グッド・ウィル・ハンティング 旅立ちのレビュー・感想・評価
全155件中、21~40件目を表示
互いに学び合う、美しい物語
久しぶりに鑑賞したがやはり傑作。愛に恵まれなかった主人公が周りの人々から少しずつ愛を知っていく。そして主人公も様々なことを周りの人々に与えていく美しい物語。
景色やカットの間、俳優陣の素晴らしい演技などとても魅力のある作品。
ミニー・ドライヴァー
主人公ウィルの彼女役スカイラーを演じたこの女優のことを言及する人はほとんどいないみたいですね。いたとしてもネガティブかな、「ふさわしくない・・・」みたいな。
私は好きなんですよねぇ、この作品におけるこのキャラ。マットデイモン演じるウィルと彼を支える人たち、精神医科や教授や親友、との心のふれ合いが描かれている紛れもない感動の秀作です。その中にあって彼女の存在が美化され過ぎていないのがいいです。ハーバードの学生で才女でありながら下品なところもあってさほど色気もなく客観的にはちょっと距離を置きたくなるような感じの女性。そんなパーフェクトではない彼女の愛情に惹かれていく心に深い傷を負ったウィルに好感。登場人物の心情が少しづつ変化していく全体のストーリーのバランスを邪魔してないんですよね。
先日、何気にAmazon PrimeのドラマシリーズModern Loveを観ていたら彼女に出くわしました。この映画から25年あまりたったのかな。あのころほどの癖はないものの、それでも相変わらずの独特の雰囲気を醸し出しているのが垣間見れて何だか密かに嬉しくなってしまいました。
若さと輝ける瞬間とその才能
マット・デイモンとベン・アフレックを一躍スターに押し上げた一作。
脚本制作も二人がおこなっていますよ。
【ストーリー】
主人公ウィル・ハンティング(マット・デイモン)は大学で清掃の仕事についている。
友人のサリヴァン(ベン・アフレック)は、ウィルを毎日車で迎えにゆく。
貧困地域で生まれ育ち、二人は仲間たちと解体業に精を出す毎日。
だが、ある時ウィルはフィールズ賞数学者ランボーの書きつけた難問を、たやすく解いてしまう。
その日から数学界の寵児となったウィルだが、過去の心の傷により、その変化を受け入れることに強い拒否をしめす。
ランボーは疎遠になった旧知の心理学講師マグワイヤを呼び、ウィルのカウンセリングを願い出る。
マグワイヤは妻を亡くした痛みから、まだ立ち直っておらず、ランボーとの間に多少の軋轢もあった。
ウィルとマグワイヤ、心に深い傷を抱えた二人。
聡明で常にフェアでいようとするマグワイヤに、ウィルは徐々に心を許すも、最後の一線をどうしても譲れずにひどく傷つけてしまう。
マット・デイモンとベン・アフレックという最高峰のスター二人が、輝ける才能をいかんなく発揮した出世作。
着想は斬新で会話もよく練られており、非常に見応えのあるドラマとなっています。
ゴールデングローブ/アカデミー賞を獲得した脚本の完成度もさることながら、若手たちの演技も良く、ウィルとサリヴァン、ほか友人たちと、ハーバード大生の恋人スカイラーと酔って街を歩くシーンは、若さと溢れる全能感が眩しいほどに感じられてとても好きです。
自分たちにも、あんな時代あったのかなあと感傷を覚えてしまうほど。
将来や人生の分岐点に悩むときに、静かに観たい一本です。
超有名作だけど、初めて見た。 監督がガス・ヴァン・サン卜で、脚本が...
超有名作だけど、初めて見た。
監督がガス・ヴァン・サン卜で、脚本がマット・デイモンとベンアフレック!
1997年の作品なので、約25年前!
二人とも若いね。
ロビン・ウィリアムスが精神科医の役で出演。
天才的な能力を持つのに、人と深く関わることができないウィル。捨てられることを恐れて…。
いい作品なんだけど、期待していたほどではなかったかな。
NHK BSプレミアム
2022/06/06
天才の苦悩。 何だこの天才は…いったい何者?一気に引き込まれる。そ...
天才の苦悩。
何だこの天才は…いったい何者?一気に引き込まれる。そして真打登場って感じでロビン・ウィリアムズが。もう先は読めた…まあまあか。
いや、違った。ベン・アフレックが持っていきやがった。「一番楽しみなのは、ドアをノックする前の10秒間だ」涙が…
そしてここから怒涛の追い打ち。「幸運を◯◯よ」滂沱。
たまらん映画だった。死ぬまでに見るべき作品に認定(笑)
自分を探す旅
過去をずっと自分を責めて諦めていたウィルを優しく包んでくれたショーン。
あのシーンで一緒に泣きました。
これからもたくさん悩むだろう。
思い通りに行かないことだらけで自暴自棄になる日があるだろう。
それでも決断して進まないといけない。
旅立ちと付けてくれたタイトルに敬服。
若かりしマットデイモンがカッコ良すぎた。
ロビンウィリアムズ天才やわ。
心から相手の幸せを願えるか?
