タッチ

初鑑賞
原作は『アメトーーク!』のタッチ芸人で読んだ程度
フジテレビのテレビアニメは全話鑑賞
これ以前に実写化された月曜ドラマランドの方は観たことがない

原作は『みゆき』『陽あたり良好！ KA・SU・MI 夢の中に君がいた』『ラフ ROUGH』のあだち充
監督は『金魚の一生』『ジョゼと虎と魚たち』『死に花』『いぬのえいが「ポチは待っていた」』『眉山』『グーグーだって猫である』『ゼロの焦点（2009年）』『引っ越し大名！』『最高の人生の見つけ方』『ハウ』『夢を与える』の犬童一心
脚本は『眉山』『武士の献立』『恋する寄生虫』の山室有紀子

2005年公開作品
長澤まさみは撮影当時17歳くらいか
この頃と比較するとずいぶん演技力が上達したものだ
『タッチ』ではルックスでカバーしているが大根芝居の域を脱していない
おでこにキスのシーンは表現力としてあまりにも非力だ

浅倉南は性根が腐ったわけ知り顔のブスには受けないらしい
当時は大ブームになったアニメ『タッチ』
フジテレビ系の夕方ニュースのスポーツコーナーでは『南ちゃんを探せ』という企画があったことを思い出す
中には「どこが南ちゃんだよ」と思った回もいくつかあったが御愛敬
たけちゃんマンでもタッチのパロディがあったが南ちゃんのパロディ東ちゃんを演じたのは山田邦子だった

松平孝太郎を演じた俳優がなぜか全く太っていない
残念だ

福士誠士が演じた新田明男がこの作品ではなぜか左打ちだ
原作もアニメも右打ちなのに
福士はそもそも右利きで右打ち
なぜそうなったのかよくわからない
残念だ

本田博太郎が演じた明青学園監督は映画オリジナル
そのためヤクザ感丸出しの柏葉は登場しない
前任者のキャラとの間をとって本田さんなのかもしれないが残念だ

タッチの南ちゃんといえば新体操のレオタード姿だが今回の実写化ではそれは全くない
いとうあさこもネタでやってるあれだ
長澤まさみはレオタードを着用してリボンを振ったりしない
全人類の平凡な男性にとっては公開当時さぞや悲報だっただろう
残念だ

パンチに関しては仕方がないね
そこにケチをつけるほど病的ではない

今までこの作品を観なかったのは『タッチ』の実写化に反対していたわけじゃない
若い頃の自分は当時の長澤まさみが生理的に苦手だった
テレビドラマ『ドラゴン桜』に出演していた主要メンバーは主演の阿部寛以外なぜかあまり好きじゃなかった
長谷川京子も新垣結衣も中尾明慶も山下智久も
今では紗栄子以外嫌いじゃないけど
今となってはよくわからない

酷評したいところだが元がとても良くてそれに曲がりなりにも寄せているわけだから星1や2は躊躇した

新田シフトのシーンは泣けてきた
野球好きならジーンと来る場面を再現
タッチ芸人の回でも磯山さやかがオススメのシーンとして取り上げていました

配役
明青学園野球部マネージャーの浅倉南に長澤まさみ
ボクシング部に所属していたが双子の弟和也の遺志を受け継ぎ野球部に転部しエースになる上杉達也に斉藤祥太
飛び出した子供を救うために代わりにダンプカーに轢かれて亡くなった明青学園野球部エースの上杉和也に斉藤慶太
明青学園ボクシング部の原田正平にRIKIYA
明青学園野球部のキャッチャーで4番の松平孝太郎に平塚真介
明青学園野球部キャプテンでサード兼控え投手の黒木武に上原風馬
明青学園ボクシング部マネージャーの日向小百合に安藤希
上杉のライバルになる須見工業高校野球部4番の新田明男に福士誠治
南の友人の矢部ソノコに若槻千夏
明青学園の教師の岡本に徳井優
明青学園の体育教師に高杉亘
明青学園ボクシング部監督に渡辺哲
明青学園ボクシング部の選手に内山高志
明青学園野球部部長の相川裕二郎に山﨑一
明青学園野球部監督の津川英二に本田博太郎
上杉兄弟の母の上杉晴子に風吹ジュン
上杉兄弟の父の上杉信悟に小日向文世
他界してるが回想シーンに登場する浅倉南の母の浅倉しのぶに生田智子
喫茶店南風の店長で浅倉南の父の浅倉俊夫に宅麻伸
ワイドショーの司会者に峰竜太
俊夫が所属する草野球チームの対戦相手「茨城ゴールデンゴールズ」監督に萩本欽一

原作ファンでもそうでなくても
軽くまとめ上げすぎて浅い作品。

何も感情移入できないまま終わってしまった。
新田も全然登場しないし、原作リスペクトも感じない。
役者に丸投げしているような映画。

まあ映画化向きの作品ではなかったかな。

2020年5月16日

映画 #タッチ (2005年)鑑賞

あの有名コミックの映画化

#長澤まさみ を見る映画

原作と違い、#浅倉南 が新体操をやっていない。これでは、#いとうあさこ のモノマネが成立しない。長澤まさみがレオタードを嫌がったのかな？あさこのためにやってほしかった。

原作漫画はもう少しコミカルな作風でしたが、実写映画版はだいぶ熱い青春映画でした。が、それはそれでけっこう面白かったです。
お馴染みの「タッチ」の挿入歌が流れたシーンはテンションあがりました。