劇場公開日 2023年12月8日

市子のレビュー・感想・評価

全229件中、81~100件目を表示

3.0杉咲花が本当にかわいい

2024年1月16日
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鑑賞方法:映画館

2024年1月6日

杉咲花が主演なのと、サスペンス的なあらすじに惹かれて観に行きました。

観終わった感想としては、杉咲花可愛すぎて好き、ストーリーはもう一捻り欲しい、という感じです。

序盤で市子と月子の2つの名前を名乗っていた点と同い年の子より成長が早い点で、戸籍がない系の話かなと気づきました。

なので、終盤までは少し展開が読めてしまいました。でも、杉咲花がかわいいので気になりませんでした。

展開が読めるとはいえ、市子が苦しみながら、自分のアイデンティティを必死に守って生きているのに報われない描写には胸を締め付けられました。
そう思わせる杉咲花の演技がとても良かったです。

ただ、終盤に北が殺されたあたりで、映画の雰囲気が変わった気がします。
市子は、わざわざ身寄りのない、友人のいない、自殺願望のある同年代の女の子を探して、北と心中したように見せかけて、新しい戸籍を手に入れてました。
観ながら、しびれる〜てなりました。

『普通に生きたい』と願ってたのに、それを許してくれない、真相を知る北が邪魔になって、新しい戸籍を手に入れるついでに殺した、というところでしょうか。

結局市子は、市子として普通に生きたかったけど、また別人として隠れながら生きる道を選んだのだと思うと、どこまでも報われないと思いました。

そして長谷川は市子の過去を紐解くための駒という扱いで、あまり重要な要素ではなかったと思いました。
ラストにもあまり絡まなかったですし。
ただ、市子が市子として普通に幸せに生きることができた一面を見せる役割として必要だったんでしょう。

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ちん

4.0脚本と杉咲花の好演が光る作品

2024年1月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

そろそろ終映してしまう思い、遅ればせながら鑑賞。

戸田彬弘監督自らが主宰する劇団の戯曲をベースとした作品。

3年間共に暮らした恋人の前から突然消える市子。市子の行方を追う中、画面では様々な時制で、彼女の持つ過去を辿り、取り巻く過酷な環境を描きながら、ストーリーは展開していく。

壮絶な境遇を生きた市子という女性を、主演の杉咲花が見事に演じ切り、その表情や話し方から、誰も掴みきれない市子という存在、その生き様を形作っていく。

重いストーリーではあるが、すべての役者がしっかり演じ、実際にある社会問題を多面的に取り上げている。

脚本とキャスティングの良さに、市子を取り巻く生活環境の演出、その空気感を肌身に感じて、2時間集中を切らすことなく観ることが出来た。

観る者にとって、取り方や感じ方が異なるという、映画として完成度が高い作品。

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Toru

3.5杉咲花の演技が◎

2024年1月15日
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鑑賞方法:映画館

もうとにかく、市子の演技が最後まで引っ張っていってくれた。
もっと凄惨さが伝わる表現を、という声もきっとあるだろうが、彼女の重たい表情や演技で十分に表現されている。むしろ過度な表現で、無駄に心を抉られて主旨がぶれる作品もあるので、その点で良いバランスだと感じた。

それで中村ゆり、めちゃきれいだな。
だめんずに引っかかってしまったのが可哀想だなと思ってしまった。

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カロン

5.0杉咲花は天才という名の怪物です。

2024年1月12日
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泣ける

怖い

知的

戸田監督がとんでもない傑作を産んだ。
いつも仲良くさせて貰ってるので
速攻、監督に感動のLINEを送っちゃいましたよ!
知り合いの監督だからとかそんな忖度なし。
傑作が産まれた瞬間を体験した感じだった。

震えと優しさが交差するなんて感情そう無いです。
この手の映画で

“人間が怖い”はよく聞くけど
“生活そのものが怖い”んです。
その場で息を吸う事がもう…。

重いし悲しいし深いし
初心者向けじゃないから
濃いところにフラグたくさんあるし。
なのに!!
なのにあんなところで優しいシーン持ってこないで。
感情の置き場がない傑作。

