エマ・ストーン、「クルエラ」に「ラ・ラ・ランド」プロデューサーを直々オファー
2021年4月27日 13:00
ディズニーのアニメーション映画「101匹わんちゃん」(1961)に登場する悪役の誕生秘話を描く「クルエラ」。製作として参加しているマーク・プラットが、主演のエマ・ストーンから直々オファーを受けたことや、ストーンが演じるクルエラについて語った。
ファッション・デザイナーを夢見て、パンクムーブメント吹き荒れる1970年代のロンドンに降り立った少女エステラ。1日でも早くデザイナーになるため、身を削りながら働き続ける。このままデザイナーへの道を歩んでいくと思われたが、伝説的なカリスマ・デザイナーのバロネスとの出会いにより、彼女の運命が大きく変わり、次第にエステラは狂気に満ち溢れた“クルエラ”の姿へと染まっていく。
プラットは、第93回アカデミー賞で作品賞、脚本賞、助演男優賞など計6部門にノミネートされた「シカゴ7裁判」をはじめ、「ブリッジ・オブ・スパイ」「ラ・ラ・ランド」の製作、「アラジン」の製作総指揮などを担当してきた。
「ラ・ラ・ランド」でストーンと仕事を共にしたプラットは、本作への参加について「エマから連絡がきて、この映画の製作をしてみないかと誘われたとき、私は即座に興味を持ちました」と振り返る。
ストーンに対しては「これは女優とキャラクターの素晴らしいマリアージュだと思ったのです。エステラからクルエラになっていくジャーニーを明確に鮮明に演じ切ることのできる女優がいるとすれば、エマ・ストーン以外には考えられません」と信頼を寄せ、「クルエラはディズニー・ヴィランの蒼々たる顔ぶれの中でも最高峰のヴィランの一人です」とキャラクターについて語る。
「エマは、ものすごい楽しさとエッジとおいしさを吹き込みながらも、あのキャラクターをとても忠実に描いてみせています」と、新たに実写化として生まれ変わった本作への自信をにじませている。
「クルエラ」は5月27日から劇場公開。翌28日からDisney+プレミアアクセス(※追加支払いが必要)で配信。