深川麻衣×井浦新「つんドル」特報公開　仕事なし、男なし、貯金なし……元アイドルの転機はおっさんとの共同生活!?

(C)2023映画「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」製作委員会

深川麻衣と井浦新が共演し、元「SDN48」のメンバーで作家の大木亜希子の実録私小説を映画化する「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」の公開日が、11月3日に決定。あわせて、特報とティザービジュアルが披露された。

原作者の大木は、14歳で芸能界入りし、俳優業を経て「SDN48」として活動をスタート。19年に上梓した原作小説は、発売当時、衝撃的なタイトルとは裏腹に女性読者を中心に共感の声が拡がり、21年には「つんドル！　人生に詰んだ元アイドルの事情」（全3巻）のタイトルでコミカライズされた。映画版では、「月極オトコトモダチ」「シノノメ色の週末」の穐山茉由が監督、「ずっと独身でいるつもり？」、「美しい彼」シリーズ、Netflixシリーズ「金魚妻」などの話題作を担当してきた坪田文が脚本を手掛ける。

主人公の安希子（深川）は、ある日の通勤途中、突然足が動かなくなる。メンタルを病み、仕事を辞め、大好きだった男も忘れられず、貯金も10万円を切ってしまう。 そんな時、友人から当時56歳で都内の一軒家で一人暮らしをするサラリーマン、 通称ササポン（井浦）との同居を勧められる。貯金も底がつき、背に腹は代えられないとスタートした奇妙な同棲生活。ササポンとの同居生活で、崖っぷちアラサー女子・安希子は徐々に“日常”を取り戻していく。

特報映像では「仕事なし！男なし！貯金なし！」の安希子が荒れ果てた部屋でチーズにかぶり付くという衝撃的な姿を活写。化粧を落とさず寝てしまい朝を迎え、「少しだけ呪われろ」とボソボソ毒を吐く……貯金残高10万円の崖っぷち状態の安希子。そんな彼女がルームシェアすることになった相手はまさかの“56歳のおっさん”だった。安希子に選択の余地はなく、ササポンと思いがけない同居生活が開始する。

ティザービジュアルは“過去の栄光”アイドル時代を思い出すかのように、衣装を着てみると、着られなくなっていることに気づき、呆然とする安希子の姿をとらえたもの。そんな安希子を見守るかの様に、ちょこんと佇むササポンの姿。過去に縛られてしまっている安希子に対して「過ぎ去ったことは仕方ないのよ」というササポンの言葉が添えられている。

「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」は、11月3日から全国公開。