全米映画ランキング : 2019年12月6日~2019年12月8日

全米映画ランキング:2019年12月10日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2019年12月6日~2019年12月8日
(金額・順位は確定後のもの)Rentrak Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 アナと雪の女王2

Frozen II
「アナと雪の女王2」

Walt Disney
(ディズニー)

3 34,670,000 337,594,901
2 2 ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密 2 14,150,000 63,486,491
3 3 フォードvsフェラーリ

Ford v Ferrari
「フォードvsフェラーリ」

20th Century Fox
(ディズニー)

4 6,537,000 91,110,353
4 5 クイーン&スリム 2 6,530,000 26,894,005
5 3 幸せへのまわり道

A Beautiful Day in the Neighborhood
「幸せへのまわり道」

Sony Pictures
(イオンエンターテイメント)

3 5,200,000 43,120,415
6 19 ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男 1 4,100,000 5,284,749
7 6 21ブリッジ

21 Bridges
「21ブリッジ」

STX Entertainment
(ショウゲート)

3 2,880,000 23,932,696
8 7 ファイティング・with・ファイア 5 2,000,000 41,982,325
9 8 ミッドウェイ

Midway
「ミッドウェイ」

Lionsgate
(キノフィルムズ)

5 1,940,000 53,402,471
10 9 ジョーカー

Joker
「ジョーカー」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

10 1,040,000 332,141,623

「アナ雪2」がV3 実録サスペンス「Dark Waters」が6位に浮上

サンクスギビング明けの週末。全米ボックスオフィスはディズニーアニメ「アナと雪の女王2」が好調を維持し、公開3週目の週末にもかかわらず約3500万ドルの興収を上げ首位を守り、V3を果たした。

同作の北米での累計はあっさり3億ドルを超え、約3億3800万ドルに。北米以外でも6億ドル近くを稼ぎ出し、全世界興収を約9億2200万ドルとしている。12月20日の「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」の公開を前に全世界興収10億ドル超えを達成しそうだ。

2位も前週と同じライアン・ジョンソン監督、ダニエル・クレイグ主演のミステリー映画「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」。先週末は約1400万ドルの興収で累計は約6350万ドルに。

そして、拡大公開により圏外19位から6位に浮上してきたのが、オスカー受賞作「スポットライト 世紀のスクープ」の製作陣が、マーク・ラファロと再び組んだ実録サスペンスドラマ「Dark Waters」。米ウエストバージニア州の田舎町で牛の大量死が発生し、その原因は超巨大企業デュポン社のテフロン工場から垂れ流される汚染水だという農民らの訴えを聞いた弁護士のビロット(ラファロ)は身の危険を顧みず超巨大企業を相手に法廷で争うことになる。共演にオスカー俳優アン・ハサウェイ、ティム・ロビンスのほか、ビル・キャンプ、ビクター・ガーバー、メア・ウィニンガム、ビル・プルマン。メガホンをとったのは「エデンより彼方に」「アイム・ノット・ゼア」「キャロル」のトッド・ヘインズ。

その他、アマゾン・スタジオ配給のフェリシティ・ジョーンズ&エディ・レッドメイン主演の実録ドラマ「イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり」が約100サイトで上映されたが、20日開始予定のAmazon Prime Video配信の宣伝上映のためか興収は公表されなかった。

今週末は、クリント・イーストウッド監督の第40作「リチャード・ジュエル」(サム・ロックウェル、ジョン・ハム、キャシー・ベイツ、オリビア・ワイルド、ポール・ウォルター・ハウザー出演)に、シャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマン、マーゴット・ロビーの3大スター女優競演の話題作「スキャンダル」、大ヒットアクションシリーズの続編「ジュマンジ ネクスト・レベル」(ドウェイン・ジョンソン、ジャック・ブラック、ケビン・ハート、カレン・ギラン出演)などが公開となる。

2019年12月10日更新 藤井竜太朗

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