劇場公開日 2023年9月29日

BAD LANDS バッド・ランズのレビュー・感想・評価

全246件中、181~200件目を表示

3.5自分とは遠いけど、存在してそうなリアル

2023年10月1日
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鑑賞方法:映画館

映画を観ていると、自分にも思い当たりそうな、誰もが自分の人生の主役。みたいなのと、いやいや全く自分とは関わりない。みたいなのがあって、この映画は確実に後者なんだけど、だからといってファンタジーでもなく・・・実際にいるだろうし、こんな世界が実在していると思う。

ただ、似たような雰囲気の演者が多くて、時々分からなくなった。

最近つくづく思うのは生瀬さんってすごくない?今回みたいな役も普通のおじさんの役も何でもこなせて、でもちゃんと映画の中に実在している。

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みさこ

3.5映画よりもドラマ向き

2023年10月1日
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鑑賞方法:映画館

たまたま巡り合わせがなかったのか、劇場でこの作品の予告を目にしなかったこともあり、公開前に劇場ホームページや映画.comの公開予定にある本作品のサムネイルを見ても「これは(劇場鑑賞するかの)当落線上」としていていました。ただ、「安藤サクラさんだしな」と思い直してサムネイルをクリックしてみて気づいた「監督/脚本/プロデュース:原田眞人」に「あら、これ観ないとダメなやつじゃん」と、日曜のファーストデイに109シネマズ木場で鑑賞です。とは言え、残念ながら客入りはあまり芳しくないですね。ま、作品性もありますが、東映さんも東宝さん(同日公開の『沈黙の艦隊』)くらいとは言わないまでももう少し宣伝に力入れては?
それで私の本作に関する感想ですが、残念ながら「映画よりもドラマ向き」な作品ではないかと思います。「オレ詐欺」と言う、現実社会において身近なのに闇深さを感じる犯罪を、説明するでもなく演技で見せてくれることで緊張感が伝わり、また組織の複雑な構造と関係性にいい意味で惹き込まれます。さらにそこで終わらせずに「フィクションならではの思い切ったギミック」を入れたり、「外連味溢れるキャラクター」を登場させることで、見たことのない世界観を堪能するできるのですが、残念ながらこの尺だとそれらが活かしきれていな気がします。
天童よしみさん演じる「新井ママ」やサリngROCKさん演じる「林田」らのキャラクターは、それだけでスピンオフが出来るであろうほどの魅力があるし、淵上泰史さん演じる「胡屋(こざ)に至っては単に「付き纏う過去」なだけで、仕舞にはオチが読めてしまうためむしろ作品にとってマイナスな印象です。映画として143分にまとめたこと自体は努力を感じるのですが、ここまでやるならじっくりドラマの方が面白いのではないかと思ってしまうくらい勿体ない気がします。
とは言え、俳優さんたちは皆素晴らしく、前述した方々以外も魅力たっぷりです。中でも目を引いたのが佐竹刑事を演じる吉原光夫さんが素晴らしい。どこかしらやんちゃ感を感じさせつつも後輩たちからの絶対の信頼感を思わせる佇まい。そして、刑事ならではの表情や目つきなど細かい仕草で、相手に取り入る場合や、有無を言わせない場合など、随所随所で堂に行ってます。そのせいか、この手のクライムサスペンスのジャンルにありがちな、警察側に対して感じてしまうフラストレーションがないどころか、(江口のりこさん含めた)警察チームもまた、もっと掘り下げて見てみたい魅力があります。
全般、相変わらずセリフの聴こえやすさよりも演技の流れを重視した場面があったり、よく見れば、一度では気づかない伏線も散りばめられていそうで、そんなところも紛れもなく昨今の「原田眞人作品」たる出来栄えで、全然悪くありません。

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TWDera

3.5後半の3人をもっと見たかった

2023年10月1日
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悲しい

怖い

難しい

安藤サクラさんが出ていて、特殊詐欺に関わる姉弟が3億円を手にして狙われるというあらすじに興味を惹かれ鑑賞。
ごちゃごちゃしていてイマイチよくわからなかったというのが第一印象。
2時間半を感じさせないテンポの良さはあったがつめこみすぎていて、後半に入ってからだいたいの関係図をようやく理解できた。
ただ最初の特殊詐欺説明のパートはわかりやすく、興味深く導入は素晴らしい。ネリ、ジョー、曼荼羅3人の演技に引き込まれ、3人の掛け合いをもっと見たいと思った。ラストシーンの駆けるネリは、過去の境遇から払拭されているようで爽快感を感じられ、とてもいいシーンだった。