そして杉咲花 さん。
天才という名の怪物です。
もう凄いとかテキストで表すの無理。

で、杉咲さんも凄いけど
凄い杉咲さんを演出した監督&演出部。
とんでもない傑作ありがとうございました。

…ラストとか超怖いやん(´;ω;`)

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溶かしバター大盛りポップコーン

3.0ある意味カルト映画

2024年1月11日
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私は手持ちカメラが苦手なので仕方がないけど、カメラマンの存在がいつまでも気になった。

鬼畜な大人と主人公。後味の悪い映画だった。肝心な場面を描写せず、悲惨な話なのに恋愛感情やヤングケアラーのオブラートで犯行の同情を誘導する下心が見え隠れ。
メチャクチャ酷い話なんだから、真っ向から描いてもらいたかった。映画がいい子ちゃんになりたがって野暮。
R指定を避けるためなのか、監督の弱腰演出が気になった。

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イケチュウ

4.5この物語を生きる圧巻の俳優陣

2024年1月10日
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鑑賞方法:映画館

先ず映画を観てしんどくなり、前の日お酒飲み過ぎたのか思いながらなんとか堪えて最後まで観ました。
自分の感想は2回目を観た後にまとめたい。

市子完成披露上映会
杉咲花舞台挨拶からの引用を

「市子」を演じた時間は引き裂かれる様な傷みがあったと同時に自分の中の大切な記憶として何度も何度も再生したい様な多幸感に包まれた時間でもあります。

人は外側から他者を見て…
大変そうとか可哀想とか…
自分の物差しでいろんなことを思うことがあると思うんですが…
中村ゆりさん演じる市子の母が
「幸せな時もあったんやで」という台詞があるように、どんな環境にいたとしても、その人のことはその人にしか分からなくて
どんなふうに感じて
日々何を受けとめているのかは自分たちには解らないこともあって
その上で、どれだけ他者と関わっていくことができるんだろうということを突きつけられる映画になっていると思います。
個人的にはこの映画をどう受けとめるか自分たちの実生活に反映される様な気がしてますし
この話しは自分には関係ないと思っている人にこそ、この映画を観てもらいたいという気持ちがあります。
何か揺さぶられるものがあれば
この映画があったということを広めて頂ければ嬉しいです。

このインタビューに感心しました。
杉咲花、圧巻の演技

#市子
#杉咲花
#中村ゆり
#若葉竜也
#戸田彬弘監督
#映画

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gomako1933

2.0リズムが悪い、ダラダラしている

2024年1月9日
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杉咲花がうまいのはよくわかった
途中から早く終わらないかなと思っていた

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トム六

3.0圧倒的にベロチュー良いなと思ってしまう下世話なわたし

2024年1月8日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

「市子、大人一枚」と映画館でチケットを購入し
杉咲花さんが市子なんだろうなと映画館で鑑賞
見ている中で、昔派遣で工場勤務してた頃、失踪後偽名とわかったけど行方わからなくなった人や
借金まみれで逃げてきていつも車中泊してる方、家出少年、わけあって追われてる人、原稿を落として逃走中の作家など、私の生活の中で今までにいない人達と出会った頃を思い出しながら映画の行く末をおいました。
高校の夏に一緒にアイス食べて、別れ際あんな笑顔で手を振られたら、そりゃ好きになっちゃいますよ北くんがストーカーばりに執着するのも仕方がない気もします
本人は気がないかもしれないが、花火が好きや浴衣ええなぁなんて言われたら
叶えてあげたいと思うに決まってますやん。

普通の生活というのは言葉にすればに簡単なようで、現実なかなかの奇跡である
普通を求めた市子がようやく普通を手に入れる時やはり過去の精算が待ってます
とても残酷だとしても償えばいつかはと思うが、市子は消えた
嘘は嘘じゃないと隠せないや、この映画にさまざまな呪言のようなセリフが
あらゆる登場人物を縛っているようで言霊というのは恐ろしいなと思いました。
パンフレットにのってる市子の年表が映画にも描かれていない時系列の心情が触れられていてよかった
でもやっぱりベロチューはずるいって思っちゃいましたね

