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◆2019/11/9更新
佐藤健「家族は未知の存在であり憧れ」 鈴木亮平&松岡茉優が家族への思い吐露
舞台挨拶に立った佐藤健、鈴木亮平、 松岡茉優、白石和彌監督ら
  佐藤健が主演する映画「ひとよ」の公開記念舞台挨拶が11月9日、東京・TOHOシネマズ 日比谷で行われ、主演の佐藤をはじめ鈴木亮平松岡茉優、MEGUMI、佐々木蔵之介白石和彌監督が登壇した。

  本作は「凶悪」以降、毎年のように国内の賞レースを席巻する白石監督が真正面から家族をテーマに描いた。15年前、家族を守るためにDVを繰り返す父親を殺した母(田中裕子)を持つ3兄妹(佐藤、鈴木、松岡)たち。それぞれの人生を歩む3人の前に、刑期を終えて、行方不明のままだった母親が帰ってくるという物語。

  実家を離れ、東京でフリーライターとして働く次男を演じる佐藤は「きょうだいたち、監督がなんとかしてくれるから大丈夫だろうと、ノープランで撮影に臨んでいました。感謝してもしきれません。僕自身、さみしくなるような映画が好きです。『キャラクターが好きになりすぎて、キャラたちとお別れしないといけないのか』『この家族の先を見たい』という感想をもらったので、うれしく思いました」と話した。

  上映後の舞台挨拶ということもあり、撮影秘話を披露。劇中にはカーチェイスもあるが、白石監督は「佐藤健くんのドライビングテクニックが凄かった。全部やってもらっているわけではないですけども」というと、佐藤は「本当に運転させられて、ビックリしました」と告白。共演者も「ギリギリを攻めていって、ドキドキしたよね」(鈴木)、「酔わないように梅干しのお菓子をいっぱい用意しました」(松岡)と振り返っていた。

  映画のテーマにちなみに、家族とは何かと聞かれると、「最も大切なもの。子どもの立場としても、親から頂いたものであるし、親として子どもには無償の愛を捧げたいと思う。だからこそ、面倒くさくも愛おしい」(白石監督)、「時として面倒くさいことが多い存在ですが、最も大事にしなきゃいけない存在」(MEGUMI)、「共鳴し合えるもの。つらいこと、うれしい、かなしいものを同じく響き合える存在」(佐々木)、「学校も会社も、他人と向き合っていかないといけない。友達も恋人も時期によっては変わっていくかもしれないけれども、足場になって、踏ん張らせてくれる存在」(松岡)、「もっとも濃い人間関係。いい意味でも悪い意味でもつながっていて、切りたくても、切れない関係」(鈴木)。

  最後に、佐藤は「家族は大切な存在、揺るがない存在です。僕は30で、これから家族を築いていくので、そういう意味では、未知の存在ながら、非常に強い憧れがあります。もし、この映画が大切な作品になったら、広めて欲しいです。白石監督も言っていましたが、素直になれない時には、家族は一度クラッシュする必要がある。僕もそうだなと思っています。僕も素直な気持ちを言えるタイプじゃないですが、みなさんも、クラッシュするくらいの気持ちでぶつかってほしい」と締めた。

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