青春18×2 君へと続く道のレビュー・感想・評価
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わかりやすい名作です
このジャンルの「映画」として完成されています。
きれいな映像、進行のスピード、みながわかる人生の局面、名俳優、後半で明かされる秘密、鑑賞後の印象・・・
監督さんは「余命10年」の人なんですね。その映画より良いと思いました。
この監督さんは、人生の教訓をはっきりセリフとして言わせます。
「余命10年」では、バーのマスター役(リリーフランキー)の言葉として。
今回は父親の言葉が台湾料理の主人や行きずりの旅人の言葉として繰り返されます。
最後の種明かしで涙腺決壊
「余命10年」(名作)の藤井道人監督の日本x台湾合作映画
台湾のカラオケ店で働くジミー。アルバイトを求めてやってきた日本人バックパッカーのアミ(清原伽耶)に恋心を抱き。始まりそうで始まらないなんとももどかしい二人の恋模様。やがてアミの帰国が決まるのだがアミはある秘密を抱えていて…。
ジミー切ないなぁと思ってたら実はもっと切ないのはアミの方で。
途中までは丁寧に淡々と進むのですが、最後の種明かしで一気に涙腺決壊。その後の回想シーンでまた涙。エンドロールのミスチルの曲が追い討ちをかけてまた涙。いやこれは絶対泣くって。もう一回見たら最初から切なくてずっと泣いてそう。
普段ならエンドロールでみんなぞろぞろと帰り始めるのですが最後まで席を立った人がいなかったです。帰りにパンフを買おうとしたら完売ですって。そんなことある?
いつまでも余韻の残る素晴らしい映画でした。
映画と主題歌の相乗効果!
Mr.Childrenが主題歌を担当するとニュースで見てから予告編を何度も見て、公開初日にやっと本編を見ることができました。
別れの電車でアミが流す涙の、何と美しく切ないことか。
「記憶の旅人」の桜井さんのファルセットを聴くたび、映画を観た時に感じた切なさが蘇ります。
清原果耶さん目当てで…
清原果耶さん目当てで観に行きましたが、大満足です。
終始可愛いしますます好きになりました(笑)
演技もさすがだし、表情や感情の出し方が本当に上手でアミさんに惹き込まれました。
清原果耶さんの出演映画だと、望み、護られなかったものたちへ、線は僕を描くを観に行きましたが、その時とはまた違ったキュートな清原果耶さんを観られてとても満足です。
観て良かったです!
The.青春恋愛映画
日本と台湾のピュアな青春・旅情・恋愛映画で、大満足
いい!とてもいい!胸がキュンとしたり、ラストは泣きそうになったり。
台南や信州上越に旅に行きたくなるような風景も良かった。
シュー・グァンハンさんと清原伽耶さんが演じる若くてたどたどしい2人が、なんか自分の10代の頃を思い出すようなストーリーでした
さすが藤井道人監督
予告編からだいたい予想できる展開ながら、台湾と日本の美しい風景を抒情的に映した撮影と、誰もが思い当たる節があるような甘酸っぱい初恋描写によって、ただ可哀想なだけの余命ものとは違う実に感動的な恋愛映画になっている。
また旅先での一期一会的なふれ合いは、あぁ旅ってこういうものだったよな、と思い出させられる。
すべての主要な登場人物にしっかりとした存在感があり、演者もみな素晴らしい。特に主役のシュー・グァンハンは撮影時30前後のはずなのに18才に見えるのはいったいどうなっているのか…? その瑞々しさが良い。
エンディングテーマのミスチルの曲があまりにも映画の内容に合っていてそこから着想されたのかとすら思ったが、本作のための書き下ろしなのね…
そうしたところも含め、全体にしっかりとした映画としての手触りがある。さすが藤井道人監督、というべき良作。
岩井俊二リスペクトが凄い
岩井俊二は台湾でも人気高いそうですね。
ラブレターというよりは、ラストレターの神木くんと福山を一人で演じた感じでしょうか。
心地よいし昔を思い出してエモい気持ちになりますが、なんか見たこと有るような作品に感じてしまいました。
ほぼ期待どおり
爽やかで、切なくて、泣けて、最後は前向きで、ほぼ期待したとおりの良い映画でした。
一見ありがちでお決まりとも思えるストーリーに、やや退屈するかなぁと思えた前半部分も、なぜか不思議とずっと見ていられたし、後半の盛り上がりは、さすがの藤井監督と言う感じだった(個人的には予想外の展開だった。)。
主演の台湾の俳優さんは、18歳と36歳の演じ分けがとてもナチュラルで(どちらもその年齢に見える)、清原さんは、言わずもがなのさすがの演技力だった(特に涙をこらえるシーン等)。
日本と台湾(主に台南)の風景が、キレイな映像で収められている点も好印象でした。
ピュアすぎるとも言える話だけど、まあそれも含めて、見て損はないです。
分かっていても、ついホロリ
これまで妹役が多かった清原果耶が、年下の男性と向き合う女性アミを演じていて、その雰囲気が新鮮だった。
真相を明らかにしたあと、印象的なシーンをもう一度見せる演出が良く、二度目ではアミの表に出せない思いが伝わってきて、分かっているのだがついホロリとしてしまう。
台湾に、そして日本の雪国へ、旅したくなる映画だ。
途中まで
予告編から期待あり。
現代パートでの旅をする感じが元々好きなジャンルだったのもあり、かなり期待して鑑賞。
序盤の過去パートでの青春の描き方はとても素晴らしかった。
話が進むにつれて感動が薄れてくるというか、誰しもが展開がわかったであろうくらいの所から、急激に鑑賞する集中力が切れてきたがした。
でも途中で出てくるlove letterや、岩井監督の名前が出た時は、自分の好きなことだったこともあり前のめりになるが、全体的には他の方たちのような感動は得られなかった。(絶賛のレビューやSNSでの評価などが多くみられて、期待が大きくなっていたので)
後、登場人物がみんないい人たちばかりっていうのも入り込めなかった一因なのかなと。
ふんわり映画
タイトルと雰囲気が好きかもと思い鑑賞。
台湾は行ったことがないけど、日本ととても良く似てる雰囲気で、映像も美しかった。
夜景美しいね。
そこに行くまでの過程のバイク二人乗りとか最高だなぁ。青春だわ。
でも一番心にぎゅっときたのは、日本に場面が変わったあとのトンネルを抜けた瞬間の映像。
あそこは私も主人公と同じように、一瞬時が止まったかのようになりました。
……けど、ストーリー展開が残念。
結構早い段階でどうなるのか読めてきちゃったんだよね。
やっぱりそう来るかー。あー。
ここで泣いてほしいのかなぁとか、思い始めたらちょっと飽きも来てしまって。
私自身にもうピュアさがないのかもしれないなぁと思いつつ早く終わるのを待ってしまった。
でもね、本来はこういった作品はすごく好き。
だからこそもっとぎゅっと締まってたらよかったなぁ。
私はもっと作品にのめり込みたかった…。
それが悔しい。
役者さんも内容も良かったんだけどなぁ…。
ある映画がチラつきました
まず感想第一声、大人版「君の膵臓をたべたい」みたいだ!なので勿論感動!
