劇場公開日 2024年3月29日

オッペンハイマーのレビュー・感想・評価

全816件中、161~180件目を表示

5.0もののけ姫を思い出し

2024年4月21日
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ドッペル(たけ)

4.0多分多様な視点や考え方で

2024年4月21日
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映画としては見応えのある作品で脚本、演技、演出、どれも素晴らしく180分でも全く中だるみせず、アカデミー賞も納得の出来です。

でも、この映画は原爆が作られた経緯や生み出した葛藤、それらは見る人の生まれや立場で変わるんだろうな、と感じます。これを見るひと月前に初めて広島へ行き、原爆がもたらしたモノを肌で感じたのもあってより考えさせられました。

製作陣は日本人にどう見て欲しかったんだろう、、そのメッセージは読み取れなかったな。

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ヒョコツ

3.0今こそ見るべき映画

2024年4月21日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

唯一原爆が投下された国の国民として、絶対に見ておかなければと思った。
かなり難解であるため事前知識がないと意味不明な部分が多々ある。
原爆の模擬実験のシーンの臨場感はものすごくて、息が詰まった。
長崎や広島のシーンは一切なかったけれど、あの実験のシーンから原爆の恐ろしさと実際の.爆地の悲惨さを想像されられる。
今のこの世界情勢下にて上映されるべきして上映された映画だと思う。

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フロマ

4.0濃いドラマで良かったが・・・

2024年4月20日
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怖い

興奮

難しい

ちょっと盛り込み過ぎかなぁ。
最後の30分くらいは、サスペンスかミステリーの種明かしのような進行に切り替わった感じがした。それはそれで面白いのだけれど、3時間集中して、いろんなことを考えながら、映画の進行について行くのは、なかなかハード。それに、主題がぼやけるというか、オッペンハイマー編からストローズ編に切り替わったというか、オッペンハイマーとストローズのダブル主演というか。
名だたる物理学者が次々に登場し、こんなふうに関わっていたのかと興味深かった。水爆を開発したテラーが、やっぱりヤバい。一番危険な人物。
トリニティ実験のシーンは、緊迫感があって、まさに現場を目撃したかのようだった。映画の醍醐味。
広島、長崎への投下シーンがないとかで批判があるように聞くが、特にそれが必要とは感じなかった。あった方がより良かったとは思うが、この映画を観たアメリカ人が、原爆犠牲者に思いを馳せることができないとすれば、非常に残念なことだと思う。そういう人はオッペンハイマーの苦悩が理解できないだろうから、非常におめでたい人と言わざるを得ない。そういうアメリカ人が少数であること願うばかり。

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A.Camelot

5.0完璧。2024年5月1日再見(キャナルシティユナイッテッドシネマ)

2024年4月20日
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興奮

知的

難しい

🎦オッペンハイマー、完走。とんでもない作品を見た。これほどの映像言語をっちょっと知らない。膨大なフィルムから削り出した映像の彫刻。テオ・アンゲロプロスの🎦旅芸人の記録に比肩する圧巻の映像。もうこの上と言ったら小津の🎦東京物語とクブリックの🎦2001年宇宙の旅しかないレベル。是非この作品は若い方たちに見に行って貰いたい。中学生ならもう観に行っていいのではないか?こう言った高い次元の作品を若い内に浴びる事は最高の体験となる。ノーランの最高傑作と評しても過言ではない。様々な隠喩が散りばめられていて映像の宝石箱である。クブリックに肉薄している。あと一本で越えるのではないか・・・ワクワクが止まない。ピカソへのオマージュがこの作品の本質をよく表している。

