FEAST 狂宴

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FEAST 狂宴

解説

「ローサは密告された」「キナタイ マニラ・アンダーグラウンド」などフィリピン社会の暗部をえぐる社会派作品で高く評価されてきたブリランテ・メンドーサ監督が、交通死亡事故の加害者家族が被害者遺族を使用人として雇ったことから始まった奇妙な共同生活を描いたドラマ。

交通事故を起こした息子の罪を被って服役していた家族の長が出所することになり、帰還を祝う宴の準備が進められていた。父親が収監されている間、妻と息子は協力しあって家族と家計を守り、事故で亡くなった男の妻子を使用人として雇い入れ面倒を見ていた。しかし宴の日が近づくにつれて後ろめたさと悲しみが再浮上し、平穏が掻き乱されていく。

主演は、フィリピンの国民的ドラマ「プロビンシャノ」で人気を集めたココ・マルティン。

2022年製作/104分/G/香港
原題:Apag
配給:百道浜ピクチャーズ
劇場公開日:2024年3月1日

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映画レビュー

4.0美味しそうな郷土料理と理解できない赦しの精神。

2024年3月31日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
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村山章

3.5別バージョンのエンディングも見たい

2024年2月29日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

原題のApagはタガログ語で「食卓」を意味する「Hapag Kainan」という言葉の略語だそうで、英題のFeastは「宴」や「ごちそう」のこと。ラストまで観て、邦題に「狂」の字が入っているのはミスリードではないかと思った。

だが調べてみると、本作には別バージョンのエンディングがあるようだ。ブリランテ・メンドーサ監督はもともと香港国際映画祭協会から製作資金を援助されていた関係で、「セックスも暴力も政治もない映画」との条件で完成させたという。香港など国外の映画祭に出品したのち、今度はフィリピン国内の映画祭に出品する条件として内容の変更を迫られ、主演のココ・マルティンの提案も受けてまったく別の印象を与えるエンディングにして出品したのだとか(もともと別バージョンのシーンも撮影していたのか、変更を決めてから急きょ追加撮影したのかまではわからなかった)。

ネタバレを避けるため具体的には書かないが、最後まで観ると別エンディングがどんなものかは容易に想像がつく。邦題はそちらへの含みも込めたのだろうか。

貧富の差がある2つの家族が同じ家に暮らすという点で「パラサイト 半地下の家族」を想起させもするが、過激なあちらに比べると本作はずいぶんと穏やかに進む。キリスト教の贖罪や赦しがテーマになっていることも一因だろう。

メンドーサ監督の「ローサは密告された」は強く印象に残っている傑作で、当サイトの新作評論も書かせてもらった。2作を比べると、先述の理由もあって刺激は少ないのだけれど、家族のあり方や罪のつぐない方をじっくり考える契機にはなるだろうか。

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高森 郁哉

3.0ピントがあっていない。

2024年4月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

幸せ

カメラが動く度にピントがずれる。ピントが合うまでに時間がかかるので、見づらい。
これが、先進国との違いが分かった。
内容は、外国の風景が描写され、よく分かった。
作品的には、いい作品と思う。しかし、ピントが合わないのは、残念であった。

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いつも6

3.0ズッコケた(笑)

2024年4月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

交通事故の被害者が加害者の家に寄生して…みたいなヒトコワなホラーだと思ってたら、

最後まで観て、ズッコケた(笑)

いったい何を観せられたんだと(笑)

フィリピン国内とフィリピン国外で、エンディングを変えてあるらしいですが、

このエンディングは、うーん…(笑)

DVDやブルーレイの特典として、アナザーエンディングを収録してほしいですね(笑)

気になる(笑)

日本人としては珍しいフィリピン文化は、それなりに楽しめました。

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RAIN DOG