藤原紀香「シュレック“リターンズ”」に期待

2010年10月28日 21:13


これで終わりなんて寂しすぎる!
これで終わりなんて寂しすぎる!

[映画.com ニュース] シリーズ4作目となるアニメ映画「シュレック フォーエバー」が10月28日、東京・六本木ヒルズで開催中の第23回東京国際映画祭の特別招待作品として公式上映され、日本語吹き替えを担当する藤原紀香山寺宏一劇団ひとりが舞台挨拶に立った。

同作は、見かけは怖いが心は優しい緑の怪物シュレックが、フィオナ、ドンキーらと一緒に冒険を繰り広げるアドベンチャームービー。最終章となる同作はシリーズ初の3D公開となり、幸せを手にしたシュレックに最大の危機が訪れる。

フィオナ役の藤原は、「これが最後だと聞いたときは寂しかったけれど、フィオナは分身のようなキャラクター。これまでのシリーズを思い返しながら演じました」と感慨深げ。そして、「今回は自由と正義のために戦う革命家のリーダーでもあるので、優しさと強さを演じ分けました」と語った。

藤原と同じく「ドンキーは自分の分身」と語る山寺は、シリーズ1作目と2作目の製作総指揮を務めたジェフリー・カッツェンバーグから「世界一のドンキーだ!」と絶賛された。「エディ・マーフィがオリジナル(アメリカ版)のドンキーをやっているんですが、彼と僕は同い年。姿かたちは負けているけれど、声だけは彼に追いつきたかった。声優になったときにエディ・マーフィの声をやることが夢だった」という。

シリーズ完結編にシュレック・ファミリーに参加した劇団ひとりが演じるのは、新キャラクターのずる賢い魔法使い。藤原、山寺を前に「こんなに豪華な声優陣と自分が本当に一緒にやっていいのか? と思ったけれど、それなりにギャラがもらえると聞いたので、やらせてもらいました(笑)」

最後に、藤原が「カンヌ映画祭で各国のキャストたちと会ったときに、みんなが、世界中から愛されている『シュレック』に出演できて本当にうれしいと話していました。私は、きっと“リターンズ”があると思っているんですけどね(笑)」と名残惜しそうだった。

シュレック フォーエバー」は、12月18日から3Dと2Dが同時公開。

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