【2回目鑑賞】
今回はディティールの検証での再見。ピカソの「泣く女」の少し前に出現する一連の絵画、特に1点のキュビズムスタイルの作品はおそらくフアン・グリス の作品に間違いない。この画面のインサートによって、この映画自体のテーマがピカソ芸術にかなりインスパイヤされているのが分かる。そもそも量子物理学や位相幾何学の発達からヒントを得て構築された概念であり、少なくともピカソと空爆を関連付けるゲルニカのイメージは表には出さず、表には出ずとも「泣く女」がゲルニカの中の重要な一コマとシンクロしているのは、ちょっとピカソ関連の伝記でも読んだことのある人なら理解できる点であろう。分子や原子、核などを自在に扱うための学問・量子物理学とそこから生まれた時空論、位相幾何学などはキュビズムを経てシュールリアリズム運動へと導かれる。この時代的文化運動と科学史的視点を重ね合わせ、本作品は私論ではあるが3部構成の体をなしているように思えるのである。それはまさにピカソの歩んできた美術史の変遷と重ね合わされるのである。

誰でもが知るドラ・マールを描いた傑作「泣く女」が映画の早い段階で挿入されて、その前にファン・グリスの作品が挿入され、さしずめ大学時代の恋人でその後も愛人関係にあったジーン・タットロックをこのドラ・マールに見立てている。そしてマリーテレーズが妻キティのイメージと重なる。3部作の構成はこうだ。分析的キュビズム、総合的キュビズム、そしてシュールレアリズムの時代というピカソの中心に「ゲルニカ」がある様におっぺんはいまーにはそれがHIROSHIMAでありNAGASAKIである。その後の赤狩りとの関わりや反水爆運動などがこのピカソにおけるシュールの時代に符丁する。

作品の表現様式も歴史的史実に「30年代までの天才物理学者の時代」「マンハッタン計画時代」「赤狩り・反水爆運動時代」がピカソの芸術様式に符丁し、実際の映像表現でも史実をパーツに解体し、再構築し、極めて短い挿入シーンのコラージュによって映像のキュビズムを目指しているかのような新表現を確立している。目まぐるしく展開する時空のワンカットワンシーンのコラージュは映画進行のドライブ感と4次元的幻惑感をもたらす。観客の神経はより研ぎ澄まされ前頭葉に働きかける映像の連続は、あのクブリックの🎦2001年宇宙の旅のエンディングシーンに匹敵すると言えよう。我々はこの作品において映像史の大きな節目に今立たされているのではないだろうか。

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mark108hello

3.5オッペンハイマーの「栄光」と「悲劇??」

2024年4月20日
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知的

難しい

とにかく登場人物が多く、予備知識が無いと、それを整理するために頭をずっと使って観る必要があります。自分は途中で諦めました…。そのため、オッペンハイマーの栄光と悲劇を描いている中で、特に悲劇の部分が、どういう状況で誰のどういう思惑が働いているのか理解ができませんでした。
IMAXで観たのもありますが、映像・音響・音楽は流石の一言。俳優たちの演技も素晴らしい!
しっかり復習、勉強して、もう一度観たいと思います…。

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tatsuya

3.5難解

2024年4月20日
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知的

難しい

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だむ

1.0被爆国日本として期待外れ

2024年4月20日
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悲しい

怖い

難しい

まず構成に難があり時間軸が並行して描かれるからわかりにくい。奇を衒う必要は無い題材なのに癪に障る。
NHKで観たオッペンハイマーの
特集の方が良かった。
ノーランのインタビューでは、オッペンハイマーの視点で描いたから敢えて実際の犠牲者の被爆の描写を入れなかったらしいが(本人はその様子から逃げて見てないから)、唯一の被爆国としてはそれが許せなかった。
イメージ画像みたいに原爆投下成功シーンを見て拍手喝采しているアメリカ人の皮膚がただれる幻を見る描写はあるが生ぬるい。
その拍手喝采するアメリカ人を
見て、怒りと悲しみで涙が止まらなかった。
戦後も被爆の影響で長年苦しんだ人が沢山いるのに。。
戦時中の狂った人間を描写するには良かったかも?
戦争や原爆、核がいかに残酷残虐な殺害行為になるか知らしめる描写は、犠牲になった殺害した人数を早口にまくしたてる程度なのか、と残念な作品。
オッペンハイマーの不倫描写とか邪魔だし要らないから、苦悩や原爆や戦争の恐ろしさをもっと強烈に描いて欲しかった。
所詮、未だに戦争を仕掛けるアメリカ人によるアメリカ人のための映画だなと感じた。

