青春18×2 君へと続く道のレビュー・感想・評価
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期待度◎鑑賞後の満足度◎ “柔らかい後悔”…ミスチル、相変わらず上手いこと言うねェ…年甲斐もなく泣かされてしまった…
①台湾の風景って何処か日本と似ているんだよね…台湾に行く度に思う…本作も冒頭、一瞬台湾か日本か分からなかったくらい…これで映画に引き込まれてしまった…
②藤井道人監督、確かに演出力はある。安心して観ていられる。
ただ、2/3くらいのところで長さを感じてしまった。もっと長い上映時間の映画かと思ったら実は2時間ちょいの長さ。
これはちょっとイタい。
この冗長さを感じられないくらいに纏められていたら青春恋愛映画の佳作になっていたことだろう。
でも、泣いちゃったから泣いたもん負けかな?
③しかし長さを感じた後、清原果耶の的確な演技力で盛り返す。アミの強くて脆くて切ない心情を映像に焼き付けて余韻を残す。
④後半に感じた冗長さを別にすれば構成もなかなか巧みで語り口も上手い。
ディテールの散りばめ方もなかなかのもの。
⑤黒木華も、『ゴールドボーイ』では中学生の子供がいるシングルマザーを演じたかと思えば、本作では茶髪のフリーター役という変幻自在さ。。
少ない出番ながら印象的。
⑥少し心配だったジミー役の18歳と36歳の演じ分けも不自然さはなくなかなかの好演。
しかも実年齢より離れている18歳役の方が良かったというのも面白い。
⑦また台湾行きたくなってきたな。
ある意味ミスキャスト
作中にも岩井俊二さんの作品の上映シーンが出てきますが、本作もそれを意識したような作風で、岩井俊二さんの作品が好きならば、本作も気に入ると思います。また、内容もとても感動的で、さらに、清原果耶さんも良い演技をしていました。
ただ、残念ながらその清原果耶さんがミスキャストだと思いました。なぜなら、清原果耶さんが22歳の設定で、男性役の方が18歳と36歳で登場した時点で、清原果耶さんの40歳はちょっと無いなと思い、大体のオチが分かってしまうからです。
これが、清原果耶さんでなく、あまり知られていない女優さんならば、40歳は別な女優さんが代役というのが十分あり得るので、オチが先に分かってしまうような事が無くその方が良かったのではと思います。
それか、18年後ではなくもう少し短い設定ならば清原果耶さんの一人二役もあり得るのでオチには気付かなかったと思います。
いずれにせよ、感動的な良い物語だっただけに、かなり早い段階でオチがわかってしまう点がちょっと残念でした。
アクションないけどあらゆる年齢層に刺さる。
しみじみとしたいい映画だった。
バックパッカーのアミ(清原果耶)とバイト先のカラオケ店の店員ジミーの話。
アミは台南について早々財布をなくし、飛び込んだカラオケ店でバイトすることになる。そこで出会う人たちの優しいこと。ジミーはアミの4つ年下(あまりそうは見えないけど)で、恋心を抱く。18歳の初恋なのかな。
ある日、アミは急に日本に帰ることになる。そこで、気持ちを抑えつつジミーは灯篭祭りに誘う。
とまあ、ここまでは普通の恋愛映画だけど、見せ方が実に上手いと思う。年上の女性に憧れる気持ちも、別れの切なさもよく分かる。アミは知ってか知らずかはっきりした態度は示さない。(後でしっかり受け止めていたことが分かる)。
大人になった(18×2)ジミーは、友人と立ち上げた会社の社長を解任される挫折を味わい、ついに18年前の約束を果たしにアミの元を訪れようとする。
でも、不思議なことに何故か一直線に会いに行こうとせず、鎌倉→松本→飯山線→長岡→福島只見とさ迷うように旅をする。これは何故か。黒木瞳が出てきてその意味が分かる。
岩井俊二のラブレターはラストシーンだけ見たことがあるけど、これが重要な伏線になっているようだ。
出演者と一緒に各地を旅して、アミの思い出に浸る。
そして、自分と向き合い前に向かう勇気を得て、ジミーは前に進もうとする
いい映画でした。
こすい私は涙は出ませんでしたが、周りの若い子達は途中から鼻すすりながらみてましたね。アニメもいいけど、若い子たちにはこういう映画を見てほしい。公開されたばかりなのに半分くらいしか入ってないのが残念。
近くのおっちゃんがグーグー寝息を立てていたのが残念。自分も気をつけよう。
よかった!