落ちの日記みたいなのを見てるシーンでキミスイがチラついたしエンディング曲もミスチルやし・・・でもね藤井道人監督の風景や四季の映像は感動を掻き立てる良いスパイス!また、台湾と日本を行ききしそれぞれの国の人柄の交わりも良かった!観て良かったです♪
美しい映画
藤井道人監督✖️清原果耶ちゃんの作品だったので絶対に観たい映画でした。パッと一瞬で目に飛び込んでくる映像美に感動しました。
淡くて切ない恋愛のストーリーですが、その中に「人生の旅」についてもたくさんのメッセージを込めてアミとジミーが伝えてくれています。グァンハンさんと清原果耶さんの演技は圧巻でした。特に清原果耶ちゃんの表情・目・雰囲気、セリフの無い演技でも切なさ、儚さ、苦しさが自然と伝わってきて魅了させられました。
ラストの2人の表情は言葉では表現できない感情になりました。演じたお2人が天才。涙の話だけではないので全世代の方に、たくさんの方に観てもらいたい映画です。この映画がたくさんの方に届きますように!
人生に疲れたときに見たくなる優しい映画
台湾と日本の風景がどちらもとても美しく撮られており、ロードムービーを見ているかのような感覚になりました。
調べてみると原作は紀行エッセイとのことで納得です。
美しく切り取られた風景の数々に、台湾も日本も現地に赴きたくなりました。
登場人物も主演の二人をはじめとても魅力的です。
台湾のシーンに出てくる主人公のバイト仲間もキャラが立っていて印象深いですが、日本のシーンに出てくるジミーが旅の途中で出会う人々は、それぞれ登場シーンが短いながらも物語に強烈な印象を残してくれました。
特に印象に残るのが18歳のバックパッカー・幸次。
ジミーが自身の18歳を思い出すきっかけとなる役どころかと思いますが、道枝駿佑さんがとてもピュアで明るく朗らかな魅力的なキャラクターに演じられています。
綺麗な飯山線からの雪景色も相まって、幸次とのシーンは短いながらも劇中特に印象に残っています。
人生に疲れたとき、節目節目で見返したくなるような優しい映画でした。
監督を確認せずに見てしまった
結果から言うとめちゃくちゃ面白くなかったです。今年のワーストブッチギリです。
基本的にキャラに魅力がない。
主人公2人の魅力は一切無かった。強いて言えばカラオケ屋の従業員達が1番マシだったか。
その他、話、プロット、テンポ、カメラワーク全てにおいて良いところありませんでした。何か一つでも良いところがあれば楽しく見れるのですが今回は残念でした。
1番気になったのはジミーの演技が下手すぎてそればかり気になって内容が入って来なかった。
あっけに取られた顔のアップを鑑賞中ずっと見せ続けられて観客に丸投げすぎ。
遅ればせながら見た後に監督を確認したら藤井道人監督ではないですか。
この監督の作品は余命10年を以前見ましたがその時もその年のワーストでした。
先に監督を見ておけば良かった。
どうもこの監督は私には合わないようだ。
いい映画でした
涙があふれ、感動しました。
綺麗な台湾と日本の風景、青春、胸が苦しくてなりました。
ストーリーはやっぱりなと思うところがありましたが、それを超えてくる感動がありました。
旅っていいですよね。僕は50歳をこえてその良さがわかるようになりました。
感動したい人おすすめです
夢が叶ったらまたあおう
どこか(終盤)で思いもよらぬドンデンで引き裂かれるかと思いきや……想像通りなベタ展開でしたが、かなり綺麗な印象残す作品。
もう会えない会うことが出来ない別れ、というのが人生には多々在るものだ。
ケリをつけるのはなかなかシンドイものだ。
物理的に不可能な分、綺麗というか優しさを感じた。(物理的に会う事が不可能じゃないけど会えない方が残酷な氣がする)
余談だと思うが、先月同じ劇場で“秒速5センチメートル”を観たからか……、ジミーとタカキを対比して考えてしまってた……。
諦めと諦めを拒み続ける事の辛辣さ…。
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