劇場公開日 2024年2月16日

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「どちらかと言うと」ボーはおそれている 9さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0どちらかと言うと

9さん
2024年3月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

どこまでが現実で どこからが妄想かわからない物語
私は全部が誇張もされていない現実なんじゃないかなと感じました
私の両親は健在なんですが、途中死んだらどうしようと怖くなり 終盤の展開は救いでした
主人公は病んでヨタってますが、常に社会性を持ち合わせていて善良で。少なくとも、自分のことしか考えてないのに自分より他人を優先しています。見習わなければ...
臆病なことは罪なのでしょうか?劇中 彼が心配する不安な予測を嘲笑うかのように、常に予測不能な災難が降りかかります。不条理と言えばそれまでなのですが、よく考えたら世の中なんてそんなもん。罰でもなんでもないはずです
自分を責めることと 後悔と反省は別なもので。映画を通して主人公がとった行動の一つ一つは誰も責められないものでした
そう考えると。誰しも もし人生を何回やり直せたとしても同じ選択や同じ決断を何度もして、結局今と同じ自分になる。それが結局ベストだったと気がつくんじゃないかとこの映画を観て思いました

9
かばこさんのコメント
2024年3月9日

こんにちは
共感をありがとうございます。
「誰しも もし人生を何回やり直せたとしても同じ選択や同じ決断を何度もして、結局今と同じ自分になる。それが結局ベストだったと気がつくんじゃないかと」
この言葉に元気づけられました、ありがとうございます。

かばこ
Mさんのコメント
2024年3月9日

何か含蓄あるレビューでした。
私にとっては何が何やらわからない作品でしたが、妙に心に残る作品でもありました。
最後の3行、映画同様、心に残ります。

M