約束を破ろうとして家庭崩壊の危機　“いい夫婦の日”に見たい、リーアム・ニーソン主演最新作の本編映像

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リーアム・ニーソンが主演を務める「バッド・デイ・ドライブ」の本編映像の一部が披露された。「離婚危機編」と題された映像には、ニーソン演じるマットが家庭崩壊の危機に陥るシーンが収められている。

本作は、子どもの送り迎えをする車内に爆弾を仕掛けられた平凡なビジネスマン・マットが事件に巻き込まれていく様子を描いたノンストップリアルタイム・サスペンス。平静を装い、事件解決の糸口を探るマットだが、我が子の身に危害が及んだ時、その形相は一変する。

探偵、殺し屋、除雪作業員など、様々なキャラクターを演じてきたニーソンが本作では、仕事と家庭の両立を図るサラリーマンのマットを演じ、妻・ヘザーをニーソンと「シンドラーのリスト」以来、30年ぶりの共演となるエンベス・デイビッツが演じる。そんな 2人の共演シーンから、日頃の鬱憤がたまった妻・ヘザーと家庭の約束を破ろうとする夫・マットが一触即発となるシーンが披露された。

急な仕事が朝一番に入り、子どもを学校に送る約束を破ろうとするマット。ヘザーは呆れたように「学校に送るのはあなたよ」と言うと、それでも仕事を優先しようとするマットに、「週末に約束したはず。今日だけは送ると」と詰め寄る。強い圧に押されたマットは「わかったよ、ごめん」と折れるが、仕方がなく子どもたちを送るといった姿を見たヘザーはため息をつき、その場を去るのだった。

些細だが、修復不可能な雰囲気が漂うこのやり取りで、私生活でも2児の母でもあるデイビッツのリアルな演技は必見。“いい夫婦の日”である今日、肝に銘じておきたくなる本編映像となっている。

「バッド・デイ・ドライブ」は、12月1日から新宿ピカデリーほか全国公開。

「バッド・デイ・ドライブ」