全米映画ランキング : 2009年3月13日~2009年3月15日

全米映画ランキング:2009年3月17日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2009年3月13日~2009年3月15日
(金額・順位は確定前のもの)ロイター提供

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 ウィッチマウンテン 地図から消された山 1 25,000,000 25,000,000
2 1 ウォッチメン

Watchmen
「ウォッチメン」

Warner Bros.
(パラマウント)

2 18,100,000 86,000,000
3 ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト 鮮血の美学 1 14,700,000 14,700,000
4 3 96時間

Taken
「96時間」

20th Century Fox
(20世紀フォックス映画)

7 6,700,000 126,800,000
5 2 Tyler Perry's Madea Goes to Jail 4 5,100,000 83,200,000
6 4 スラムドッグ$ミリオネア

Slumdog Millionaire
「スラムドッグ$ミリオネア」

Fox Searchlight
(ギャガ・コミュニケーションズ)

18 5,000,000 132,600,000
7 5 モール★コップ 9 3,100,000 137,700,000
8 6 そんな彼なら捨てちゃえば?

He's Just Not That into You
「そんな彼なら捨てちゃえば?」

New Line/Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

6 2,900,000 89,000,000
9 7 コララインとボタンの魔女 3D 6 2,700,000 69,100,000
10 お願い!プレイメイト 1 2,300,000 2,300,000

D・ジョンソン主演作が首位デビュー。「鮮血の美学」のリメイクが3位に

2本のリメイク作が登場した先週末の全米ボックスオフィスは、約2500万ドルの興収でザ・ロック改めドウェイン・ジョンソン主演の「レース・トゥ・ウィッチ・マウンテン(原題)」が首位デビューを果たした。同作は「未来少年コナン」の原作者として知られるアレクサンダー・ケイの同名児童文学を映画化した「星の国から来た仲間」(75)にジョンソン扮するキャラクターを新たにつけ加えて再々映画化したSFアドベンチャー。ラスベガスのタクシードライバー(ジョンソン)が、人間の子供の姿をした兄妹の宇宙人を助けたことから冒険に巻き込まれていく。監督は「ゲーム・プラン」でもジョンソンとコンビを組んだアンディ・フィックマン。共演に「テラビシアにかける橋」のアナソフィア・ロブ。2位は前週比67%ダウンとなってしまった「ウォッチメン」。10日間の累計は約8600万ドル。最終興収は1億3000万ドル程度に落ち着きそう。初登場3位となった「The Last House on the Left」は“マスター・オブ・ホラー”のウェス・クレイブンが72年に発表した「鮮血の美学」のリメイク。バカンスで湖に来ていた娘を残忍な不良たちに殺された両親が不良たちを血祭りにあげていく……。出演はトニー・ゴールドウィン、モニカ・ポッターほか。その他、10位に「Miss March」がランクイン。高校時代の恋人がヌードになって米プレイボーイ誌に掲載されていたのを見つけた男が親友を連れ立って、プレイボーイ誌のヒュー・ヘフナー社長のいる“プレイボーイ・マンション(プレイボーイの豪邸)”に乗り込むという青春おふざけロードムービー。監督・主演は新鋭ザック・クレッガーとトレバー・ムーア。今週末は、ジュリア・ロバーツ、クライブ・オーウェン共演、「フィクサー」のトニー・ギルロイ監督第2作「デュプリシティ/スパイは、スパイに嘘をつく」、ニコラス・ケイジ主演&アレックス・プロヤス監督のスリラー「ノウイング(原題)」が公開となる。

2009年3月17日更新 藤井竜太朗

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