君たちはどう生きるかのレビュー・感想・評価
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えっと、、、。どーゆーこと?
話題になったので重い腰を上げました。
序盤に、映像として火の苛烈さが伝わってくるようでいいな!とか主人公可哀想だな、、、とかあったけど。主人公が思ったより態度悪いし、青鷺を狩ろうとするくだりとか諸々つまらなくてウトウト、、、。
ぼんやりみていたらファンタジーものに。目は覚めたもののよく分からん。寝てたからか難しいからか。
お母さん(若い)はどうして火を使えるの?とかそれなのに火で死ぬの?とか。場面展開は早いし、説明は少ない。それでいて、意味深っぽいことばかり言うから何がなんだか。あの石の積み木どんだけ重要なんだよ。石が壊れるとは思ったけどそのくだり雑じゃね?とか、最後ジーさんどうなったんだよ。とかとか。
上げればキリがないほど訳分からない。どこが起で承で転で結なのか。終わり方もこれ?みたいな。
友達からの前評判あまり良くなかったけれど、その通りで訳が分からないよ。何かを伝えたいのか、感動して欲しいのか、主人公が成長したのか、、、。
あと、悪くないけど、声優も俳優だしさ。
※これは、あくまで個人の感想です。評価されてるってことは、自分に発見できない何かがあったんでしょう。
少年と青鷺
少年と青鷺と義母と実母と大叔父さんの話
戦時中の日本が舞台
少年は母親をなくし、新しい母(実母の妹)の家に疎開する
その場所で青鷺に出会い
不思議な塔でさまよう
全体的に何かを伝えたい感じがあるが作中の情報から理解するには深く考察する必要がある
映像と音楽はきれい
この映画は「私はこう生きた。君たちはどう生きるか。」であり、「私...
この映画は「私はこう生きた。君たちはどう生きるか。」であり、「私はこう生きた」というタイトルの方がよりフィットしているのではと思う。
このような映画はどのように解釈してもよいのだろうが、自分的には下記のように解釈した。
・大叔父は宮崎俊、主人公の眞人は息子・宮崎吾朗 (青サギは鈴木敏夫)
・塔の世界=今まで宮崎俊が作り上げてきた世界(より広義でアニメーション業界でもよい)
・崩れて世界崩壊につながった13個の積み木は宮崎俊の監督作品(13作品)を示唆
何を暗喩しているのだろうと考えながら視聴しないことには、ストーリーの破綻/無理が受け入れられない。すなわち考えながら視聴することを前提に制作された映画と言え、ファンタジーの世界を扱っているにも関わらず、子供を置き去りにしてしまっている。
本作を一言で評価すると『加齢臭感満載のファンタジーアニメーション映画』である。
少年の心の旅。
どう捉えるべきか、この作品。なにせストーリーが解りづらく、観客が場面ごとにここはこういうことかな?あのキャラは何を象徴しているのかな?と考える必要が出てきます。よって、人それぞれの解釈が出来ると思います。
私はとても前向きなメッセージが込められていたと受け止めました。エンディングへ向かうにつれてそれまで「?」だった部分が繋がっていって面白かったです。まぁ「?」なまま終わった部分の方が多いですが(笑)
抽象的な表現が多く、ストーリーもフワフワした感じ。天国?地獄?この世ではない、どこか寂しい雰囲気の世界観。そこがすごく好き。でっかいインコやワラワラは可愛かったです。
そして、ジブリといえば久石譲。強い。あのピアノが流れた瞬間、あぁ、ジブリ映画だ。と思えるほど安定の久石譲でした。
最後に、エンドロールに「スタジオポノック」の名が載っているのを見て「屋根裏のラジャー」を思い出しました。私はラジャー推しなのですが、ジブリの良さ、ポノックの良さを再確認出来た映画でもありました。
そして、私はどう生きたいのか。
まず初めに、宮崎監督の作品は個人的に、観ているものも観ていないものもあり、また製作者の方々のインタビュー記事などもあまり読んだことがないので、自分の宮崎ワールドへの理解度は低いだろうな、、と思っています。その上でコメントを上げさせて頂きますこと、ご容赦ください!
