アリゾナ・ドリーム

劇場公開日:

解説

それぞれのアメリカン・ドリームを胸に秘めた個性的な登場人物たちが織りなす人間模様を、ユーゴスラビア出身のエミール・クストリッツァ監督が、ジョニー・デップ主演で描いたブラック・コメディ。叔父の結婚式に出席するためにアリゾナへやって来たアクセル。叔父が営む自動車販売の仕事を手伝うことになった彼は、夫を射殺した過去を持つ未亡人エレインと、彼女の義理の娘で自殺願望のあるグレースが暮らす家に転がり込むが……。

1992年製作/140分/フランス
原題:Arizona Dream
配給:ユーロスペース
劇場公開日:1994年7月30日

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映画レビュー

3.0三角関係+ギャロ

2022年12月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

難しい

髭も剃って短髪で小綺麗なヴィンセント・ギャロを見れるのはこの作品だけかも、重要性を感じない役柄の割に目立つ存在感と『レイジング・ブル』や『北北西に進路を取れ』を完コピ?披露、一人で『ゴッドファーザー PARTII』を観ながらセリフを言ったり際立つキャラクターを演じている。

エミール・クストリッツァがアメリカで映画を撮るとジョニー・デップにフェイ・ダナウェイやリリ・テイラーとギャロ、ジェリー・ルイスまで集めてしまうキャスティングが粋で、ジプシーの音楽漂うサントラの安定感と小まめに入れてくる動物演出がクストリッツァらしい。

娯楽要素を含んだ大掛かりなシーンは影を潜め、難解では無いにしても小難しさが見え隠れする物語があるようでスンナリと受け入れられない世界観、飛行機の場面は『クロウ/飛翔伝説』のアレックス・プロヤスが撮った『スピリッツ・オブ・ジ・エア』みたいにも!?

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万年 東一

2.0 NYで水産局の仕事をしていたアクセル。アリゾナでキャデラックを売...

2018年10月26日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 NYで水産局の仕事をしていたアクセル。アリゾナでキャデラックを売れとすすめる叔父。客である未亡人と連れ子にあたるグレース。最初は未亡人エレインとできてしまうアクセル。手作りの飛行機でパプアニューギニアに行きたがるエレイン。何度も試作機で失敗し、大木に激突するまでが心地よい。アラスカを中心に魚が飛んでいく映像も良かったのに、叔父が死んでからは普通のドラマになってしまったような気がする。

 『北北西に進路をとれ』『ゴッドファーザー』にこだわりを見せるヴィンセント・ギャロの演技も面白い。アメリカンドリームをおいかけて成功しても、それは夢でしかない。フランスから見たアメリカ社会への風刺ともとれる。アラスカでのジョニー・デップが真実なのか、どこまでが夢だかわからないという難解さ。自殺さえなければもっと評価してもいいかもしれない

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kossy

4.0お気に入り

2017年7月21日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

こういう世界観、好きだな。

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前田壮一

2.5ジョニーデップかっこいいけど、物語が難しい。

2014年10月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

難しい

ジョニーデップ若いしジョニーデップ目当てで見てもいいけど、ストーリーがちょっと難しいかな〜何が伝えたいのかもわからなかった。

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明日香
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