ニュー・シネマ・パラダイスのレビュー・感想・評価
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何故か見逃していた名作シリーズ
はい!
まさかまさかの超今更ながらの2024年4月19日に鑑賞です笑
星五つじゃ全く足りてません‼︎(足りないなんて滅多に無いですけどね)
名作名作名作名作名作ってみんな言うし 必ずそういうランキングで絶対に入って来る作品でいつか見ようと思いつつ20年くらい経ってしまいついに鑑賞となりました!
結論ですがこれ良い作品ですね(今更でごめんなさい笑)
音楽と映像と構成と特に後半が完璧過ぎです!
後半ずっと泣いてました笑笑
極め付けで最後のフィルムのシーンは本当にヤバいです(今泣いてる理由が頭で整理がついて無い状態で泣いてるとか怖ってなりました、まあ色々落ち着いて考えたらちゃんと感動してる理由と意味が解明できましたが!)これは逆に若い頃に見てたら面白いと思ったのか俺は? とも思いました。
感動させる手法が初めて体験過ぎて 久しぶりに戻った地元の人達の老いた姿で泣かせるとかあの思い出の映画館が取り壊しになるって部分で泣かせるとか感動の手口が自分には斬新過ぎてずーっと感動してました!
今更の鑑賞ですがマイオールタイムベスト10に普通に入ってくるくらいの名名名名名名名名作ですね。
これは劇場で観れる機会があれば絶対に行きたいです!
モリコーネさんの音楽から
「モリコーネ 映画が恋した音楽家」を観てからずっと気になっていて、ついに初鑑賞。
前半のトトとアルフレードの友情が紡がれるまでの描写、後半の郷愁に駆られるトトの表情、そんで最後のフィルムーーーーーッ
後半はずっとじわじわ涙が出ておりました‥
アルフレード、序盤のミルク代のシーンやら形見やら‥うーん素敵
最初から最後までトトを笑顔にしてくれる最高の友達でしたね‥
美しいメロディの中にどこか懐かしさのあるメインテーマが内容の余韻と一緒に耳に残る、とても素敵な映画でした。期間をあけてもう一度観たい。
映画館とともに
3月いっぱいで取り壊しになっちゃう、中洲大洋映画劇場で思い出に浸りながら鑑賞。状況が状況で、映画と現実で重なる部分があってうるっと来る部分はあったけど、本作に影響を受けただろう「バビロン」や「瞳をとじて」の方が個人的には断然好き。リメイク元を楽しめないってのはどうかと思うけど、89年より前の映画はまるで知らないからノスタルジックな気分になれないんだよね。まだまだ映画知らないな〜と思わされます。
善人ぶりたいわけじゃなくて、いくら時代と言えど子どもに平気で手を出すような大人がいる映画がすっごい苦手。というか、無理。それが受け入れられなかった時点でダメだよね笑 それでも、映画を愛した少年の物語としては上質で、終盤なんて胸がキュッと締め付けられていたたまれなかった。ちゃっかし人間の愚かさを描いているのも良かった。何より、中洲大洋が無くなっちゃうことが悲しい😭
屋外映画上映会の経験がいくつかあって懐かしい。母親は、主人公が子...
