AIR エアのレビュー・感想・評価
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すまんNew Balance派なんだ
マイケル・ジョーダンをナイキのブランドと契約するために奔走するナイキ職員たちの物語。自分もバスケをしていた人間なので、エア・ジョーダンを履いてプレーしていましたし、その履き心地は身を持って体験しています。なお、現在はNew Balanceしか履かない人間になりました笑
25万ドルで3人の選手と契約するよりも、25万ドルで1人の選手と契約し、彼自身の名前を冠したブランドを作るといった画期的なシステムに動き出します。ただ、マイケル・ジョーダンがNIKE自体を嫌がってるという絶望的な状態からスタートします。
adidasやCONVERSEがどういうプレゼンを取ってくるかの予想を母親との交渉に用いてみたら、母親は息子の価値を最大限に知っているからこその交渉と、両者ともに引かない駆け引きはなかなか見応えがありました。
会話劇がメインで、そこまで大きな動きこそありませんが、それでもテンポ良く進んでいくので飽きる事なく楽しめました。
マイケル・ジョーダンが偉大なのは勿論の事ですが、エア・ジョーダンを生み出した方々もまた偉大だったという事を認識させられた作品でした。バスケしたくなったなぁ。
鑑賞日 4/11
鑑賞時間 11:45〜13:50
座席 M-12
エアジョーダン誕生までの、商品開発の話かと思っていたが、全く違った...
エアジョーダン誕生までの、商品開発の話かと思っていたが、全く違った。脈の無さそうな片思いの相手を、全力で口説き落としにいって成功する、というビジネスサクセスストーリーだった。
至るところに80年代のパワーも炸裂していて、当時の日本のCMの「24時間戦えますか」のコピーを思い出した。
家に帰らずオフィスで仮眠など、明らかに働き過ぎなのだが、一世一代の大勝負のときとなれば、今の働きざかりのビジネスマンも、はたして同じ熱量を持てるのだろうか。
ナイキファンに見て欲しい作品
実話はやっぱり良いですね。マット・デイモン、ベン・アフレックは勿論、素晴らしいですが、主役を敢えて影の存在としてエキストラ化されているので母親役のビオラ・デイビスさんの演技が際立ちました。クリス・タッカーさんも良い。アメリカらしいサクセスストーリー映画に拍手します。
大胆なゲームチェンジャーを歓迎する米国の健全さがうかがえる快作です。
1984年を舞台に、当時アディダスとコンバースにバスケットシューズ業界を席巻されていたナイキ、その部門の立て直しを命じられた主人公が、一人のバスケ選手と一足のシューズに全てを賭け挑む姿を、奇跡と感動とともに描いた作品。ご存じの通り、1984年に発売されたスニーカー「エア ジョーダン」は今も改良を重ねつつ絶大な支持を誇る超人気モデル。その誕生秘話に迫ったのが本作です。
主人公はナイキ社に勤める、運動嫌いの中年白人ヘソニー・ヴァッカロ(マット・デイモン)。すでにベテラン社員だった彼が、組織の硬直したルールを打ち破り、いかにして前例なきビジネスを実現したかという成功への軌跡が語られます。
その頃、ナイキのバスケットシューズ部門は特に振るわず、ブランドには。ダサいイメージが付きまとっていました。
この現状を打破するためにヴァッカロが目をつけたのは、まだ大学生だったマイケル・ジョーダン。NBAドラフトで全体3位に指名されていた明日のスター候補だが、未知数の新人選手には変わりありません。そんな彼にソニーは、多額のスポンサー契約を持ちかけます。しかしジョーダンは、ライバル社のアディダスの信奉者でした。果たしてこの難物を口説くことはできるのでしょうか?