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じょうすけ

3.5バランスが…

2023年10月1日
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いつも通り日曜朝イチの上映回。

「安藤サクラ主演で」
「クズがいっぱい出てくる」
「クライムサスペンス」

もう私の大好きな部類の作品確定と信じて映画館へ。

この時間帯の客層は中高年以上が多く、単独で鑑賞される方が占める印象だったが、今回は若い女性の二人連れが複数見受けられ、作品ジャンルを考えると多少の違和感があった。

なるほど。
山田涼介目当てか。

事前情報をほとんど得ずに行ったので知らなかったが、途中から登場するイケメンの姿を見て納得する。

彼のヌードシーンで小さな歓声を上げておられた。

もちろん、それはそれで素晴らしい。
好きなシーンで楽しまれよ。

で、中身。

最近何本か観て、この監督作の「あるある」だと感じるのだが、説明セリフが多いのに、それが聞き取れないシーンが本当に多いこと。
それも、初めて登場する固有名詞が(今回は)大阪弁で、雑音の中で応酬される。
もしかすると、あえて観客に聞き耳を立てさせて物語に引き込むための演出なのかもしれないし、もちろん結果的には正確に聞き取れなくても大丈夫なものがほとんどなんだけど、何かが起きる度に「聞き取れていないから(自分が展開を)把握できていないのでは…」というモヤモヤと並走することになる。
カメラのカットがすごく多いのも分かりにくくさせている感じ。

安藤サクラはやはり今回も抜群にカッコいい一方で、周りのキャスト、中でも敵対するキャラクター、そのボス格が様々なフェーズで複数登場するんだけど、どれも総じてただのサイコパスかただの詐欺師で、キャラクターとして掘り下げもなく、特に魅力的に感じないっていうのは、結果として映画の面白さを半減させている気がする。
やはりヴィランは主人公を食うくらい好きにさせてくれないと。
鉄火場の元締めなんて、もう少し楽しめそうだったのに、結局前述の「ん?今、何て言った?」が邪魔をすることになってる。

加えて、彼らを追跡する警察のメンバー。本来もう少し物語のエッセンスになったはずなのに、特に後半は変なコメディ要素が多く、全体の流れがぶつ切りになっている印象があったのは残念。

観客の想定をひっくり返すほどの展開もないし、アクションというアクションもない。
繰り返される「コーヒーくるくる」もなぁ。

気付けば嫌なことばかり並べてしまったけど、上映時間の長さの割には額面よりむしろ短く感じるくらいのテンポの良さと主人公たちの魅力があって、多分本来はもっともっと面白くなるはずなのに…と思わせるくらい、個人的には「惜しい」「もったいない」と感じる作品でした。

【追伸】
あらためて「ヘルドッグス」に書いた自分のレビューを読んだら、上記とほぼ同じこと書いてた(笑)

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キレンジャー

3.0丈が矢吹なら、ネリはアルでしょ。

2023年10月1日
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悲しい

怖い

幸せ

西成界隈でで特殊詐欺の受け子の手配役をする女と血は繋がらないが幼い頃から一緒に育った弟が様々な犯罪に関わる話。

警察の捜査が迫る中。大物名簿屋のもとで働いていたネリに東京から不穏なアプローチがあったり、サイコな弟が絡んできたり…BAD LANDSは撞球場の名前なんですね。

VS警察なのかと思ったら、みんなそれぞれに灰汁どいヤツらに騙し騙されカマしあい、そんな中でみせる姉弟愛というか義理というか、そんなものをみせるノワール作品という感じ。
弟はサイコというより頭が回らず勢いだけのアホって感じ?

ちょっと詰め込みすぎだったり、脇役までキャラ作りすぎだったりでクドさは感じたし、もうちょいハードボイルド味があった方が好みではあるけれど、なかなか面白かった。

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Bacchus

4.0安藤サクラみたさ。

2023年10月1日
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で、見たけど面白かったし安藤サクラがめちゃくちゃカッコ良かった。詐欺話だけど義理人情も絡めたファンタジーで昭和チックな話に引き込まれた。ラストもいいねー。最高。

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peanuts

3.0安藤サクラありきの映画

2023年10月1日
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鑑賞方法:映画館

興奮

久しぶりの”思った感じじゃなかった”感。
詐欺師の話だから、騙し騙されみたいな展開を期待してたんやけど…
単純にノワール的な雰囲気の映画でした。
安藤サクラありきの映画。
2時間以内にまとめてくれたら、もうちょっといいテンポの展開になったかな。