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sasaki

4.0普通に生きていられれば

2024年1月8日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

虹の鼻歌で始まる。
幸せの歌と思っていたが、

プロポーズされたのは嬉しいが
婚姻届には戸籍の欄が。

出生時の届けでなかったことや
妹の介護、DVなど不幸な環境で
生きている市子。

自分の好きなものもよく分かっている。

市子が月子を終わりにして
母親からの ありがとね は切なすぎた。
2人とも限界だった。

この時にも、虹の鼻歌だったかな。

そんな母親も頭を下げて長谷川さんを
見送る姿には市子を思う気持ちもある
ことを感じて救われた。

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ほんのり

4.0どっちだっけ

2024年1月8日
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鑑賞方法:映画館

8本目。
ゴーンガールと、一瞬思ったけど、謎解きに近く、上手い役者さん多いので、見応えは十分。
今、市子?月子?と、戸惑ったりもする。
でも、高校時代のちょっとイケイケ系な彼氏が、目立たない地味な子を選ぶかなあと思ってしまうんだよな。
彼氏設定は、別にいらなかったと思う。

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ひで

3.5生きるって残酷

2024年1月7日
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婚姻届とプロポーズ
一般的に1番幸せな時だろう
だけど市子にとっては
幸せが不幸せになった瞬間
現実を突きつけられた瞬間
嬉しい分悲しかった瞬間

DV、無戸籍、在宅看護、育児放棄、、、
複雑すぎる家庭環境の中で、もがいてもがいて
何度も限界がきて でもその都度助けられて
でも幸せにはなれなくて
幸せになりたいけど、なってはいけないと思ってる

嘘ばかりな事、周りに突っ込まれると否定するけど
産まれた時から嘘を重ねて生きてるから
嘘を否定する事は自分をなかったことにしてしまう
自分の中では嘘を重ね続けて生きていく事は当たり前で
その時その時の幸せな気持ちも本物で

味噌汁や花火、ショートケーキ
ごくごく当たり前な小さな幸せが
市子にとっては大きな幸せだった

他人がどんなに理解しようとしても
市子の全ては絶対に分かり合えない
だけど
確実に周りの人に必要とされてた市子

産まれた時から存在が肯定されていたら
市子はどんな子に育ったのだろう…

杉咲花ちゃん圧巻の演技
笑ってるけど深い深い闇がある
法廷遊戯の美鈴役と繋がってる感じがした

若葉竜也さんの演じる不器用だけど真っ直ぐな役が好き

中村ゆりさん、森永悠希くん良かった
中田青渚ちゃんと若葉さんが
また一緒の映画に出てるのが嬉しかった

何度も犯罪を犯していたけど
死者を直接映す描写はなくて、

被害者に気持ちを持ってくのではなくて
加害者の心情に注目させたかったのか
犯罪を肯定するわけではない
けど犯罪の背景を知ったらきっと見方が変わる

鼻歌の虹、壁と天井の虹、空に浮かぶ虹
所々に「虹」の表現があった
暗い表現とは真逆
川辺なつみ、市子、月子の願う幸せだったのか
幸せだった頃の思い出だったのか

色々考えさせられる映画だった

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ina

4.0こんなことは架空の話であって欲しい

2024年1月7日
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息の詰まるストーリー。
市子の置かれた状況が悲しすぎる。
市子が子供だった時、周りの大人たちはいったい何をしているのか💢
市子の心が、ちょっとづつ蝕まれていくのを見るのが、ただただかわいそうだった。
どうにか、何かのきっかけで軌道修正して欲しい…
そう思って見ていだけど、そうはならない。
市子のせいではないのに、市子が悪になっていく。

ひたすら悲しい物語り。

杉咲花さん、すごい存在感でした。
透明感と闇とを持ち合わせた美少女に、惚れてしまった男の子達もまた良し。

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サマースノー

3.0出演者全員の演技が素晴らしい

2024年1月7日
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杉咲花をはじめ出演者の演技を最大限に活かした作品、その一点に尽きる。子役の演技もかなり良い。
しかし、それだけの映画。
役者の演技が素晴らしいからシーンに感動などあるのだか、シナリオがあまり良くないせいか全体を通すと疑問も残り、各キャラクターを愛せないし、ただの自分勝手で悲しいよね、だから良いよねって感じで感情移入出来ない。
珍しい作品だと思う。
前半はサスペンス要素が強く観られるのが後半は???の連続。