主役二人素晴らしかった!
アミの演技と可愛さを見てるだけでも申し分ないのですが展開と画の美しさはさすが藤井フィルム。
旅の中で出てくる人たちのキャラも良い。
青春ラブストーリーなんですけど全く雑味がなく掛け合いも心地よくてどの年代でもささる感じに仕上がってると思います。
ラストは引き込まれました。感動です。
青春と旅
素敵な映画でした。
予告篇である程度、ストーリーは推測できちゃいますが。見て、損は無い。むしろ、心が青春時代のあの輝きを思い出せたような。少し、前向きになれる映画です。
ターゲット層は、青春真っ只中の若者と言うよりは、社会に揉まれ。社会の理不尽、足の引っ張り合いに慣れてしまっている世代になっていると思います。もちろん、若者が見ても楽しめるし、感情移入ができる作品だと思います。
「自分探し」や「夢」なんて、ずっと忘れてましたが人生という旅の中で、このタイミングでこの作品に出会えて良かった。
連休明けの明日。鬱気味だった気持ちが「もっと頑張りたい」って騒いでます。
大好物×3
青春18ときくと切符しか思いつかない。
「×2」なので、2人で電車で旅するのかな、、、それとも、、
大好きな監督、大好きな女優さん、大好きな台湾とのこと。ハードルは上がりっぱなしです。
こんだけハードルが上がっても十分良い映画でした。
藤井監督は流石のひとこと。自然と話に引き込まれます。
清原果耶も完璧。イタズラっぽい4つ上のお姉さんと、か弱い女の子の二面性がとても良かった。
予告動画で、こういう結末なのだろう、と予想が着いてしまうのは本当ににダメな予告。予告は見なきゃ良かった。
それでも、予想通りの展開が80%、意外性が20%くらいでした。
予告のせいで5点満点は無いな、、、と思って見てたけど、それでも泣けたし、切ないし、良い映画でした。
それでも、、やっぱり予告動画が無ければ、、、もっと良い映画だったと思います。
すでに、台湾、香港を始め、アジア各国で公開されているようです。
日本人から見ると、台南の街の雰囲気。台湾人から見れば日本の綺麗な自然。どちらも楽しめると思います。
アジア各国から見るとどちらも楽しめるとは羨ましい限り。
過去にないくらいに感動した映画でした
昨日観てきましたが、感動しすぎて泣きすぎて久々に目が腫れぼったくなりました。ここ最近、いや過去一で泣いた映画かも知れません。本当に本当に全てが素晴らしかった。
ありきたりな設定なのかも知れませんが、話の進みかたが自然で、あぁ多分そうなんだろうなと分かり始めると胸が締め付けられて切なく悲しくなりその瞬間瞬間に涙がじわじわと何度もでます。
映像も美しく過去と今がリンクしながらジミーのアミに会う旅の結末に向けて観ている私も旅に出ているようで、その結末にどきどきが増していきます。
真実を知った時の感情は想像を超えるぐらい揺さぶられました。こんなにも深く切ない感動はないですね。
ピュアでいて切なくも悲しくもある青春の終わりは前向きさを感じられるラストなのかな。
人生と言う旅は生きていれば長く続きます。時には立ち止まりながらも時間をかけてでも前へ進めるんだよ、と言う優しいメッセージがある素敵な映画でした。
青春を過ごしてきた人、これから青春を向かえる人、老若男女全ての人に観てもらいたい映画です。何かが心に残り、優しく背中を押されると思います。
出演者も豪華で実力派揃いで皆さん優しく素敵な人々を演じて物語がさらに締まったのだと思います。その中でもジミーとアミの輝いた演技は秀逸でした。
ジミーは若き日と18年の歳月によって作られた今のジミーという人格を感じられる演技は素晴らしかったです。
アミは今の透明で、清らかで芯のある清原果耶さんだからこそ演じられた役なんだなと思いました。彼女の今の魅力が全て詰まった映画です。
ミスチルの歌詞がこの映画の全てを包み込んでいて、歌詞つきのエンドロールは秀逸。また涙を誘いますね。良い曲です。
名画に出会えたその奇跡に感謝します✨
love letterという伏線で 残念な物語を述べる
確かに感動するけど、そのジャンルの映画はたくさん見たから、そんな気持ちでは無かった。
国際的な背景で男女の物語は本作の魅力的な所だったが その旅から自分を見直して新たな道を決めるのも良いなと思う。
唯 最初から結局すぐ推測したから その面白さが半分ぐらい無くなった。
更に love letterに比べて 美しいシーンは足りないと思う。
国際交流と福島の観光宣伝を中心にするから 良い効果があれば もう成功するだろう。
あたたかい
藤井監督の「余命10年」が好きなので、期待して鑑賞。
期待通りで満足でした。
場面や、場面の繋ぎに、やわらかさやぬくもりを感じます。
急展開しないのにじわーっと体が熱くなり、鑑賞後にはすっきりと帰れるように計算されているんですかね?
