ガイ・リッチー監督の遊び心満載　音楽への期待高まる「ジェントルメン」本編映像

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「シャーロック・ホームズ」シリーズ、「コードネーム U.N.C.L.E.」などで知られるガイ・リッチー監督の最新作「ジェントルメン」の本編映像の一部が披露された。

英ロンドンに、大麻の大量栽培・販売で財を成したミッキー（マシュー・マコノヒー）が、総額500億円にも相当するといわれる大麻ビジネスのすべてを売却して引退するという噂が駆け巡る。その噂を耳にした強欲なユダヤ人大富豪、ゴシップ紙の編集長、ゲスな私立探偵、チャイニーズ・マフィア、ロシアン・マフィア、下町のチーマーといったワルたちが跡目争いに動き出す。

披露された本編映像は、謎のトラックスーツ集団トドラーズが、大麻栽培農園を襲い、その模様がYouTube映像として流れるシーン。「第4回　スカンク・ファイト」と銘打たれた映像は、彼らの稚拙な自己紹介とともに、華麗なアクションで農園のボディガードたちを次々と倒していく様子が収められている。「これ、ポルノ動画？」と皮肉交じりに言う妻・ロザリンド（ミシェル・ドッカリー）に対して、ミッキーは「撮影場所は俺たちの農園だ」と静かな怒りを湧き上がらせるのだった。

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トドラーズのひとり、アーニーはイギリスで有名なラッパー兼俳優のバグジー・マローンが演じており、映像の最後にはまるでミュージックビデオのような本格的なラップが流れる。リッチー監督の遊び心のある演出に加えて、音楽面にも期待が高まる映像となっている。

「ジェントルメン」は5月7日から全国公開。