もともと哲学とか、頭で考えることは得意ではないもので、この映画が公開されても、映画館に足を運んではいませんでした。ですが、ゴールデングローブ賞受賞の際、発表者の方(女性)の表情が「あの素晴らしい作品ですもの、受賞は当然よ!」というような、とても誇らしい表情だった(私にはそう見えまして、、、笑)のが印象的で興味を持ち始め、その後、テレビで映画の紹介として映された、アオサギが日本家屋の長い縁側の上を滑るように飛んで去ってゆくシーンを見て、その素晴らしさにノックアウトされまして、原作についても映画のレビューについても一切見ず/知らずのまま、映画館にすっ飛んで行きました。
見た感想ですが、まず映像については、輪郭が線で囲って描いてある人物たちと、その後ろに描かれた美しい絵画のような風景は、いつもながらだと思いますが、素晴らしく調和していて美しかったです!
人物の方は、冒頭の、玄関で下駄を脱ぎ捨てて階段を駆け上がる動き、病院に向かって走る動き、どれもスタジオジブリ独特のもので躍動感、疾走感が素晴らしかったです(個人的には、プリプリ怒ってお尻を振るドナルドダックの動きも大好きですが、ジブリ映画の人物の動き、特に走る姿は世界中で唯一無二で最高だと思います!)。
風景の方も、他の作品もそうですが、日本の里山の美しさが描かれていて本当に素晴らしく、もしゴールデングローブ賞の発表者がこの美しさを共有してくれているなら、うれしいなぁ、、と思いました。
ストーリーの方は、画面を追って見ている限り、分からなくなったり、混乱したりすることはなかったように思います。個人的に心にストレートに来たのは、
主人公の2人(宮崎監督の映画でよく描かれる、純粋な少年と勇気のある少女)が、 « 人間の住まない異世界に身を置きながら、なんとか人間界の調和を保とうとする » のではなく、自分自身が業もある人間として生きながら、同じ志の仲間を作って、世界の調和を達成しようという生き方を選ぶところです。
私たちはこの映画とは違い、もともと、人間界に生きるしか選択肢がないですが笑、例えば聖職者の生きる世界と、一般人が暮らす世界は全然違っていて、聖職者の世界はこの映画で描かれた異世界に近いのかもしれないなーなんて感じました。そして、仮に昔の自分に聖職者として生きる選択肢があったとしても、自分はやはりどうやっても、聖職者としてではなく、人間の中に身を置いて、同じ方向を目指せる仲間を探して行く人生を貫くだろうな、と思いました(きっとこういうことって、選ぶ選ばないに関わらず、生まれた時から決まっている、一人一人の使命のようなもののようにも感じます)。
ちょっと話がずれてしまいましたが、この映画はまさにタイトルどおり、自分が生きて目指したい方向について、考える機会を与えてくれたように感じました!
上映期間に間に合って良かったです!
(最後に、、、。たまたま映画の中の人物が自分と同じ名前で、名前が出て来た時に一瞬、わあぁぁ、、と焦りました。
別に焦る必要もないんですが、なぜこういう時、人はドキッとしてしまうんでしょうね〜)
奇妙で夢のような作品
不気味で怖くて奇妙で興味深い次々に変わるたくさんの世界を新しいお母さんになる夏子を探して勇敢に進んでいく眞人くん
世界の一つ一つに奇妙に惹かれてなんだかいろんなシーンで泣いてしまった
バディが変わっていくのもおもしろい
インコやペリカン、カエル、ワラワラの奇妙、怖い、可愛いの絶妙なバランスが心地よかった
ちょっと夢のような感じがある
時空の歪み的な面白さもあるだろけどしっかり映画を見た感じした、映画館が非日常へアクセスする装置として機能していると思った
ジブリで出てくるおばあさんが7人登場、しかしそのうちの1人はちょっと違うなと思ったらバッチリ仕掛けになってた
大叔父さんの世界を継ぐかどうか選択を迫られて元の世界に帰るのはハードボイルドワンダーランドを連想した、街とその不確かな壁も読もうかなあ
またこの映画みたい
宮崎監督の、その時を振り返る話
亡くなった母の妹と再婚するという父親やまだ共に暮らしていないのに妊娠しているという新しい母への不信感。老人たちへの嫌悪。口に合わない食事への批判。そして亡くなった母親への強い思慕。
そんな子どもらしい態度を率直に出せるのは子どもを子どもらしくいさせてくれるまわり環境があるから。
