ロマンス作家ニコラス・スパークスの製作会社が閉鎖へ
2016年6月27日 08:00
[映画.com ニュース] ベストセラー作家ニコラス・スパークスの製作会社が閉鎖されることになったと、ハリウッド・レポーター誌が報じた。
スパークスは「きみに読む物語」や「メッセージ・イン・ア・ボトル」など恋愛映画の原作者として知られ、著作の多くが映像化されている。2012年に米ワーナー・ブラザース内に自作の映画化・ドラマ化を手掛けるニコラス・スパークス・プロダクションズを設立し、原作者としてだけでなくプロデューサーとしても映像化に関与してきた。
「メッセージ・イン・ア・ボトル」の世界累計興行収入1億1890万ドルを筆頭に、「きみに読む物語」は1億1560万ドル、「親愛なるきみへ」は1億1500万ドルと、かつてのスパークス作品はヒットを飛ばしてきたが、近年は「ロンゲスト・ライド」は6290万ドル、「きみがくれた物語」が1870万ドルと落ち込んでいた。
ちなみに、スパークスは今年10月に出版を予定している19作目の小説「Two by Two(原題)」の執筆に集中しているという。