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まいまお

4.0「この映画はホラーでありスリラー」。2つの時系列がある特異点に収斂する脚本は見事

2024年4月20日
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「ホラーでありスリラーでもある」とはキリアンマーフィーがインタヴューで語った言葉。まさに、と思う。

真理を追究する過程の高揚感。
アメリカの混乱期の赤狩りという身内狩り、共食い、権力闘争の緊張感。
2つの時系列がある特異点に収斂する脚本は見事で、身震いがした。

序盤、ミクロの世界とマクロの世界が交差しその美しさと不思議さに魅入られる。その映像は、不安定なゆらぎで世界が構築されているということを視覚的に体感させ、壮大なドラマを予感させるとともに、見る側を不安にもさせ、オッペンハイマーの見ている世界を共有するような錯覚を覚えさせる。
素人の私でさえ、宇宙のことを考えると「何もない所から物質が生まれるわけがないのに、物質はどこから生まれたの?」など、馬鹿は馬鹿なりにそら恐ろしくなるので、世界の見え方が違うオッペンハイマーが精神を病むのは理解できなくはない。

科学者たちの理論を実験で証明したいという熱量や、世界の理(ことわり)を解き明かしたいという好奇心、国家のビッグプロジェクトに関わる高揚感に、こちらの心もある程度並走していく。
でも「日本」「投下」という言葉が出てきたとたん、心が硬直した。
「戦争を終わらすために」というアメリカの大義名分は、やはり日本人には受け入れがたい絶対的な拒否感がある。と同時に、これがイスラエルとパレスチナなど、現状各地の紛争が終わらない道理も理解できてしまう。爆弾を自分の国に落とした相手を、許せるはずがないのだと。その相手が「(攻撃したことは)正しい」と言い張っていると、尚更。
政治において過去を謝罪することがニュースになると「ただの形式の謝罪にどれだけ意味があるのだ」と皮肉めいた目でみてしまいがちだが、嫌、そんなことは無いと考えを改めた。謝罪はこういった当時の大義名分を覆す威力がある。しかしそうなると謝罪する側は母国の人間に顔向けができない。おだててそそのかして戦争に庶民を駆り立てたのは噓だということになるから。

話はオッピーに戻る。彼がもし実験に失敗していたら。ナチス政権下のドイツでヒトラーが手にしてたのだろうか。歴史にIfはないというが、オッピーがいてもいなくても、代わりに誰かがいずれ同じ様な兵器を作ったのだろうとは思う。歴史の流れというのはそういうものだから。
だから客観的にオッペンハイマーを判断することは難しいし、はっきりいって、できない。
「スリラー」の部分で、オッペンハイマーへの一瞬一瞬の「没入感」は凄い。
しかしノーランは、兵器を作り出した人間としての彼に「共感」はしえない、一定の距離をもって描いているようにみえる。

実際にボタンを押すのは彼ではないにしろ、明らかな大量殺人兵器を作っていたことは事実。ユダヤ人という出自がどこまで彼に影響していたのかはわからない。爆弾が投下されることに対して、他人事のような振る舞いにも見えたため、他の民族ヘの心の距離感があるようにも見えた。
ただきっと、原爆は、彼が思っていた以上の威力があったのは本当なのだろうと思う。

アインシュタインが素粒子論に対して否定的だったのか、理論の遅れを取っていたのかはその方面に詳しくないのでわからないが、ここでは破滅的な物をもたらすことを予見していたから、あえて身を引いていたように思えた。

また、武器を使用することに反対していた科学者たちの一団がいたのは救い。

音楽のルドヴィク・ゴランソン、スターウォーズの「マンダロリアン」でもテーマ曲を手掛けた。音楽が映画の前に出ないのに、必要不可欠。DNAの螺旋のように、がっちりと融合してノーランの撮った映像になくてはならないものとなっている。