子どもだった眞人は異世界で生きるための殺生や命の選択の不条理を経験する。また生命誕生の神秘や世にはびこる悪意などを知ることになり、冒険や正義、協力を通して成長していく。
この話は少年が子どもから大人になる、その時どんなことが起きるのか…それを映像化したものだと私は捉えた。心の中で起きている大事件、子どもの世界が崩壊し、大人のそれが再構築されていく過程。
火事で亡くなった母が、もしも火を操る特別な力を持っていたら…火事で亡くなるはずがない…どこかで生きているかもしれない。少年の切ない空想が作り出した物語と捉えることもできる。
いつから自分は子どもではなくなったのだろうか、その時何が起きた?何を見た?そう考えれば全ての場面が腑に落ちる。
宮崎監督の自伝的成長譚だとしても、そこには普遍的要素が詰まっている。
圧倒的なカタルシスに涙腺崩壊
緩急のあるストーリー展開が後半のファンタジーを際立たせる。リアルなディテールとオリジナル造形物とのダイナミックな対比、異界での様々なメタフォリカルな生き物群との遭遇や、人との出会いと冒険が、古今東西の歴史的な寓意と物語を示唆しながら進行。その中でも小さな可愛いワラワラ達が栄養を摂って上界に螺旋型に浮上していくのはDNAを想起させて感動。
大叔父との対面に至り、眞人は理想郷を司る創造主となることと血脈を拒絶して悪意と諍いの絶えない世界に友達と共に戻ることを選択する。
ラスト、緻密に積み上げられた禁忌と掟だらけの王国の荘厳な城と世界が爆裂崩壊していくところからの脱出が圧倒的なカタルシスで、訳もわからないままに涙腺崩壊した。感じること、体験することで前に進んでいくことが、謎解きや理屈抜きに表明されていて圧巻。
人は世界をどのように見ているのか。世界観のコペルニクス的転回!!笑
難解だと人は言う。
よくわからなかたっと主張する。・・・そうだろうか。
宮崎ファンではない自分でもこの映画が「単純」なものであったことがわかる。
登場人物に、そしてそのストーリーに一貫した説明を求めようとしているところから不可解なものをそこに織り込もうとする。この物語は、どの登場人物にも根源的な「意味」を求めてなどいない。そこにあるのは「世界で揺蕩う」人の物語でしかない。
「世界は一つである」という台詞が聞こえてくる。そうだろうか、世界は一つだろうか。
いや「世界は現実と仮象の間」にある。そうだろうか、世界は二つだろうか。
どれも答えではないのだろう。
答えがどれでもないことを私たちは眞人を通して感じ取っているはずだ。
よくわからないという答えや難解だという主張は、実は彼らがそれを実際に感じ取ったからなのだ。
世界などというものは、綺麗に整理できるものではない。
大叔父の妄想も、青鷺のいい加減さも、ペリカンの嘆きも、インコの生真面目さと冷徹さも、全て織り込み済みで容赦無く矛盾に満ちた、戯画化されている私たちの世界そのものではないか。見よ、あのグロテスクな蛙の「塔」を!
今の日常では出会わなくても、私たちは、それに出会ったことがある。出会っていたのだ。
いつか忘れるといったあの言葉は、私たちが過ごした遠い昔を思い出させる。
途中、キリコに出会ったあの場面は、ゲーテが呼んだSturm und Drangではなかったか。
後妻に距離を感じ否定する、幼い眞人を私たちが経験したものではなかったのか。
無知と無恥は悪である。
それを庇い立てする自分自身にも気づかない。
夏子を受け入れない自分を、彼女自身が受け入れることがないことを薄々感じながらも認めないでいる。「おかぁさん」と呼べない自分に気づく時に、人は世界がひとつのであることに気づく。
しかし、と同時に、
その世界は、自らの汚れを汚れとして気づく、二つの世界に立ち帰る瞬間でもあった。
最初、それに気づかずに悪を周りに差し向けてはいたものの、世界が一つであることを知った瞬間に、彼は二世界論が都合のいい解釈で成り立っていたことを知ったのだ。まさに、それに気付きながらも、そこから身を剥ぐことをしなかった大叔父とは違って。
現実とは、こうである。
現実とは、そうである。
現実とは、ひたすら逃げることではない。
天井から薔薇。パンテオンの祝祭のように受け入れなければならないのだ。
まさに、それがコペル君的な世界観の変革であろう。
映画の題名は、まさにこれを意味していることに、誰が気づくのだろうか?