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キブン

3.5音声についてはあきらめましょう笑

2023年10月1日
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この監督については、以前から声が聞き取りにくいと散々言われてるのに改善されないのは、監督にはその気はさらさらないのでしょう。
今作も「ヘルドッグス」よりはマシですが、関西弁に慣れてない方には余計聞き取りづらい所もあるかもしれません。
おかしな話ですがこの監督の作品はサブスクか円盤で字幕付で観直すしかありません。

山田くんは「ヨゴレ」な役で良いと思いました。
リアルな大阪が息づくこの作品自体のテイストは好みでしたが、原作が黒川博行氏だったと観た後で知りました。他の映像化作品ではドラマ版「疫病神」シリーズ(北村一輝主演)がめちゃおすすめです。

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ケイ

3.5テンポのよいクライムサスペンスに引き込まれる

2023年10月1日
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泣ける

興奮

難しい

予告の雰囲気に惹かれて、公開2日目に鑑賞してきました。

ストーリーは、大阪で特殊詐欺の受け子を束ねることを生業とするネリが、刑務所帰りの弟・ジョーがしでかした不始末をきっかけに、詐欺グループのまとめ役・高城から大金を奪うことになり、大阪府警の刑事・佐竹、ケツモチのヤクザ・新井、異常な性癖でネリを執拗に追い回す胡屋、賭場の胴元の林田らから狙われるというもの。

予告から、もっと痛快な特殊詐欺の話かと思ったら、全然違いました。思った以上に重いクライムサスペンスで、見応えのあるジャパニーズ・ノワールに仕上がっています。おまけにテンポが恐ろしくよくて、その世界観にぐいぐい引き込まれていきます。

まずは序盤、特殊詐欺の裏側や警察の地道な捜査の様子が描かれます。詐欺の役割の細分化やマニュアル化、巧妙な手口、安易に加担する若年層、やむにやまれぬ貧困層、罪悪感の欠如など、特殊詐欺の根深さが伝わってきます。それに起因する、警察による検挙の困難さ、それでもわずかな手がかりをたどって捜査する粘り強さもきちんと描かれていて、興味深かったです。

舞台が大阪ということで、関西弁で捲し立てる感じも本作にはよく合っていたと思います。ただ、テンポのよい怒涛の関西弁が聞き取りにくく、詐欺組織の入り組んだ構造、それゆえの登場人物の多さ、立ち位置の複雑さと相まって、細かい部分はよく理解できなかったです。

それでも、高城の殺害以降は、ネリの過去やジョーの服役理由が明らかになるとともに、ネリの逃亡に向けて収束し始め、すっきりしてきます。そんな中で、曼荼羅の生きざま、ネリを慕うジョーの思いが、熱く描かれ涙を誘います。明け方の街を疾走するネリの姿を描くラストも、余韻の残るよい締めくくりです。

また、原田眞人監督の他作関連のネタも楽しませてくれます。特に「燃えよ剣」を想起させる、池田屋セット再利用の賭場シーンと、そこに訪れた沖田総司役だった山田涼介くんの第一声、さらには岡田准一くんのゲスト出演と、ファンをニヤリとさせるサプライズがたまりません。天童よしみさんに言わせたセリフも完全に狙ってて笑えます。一方で、ハイスピードの方言演出も、原田監督らしさ全開なのですが、こちらは前述のとおりです。

主演は安藤サクラさんで、さすがの貫禄でネリを演じています。共演の山田涼介くんも、一皮剥けた感じでジョーを好演しています。他に、生瀬勝久さん、吉原光夫さん、淵上泰史さん、宇崎竜童さん、サリngROCKさんらが脇を固めます。中でも、宇崎竜童さんのいぶし銀の演技とサリngROCKさんの存在感が光ります。

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おじゃる

4.5結局日本て良い国なんだよな。

2023年10月1日
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特殊詐欺、日本以外では不可能だからかあまり聞かないと思う。
遊び感覚、ゲームの延長で大金を手にすることが出来る。
生きる為にとか、食う為にと言う必死さや汗臭さ悲壮感が無い。
全般にお洒落でさっぱりしている。
BAD LANDSと言うお店の雰囲気などで良く表現されていました。
二時間を超える作品ですが最後まで興味深く集中して観賞しました。
安藤サクラさん演じるネリ、かっこ良かったです!