ネットフリックスのドキュメンタリー「ラストダンス」でも触れられた件ですが、この映画では独自の信念を貫くソニー・ヴァッカロの発想力と行動力に焦点を当てます。
ソニーは、自らの突破力で首尾よくジョーダンをプレゼンの席にまでひきづりだし、情熱のこもった説得で、好印象を得たものの、母親のデロリス(ヴィオラ・デイヴィス)から難題を突き付けられます。契約金は固定金額という業界の常識を打ち破り、固定の契約金に加えて、売り上げからのインセンティブを要求してきたのです。これには、新たな「価値」を創出しようとするソニーですら、絶望するほどの非常識な提案だったのです。
でもそれは巨大な岩を動かすように、旧来の業界システムを変革する力へと繋がるのでした。
もう一つソニーが仕掛けた革命的なことは、エア・ジョーダンの赤×黒という配色がNBAの規約に違反していたのにもかかわらず、逆に宣伝になるとあえて採用したことです。 そして、それに対する罰金をNIKEが肩代わりすることまで。日本の保守的な大企業では考えられないことでしょう。
監督はナイキのCEO役も兼ねるベン・アフレック。大胆なゲームチェンジャーを歓迎する米国の健全さがうかがえる快作です。
全てを上回ったジョーダン母の交渉力
まずは一見してマットデイモンが太った腹の出た中年男性として出て来たからぱっと見、マットデイモンだとは分からなかったほどだ。
バスケに疎い私でもマイケルジョーダンは知ってるし、ナイキのエアジョーダンも高いので知っていたもののこれほどのドラマが隠されていたとはね。
企業人生命をかけて選手を見出す力とそれを信じようと会社を動かす力も大したものだが、それらの全てを上回ったのがジョーダン母の交渉力だね。見事だったよ。
バスケの話はほとんどなく
全てビジネスの話でした。おもしろかったです。
追記
シンディ・ローパーやブルース・スプリングスティーンの曲がかかって涙が出てきそうでした。アメリカの人でも「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」をアメリカ礼賛の歌と思っている人、多いのですね。
スニーカー好きとデザイン・開発関係者は観るべき作品!
予告見た時からNIKExマッド・デイモンxベン・アフレックとくれば面白いでしょう〜って事で鑑賞
コンバースとアディダスに押されてバスケット部門の業績不振のナイキが・・・・
起死回生〜今や投資商品になってるエア・ジョーダンを生み出すまでの物語
冒頭の当時の映像から本編への移行が自然すぎるくらい自然で、マットとベンの役作りも流石!!
あんな感じで、お母さんが契約の矢面になり交渉してたのにはビックリです。
契約金+贈答品だけでなく商品にも肖像ロイヤリティをつけた交渉が面白かった。
自身もデザイナーとして、アスリートのデザインをする時に、プレゼンに入れる文言
『一流のアスリートは、シルエットで認知される』その代表的なシルエットロゴが、コレ!!
スニーカー好きとデザイン関係者にはオススメの映画です。
来年のオスカーノミネートは確定でしょう。
お気に入りのNIKEを履いていこう
期待以上に良かった。
スクリーンから受け取る情報量も、消化時間も無理なく人間サイズ?で身体にやさしい作品でした。
バカバカしいのに優しくて力強くてリラックスできて。心がほぐれ、エンドロールで劇中の印象的なセリフ達を思うと、とても自然にはらりほろりとこぼれるものがありました。
退場時にはついお客さんの足元に注目してしまいました。SLAM DUNKのポスターの足元もw お気に入りの1足を履いて行くと楽しいかも!
もちろん、くたびれたローファーでも!w
胸が熱くなる、爽快お仕事ムービー!
一生のうちで一度でいいから、
自分の人生をかけたビッグプロジェクトに
チャレンジしてみたいものだよね
それも、データ分析の数字に裏付けられた
安全なチャレンジじゃなく、
自分が長い時間をかけて積み上げた
経験と、情熱と、感覚だけを頼りにしたような…
そして、それを応援してくれる仲間がいて、
またまた、そのビッグプロジェクトが大成功!
…なんてことになったら、
もー、これ以上幸せな仕事人生ないよね!
「働く」ってことの喜びや醍醐味を思い出させてくれる作品だった
ソニーの「仕事」に対する情熱が清々しい
週末にこの作品を観たら、
月曜日から元気に出勤できることまちがいなし!
1980年代っぽいヴィジュアルや、音楽もグッド!
最後に…
大物のオカンは、やっぱ大物だわ…
マイケル・ジョーダンの母は強し!
圧巻だった
Time after time ♪
ストーリー面白かった!
音楽も良かった♪
盛り上がってきたところでの、
Time after time には泣けた〜
実話なのでなるほどそうだったのかと
勉強になった。
母の息子を信じる力は凄いし、
そこをくすぐったソニーも凄い。
気分爽快映画
最初、タイトルの「AIR」が何の事かわからず、ずっとスルーしていたのですが、レビューを見たら高評価が多くチェックしたら、ナイキのエアジョーダン誕生の映画らしく、しかもマット・デイモンとベン・アフレックが出演している。ハリウッドスターが出ているのに宣伝等少なすぎないかと思っらそしたら日米同時公開らしい。
内容は非常にスリリングでそれぞれの立場に着いている方達の思想や情熱が画面いっぱいに展開されていて面白かったです。まさかエアジョーダンにあんなストーリーがあったとは驚きです。ネタばれになるけど当時はやっぱりアディダスだったと思います。
決してバスケ大ファンではなく、ナイキのエアジョーダンも持っていないけど確かに80年代後半以降爆発的に社会現象でしたね。シューズ購入出来ない人が欲しくて事件を起こしたりしてニュースになってました。
それにしても、今でもNBAといえばマイケル・ジョーダンと答える人が圧倒的に多いと思う。それだけ革命的だったわけです。完全にブランドですよね。
ちょっと気が早いけど、来年のアカデミー賞には絡んで来そうな気がします。作品と監督と助演男優はノミネートされるかな?
