを期待する百合だが、その気配が全くなく落ち込んでしまう。しかも、海老名が美姫に結婚を申し込むために豪徳寺に現われたものだから、百合の頭の中は大混乱。まさか、海老名と美姫がそういう関係だったなんて……。数日後、美姫と海老名はカイロへ旅立っていった。風祭の子供を宿した舞姫は彼との結婚を決意し、豪徳寺家に平和な日がやって来た。一人落ち込む百合は、特別に一日だけ豪徳寺家の娘をやらせてもらうことになった。お姫様のように豪華な衣装を着てはしゃぐ百合--。

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映画レビュー

3.0大金持ちのルール

2021年2月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

大金持ちの末娘(鈴木保奈美)と仲がいい主人公(三田寛子)は、お手伝いさんとして豪邸に住み込む。
長女(紺野美沙子)は旦那がお手伝いさんに手を出したので離婚、次女は遊びまくっているが保母さんをしている。
主人公が憧れる大学教授は実は・・・。
アイドル映画は懐かしい。

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