自分は、数学教師という目線でこの作品を見ました。
ウィルのように、家庭内暴力など様々な理由で、物事の善悪の判断がつかないまま、年を重ねてしまう"子供"がいる。その"子供"は相手を傷つけようとは思っていないが、傷つけてしまうことがある。
ウィルとマグワイヤ先生の対話はまさにカウンセリング。マグワイヤ先生は、焦らずに本気でウィルの心からの声を聞こうとしている。マグワイヤ先生は、ウィルの天才的な能力に目を向けるのではなく、ウィル自身の本当の幸せとは何かに目を向けている。
マグワイヤ先生がウィルに対して、「君は悪くない」と何度も伝えて抱きしめるシーンは涙が止まらなかった。
良い子のウィル
狩りが関係する映画かと思ったら、ウィル・ハンティングくんについてのお話だった。
頭はいいんだけど、こどもの頃の過酷な体験のせいで人間不信のウィル。「悪い子」から「良い子」に変わって、人生をやり直す。気持ちの良いお話だった。
人は変われる
天才少年という特殊な人間を主人公にしながら、じつは普遍的な、傷ついた人の再生の物語。
ウィルの過去を変に深掘りせず「今の彼」に絞って見せてくれたのがよかった。
1枚の絵を見ただけで全てはわからない、という先生の視点が優しい。
本音の交流、相手への愛情によって人は変わるということを、改めて気づかせてくれる。
無名の素敵な映画だわ
無名の良作。マットデイモンとロビンウィリアムズが出演する、人の心の葛藤や心の傷などが表現されており、友情も描かれている。
なんか、優しい気持ちになれる映画だった。
カウンセリングって凄い仕事。
有名な映画らしいけど、
題名だけは聞いたことあって、見てみた。
25年前の映画、出てる俳優もみんな若い!
内容は、学生あれこれのストーリーで、序盤は「なんなんだ」というかんじ。
ケンカやらナンパやらでメンドくさそうな展開で興醒めはしてた。
どこが、どう、高評価の映画なんだろうと、映画そのものよりそこが気になって見てたかんじ。
過去にいろいろあって背負ってる主人公でもあろう、でもそのあともセラピーのくだりでも間延びしてるかんじでダラダラと感じる。
せっかくロビン・ウィリアムズが出てきておもしろくなるかとも思ってたけど、そこまではなー、というまま終わったかんじ。
刺激がないというか、そこまでおもしろみがないというか、んー、ハートウォーミングなのかもしれんが、どこがどうそこまで評価されるのか純粋に単純にわかんない映画だった。
俺には。
スーパーエリートの話なんだけど、嫌味がない でも、ふられろ、ふられろ
立派な作品ですね
いい作品とか、感動とか、賞賛の仕方は色々あるでしょうが、何故か?立派と思ってしまった
ひとりの天才をめぐり、周りの人達の誠実
向き合う製作者側も誠実だからかな
僕はアインシュタインがケーキ屋さんになるのが夢なら物理なんかほっといてパティシエになればいいと思っているから、作品の意図とは相反するけど、これはこれでいいかなと思ってしまう
鬼滅の刃の炭治郎は実はヒノカミ神楽の伝承者だし、ワンピースのルフィーはなんでもゴムゴム以外のスーパー能力があるそうな(漫画見ないので噂しか知らんけど)
結局、こいつら主人公はスーパーエリートだったんだって、なんかシラけてしまう
現実は仕方ないけれど、物語くらい努力でエリートより成功してほしいと思ってしまうんだ
でも、この作品のウィルには素直に応援してしまう
さびしいけれど・・・
持たざる者、ベン・アフレックの気持ちに共感してしまう
とはいえ、恋愛については
最後、ふられるんとちがうかなぁ
ふられたら、ちょっとマヌケ
ふられろ、ふられろ
女性をなめたらあかんよ
不思議な生物だから
愛されずに育ち、愛を知らず、心を閉ざしてしまった天才青年。 天才と...
愛されずに育ち、愛を知らず、心を閉ざしてしまった天才青年。
天才としての開花というより、どう心を開いて未来に向かっていくか。良いお話でした。
ロビン・ウィリアムズの全てを包み込むようなあの眼差しがとても素敵でした。
心のままに進め!
マットデイモン扮するマサチューセッツ工科大学の清掃員ウィルハンティングは、黒板に書かれた難問を解いてしまった。大学では謎の回答者が評判になり教授が2年かかった問題もウィルは解いてしまった。ウィルは、ロビンウィリアムズ扮するショーンマグワイア教授に 委ねられた。
ウィルが如何にきつい言葉でショーンをくさしてもショーンはウィルに立ち向かった。まるでタイマンの戦いだ。せっかく能力があり無限の可能性があっても自ら心を閉ざしてしまうのは残念この上ないが、本人にとっては無用なのかもしれないね。捨てられる前に人を遠ざける。しかし心が開けた瞬間感情がほとばしる。やはり心理学は偉大なのかな。心のままに進め!
全155件中、21~40件目を表示