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REX

4.0オッペンさんの物語

2024年4月19日
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3時間ずっと誰かが話してる。字幕を追うので必死。物理学の小難しい話も多い。でも面白い。物語に引き込む求心力がある。原爆の悲惨さや被曝の恐ろしさはいろんなところで見て、学んできたけれど、それを発明した人の話は初めてだなぁと新鮮だった。

オッペンハイマーという物理学者の苦悩。
どのようにして原子力爆弾という兵器が生まれ、なぜ人類はこのパンドラの箱を開けるに至ったのか。
そんな彼の半生を描いた物語。

日本公開では賛否が、というニュースも見ていたけれど、個人的にはこんな素晴らしい作品をありがとうノーランと言いたい。
もちろん、原爆の恐ろしさをもっと強く描かないと!とか被爆者視点に欠ける!といった意見も分かる。分かるけれど、これはどこまでもオッペンハイマー自身の物語だからこれで良いと思う。

日本は竹槍で突く訓練をしていた頃、アメリカは何もない砂漠にあんな街をつくって人類史に残る兵器を開発してたんだ…という絶望とアメリカの凄さ。

そして終戦後にこんな画期的発明に成功した彼が排斥されていく人生。ここまでしっかり描いているからこそ、この映画はどこまでもオッペンさんの伝記物語だと言える。

それにしても、セリフ多いなぁ。3時間に収める為にギュッとせなアカンかったんやろなぁ。台本分厚そう。
ほんでノーランさん、時間軸はもう普通でええよ?過去と現在を行ったり来たりせんでもええんよ?そろそろ誰か言ったげた方がええんちゃうかな。

それと「ボヘミアンラプソディ」でフレディ演じた人出てはったけど、やっぱり出っ歯やね。

ロバート・ダウニー・Jrはこんな役もできるんやなぁ、器用やわ。

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ヨーク

4.5予習が必要、IMAXで見るべき

2024年4月19日
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興奮

知的

難しい

前半部分は量子力学の知識が、後半はアメリカの赤狩りの知識が無いと理解し難い内容でした。他にもインド神話、精神医学、裁判、ドイツとアメリカの地理と大学、等の幅広い知識が有ればもっと深く理解出来る映画だと思います。
映画の入りが悪いようで、IMAX上映が朝8時15分からの一回で観客が10人位でした。アメリカでは大ヒットしている理由は、知識レベルが高いのか、赤狩りに関心が高いのか、他の理由があるのかわかりませんが、もっと多くのが見て各人が深く考えべき作品であるのは確かです。
オッペンハイマーは科学者からプロジェクトリーダーに変貌し英雄になるが、大統領から招待された直後に「あの泣き虫は2度と呼ぶな」と言われ、共産主義を執拗に疑われ苦悩の人生が続く。しかし、共同開発に携わった科学者、理解ある軍人と弁護士達や家族にも恵まれ、心の平静を保つことが出来た人生だったと思いました。

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ヨシリン

2.5オッペンハイマーは隠さない

2024年4月19日
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映画としてはおもしろかった。キリアン・マーフィ好きだし。
シーンの途中でフレーム変わるのは気が散るかなというのもあり、初見はIMAXではない普通の劇場へ。

しかし、トイレ問題は秘技SOYJOY(直前に食べる)で回避したけどさすがに腰が痛くなった。劇場鑑賞を要求するなら、まず身体的限界に挑戦するのやめてもらっていいですか…?

