フォードvsフェラーリ

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劇場公開日:

フォードvsフェラーリ

解説

マット・デイモンとクリスチャン・ベールが初共演でダブル主演を務め、1966年のル・マン24時間耐久レースで絶対王者フェラーリに挑んだフォードの男たちを描いたドラマ。ル・マンでの勝利を目指すフォード・モーター社から依頼を受けた、元レーサーのカーデザイナー、キャロル・シェルビーは、常勝チームのフェラーリ社に勝つため、フェラーリを超える新しい車の開発と優秀なドライバーの獲得を必要としていた。シェルビーは、破天荒なイギリス人レーサーのケン・マイルズに目をつけ、一部上層部からの反発を受けながらもマイルズをチームに引き入れる。限られた資金と時間の中、シェルビーとマイルズは力を合わせて数々の困難を乗り越えていくが……。シェルビーをデイモン、マイルズをベールがそれぞれ演じる。監督は「LOGAN ローガン」「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」のジェームズ・マンゴールド。第92回アカデミー賞で作品賞を含む4部門でノミネートされ、編集賞と音響編集賞の2部門を受賞した。

2019年製作/153分/G/アメリカ
原題:Ford v. Ferrari
配給:ディズニー
劇場公開日:2020年1月10日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第44回 日本アカデミー賞(2021年)

ノミネート

最優秀外国作品賞  

第92回 アカデミー賞(2020年)

受賞

編集賞  
音響編集賞  

ノミネート

作品賞  
録音賞  

第77回 ゴールデングローブ賞(2020年)

ノミネート

最優秀主演男優賞(ドラマ) クリスチャン・ベール
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(C)2019 Twentieth Century Fox Film Corporation

映画レビュー

4.5企業vs企業の話、がメインではない

2020年1月22日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

楽しい

興奮

もちろん題名通り、フォードとフェラーリの対立や対決もあるわけだが、ストーリーの焦点は別のところに当てられる。まずドライバーのマイルズとカーデザイナーのシェビーの絆と共闘であり、もう一つは自由な精神と創造性と勇気の持ち主である2人vs大企業の論理を振りかざすフォード幹部の「内部抗争」だ。結果、フォード請負コンビ対フォード対フェラーリという三つ巴の駆け引きがハイライトのルマンで展開する。

実話に基づくとはいえドラマタイズにあたり多少の誇張や創作は当然あるだろうが、ピットでのシェビーが意外に姑息な行動をとって笑わせもし、典型的なヒーローの振る舞いから外れるようで面喰いもする。また、フォード幹部の相当ひどいやり口も描かれ、企業として映画化に協力もしただろうに…と思うといろいろ感心する。忖度の国ではまず無理だろう。

そうそう、運転席視点の映像はスピード感満点で車好きにはたまらないはず。

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高森 郁哉

2.5車の運転

Kさん
2024年3月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
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共感した! 0件)
K

5.0強烈に面白い!

2024年3月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

興奮

幸せ

Netflixの新着で表示されたので、何の気もなしに視聴。

・・・強烈に面白い!

クリスチャン・ベールはもちろん本物の俳優で、この映画でもまた新しい顔を、本物の顔を見せる。魅せる。
マット・デイモンも、カトリーナ・バルフも、ジョシュ・ルーカスも良い俳優だ。

十分ではないと自分を振り返る男への妻の愛・・
心が震えだす。
無茶なスピードを出して感情を吐露する愛。
泣いてしまう。
夫婦の愛に視聴者も包まれつつ、最高の素晴らしい場面を何度も見せられる!
子供に語る父親の瞳に、意図せぬ光か?偶然の映り込みだと思うけど、それを残した演出か・・・
もし意図的なら、恐ろしいほどの勇気と才気のある監督だ。
フォード二世の涙。緊迫の場面でのあの看板。
レーサー同士の目線で闘う緊張感!
泥臭さ(油臭さ?!)や気迫。
家族愛。

レース業界の表裏を知ったような気持ちになる。(実際はどうあれ・・)
事故はあるし、企業広告というビジネスでもある。

筆舌に尽くしがたい感動というのはこういうことだ。

シェルビーの涙が、エキゾースト・ノイズに沈んでいく・・・

素敵な映画。
「映画」を、「映画」を見たい気持ちなら、これを見てください。

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鷹さん

3.5車好きなら、1℃は体温が上がるはず。

2024年3月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

アメリカが熱を帯びた1960年代の空気を感じられる。
エンジンを始動した時の車種特有の旋律や高回転域での高音域を抑えられた野太いサウンド、タイヤの摩擦音。これにカメラのアングルがあわさり、とにかく上がる。ラストのルマンのシーンはまだもう少し観れる。
ケン&シェルビーのパートナーシップを前にして、ポンコツ首脳陣の描かれ方は脚色もあるだろうが、現代にも通じるものを感じた。

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ラーメンは味噌。時々淡麗醤油。
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