屋外映画上映会の経験がいくつかあって懐かしい。母親は、主人公が子どもの頃は映画館に出入りをすることに反対していたのが、再建されて映写技師として給料をもらうようになったら賛成するようになったのかな。最後に戻ってきたときには息子の思い出の品や写真を取り置いていた。恋は擦れ違いに終わって残念だった。恩人の映写技師は、自分の死に目を主人公に知らせまいとしたが、活躍ぶりは知っていたのだろうか。
小倉昭和館の営業再開のオープニング上映作品に本作が選ばれた理由がわかった。どちらも火災からの復活を遂げたことである。ただ、運営者の成長を描いた経過を描いた作品としては、広島の『鯉のはなシアター』でも肩を並べられると思われる。小倉昭和館の運営者を描いた作品として、『映画の街・北九州』の存在を知った。福岡の中州大洋劇場の運営者を描いた作品も観たいものだ。
『思い出』を描く映画
アルフレードがトトに言う。
「人生は映画のようにはいかない」
「村を出ろ、ここは不毛の地だ」
「毎日 過ごしている場所が世界の中心に思える」
「何も変わらずに続くと感じる」
「村を出ろ」
「帰って来るな」
そこまで言わなくてもと、改めて思った。
思い出を描く『初恋の来た道』(1999)がまた観たくなった。(チャン・イーモウ監督、チャン・ツィイーのデビュー作)
トト可愛い💕アルフレッドはもっと可愛い❤ ❤ ❤
あまりにも有名過ぎる作品だけど観るのははじめて😊来週末にWOWOWの『W座からの招待状』で劇場公開時に見逃してた『モリコーネ 映画が恋した音楽家』が放送されるのを楽しみにしてたら、まさかの新文芸坐さんがニューシネの上映してくれるという運命的なスケジュール💕これは行かねばっ❗️観ねばっ‼️と即決✨✨
結論:
この先映画を観るときは五感をフルに使ってで楽しむようにしよう❤ そぉでないと損してる気がする、と思わせてくれた映画。
あまりにも聞き覚えのある曲の連続で驚き。そして日本人には馴染み深い(?)武田鉄矢の「おふくろ〜もう一杯!」が頭をよぎる😂
こんなに知ってる曲ばっかりなのに、受賞したオスカーは歌曲賞ぢゃないのね。1990年の外国語映画賞。もぉ不朽の名作としての不動の地位を確立してるから今更なんの賞でも変わらないか💦(ちな、モリコーネ氏がオスカー獲ったのはタランティーノとのコラボとのこと。翌日はタランティーノ作品を劇場観賞する予定なのもなんだか素敵な運命を感じる🍀)
曲の素晴らしさばかり書いたけど、ストーリーももちろん素敵。舞台はシチリア島の小さな村。大人も子どもも“共存”してる感じ。時代的なもので今だったらバッシング対象になっちゃう描写はあるものの、それでも子どもが子供らしく、それを大人が笑顔で見守る暮らしはとっても素敵。
宗教的観点からラブシーンをカットする神父様。見ちゃダメと言われたら余計に見たくなるのは大人も子供もみんな一緒w
作中劇にはクリス松村のそっくりさんが出てきてウケた😂
サルヴァトーレ君(愛称トト)の子供時代、青年期、大人になってからをみせる映画だけど、彼を周りで支える人達の顔触れは変わらない。同じ愛情を持って接し続ける。広場オヂサンも変わらないwww
(ただ、残念な事に青年期のトトがあまり思い出したく無い元彼にそっくり過ぎて感情移入の妨げに……残念だゎ😭😭😭)
最後はサッカーくじのナポリ人館長の笑顔と泣き笑いが素敵。
戦時中の映画館の雰囲気を知りたいと思ったので視聴しました。 悪知恵...
戦時中の映画館の雰囲気を知りたいと思ったので視聴しました。
悪知恵が働く少年トトと寂しい老人アルフレードの熱い友情に感動しました。
本作は友情をピックアップした120分バージョンです。
トトの人生を中心に描いた180分の完全版は未視聴です。
アルフレード技師お許しください!女装映画鑑賞第4弾。これレビュージャナイ!
名作中の名作ということで、いつも女装映画鑑賞でお世話になっている名画座での鑑賞でした。
このたびも「いつもこんな恰好で観にきて済みません」と断りを入れてからの入館。
「いえいえ、どんな恰好でもいいんですよ。映画を楽しんでくださるなら」と、いつも優しいモギリのおねいさん。慣れてきたのか、引きつり気味ではなくなって。←困らせたるなよ!
この人がチョー可愛い₍ᐢ⑅•ᴗ•⑅ᐢ₎♡から困る。
むしろ、アルフレードみたいな強面のおじさんの方がいいのに。
振り返ってみれば、女装映画鑑賞って
①この名画座での『フォレストガンプ』でデビュー
からの↓
②大阪の魔窟映画館での『カンフーモンスター』
からの↓
③名画座での『秘密の森の、その向こう』(未レビュー)
からの↓
ときて、本作の鑑賞です。
結論から言うと、ディレクターズカット版を観たかったなぁ…と思いました。
映画解説を読むと、やはり劇場公開版では物足りなさを感じてしまいました。
ところが、これが困ったことに完全版だと上映時間が、およそ3時近くある超大作なのですね。
普段なら何ということないのですが…
女装鑑賞だと、致命的に困るのが、緊急時のトイレ問題(笑)
勿論、しれっと女子トイレに入る訳にはいかず。かといってそんなナリで男子トイレにも入れずで、非常に困るのよん。
やはりエレナとのその後のエピソードを観てみたかったです。
ですが、トトの屈託のない笑顔を微笑ましく思い、何だか既視感を覚えて。
この子何だったっけ?と考えていると、ふいに連想しました。しょーもないことを。
TVアニメ『母をたずねて三千里』のアメディオやん!と思いました。←なんでやねんな!