長いけどテンポはいいし、ノーランの割には親切設計かも。
アメリカ映画でこの題材やったこと自体はひとまず朗報だし、冷戦下の核戦争の恐怖を知らない若い世代を意識したってのもちゃんと伝わるようになってたんじゃないでしょうか。

しかし相変わらずボリューム過多ではある。役者がアマデウスのサリエリだと喝破したっていうロバート・ダウニー・Jrのくだり、あれ自体はよかったけど、なくても成立したんじゃないかなーと思ってしまった。対立軸としてはテラーもいることだし。
でもそうするとこの時間軸シャッフル構成が成り立たないのでしゃーなしか。終わり方が過去でも未来でもあり、またすべてが予言の範疇だってのがインセプションとかインタステラーっぽい。

観てる間、なんとなく「ゼロ・ダーク・サーティ」を連想してた。あれも一握りの人間の、それも密室での思惑で世界の命運が左右されてしまう話。

日頃、物理学を浮世離れした話のように感じている人間からすると、それが現実の世界をガラッと直接変えてしまうという急転直下の落差がすごい。でも本人は初手からピカソとかフロイトを意識してる人ではあった。そこに共産主義がどう絡んでるのか? 私にはわからなかった。

少なくとも原爆を完成させるまではドリーム科学者チームのプロジェクトXなんだけど、トリニティ実験の後から急にしくじり先生になっていく。心血を注いだ作品(核弾頭)が手の届かない遠くへ、ドナドナ運ばれていく、あの場面に実はいちばん心を動かされたりして。でもそれは他人の財布で作品を作る映画監督にも通じる気がする。

もちろん標的がナチスから突然日本になった時点から真顔にならざるを得なかったし、実際の被害写真を出さないのはアメリカ映画の限界なのかなという気はした。
あそこはオッペンハイマーの主観だから、というけど他方でストローズ視点の場面もあるんだし、映画はあくまで映像で語るメディアな以上やや無理めでは。
まあ、ここで説明的に描写するくらいなら、より適した作品を観てくれってメッセージなのか、あるいはそれは当事者サイドの日本映画が今後やるべきってことなのかも。

とはいえユダヤ系が多数をしめる関係者にとってハナから日本、広島、長崎なんか眼中なかったわけだ。それが劇中もっとも残酷な部分だった。
いくらアリバイ的に罪悪感ありまーす、と言われても、科学の発展/映画のミューズのためにはよく知らん極東の市民を傷つけても構わない、というあられもない本音。それを隠そうともしないのね。。

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ipxqi

3.0R15 女好きなオッピーの苦悩

2024年4月19日
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無駄に?性的描写のシーンがちょこちょこあります。まぁオッピーが女ったらしだったからかなw
カラーとモノクロでオッピーとストローのシーンを分けてはいますが、時系列は、わかりにくいです。更に登場人物が多く人間関係も、一度観ただけでは理解し難いです。ボヘミアンラプソディーのラミ・マレックがちょい役で出ていて、ちょい役だけど、なんか意味があったのかな?
あと、どうしてもアインシュタインは気になってしまいました。
他の方もレビューしていますが、トリニティ実験の描写がチープ過ぎて原爆の恐ろしさが全く伝わってきませんでした。原爆の暴走連鎖爆発で地球上を爆発が広がる想像のシーンは壮大に描かれていましたが…。
この映画は原爆の恐ろしさを伝えるということは主旨にしてないんじゃないでしょうか?主にオッピーの苦悩を描いていたように思います。なので、よく批判されている広島長崎の原爆のシーンは、個人的にはこの映画には必要なかったと思います。
エンターテイメント的要素は薄く、特段楽しめるシーンはなくオッピーの苦悩、赤狩り、ストローとの確執が淡々と描かれている3時間…なかなか疲れました。