ただ、ネリが若手実業家の心を盗んだと言う設定はどうだろか?
蓼食う虫も好き好きと言いますので、、、これは私の趣味です。(汗!)

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亀

3.5安藤サクラが駆け抜ける

2023年10月1日
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知的

難しい

クライムサスペンス映画ではありましたが、不思議な映画でした。
特殊詐欺をはたらいているネリがサイコパスの弟を引き連れ、アクシデントで手に入れた大金を持ち逃亡しようとする映画で、ネリ自体過去に大きな傷を負っています。
映画全体のセリフが思わせぶりで、少し滑っている様に思えました。
ネリの持たざる者への慈悲と凶暴性の2面性は何処からきたのでしょうか。
少し残念な俳優さんもおられましたが、最後まで安藤サクラさんが映画を引っ張っていました。

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のっぽ

4.0細かなところまでよく作られている

2023年10月1日
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少し長いがテンポが良い!イライラと感動も有り良い映画
安藤さくら 江口のりこ 一瞬紛らわしいと思ってしまった😆

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シゲゾ〜

2.5イマイチでした!期待しすぎ?

2023年10月1日
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安藤サクラさんと山田涼介が好きなので観に行きましたが、イマイチでした。

まず、関西弁がおかしかったーー!
「〜しまひょか」とか言わんし!笑

後半,緊迫する展開になるけど,私ならさっさと現場から去るけどな・・・いつまでそこにおるん?とめちゃくちゃ違和感。

それと、原田監督作品は私は合わないのかもしれない。
とにかくセリフが早口すぎる!!!
ヘルドッグスも関ヶ原も、早口すぎて、セリフがゴニョゴニョ聞き取りにくくて,とてもストレスフル。苦痛レベル。

それと、刑事役と、バットランズのママ役と天童よしみが大根で、冷めました。
キャストにあまりお金かけてない感じ。

さすがに宇崎竜童だけが光っていた!!

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Mariko

4.5裏社会の悪い奴ら

2023年10月1日
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『オレオレ詐欺』という言葉が、ニュースで報じられるようになって何年たつのだろう。警察捜査とのイタチごっこで、あの手この手と趣向を凝らして繰り出し、最近では、SNSを活用しての強盗や人の命をも奪う犯罪になってきている。

そんな、特殊詐欺グループに関わる闇の裏社会を、原田眞人監督らしい切り口で、悪い奴らの世界観にフォーカスを当てメガホンを撮った作品。終始、大阪弁で、捲くし立て、凄味合う台詞も、本作には相応しく感じた。

2時間半の上映中、展開に間延びするシーンが無く、常に緊迫感と疾走感が続く中で、ネリとジョーの姉弟愛も、織り交ぜてくる。しかし、クライマックスは、悪い奴ららしく生と死を分ける落としどころは、見応えがあり、逆に爽快感さえ感じた。

特殊詐欺グループの番頭である高木の元で、片腕を担っていたネリは、刑務所から出所した弟・ジョーの面倒に手を焼いていた。ある日、ジョーは賭博の借金の返済の為に、強盗殺人を起こし、そこに居合わせたネリと共に、3億円もの金品を手にし、それを機に、様々な悪の組織から命を狙われることになる。

2人をその窮地から救い出すのに一役買ったのが、嘗ての極道で、小さい時からネリのことをよく知る、宇崎竜童演じる曼荼羅だった。また一方で、仮想通過で莫大な財産を得た、ネリの元恋人の存在も浮上する中、醜い悪の人間模様が繰り広げられる。

本作は、何と言っても、安藤サクラと山田涼介の演技が光る作品だ。血の繋がらない姉と弟を演じる中で、弟を邪険にしながらも愛情を見せるネリ役の安藤と、サイコパス的な怖さの中にある、幼い子供のように姉を慕う、ジョー役の山田との掛け合いが、本当の姉弟の様に自然体で演じていた。

安藤サクラの演技は既に定評があるが、山田涼介も『グラスホッパー』の蝉を演じてからは、こうしたダークな役にも、しっかりと向き合える役者に成長していると感じた。また、友情出演のチョイ役で、意外なアカデミー書俳優も参加していた。ジャニーズは、今何かと騒がせている時ではあるが、こうした逸材をしっかり成長させて欲しい。

