役所広司カンヌ男優賞、ヴィム・ヴェンダース監督作「PERFECT DAYS」12月22日公開

2023年8月30日 10:00


第36回東京国際映画祭のオープニング作品に
第36回東京国際映画祭のオープニング作品に

第76回カンヌ国際映画祭で、主演の役所広司が最優秀男優賞を受賞したドイツのヴィム・ヴェンダース監督作「PERFECT DAYS」の公開日が12月22日に決定した。

メイン館となるTOHOシネマズ シャンテは、1988年にヴェンダース監督の「ベルリン・天使の詩」が30週にもわたるロングラン上映で大ヒットを記録した、縁ある映画館だ。また、本作は10月23日から開催される第36回東京国際映画祭のオープニング作品であり、審査委員長のヴェンダース監督の来日を記念し、10月24日から特別先行上映も行われる。

映画は、役所が演じる主人公のトイレ清掃員の男、平山の日々の小さな揺らぎを丁寧に追った物語。共演は、平山のもとに突然訪れる姪役に新人の中野有紗。その母、平山の妹に麻生祐未。平山と奇妙なつながりをもつホームレスにダンサーの田中泯。同僚の清掃員に柄本時生。そのガールフレンドにアオイヤマダ。平山が休日に訪れる居酒屋のママに石川さゆり。その元夫に三浦友和ら。12月22日から、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開。

<あらすじ>
東京・渋谷でトイレ清掃員として働く平山(役所広司)は、静かに淡々とした日々を生きていた。同じ時間に目覚め、同じように支度をし、同じように働いた。その毎日は同じことの繰り返しに見えるかもしれないが、同じ日は1日としてなく、男は毎日を新しい日として生きていた。その生き方は美しくすらあった。男は木々を愛していた。木々がつくる木漏れ日に目を細めた。そんな男の日々に思いがけない出来事がおきる。それが男の過去を小さく揺らした。

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