真面目にレビュー書けよ!→それは真面目なれビュワーさんにお任せして。私如き女装崩れがあれこれ述べるまでもなく。
これでも大真面目なんだよ!トイレ問題チョー悩むんだよ!
なら、もういい加減止めたらいいのに…
まだ行くつもりだよ!次回もこの名画座での『音楽』鑑賞だよ!女装でだよ!
前を向くだけが全てじゃない
人は若いときは前に進むことに夢中で、失うもののことなど考えないものだ。それはそれでしかたない。でも年をとると、ふと足をゆるめて失ってきたもののことを思うときもある。残されたモノの上にも容赦なく時は流れているけど。この作品のどこに惹かれるのかといえば、そういうことかもしれない。
成長したトトが初めて家に帰って自分の部屋に入ったところで胸が熱くなった。それと、ラストシーン。とても有名なこのラストシーンは「映画を愛する人へのオマージュ」と言われることが多いけれど、それだけでない、何かもっともっと温かい涙を私にもたらしてくれるのだ。
トトとアルフレード
戦後まもなくのイタリア🇮🇹シチリア半島。
娯楽の少ない時代、人々は教会で上映される映画に足を運び楽しむ。
ただキスシーン、裸、抱擁のシーンは、牧師様の意向でカットされている。
映画好きな男の子トト、映写技師のアルフレードと仲良くなり見よう見まねで技術を覚え映画を映しているが、アルフレードから、島を出て夢のある仕事に就け、と促される。
アルフレードにしたら映画好きならただ映すだけの仕事ではなく作る仕事をしろ、という示唆だったのだろうか。そしてそれはアルフレードの夢でもあった。
絵本のIページのような広場の情景。
建物の壁をスクリーンに見立て映像を映す。
入りきれなかった人々は喜び食い入るように観るが、燃えやすいフィルムから火が出て火事に、あわや、でトトがアルフレードを引き摺り出し助かった。命の恩人トト。
青年となり好きな女の子エレナもできて充実した生活を送る二人。しかし、徴兵され、大学に通うエレナと離れ離れになりいつか自然消滅。
決心し、島を出て行くトト。
見事夢を果たし、30年帰らなかった島に帰って来る。
アルフレードの訃報を聞いて。
出て行く時に帰って来るな!
と言い、
病の床に就いても、妻にトトには知らせるな!
と言い‥‥。
だから、亡くなってからしか会えなかった。
アルフレードのトトに賭ける二人分の思いが伝わる。
あの新しかった白い現代的なシアターが、
情けないほど惨めな様相を呈していたのは、
観ていて辛い。
恋人エレナとの出会いといつのまにかの別れは、仕事を達成する為の布石となったのだろうか?
