PHANTOM ユリョンと呼ばれたスパイ

劇場公開日:

PHANTOM ユリョンと呼ばれたスパイ

解説

「毒戦 BELIEVER」のイ・ヘヨン監督が、1930年代のソウルで繰り広げられる諜報合戦を緊張感たっぷりに活写したスパイアクション。

1933年、日本統治下のソウル(京城)では、抗日組織「黒色団」のスパイ「ユリョン」が暗躍していた。警備隊長の高原は、朝鮮総督府内に潜入して総督暗殺を企むユリョンを捕まえるべく、人里離れた崖上のホテルに容疑者たちを集める。疑いをかけられたのは、保安情報受信係監督官の村山、暗号記録係のチャギョン、政務総監秘書の佑璃子、暗号解読係長のウノの4人。たった1日という限られた時間の中、仲間のために暗殺作戦を成功させなければならないユリョンと、自分にかけられた疑いを晴らそうとする者たちの心理合戦と死闘が幕を開ける。

出演は「ペパーミント・キャンディー」のソル・ギョング、「エクストリーム・ジョブ」のイ・ハニ、「パラサイト 半地下の家族」のパク・ソダム、ドラマ「イカゲーム」のパク・ヘス、「トンソン荘事件の記録」のソ・ヒョヌ。

2023年製作/133分/G/韓国
原題:Phantom
配給:クロックワークス
劇場公開日:2023年11月17日

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映画レビュー

3.5抗日スパイは映画館がお好き

2023年12月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

知的

三部構成の本作。第一幕は朝鮮総督を暗殺しようとするスパイたちの暗躍を描き、暗号解読シーンや映画館のポスターを使った暗号指令などが興味深い、第二幕はホテルを舞台に集められたスパイ容疑者たちによるミステリー仕立ての密室劇のようなサスペンス、互いにスパイが誰か探り合ったり容疑を擦り付けようとしたりと巧みな心理戦が繰り広げられる。そして第三幕は独立運動派と総督府側との激しい戦闘アクションで盛り上げる。
特にクライマックスの幕を使った演出は燃えよドラゴンのクライマックスの鏡張りの部屋を彷彿とさせる。

役者陣も実力派ぞろい、特に朝鮮人と日本人の間に生まれたために、優秀な軍人ながらその出自で出世の道を断たれスパイ容疑をかけられるという難しい役どころを演じたソル・ギョングは久しぶりに見たが相変わらずの存在感だった。

「崖上のスパイ」とはまた一味違った抗日運動を描いた娯楽性に富んだ作品。そういや「崖上のスパイ」でも映画館がスパイの連絡手段に使われていたっけ。

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レント

4.0見たい映画がなくなったので

2023年12月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

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ZERO2

3.5過去を知り今を大切に

2023年12月6日
Androidアプリから投稿

【ストーリー】
日本統治下の韓国に日本政府に統治スパイ組織のメンバーユリョンを探る日本政府。そしてユリョンと断定できる4人の容疑者を拘束した。様々な理由で家にその日に帰られないといけない4人の容疑者。日本政府は暗殺を止めるためにユリョンを1日で見つけ出さないといけない。そして、潜入してユリョンを逮捕しようとする者まで。容疑者の心理戦と政府が見つけ出すためのあらゆる手段を見られます。

【考察】
・韓国のキャストが日本人役を演じていて、みんな日本語のセリフ頑張ってね覚えた。片言という意見もありますが、慣れれば全然聞き取れると思います。
・みんな生まれたからこそその国の国民であることに誇りを持ちたい。相手を尊重できれば、心を大切にすれば戦争も起きません。
・このような映画は上映される映画館が少なく、しかし鑑賞することで今の平和の世界を改めて大切にできます。

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やんやん

2.0日本語のクオリティがねぇ💦

2023年12月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

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みき
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