余命10年でもそうだったなあという記憶がよみがえりました。見事です。
台南も日本の田舎も、人の純朴な温かさがあって、それが誰かを助けてるというのが素敵な世界でした。
再生の旅
恋愛の物語というより、主人公である台湾の彼の再生の物語という印象が強かった。最初からヒロインは亡くなってしまうのかな?と想像ができてしまうので、恋愛モノとしてはよくあるストーリーかと。彼が福島を訪れるのにわざわざ遠回りした理由は、すでに彼女が亡くなっていることを知っていたから、彼女の死の現実を直ぐには受け入れたくなくて、先延ばしにしたかったから。でもその時間のおかげで、仕事に敗れた自分の人生に向き合うことができ、彼は再生できた。初恋を振り返りながら、新たな夢へのスタートを踏み出す主人公を応援したくなった。台湾と日本、過去と現在が上手く構成されていて、良作だと思いました。
純愛から身を引く切ないアミの姿に涙!
ヒロインのアミが台湾男性のジミーとの純愛から身を引くその健気さに、ただただ涙!これはまさにアミの自己犠牲の賜物としか思えません。本当はジミーを愛していたのに、そのことを隠して、彼氏がいるという嘘をつき続けたヒロインの気持ちは理解できるけれど、あまりにも辛すぎます。彼女が身を引いた理由は、肥大心筋症という病があったためでした。そして彼女のとった行動は、ただただ、ジミーの幸せを願い、遠くから応援することでした。その温かい愛に、満員に近い館内では、泣き崩れる人が続出していました。ジミーはアミとの約束を守るために、身を粉にして働き、ゲームソフトの会社を立ち上げ、どんどん発展させました。しかし、アミの死を知った時には、逆に自暴自棄になって会社をめちゃくちゃにしました。そして、役員会で追放されるのです(冒頭のシーン)。それでも、彼は自分を振り返るためにアミの故郷に向かいます。その旅の幾つかの出会いの中で、自分を真摯に振り返りました。そして、アミの書き残したラブレターを只見の実家で読み、その気持ちを知った時、敢然と蘇っていきます。劇中では、ランタンに願いを込めて空に飛ばすシーンが、台湾と新潟県の長岡市で繰り広げられます。二人の間に交わされた未来の願いが、空に登っていくシチュエーションは、まさに心が洗われるほど美しかったです。また、アミの故郷は只見です。昔訪れた思い出が蘇ってきて、その懐かしさに胸が熱くなりました。さらに、エンディングのミスチルの楽曲にも大感動です。ミスチルの歌詞に「柔らかな後悔」「希望のサイン」とありましたが、出会った時に告白できなかったジミーの想いや生き様を見事に表現していて、しばし映画館を立ち去ることができませんでした(人生はシナリオ通りだとすれば、本当は後悔はないのかもしれませんが)。
追記 相手を愛するが故にアミはジミーに嘘をつきました。この素敵な嘘は、きっとジミーが前を向いて生きるための宝物のような記憶になると確信します。
主人公二人の好演が光る
切なくて美しいラブストーリー。
登場するのはみんな好い人ばかり。
最後に時間や視点を入れ替えつつ、それぞれの秘密や想い、経緯を明かしながら結末に至る物語。
正直に言うと、お話自体はそれほど驚かされたり、目を見張るというワケではないものの、その語り口の上手さと、主役二人の主張し過ぎない演技に引き込まれた感じ。
「後悔はもちろんある。
でも僕たちはあの時、間違いなくそこにいた。」
そんな、過去完了進行形の青春物語。
アミの気持ちや行動には、多少腑に落ちない部分もあるけどね。
エンドロールのミスチルは、おそらく映画のための書き下ろしだろうから、歌詞を噛みしめながら余韻に浸りましょう。
清原果耶ちゃんの小悪魔っぷりがすごい。 ストーリーは日台合作じゃな...
