リトル・ダンサーのレビュー・感想・評価
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何度観てもどの立場で観ても良い物は良い。
一度目は10年前10代の頃、神戸のアサヒシネマで当時の彼女と、二度目は嫁と父親になり観たのだけど、一度目はビリーに感情移入し二度目は父親に。
どの立場で観ても良い物は良い。
三度目は子供たちと。
反抗期の少年による最高の反抗映画だと思います。
怒りや悩みをダンスで表現し、
父親に認められるためにも暴力に訴えるのではなく
ダンスを見せつけるシーンは鳥肌がが立つし、
そこからの展開は最高。
親父のキャラ付けは完璧でスト仲間を裏切ってまで、ビリーのためにスト破りをするシーンは涙なしでは見られない。兄貴もまた最高である。
ゲイ友だちに対するビリーの優しさも性格が出ててとても好き。狙ってない美しさがある。
炭鉱しかない街、ストライキに忙しい兄貴と親父。ボケたおばあちゃん。亡くなった母親。そこにダンスの好きな主人公とゲイの友だち。タバコをふかしながら教える先生。
設定が完璧。音楽もパーフェクト。絵も美しい。
未来に向かってバスに乗って走り行くビリーと未来もないのに炭鉱に降りて行く父と兄。
そして最高のファイナルカット。
見る度に好きになって行く映画。
がんばれ!
はじめは生意気なガキだと思ったが、いろいろ悩みを抱えている、戦っているのだとわかった。
クリスマスの夜に、ダンスをやることに反対の父親に見せつけた渾身のダンス!この自分を認めてもらうことに必死で無我夢中で踊った。
あんなに否定していた父親の前で踊ることがどれだけ勇気がいることか!ほんとに感動だった。
そしてそれに心を動かされた父親の行動にも感動した。
兄貴がなかなかウザいけど、後半までがまんです。
最後はダンスの先生にもきてほしかったな
ベリーグッド
期待していなかったが、よかった。
少年のドリームストーリーだけでなくヒューマンドラマ、しかもリアリティがあって結構脚本だ。
自分はダンスはできないが、ダンスというのは感情のまま、心のままに自己を表現するものなんだと、題名どおり小さなダンサーから教わった気がした。
夢を叶える過程は困難だらけ。
家族関係は今にも崩れそう。
経済面はどん底。
そんなありがちな設定でも家族の愛がきちんと感じられ、感動を得られるストーリーになっている。家族の支えがあってこそ、子供は夢に向かって歩けるんだよね。
ロンドンでリトル・ダンサーのミュージカルも見たが映画なみによかった。この映画が好きでロンドンに行く予定のある人にはぜひすすめたい。
ザ人間物語
一瞬、コメディかと思ってしまった自分を呪いたい。
すんげー良いヒューマンドラマじゃないか…。
若干社会派っぽいものも混ぜ込んでいるけれど、
とりあえずなかなか、シンプルな話ではあった。
とにかくこの家族が愛らしくなる。
終わり方も、不自然がない。大抵唐突の時の流れはうん?となるけれど、とてもすっきりしていたなあ。
変に演技を魅せる訳ではなく、とにかく人間物語を中心とした内容でした。フランクに見る事ができます。
すいません。ノンフィクションかと思ってました。。。
ブラスとはまた違うんだけど、イギリスの貧しい炭鉱街の話。
凄く思ったのは、この映画に出てくる大人はまともな感じが
するんだけど、子供がませすぎている。
それなりに涙あり、笑いあり、家族の愛あり、友情ありで
いろんな項目を網羅できている作品なんだけど、
これがノンフィクションじゃないってところにがっかりしたのは
私のエゴでしょうか。。。。
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