・・・構成が単純だから、誰でも気づくよね。www
#あいみょん・・・ごめん、ヒミか。キリコの一本調子よりはまだマシか。
パパ、下手だね。・・・それ以上は言いません。もう、いい加減。。。笑
ババァ連・・・馴染みすぎて、誰でもいいや感あり。でも、メンツスゲェーやん。笑
ワラワラ・・・え?声優必要?
でしょ!インコ大王、老ペリカン!!助演男優賞を二人に!
・・アオサギ、やっぱ、道化(フール)を演じさせるなら。ここはうまくいった!
##でもね、
この歳になると、全ての動きが「ハイジ&コナン」に見えてしまう。
自分もそろそろ、集大成で終活かな?wwww
###ファイナルアンサー的には
やっぱ少し、入れ込みすぎかな。www
気がついたらエンドロールでした
元旦に散歩していたら、川原にアオサギがいました。シロサギもいたけれど、アオサギは色や姿が美しくて写真を撮りました。2024年初めての一枚です。映画のポスターがアオサギだったし、今年初めての映画は「君たちはどう生きるか」にしました。
会社の昼休みに「『千と千尋の神隠し』に感動した!」という話を同僚にしたのに、後日同僚から「訳わかんなかった」と言われて、悲しい気持ちになりました。私は興奮してスキップして帰りたくなったのになぁ。
もう22年も前の話。
今回、この作品を観ている間、あの元同僚のように「訳わかんない」と思う私。ワクワクして帰りにスキップしたくなった頃から22年も年をとり、想像力や感性が失われてしまったのかな。
特にね、インコの集団が出てきた頃から訳がわからなくなった。話についていこうと必死に睡魔と戦っていたのに、後半は断片的な映像しか残っていないです。なので、2年後になり、弟もそれなりに大きくなって、エンドロールが出始めてびっくり。
急に目が覚めて、エンドロールはしっかり見ました。会社の総務とか経理とかのスタッフの名前まで出て、さらにびっくりしたぁ。こんなことしか感想がないなんてね・・・。
そういえば、野田地図の演劇を観ているときも、途中で挫折しそうになるのですよ。頭のいい人の書くものは、なかなか理解できないです。でも見終わった時は感動しているし、なんなら泣いていたりします。あれは、生の舞台だからでしょうか、演出や役者の力でしょうか・・・。そんなことも「訳わかんない」つながりで思い出しました。
すみっこぐわし
館内貸切
サービスデーなのに…大丈夫か?
貸切なので全集中出来た
内容に不自然な…取って付けた様な…すみっこぐらしの様なマスコット的キャラ出現
スポンサーの圧力か?
2000年以降、ファミリー向けアニメ映画に必ずといっていい程、マスコット的キャラが出現
近年の、中59アニメ映画にも出現
ぬいぐるみのグッズ化が狙いなのか?
Dの圧力? はたまた中59市場を意識?
削除しないで
宮崎駿スタジオジブリ総決算の様な映像美
圧巻の作画情報量に引き込まれる
夢を見ている様な、脈絡のない展開だが、ひたすらアニメならではの映像美に引き込まれる
セル画全盛期を彷彿とさせる、ぐにゃぐにゃ動く登場人物たち
不思議とアキラを思い出した
近年のアニメ映画にありがちな、露骨な3DCG演出が殆どないのが非常に好感が持てた
W木村が良い
昭和再婚あるある
ベルセルク トロール風のアオサギ
小林薫? 渋川清彦? 最後まで担当声優が判らなかったが、菅田将暉だった事に驚き
「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」では、声優としては酷かった印象があるが、激変である
そして爆笑インコ祭り
ムックとトトロの合いの子の様な…
モヤッと終わるが…面白かった!
おもしろいかつまらないか以前に、意味が分からない
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戦争時代、病院の火事で母を失った主人公の少年。
戦火を避けて父と田舎へ。ナツコと言う新母親と同居。
ナツコは多分、実の母の妹。父親何考えとんねんw
である日、ナツコが森の方へ行くのを目撃した主人公。
その後でナツコが消えたと大騒ぎになり、主人公は森へ。
そこで言葉をしゃべる不気味な青サギと殺し合い開始。
ところが「お館様」が少年を案内しろと言い、青サギは味方に。
で地底の国?「下の世界」で紆余曲折の末、生還。
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とにかく意味が分からんかった・・・。
おれの見方が甘いのか?みんな分かってたのか??