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bunmei21

4.0悪が育つのは

2023年10月1日
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ストーリーが面白く

長めの上映時間も苦になりませんでした

結局、悪が育つのは

環境が一番ですね

特殊詐欺もそうですが

みなさんが普通の暮らしが出来ているわけではないので

同情するわけではないですが

切なく感じました。

あとは

友情出演の岡田さんの身体の幅

宇崎竜童氏の演技力

にぐっときました

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れいん 【観る前にレビューは見ない派】

4.5救いはない、けれど生き抜くために

2023年10月1日
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アンモラルな世界に関西弁の応酬が原田眞人ノワールを加速させより濃い闇へと誘うBAD LANDS!めちゃくちゃおもしろかったです。最近の原田監督はロケーションや調度品が妖しい美に彩られていて、観ているだけでここではないナニカを感じられる。俳優陣の練度も高く安藤サクラさん言うまでもなく、山田涼介くんカッコイイな。舞台俳優なのかな、吉原光夫さんも刑事ハマってました。制作ペースがはやいので来年も原田ワールド観たいな

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うっか

4.0安藤サクラ可愛いやろがい!

2023年10月1日
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安藤サクラ演じる主人公ネリはもう犯罪の中でしか生きて行けない人生に身を置く女性で時に殺人も犯すくらい犯罪に躊躇が無い。
とまあ極悪人で犯罪者なんだけど凄く魅力的なんですよ。
頭も良いし教養も深い、仲間を思いやり、人として凄く優しい、犯罪者だけど優しい人。
たぶん周りの皆んなは彼女の事好きだったんだろうな、だから皆んなも彼女に寄り添い付き纏う。
このイビツで剥き出しのキャラクター像に説得力持たせるって安藤サクラだから可能だったんじゃ無いかな?
他の誰でも良いけど安藤サクラ以外の女優イメージしても全然しっくり来ない。
コレは彼女にしか出来ない西成ドヤ街も似合ってるくせキュートでセクシーだった。
ごめんもう安藤サクラのアイドル映画として鑑賞しちゃった。

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たけ(c)

3.0俳優の存在感

2023年10月1日
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 宇崎竜童さん、雰囲気がありますね。安藤サクラさん、いつもながら良い感じでてます。江口のりこさんと対決シーンがもしあれば、見応えがあったと思います。ただ、話の内容がスッと入ってこない。

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旅行者

4.0安藤さくらワールド全開!!

2023年10月1日
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興奮

少し長めでしたが
飽きることなく完走することできました

安藤さくらの演技が際立って良かった

序盤
関西のなまりのせいか
聞きにくいセリフがありましたが
徐々に慣れていき
完全に映画の世界にドップリハマれました

脇を固める俳優陣も皆良い演技で
ものすごく良い作品に仕上がってます!

あまり期待してなかった分
とても大きな感動が得られました

日本映画の賞レースで
是非争ってほしい作品です

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HIDE

3.0内容が分かりにくい

2023年10月1日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

安藤サクラさんが大好きなので、山田涼介君ファンのお友達と見に行きましたが、まずはお二人の関西弁があまり流暢ではなく、特に大阪の一番言葉が荒い所のお話だったので、もっとまくし立てるように喋ってほしかったし、言葉遣いも悪くしてほしかったです。
また、安藤サクラさんは大ファンですが、声質なのか、いつも少し聞き取りにくい印象で、もう少しハッキリとセリフを話してもらえると、映画の話も分かりやすいのかな?とも思います。
また、山田涼介君があまりにも顔が綺麗すぎるので、こういう汚れ役には適さないかな、とも思いました。こんなに肌が綺麗でまゆ毛も整えて歯並びも綺麗で歯も真っ白なチンピラは見た事ありません。
もう少し役柄を考えて、汚い山田涼介を演じてほしかったです。
この映画は1番宇崎竜童さんが光っていました。山田涼介君にもこれ位役になりきってもらいたかったです。せっかく演技力はあるのだから、外見も含めて演じていける役者さんになってほしいと思います。
この映画は脇役の生瀬勝久さんや宇崎竜童さんや大場泰正さんなどの名脇役で成り立っていると思います。
内容がいまいち分かりにくいし、知らない間に日が経ったり、登場人物も多いので、理解力のない私には難しい映画でした。ただ、弟が姉のために敵討ちするシーンは少しジーンときました。
色々書きましたが、やっぱり安藤サクラさんは大好きです。
これからも第二の樹木希林さんを目指して、存在感ある唯一無二の女優さんになってもらいたいです。

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☆maki☆