清原果耶ちゃんの小悪魔っぷりがすごい。
ストーリーは日台合作じゃなければ、至って平凡だと思うんだけど。
18年前が10〜20代だった世代は懐かしい気持ちになれるかも。
※映画館の座席がハズレ過ぎて、ストーリーに入り込めなくて、しょうもない感想になってしまう。
寝るなら家で。スマホは見るな。セリフのカウントダウン、お前がやるな。って気分で映画観るハメになって、最悪だった。
はっきりしないこの作品
藤井道人監督作品は4作目。
今回の作品は藤井監督らしくなく胸に響かなかった。
ありきたりなストーリーに思えた。
ストーリーもよくある設定でとにかく退屈。清原果那の演技も物足りない。
この作品のテーマも青春映画なのか、人生を探す旅なのかはっきりしない。
藤井監督には今回の作品は似合わない。
新聞記者やヴィレッジのような作品でメガホンをとってほしい。
期待している監督だけに残念だった。
ラストのエピソードは必要?
すごくすごくオーソドックスな純愛青春映画。
なので共感できる部分も多いし、見て良かったと思える作品でした。
ただ、ラストに近づくに連れ、「その話必要?」と思える展開があったことに違和感が。
そのエピソード削って、その前で終わらせておけば良かったのでは?
というか、その設定があることが判った時点で正直ちょっとテンション下がったわ。
その設定が現在の主人公の立場と繋げたかったのだろうけど、それによって主人公のイメージも悪くなったし、別にそういう繋げ方じゃなくても良かったのでは?と思いました。
全然期待してなかったけど良かった
2024年劇場鑑賞99本目。
会社を乗っ取られた台湾の青年実業家が最後の仕事に向かった日本で、昔台湾に旅しに来た日本人女性を訪ねに適当に旅をしながら向かいつつ、昔を回想する話。
なんかおしゃれな雰囲気映画だと予告の感じでは思っていたのですが、清原果耶が期待以上にいい演技(元々天才だとは思っているのですが)をしていて、この女性をみんなが好きになるのに説得力を持たせていました。
終盤の展開は途中からなんとなく予想していた通りでしたが、そこを含めても最後20分くらいはずっと泣いていました。良かったです。
静寂なる星空に ランタンの優しい赤い炎となって 二人の想いは 永遠に舞う!
あなたは18歳の頃って、何を感じ何を楽しんで生きてましたか・・・
生きれる事が当たり前の時代に、そうでは無くて消えてしまいそうな人がいて
その人と 永遠に居られる誓い(時間)を もしも得る事が出来るならば、
それを見つける そんな旅に出たいと 思いませんか。
この作品は それを感じさせてくれる素敵な映画だと思います。
今日は「青春18×2 君へと続く道」の鑑賞です。
今とっても人気の様ですね。場内のお客様が女子多し。
凄い熱気でした。
最初、題名からして ずっと青春18切符で X2なんで往復券の話だとずっと思ってましたわw。内容は全然違ってまして~隣のおじさんも同じ事言ってましたワw
この原作は、台湾出身のジミー・ライさんによる『青春18×2 日本慢車流浪記』というエッセイなんですね。ナルホロ。
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日本から台湾へ来たその彼女(アミ役:清原果耶さん)と バイト先で出会った彼(ジミー役:シュー・グァンハンさん)の恋の話。
彼女は4つ年上でどうも彼氏が日本にいるらしい。気になるぅぅぅぅ!!!
