グッド・ウィル・ハンティング 旅立ちのレビュー・感想・評価
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人と人。
人間との言葉の通り、人と人との間に、人格や人間性は発現する。
それは多面的でもあり、三次元的なものである。深さであったり、距離感であったり、照らすライトの方向によって、様々な表情を見せてくれる。つまり、人と人との関わりでしか、人間は自己を存在させられないということだ。
誰よりも賢く、誰よりも頭の回転が速く、誰よりも知識が豊富な若者は、誰よりも人間らしく弱かった。人間は己の弱さから、人を頼ったり、人の為に行動したり、人を傷つけてしまったりする。
弱さを隠そうとすればするほど、他人との間に発現する本質的な自己の確立から遠ざかってしまう。
誰よりもつらく苦しんだ男によって、開かれた心が垣間見える時、観た人の心を動かすのだろう。
若き才能たち
ヒューマンドラマの超名作。今では誰もが知っているであろう、マット・デイモンとベン・アフレックの無名時代の作品である。
最近、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』でオスカーを獲得したベンの弟、ケイシーも出演していたりと、今では考えられないくらいの豪華キャストで構成された本作品だが、本作品の上に彼らのキャリアが積まれ、現代のハリウッドシーンが作られているのでは、とそう思わせられるような、重要な作品。
その脚本のクオリティの高さは、アカデミー賞脚本賞を受賞しただけあって、物凄いものだ。20年以上名作と語り継がれてきただけあって、ストーリーのレビューは必要ないであろう。
しかし忘れないで欲しい。この映画史に残る傑作は、当時弱冠22歳と24歳の学生が書いたのである。この偉業はまるで、20代で『リボルバー』を生み出したかのビートルズのようではないか。
見て良かった
トラウマを抱えて人を食ったような生き方しかできない天才青年、それに真っ向から向き合うカウンセラー、ガールフレンドに悪友たち。なんて素敵な人たちなんだろう。
大きく感情を揺さぶられて涙を流すという映画ではないが、人生の伴侶になってくれる種類の映画ではないか。地味な映画で、大抵の人は退屈だと思うのだろうが、これを見せてくれた「午前10時の映画祭」に感謝。
ただし字幕の酷さが気になったので-0.5点。台詞でフィールズ賞と言っているのにノーベル数学賞と字幕が出た瞬間には笑い転げそうになったし、少し辞書を引けばわかるはずの数学用語がこの世に存在しない日本語に訳されていたり、客をバカにしとるんかと。
後になってジンジンくる
登場人物は変わった人達だけれど、不自然ではなくしかも怖れも弱点も悲しみも怒りもある普通の人達。
マット・デイモン、ケーシー・アフレック、ロビン・ウィリアム、他の俳優さんもそれぞれのところにはまっていました。
見終わった後に、ジンジン心が痺れました。
派手さはないけど自分を信じることと人を信じることはイコールなのだと思いました。
車から降りて玄関までの10秒 ドアを叩いても返事はなくて、何も言わ...
車から降りて玄関までの10秒
ドアを叩いても返事はなくて、何も言わずに一人で街から出て行く。
あの友達の表情には涙が止まらなかった。
それなりに楽しめた
前評判の高い作品なので楽しみに鑑賞しましたが結果は期待以下。前半から非常に面白かったが、後半の盛り上がりがイマイチで感動することは無かった。人生訓になるようなセリフもないのも残念。退屈することなくそれなりには楽しめた。
(午前十時の映画祭にて鑑賞)
2017-99
メチャクチャ面白い‼
マット・デイモンが好きだったので観てみましたが、これがとても面白かった。
ただ感動する映画なんだろうな~という先入観をもって観ましたが、とにかく深いです!
とても考えさせられました‼
特に未来への不安がある人は是非観てもらいたいです!
映画館で観た作品だけレビューを書いていたが、なるべく鑑賞したものは...
映画館で観た作品だけレビューを書いていたが、なるべく鑑賞したものはレビューを残しておこうと思う。この映画をいまさら観た事を恥じる。素晴らしすぎる映画。自分が観たい物語が詰まった映画だった。これ以上の人間ドラマはあるだろう。文句なし。こんないい映画久しぶりに観た。自分自身と向き合うという事を通して、友情や恋愛や仕事や家族、全ての事柄を考えさせてくれる映画だし、答えの出し方を決しておしつけずに、アドバイスをくれる映画。まさに映画というものがあるべき姿なのだと思った。何度も観たい。とにかく最高。
よいお話。
名作と言われていて、キャストもよかったので観てみた。まぁよいお話。「君は悪くない。」の場面はよかったけれど、全体的には名作とまでは…という印象。むしろ、ショーン役がロビンウィリアムズじゃなかったら微妙だったかも。ロビンウィリアムズさまさまじゃないですかね。彼の存在感と演技、表情全てがよかった。これに尽きる。ただ、今作はウィル役の若かりしマットデイモンと友人役のベンアフレック作の脚本で、脚本賞を取っているらしいので、そう考えると貴重な作品でもあるのかなと。それに、2人の初々しい自然体な演技もなかなかよかったかな。
記念すべきnetflix1発目はこの映画を選びました
いつも行くTSUTAYAは品揃えがイマイチで、この映画も1枚しかなくていつもレンタル中。そんなこんなでnetflix始めました。
で、選んだのがコレ。観るのは2回目だけど、この映画マットデイモンとベンアフレックの脚本だったのですね!!
マットデイモンもさることながら、やはりここはロビンウイリアムス‼
この人以外には思いつかないほど、感動させてくれました。
いい場面はたくさんあったけど、一番好きなのはラストのシーン。
気持ちよく観終われる映画は好きです。
自分の心に影を落とす過去に打ち勝つ人間の物語。 天才を自覚しつつも...
自分の心に影を落とす過去に打ち勝つ人間の物語。
天才を自覚しつつも、暗い過去から逃げて、やりたい事と向き合わずに自堕落な生活をする男が、人生を取り戻す過程が描かれる。
自分の弱い心を向き合うキッカケとなる。
ひとつの師弟のカタチ、友情のカタチを見た。
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