個人的にはソニーと代理人の電話での話が興味深かったです。
後80年代のアメリカ音楽が随所に流れるので世代の方は更に楽しめると思います。私もその一人なので観賞して大満足です。
Born in the U.S.A.
企業のサクセスストーリーであることはわかっていたし、興味もなかったのですが、予告編で流れていたナイトレンジャーの「シスター・クリスチャン」のおかげで観ることに。この曲は『ブギーナイツ』、『13日の金曜日』などの映画でも使用されたことがあるのですが、やはり映画館の音響で聴くと素晴らしい!“フロイトローズの申し子”とまで称されたアーミングテクニックのブラッド・ギルスとエイトフィンガー奏法という驚異のテクを持つジェフ・ワトソンのツインギターというウエストコースト・ハードロックであるナイトレンジャー。もうたまりません・・・と思っていたら、予告編よりも小規模な扱い・・・
それはともかく、80年代のアメリカンヒッツが怒濤のごとく流れて、音楽ファンを喜ばせてくれる作品でした。ダイアストレイツ、REOスピードワゴン、シンディ・ローパー、チャカ・カーンなどなど、そして驚きの『ビバリーヒルズ・コップ』のテーマ曲!オープニングから70~80年代のアーカイブ映像やMVの数々に心掴まれましたが、音楽でもぐさりぐさり。ちょっと気になったのがエアロビ映像はオリビア・ニュートンジョンだったのかどうか・・・なんだかね、ストーリーよりも音楽とアーカイブに魅了されましたよ。ここで海援隊の「JODAN JODAN」でも流れてきたら、もだえてしまいそうです。
音楽ネタと言えば、ブルース・スプリングスティーンの「Born in the U.S.A. 」が使われていました。アメリカ万歳的な曲だろ?なんて言葉に対して、ロブは「歌詞をじっくり聞いてみると、ベトナム帰還兵が就職に困っている様子」などと内容を明らかにしています。ジョーダンの母親にしても本人にしても、慈善団体に多額の寄付をしていることへの伏線なのでしょうか。ソニーだってナイキでしか雇ってくれなかったと言ってたし。
NIKEなんてメーカー知らなかった自分。ニケと読むものだと思ってました。中学時代は通学用にバッシュが流行ってましたけど、ヒモを結ぶのが面倒だったのでやめちゃいました。その時代、この映画のような企業競争が行われていたのですね~個人的にはバッシュよりもキック力増強シューズが欲しい!
この映画でもう一つ特徴的なのはマイケル・ジョーダン役の俳優の顔を全く映し出さなかったこと。まぁ、顔なしの俳優さんも可哀想かなぁ・・・
今や有名スポーツ靴メーカーにあるまでのある一つの分岐点となる実話
本作をみるにあたり本来『ノック』を頼んだのだが開始時間が近かったのかなぜか今作でチケットとられ、渋々鑑賞。まぁいずれは見る予定でしたが。今や有名シューズブランドNIKEの経営を左右する大型案件を映画化。バスケットシューズの広告に必要な有名選手を得る為、競合相手adidasを不利な状況のなか落札に挑む。金銭面の他、落札選手自身がNIKEを好意的に感じていないなど中々悪条件であるものの、両親を直に説得しに行くなどし奮闘。あの有名なNIKEも最初から順調ではなかったと知れたのと、社会人なら少し共感できる部分、特に営業はあると思いました。
映画の後にナイキのバッシューを買って帰ろう
ナイキのエア・ジョーダン開発秘話のビジネスドラマで、結果はわかっているけど、気持ちがいい作品でした。ダイアー・ストレイツの『ブラザーズ・イン・アームス』の演奏で始まるオープニングからしてご機嫌で、ドラマの舞台になる80年代のヒットナンバーや映画などのポップカルチャーをあちこちに散りばめているのが楽しいし、主人公がビジネスシーンで壁にぶつかる度にナイキ社のポリシーがでてくるのも笑えます。有望なバスケ選手マイケル・ジョーダンとの契約の交渉のカギを握っている母親との駆け引きがなかなか面白いです。最後のプレゼンシーンで、主人公が若きジョーダンに向けたスピーチは感動的だし、その後に母親が追加してきた契約条項はこのスピーチの裏返しであり、スポーツ選手である我が子の未来のためとも思え,ジーンとしました。役者では、マット・デイモンが小太りのビジネスマン役を好演、母親役のビオラ・デイビスのタフ・ネゴシエーター振りも印象に残りました。
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