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ルイ

4.0寄り添う気持ちを突き放される

2024年1月6日
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恋人に結婚を申し込んだ次の日に彼女が失踪した。
時期を同じくしてテレビから流れてきた死体遺棄事件と関連があるのか?
ミステリー仕立てで進むのだけど、観るべきはそこじゃない。

8年前の遺骨から死因が特定できるほど科学が進んでいるのに、離婚直後の子供も認知ができない前時代性の矛盾に憤る。
男が彼女の過去を調べていくうちに、助けたいと差し伸べる手を過去の彼女に手を切りつけられるような話。

それでも最後に彼女自身の独白で恋人のとささやかな暮しが語られると、「こんな暮らしを続けさせてあげたかったな」と恋人と同じ気持ちになる。

そんな観客は、彼女が海辺を歌いながら歩く、冒頭で映されたのと同じラストシーンの意味を知った時、自分の腕が切り落とされた事を知るのです。

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DKawa

4.0杉咲花の演技が圧巻!

2024年1月6日
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泣ける

2024年1本目です。

子ども~高校生時代の環境が今の市子をつくったのだと思いますが、
市子の秘密が明かされる度に、いかに壮絶な人生なのかがわかりました。

日本の社会問題も取り上げつつ、ミステリー要素も取り入れることで、
最初から最後まで集中して鑑賞することができました。

時間軸が現在・過去が入り混じり、トリッキーなつくりと思うものの
様々な人物を通して浮かび上がる市子像は見事でした。

これだけ影のある演技をしている杉咲花は初めて観ました。
傑作だと思います。

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ひでちゃぴん

4.0新年早々ずーんと重い

2024年1月4日
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2024映画初め、なんて重い作品を選んじまったんだ
哀しみや怒りを奥底に抱えつつただ普通に生きたいともがく市子として生きた杉咲花ちゃんの演技圧巻でした

にじ♩うちの子小学生の時合唱で歌ってたのよね

あと、もーりー出てるの知らなくてまだ高校生役いけるんだ?!ってなった笑

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kaoriiiina_ry

4.0名前というアイデンティティの重さ

2024年1月4日
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虹は誰が見ても虹、七色があって見え方もくっきり綺麗でも、ぼんやりと滲んだように見えても虹は虹。
オープニングとエンディング、母親のハミングの虹が物語る、私は市子という名前がある。
無国籍児が色んな理由で存在することも最近ニュースで伝えられ、難病介護の苦労やDVなどの社会問題も描くことで市子というひとりの人間の人生が哀しいものに。
私達に当たり前に生まれた時から持っている名前が、自分のアイデンティティなのだろうけど、意識することはないだろう。
無国籍児として育ち学校にさえ行けない苦悩を見事に描かれ演じられている。
幼少期から彼氏との出会いまでの描写に少し頭の中が疲れるが、市子という人間が辿ってきた人生を観るものに伝えるには致し方なく、しっかりと観なくてはなりません。
私が1番苦しかったのは市子が介護してる月子を死なせたが、帰って来た母親が動揺するでもなく市子にありがとうと言って鼻歌歌いながら台所に立ったところ。
映画としても杉咲さん、恋人の若葉さんの真っ直ぐな演技力、子役や若い役者さん全てが高い演技力でこの重いテーマの映画を締まったものにしていて胸に突き刺さります。
エンドロール中の四人家族が幸せだった頃の会話が市子と母親の胸中に常にあるんだろうと思いました。
このような映画が単館でしか上映されない事が寂しいですね、シネコンも1日で一回上映でもいいので上映してほしいですね。
幸いにも私の住む街には珍しく単館系の映画を上映してくれるシネコンがあるので助かっますが。