この彼の想いが 日に日に深くなって、映画(Love Letter)に誘って初デートして、でも手は繋げられない。(*^。^*)
彼女が描く 優しいイラスト絵。これがとっても素晴らしいタッチで。
バイト先(神戸カラオケ)のスタッフ皆や お店に来る周囲の人々の優しい思いをいっぱい巻き混んで日々を展開していきます。
でもある日、突然に彼女が帰国する別れが訪れて・・・
彼女には ある秘密が隠されていた。
別れが決まってから やる気を失くしたジミ-。
最後の二人の思い出に、アミがいつか行きたいなと言っていた スカイランタンを飛ばす 遠方のイベント会場へ最後に彼女と訪れる。
沢山の人が、ランタンに願いや思いを綴って星が輝く夜空へ飛ばして行く。
その中で、二人の願いをのせた ランタンが優しい炎と一緒になって
赤くそして風に揺られながら 手からゆっくりと離れて、真空の夜空へ舞っていく~。(ここのシーンは超素敵でした!)
そして 皆は彼女の帰国を見送った。
出会ったあの頃は 18歳だった。あれから更に18年。今 36歳。
彼が仕事で日本に来て そして今度は彼が日本を旅をして、この過ぎ去った18年間の 彼女との思いを振り返って行く・・・
最後に逢える彼女の想いとは何だったのかを。
彼は彼に残された最後の絵を永遠に心に綴じて行くのだろう。
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まぁ 中々のロマンティックな話展開でした。
Mr.Children「記憶の旅人」もエンディング相まって、この想いは最高潮でしょうか。正直な思いとしては 生きてて最後出会って欲しかった。そして永遠なる別れの方が絵になったかなと。それと、
台湾、日本それぞれの美しい景色を持って来てた感じはします。
飯田線、只見線にトンネルを抜けると雪景色。素晴らしい。
台湾は雪が無いですからね。きっと、きっと彼の心には 彼女の故郷と果てしなく抱いていた思いが、コノ突然の景色の違いが重なって目に映ったであろうと感じます。
本当なら、日本でも彼女と一緒にランタンを上げたかったであろうと・・・
赤から白へ、ランタン色が変わっているのも 彼の想いを現わしているのでしょうね。
台湾はじめ、日本スタッフも役者陣も良く頑張った仕上がりで
上手く纏まってたと感じます。(K殿、カラオケ店長の通訳役は絶妙に良かったですよ) 皆さんお疲れ様でした。
今 ホットな恋愛話題作。
気になる方は 是非劇場へ!
2度目はより楽しめる
話の結末を知ってるから観ると、ひとつひとつのセリフの意味が全然違って見えて、より切なく心に響いてくる。初日から3日続けて観たけれど、全然飽きないし、色んな事に気付いて、面白かった。
台湾に行きたくなった
18年前の台湾・台南で、高校3年生のジミーはカラオケ店でバイトしてた時、4歳上の日本人旅行者・アミから財布を無くし仕事を探している、と言われた。同じカラオケ店でバイトするようになったアミは、絵が上手くミステリアスで、そんな彼女にジミーは恋をした。アミもまたジミーにひかれていったが、突然アミの帰国が決まり、意気消沈するジミーにアミはある約束をした。
そして現在。36歳のジミーは、学生の時起業した会社を解任され、久々に台南の実家へと帰郷した。そこで、かつてアミから届いたハガキを手に取り、あの時の約束を果たそうと日本を訪れる事にした。東京に着き、鎌倉の浜辺、長野の松本城、新潟の雪、そしてアミの故郷・福島の只見へと向かいながら、さまざまな人と出会い、また18年前の彼女の記憶もよみがえり・・・という話。
台湾でのアミの周りにいた温かい人たちとの交流が素晴らしかった。夜景などの景色も美しくて、台湾に行きたくなった。
ジミーが日本に来てから、台湾出身の居酒屋の人、電車で会った青年役の道枝駿佑、ネカフェの店員役の黒木華、只見で会ったおじさん役の徳重豊、アミのお母さん役の黒木瞳、みんな親切で優しくてホロっとした。
現在のアミも清原果耶が演じてるのかな?と期待して観てたのだが・・・そうだったのか、と残念だった。
ジミー役のシュー・グァンハンが日本語も上手くて良かった。。アミ役の清原果耶は秘密を抱えながらも明るく振る舞う旅人を素晴らしく演じていた。
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