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SICK_JOY

2.0天才オッペンハイマー教授の生活

2024年4月19日
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題名が「オッペンハイマー」なので、タイトルロールの人物を過不足なく描くのは本道なのかもしれないが、“原爆の父”としての側面だけでなく、男女間の葛藤や共産党との関係などにも結構な尺を使い、結果的に焦点がぼやけた印象は否めない。大部の原作評伝はもちろんそれでいいのだが、映画化にあたってはもっとメリハリをつけて刈り込んだ方が良かったのではないか。
IMAXの映像表現にこだわる監督だが、従来の鬼面人を驚かすスペクタクルシーンは特になく、あまりIMAX効果は感じられなかった。インサートの原子の拡散や光の明滅のイメージもさして功を奏していない。
キリアン・マーフィは腺病質の主人公の資質をよく写してはいたが、少しくネプチューンの名倉潤寄りにも見えた。
原爆実験の成功で手を叩いて歓声を上げる人々を見ていて、想像力というものの重要性をつくづく感じた。自ら返り血を浴びる白兵戦の時代から、地上の人間が見えない9000mの上空から爆弾を落とす時代を経て、今やはるか遠隔地から無人のドローンで攻撃する時代になった。そこに殺され傷つく人々がいることを想像できないと、人道主義など成立しない。さらにインターネットやテレビで異国の戦争を目撃する私たちも然り。

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梨剥く侍

3.0複雑だけどシンプル

2024年4月19日
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歴史小説で見れば複雑で誰がどんなことをしたのかわかりにくい。
オッペンハイマーだけ言っていると単純な話。音楽が素晴らしく、音楽だけで3時間もったと言っても過言ではないかも。
ラストシーンのカットバックの音楽や実験の効果音の使い方が飽きさせない。
結局オッペンハイマーは何者だったのか?ただの悩める人だったのではないか?

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ルイ

4.5IMAXはおすすめ

2024年4月19日
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知的

画がとてもきれいで絶対IMAXで見た方がいい。ストーリーとしては最初わからないところが多かったけど少しずつ分かってきた。3つの起き事を丁寧に語ってみんなが知っているはずの実話がすごく面白くなった。

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Imoni

5.0んー。

2024年4月19日
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こうだとか、ああだとか

色々あるんだろうけど。

広島と長崎に原爆が落ちてる

現実がある。

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たかはしすすむ

4.5林檎から滴り落ちた毒薬

2024年4月18日
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悲しい

怖い

興奮

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Uさん

4.0日本人として許せない

2024年4月18日
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悲しい

難しい

映画「オッペンハイマー」を見ました。「原爆の父」と呼ばれるオッペンハイマーの物語でした。広島、長崎に落とされてしまった原爆の被害の予測が非常にあまく少なかったこと、被害の様子を説明されるシーンで映像から目を背けた時に憤りを感じました。映画鑑賞後、Wikipediaでオッペンハイマーについて調べたところ、オッペンハイマーの親友のロバート・サーバーの著書「Peace and War」で、「原子爆弾が善意ある武器かのように語るな」と話しているそうですが、私も映画を見て同じように感じました。

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まりこ

4.0見ごたえあったよ。 核兵器開発した科学者の栄光と苦悩。 クリストフ...

2024年4月18日
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見ごたえあったよ。
核兵器開発した科学者の栄光と苦悩。
クリストファー・ノーランの、
科学者の苦悩の演出、
原爆が落ちた時の轟音と無音の使い方とか、
鳥肌が立ちました。
被害国の日本の映像が出てこないのは、
あくまでアメリカで研究開発している
アメリカ人科学者の視点を保つために、
日本の直接的な被害状況の映像は入れなかったのか。

オッペンハイマーは、
実際に原子爆弾が出来上がるまではきっと、
科学者として、
核の可能性に酔いしれていた部分はあると思う。
でも、実際に使われるまで、
わからないこともあるよね。

原子爆弾や、
東京大空襲など、
被害者国としては
アメリカの圧倒的な暴力の歴史を許すことはできないが、
今ほど戦争倫理が出来上がっていない時代で・・・
戦争倫理ってなんだ。

もし、
核の可能性について、
もしアメリカが最初じゃなかったとしても、
どこかの国の誰かが、
核の可能性に気づいたら、
きっと核爆弾をつくって、
どこかの国に使っていたとは思う。

世界で唯一の被爆国の
日本人として、
早く戦争のない世の中になってほしいと思う。

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あとぅーし