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梅じんの相棒

4.02024年野川新栄映画館映画初め

2024年1月3日
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悲しい

興奮

2024年映画館鑑賞1作品目
1月3日(水)チネ・ラヴィータ
フォーラムデイ1200円

監督と脚本は『13月の女の子』の戸田彬弘
脚本は他に『ばぁちゃんロード』の上村奈帆

舞台は大阪

筋ジストロフィーで寝たきりの妹月子を献身的に介護するヤングケアラーの姉市子
介護疲れで酸素マスクを外し妹を殺した市子
母の情夫小泉雅雄の力を借りて生駒山に月子の遺体を埋めた
市子には母の事情で戸籍がなかった
市子は月子になりすまし小中高と進学した
市子は月子に関する揉め事で小泉も殺してしまう

杉咲花につきる
長谷川のプロポーズに涙を流して喜ぶ市子
宗介と舌を絡めあうエグいキスをする市子
北に抱かれて泣いているよう笑っているような表情を見せる市子
北に夢を語る市子
などなど
その表情の全て全てが素晴らしい
杉咲花の魅力を篤と味合うための映画作品
小さい杉咲花が大きく見えた
ブラボー杉咲花

杉咲花の髪型が独特
アメリの髪型に似てる
さらにあれを眉毛が隠れるまで前髪を伸ばした感じ
意外とああいう系統の髪型は顔を選ぶわけで美人なら似合うかも知れないがブスはおすすめできない

杉咲花は色白の方だがそれよりも白い森永はどないなってんの?
杉咲花以外では森永悠希の芝居が光った

最後は車の中の若い男女が海に飛び込んで死んでしまうわけだが誰なのかはっきり明示されていない
状況的にいえばどうやら北と北見らしい
モヤっとしてるのがちょっと残念

手塚治虫の『人間昆虫記』や『奇子』のような女性中心の黒いドラマに感じた

傑作と高く評価したいが何かそれには物足りない

社会問題としてなにかコメントをするべきだがそれは避ける
削除対策でセンシティブな話題にはなるべく意見しないと決めている

配役
重い障害を持つ妹の月子になりすました無戸籍の川辺市子に杉咲花
市子の彼氏でプロポーズの翌日に逃げられ行方知れずの市子を探す長谷川義則に若葉竜也
月子(市子)の高校時代のクラスメートで月子(市子)に片想いしている北秀和に森永悠希
高校時代の月子(市子)の彼氏の田中宗介に倉悠貴
新聞配達時代の市子の仕事仲間でケーキ屋さんになった吉田キキに中田青渚
右側の首筋にあざが目立つ自殺志願者の北見冬子に石川瑠華
子供の頃に同級生の月子(市子)と取っ組み合いの喧嘩になったが力負けした山本さつきに大浦千佳
なつみの情夫の小泉雅雄に渡辺大知
刑事の後藤修治に宇野祥平
市子と月子の母親の川辺なつみに中村ゆり

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野川新栄

3.5運命とはいえかなしい

2024年1月3日
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泣ける

悲しい

難しい

複雑な環境の中でようやく掴んだ幸せも手放さなければならない身に切実な悲しみを受けた。
又、失踪した市子を探す夫が事件の真相を知りながら捜索する姿は虚しさと真相を知る怖さも伝わって来る。
自分の存在が戸籍上で確認が取れないで社会の器の中で弾かれた様な彼女に僅かなチャンスを活かしきれなかった。
福祉社会の隙間からもたらす社会不安も一石を投じていて考え深い点も有りました。

時より見せる花ちゃんの笑顔で塞ぎ込む自分がリセット出来て良かった。

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倭

4.0ネタバレなしに説明が難しい

2024年1月3日
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同棲している彼女に告白した後失踪。それを探すうちに次々と現れてくる真実。
これを杉咲花と若葉竜也の実力者が演じた作品。
明るみになってくるうちに暗い気持ちと恐ろしい想いになってくる。
杉咲花さんは法廷遊戯の名演とは違った表現でまさに主演そのもの。
若葉さんの真実が明るみになっても必死な姿がこの作品をいい意味で複雑にしており好感。
時期的に賞取りは難しそうだが、作品、主演、助演と賞に値する映画だと思う。

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ダルメシアン07