トトの子供時代青年時代は、映画の絶頂期。
昔のたくさんの作品が映され、映画好きにはたまらない作品だろう。
私がわかったのは、
『カサブランカ』『風と共に去りぬ』のポスター。
『恐怖の報酬』、『誰がために鐘は鳴る』、
チャップリン、イングリット•バーグマン、
トトとエレナがサボテンのお皿でサラダを食べている時、ラストのテーマ曲、
『森の学校』でも流れていた。
ノスタルジーの塊
自宅で動画配信サービスを利用して視聴しました。
アルフレードの訃報をきっかけにサルバトーレが過去を振り返るという形で話が進んでいきます。
どのエピソードも心温まる話だったり、淡い恋の話だったり、とてつもないノスタルジーの塊ですね。映画館が村の唯一の娯楽だったこともあり、観客の大衆性というか俗っぽさが、また良い意味でノスタルジーを増してるな、と思いました。
また2,30年後に見たら心に刺さる具合が違うんだろうなと思いました。
私内不動のランキング1位
すばらしいです。
公開からもう何年もたったというのに
私の中ではトップの地位を譲りません。
もはやテーマ曲を聴くだけで胸がいっぱいになります。
この映画を作った当時監督は29歳だったとか。
おそろしいです。
自分のすることを愛せ〜映画こそわが人生‼️〜
公開当時、ケビン・コスナー主演の「フィールド・オブ・ドリームス」と共に、中学2年生だった私を号泣させ、脱水症状寸前にまで追い込んでしまった確信犯的名作‼️この作品は映画という芸術へのラブレターであり、映画を愛し映画館へ通う我々映画ファンへの素敵な素敵なプレゼントなのです‼️可愛いトト少年。映画が大好きで、フィルムの切れ端を集めて宝物にしている。映画館の2階にある映写室にも入ってみたい。そして映写技師アルフレードとの友情。アルフレードのケガによりトトは映写技師に抜擢される。成長したトトは初恋、戦場へも駆り出される。そして故郷を出たトトは有名映画監督となり、アルフレードの死をきっかけに30年ぶりに故郷へ凱旋する・・・何だこの映画ファンが一度は夢見るような人生は‼️このトトの様々な人生模様を美しく、そして切なく彩るエンニオ・モリコーネの素晴らし過ぎる音楽が、この作品を永遠に忘れられないモノにしています‼️数々の名作が映し出される映画館内の風景や、アルフレードが映写を反転させて外に映し出し、お金がない人たちに映画を見せてあげたり、トトとエレナの映写室でのラブシーンなど、一つ一つのシーンに製作者たちの映画への熱い想いが溢れていますよね‼️ラスト、トトがアルフレードの形見のフィルムを上映するシーンの感動は、映画を好きでよかったなぁ〜としみじみ痛感させてくれるかけがえのない瞬間です‼️映画こそわが人生‼️
自分が存在する根拠を問い続ける映画(だから身に覚えがある人は多いよ...
自分が存在する根拠を問い続ける映画(だから身に覚えがある人は多いよね)。男女(父母)が睦み合って自分は生まれたという確信を得るために、失われた欠片を拾い集める。それが一つの物語として紡がれる最後は圧巻。
イタリアらしく適度に下世話なのも人間讃歌という感じでよく、下世話だから人間が生まれるんだよね。
幻を信じられる人は強い。
音楽が大好き
冒頭の、大人のトトが、映写技師の死を聞いて、その死を悼み、過去を振り返るスタートからつまずきました。
きっと、監督は自分の半生をこの映画に投影したんでしょうが、不義の関係の女性がベッドにいる必要があったのでしょうか、余計な夾雑物に見えますし、関係性はどうにでも表現できたはず。「こんなに汚い大人になった自分にも、かつて輝かしい季節があった」というような、自戒の意味が込められているのでしょうか。私には余計な演出で、まわりからのおすすめの声と、評価の高さもあって、二重のマイナスポイントでした。
少年時代のお話は、文句なしの素晴らしい出来栄え。
特に、情感たっぷりに繰り返されるテーマ音楽は、既に耳なじみのいい印象であちこちで刷り込まれていたので、「あ、この曲この映画がもとなんだ」という驚きと、あらためてその旋律の美しさに聞きほれてしまいました。
何かのジブリの映画だと勘違いしていたほどです。使われる古い映画のフィルムと、耳に覚えのあるメロディの効果で、既視感たっぷりの展開に。
自分の少年時代がダブったほどです。
私には、ほろ苦い演出がちょっと苦過ぎました。
全ての映画付きに捧ぐ
映画史とともにトトの人生を振り返る
映写士という仕事に魅せられたトト、はじめは煙たがられるもアルフレッドとの間に絆が生まれる
エレナとの恋を経てトトは村を離れる
決して戻ってくるなというアルフレッドの真意は
アルフレッドの話した兵士と王女の話、兵士は約束の100日の前日にバルコニーを離れてしまう
アルフレッドの解釈はおそらく、
兵士は愛する王女の可能性を摘んでしまうと感じて自ら手を引いたというもの
アルフレッドも同じく、トトのことを思っていたからこそ、そして未来の可能性を信じていたからこそ村という閉じた世界に留まらせず外の世界に出した
そして村の映画から取り除かれていた、村では得られなかった恋愛をラストにトトへ届けた
映画を観る一人一人に世界観があり、映画愛あふれる作品
何をするにもお前のしたことを愛せ、あの日映写室を愛したように
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