劇場公開日 2004年2月7日

ラブ・アクチュアリーのレビュー・感想・評価

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4.5恋って、最高!

2008年10月27日

楽しい

幸せ

決して泣く様な映画じゃないんですよ。そんな“感動巨編”じゃないんですよ。でもね、観ているうちに何だか熱い物がこみ上げてきてしまって、気がつくといつの間にかポロポロ…。
 紹介しきれないほどの登場人物とエピソードが出てくるのですが、どのエピソードにもキチンと筋が通っていて、作品全体が破綻していないのは『お見事!』の一言です。また全ての登場人物がそれぞれ悩み、考え、泣き、笑い、日常を生きている(約1名当てはまらないのも出てきますが)のですが、観ていて思わず『ああ、その気持ちわかる、わかる!』『そうだ、行け、がんばれ~!』と心のなかで思わず応援したり、いっぱい呟いたりしてしまいました。作品全体に、ほのぼのムードがながれていますが、深刻な問題を抱える人物(ローラ・リニー演じるサラは、たった1人の精神を病んでいる弟のことを大切に思うあまり、せっかく結ばれそうになった片想いのカール(ロドリゴ・サンドロ)ともうまくいかない)のこともちゃんと描いていて、ただの軽い映画になっていないところなどは特筆すべき点だと思います。
 あと個人的には、ジュリエット役のキーラ・ナイトレイのキュートさに参ってしまいました。「パイレーツ・オブ・カリビアン」のときはそんなに魅力を感じなかったのですが、本作の彼女は最高!もし私の親友の花嫁が彼女なら、私の撮ったビデオも劇中でマーク(アンドリュー・リンカーン)が撮影したように彼女しか映っていないと思います…。

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