全米映画ランキング : 2009年3月27日~2009年3月29日

全米映画ランキング:2009年3月31日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2009年3月27日~2009年3月29日
(金額・順位は確定前のもの)ロイター提供

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 モンスターVSエイリアン

Monsters vs. Aliens
「モンスターVSエイリアン」

DreamWorks/Paramount
(パラマウント)

1 58,200,000 58,200,000
2 エクトプラズム 怨霊の棲む家

The Haunting in Connecticut
「エクトプラズム 怨霊の棲む家」

LionsGate
(ワーナー・ブラザース映画)

1 23,000,000 23,000,000
3 1 ノウイング

Knowing
「ノウイング」

Summit
(東宝東和)

2 14,700,000 46,200,000
4 2 40男のバージンロード 2 12,600,000 37,000,000
5 3 デュプリシティ スパイは、スパイに嘘をつく 2 7,600,000 25,600,000
6 4 ウィッチマウンテン 地図から消された山 3 5,600,000 53,300,000
7 12ラウンド 1 5,300,000 5,300,000
8 5 ウォッチメン

Watchmen
「ウォッチメン」

Warner Bros.
(パラマウント)

4 2,800,000 103,300,000
9 7 96時間

Taken
「96時間」

20th Century Fox
(20世紀フォックス映画)

9 2,700,000 137,100,000
10 6 ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト 鮮血の美学 3 2,600,000 28,500,000

「モンスターVSエイリアン」が本年度最高の成績でV

3本の新作がランクインした先週末の全米ボックスオフィスは、ファミリー向けの3Dアニメ「モンスターVSエイリアン」が、本年最高となる約5820万ドルのオープニング興収をあげて首位デビューを果たした。同作はドリームワークス・アニメーションの第1弾となる3Dアニメーション。結婚式の日に隕石に当たって体長15メートルに巨大化し、政府によって隔離されてしまったヒロイン・スーザンと、地球侵略を企てるエイリアンたちの戦いが描かれる。リース・ウィザースプーン、セス・ローゲンのほか、ヒュー・ローリー、キーファー・サザーランド、レニー・ゼルウィガーらが声優を担当。監督は「シャーク・テイル」のロブ・レターマンと、「シュレック」ほか様々なドリームワークス作品でスタッフや声優を務めてきたコンラッド・バーノン。興収1億ドル突破はほぼ確実。初登場2位は、実話を基にしたホラー「The Haunting in Connecticut」。息子の病気の治療のため北コネチカットにある悪霊屋敷に越してきてしまった一家が底なしの恐怖を体験する。監督は新鋭ピーター・コーンウェル。出演はバージニア・マドセン、イライアス・コーティーズ、マーティン・ドノバン。そして7位デビューとなったのが、「ダイ・ハード2」「クリフハンガー」のレニー・ハーリン監督がプロレスラーのジョン・シナと組んだ刑事アクション「12 Rounds」。ニューオーリンズ市警のフィッシャー刑事(シナ)は数億円規模の強盗犯を現行犯で逮捕するが、その捕り物の最中に強盗のガールフレンドを死なせてしまう。復讐を誓った強盗は1年後に脱獄。フィッシャーの婚約者を誘拐し、次々とゲームを仕掛けてくる。今週末は、ビン・ディーゼル、ポール・ウォーカー、ミシェル・ロドリゲスら第1作のキャストが再結集したカーアクション映画「Fast & Furious」が公開される。

2009年3月31日更新 藤井竜太朗

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