下の世界に行くまでは良かったが、そっからが意味不明・・・。
・キリコ
キリコという老婆の女中も一緒に下の世界に行くのだがはぐれ、
主人公はまず最初の危機を若い女漁師に救われる。
でこの女漁師=キリコらしい。顔も年齢も性格も全然違うのに。
女漁師キリコが老婆キリコの人形を持ってたのも意味不明。
あとゆるキャラみたいなのが大量に天に飛んで行ってた。
その先の現実世界で赤ちゃんとして生まれる命らしい。
それをペリカンが襲い、食いつくす描写があった。
何かを暗示してるっぽいが、全く意味が分からん・・・。
ストーリーともほとんど関係ない・・・と思う・・・多分。
・ヒミ
次に主人公は、キリコの知り合いであるヒミに救われる。
このヒミが主人公の実の母親らしい。え?どういう展開?
あまりにも飛躍し過ぎてて、全く意味が分からんかった。
ラストシーンで、今から主人公を生むって言ってた。
将来火事で死ぬよと聞いても「私は火に強いから」と言う。
確かにこっちの世界のヒミは火を自在に操れる。
じゃあ現実世界での火事の時、母は死んでないの?
だとしたらどこへ行ってしまったの??
そのへんが全く語られてない、少なくともおれは理解できてない。
・ナツコ
ナツコは結局、下の世界の分娩室?みたいな所にいた。
自らそこに行ったみたいやけど、そもそもそれは何で?
しかも助けに来た主人公に、アナタなんか嫌い!帰れ!とか言う。
継母とは言え、現実世界ではそんなこと言う人ではなかった。
多分何らかの事情があるんだろう、でもそれが全く分からず。
・お館様と王様
主人公らは知能の低そうな鳥たちから逃げてた。
その鳥の王様みたいなのがいたが、誰なの?何がしたいの?
あと「お館様」は主人公の先祖で、訳の分からん積木をしてた。
それで世界のバランスが保たれてるだのなんだのって話。
そして主人公に、積み木をする後継者になって欲しいらしい。
それを聞いた鳥の王様が、裏切り者!って急にキレる。
で積木を叩き壊したせいで下の世界が崩壊・・・。
えっこれ何を見せられてるの?話の筋が全く分からない・・・。
でお館様が結局どうなったんかも謎。多分死亡やろけど。
あと序盤に主人公が自分の頭を石で叩いて大怪我したのも謎。
自暴自棄になってるようにも見えなかったが・・・。
こんだけストーリーの分からん映画も珍しい・・・。
家で何かやりながら見てたらこういうことも時々あるけど。
映画館で集中して見てるのに、2割ほどしか分からんかった・・・。
ようやく観られた。けっこう好き。
色々なモチーフが詰め込まれていて楽しく観れました。
鳥かわいい で笑ってしまったり、ジブリってかっこいい女性が必ず出てくるなあ。とか
あ、パズーみたい。とか。
最初のうち だーもうこのお父さんキライって感じで見ていた事もあり、眞人の受け入れ難さや受け入れざるを得なさや意固地になる感じも甘えたさもするっと受け取ることができました。問いかけてくれる本の世界も。
ことばにならない圧倒的な感覚が無意識の世界にあるのかも、現実世界で思うことがそちらに影響を与えていたりもするのかも。と思ったり、取捨選択でだんだん忘れていったり閉じたり開いたりするかもなとか。
攻撃しようとしてた鷺を最後友達と言っているのがなんかふとゲド戦記思い出しました。
ネタバレにあたるのかわからないけれどミュージカル観劇したチャーリーとチョコレート工場みたいだなと思いました。思い描くことが作り上げるイマジネーションの世界が現実に溢れ出して混ざる。影響する。みたいな。
目を覚ますとある世界にどちらも圧倒的に現実感あってどちらが夢かわからなく呑まれて片方の世界の実感溶けて自分だけが結び目みたいな。
本当は走馬灯かもしれないし。
ちょうど星野架名さんのメモリアルブックを手にしたタイミングだったのもあって世代超えて時間が混ざり合ったりパラレルワールドっぽいのも記憶が影響とかではなくて全部の時間は全部同時に存在してるのかもなあ…と思えやすかった。
選ばせようとか感情を引き出そうじゃなくて自分で選ぶとかっこよくなるんかなあ
大人の入り口な映画と思いました。
美術作品だな~って思いました。
なんとなく映画が見たくなって、やっている映画を検索していたら見つけた作品でした。え、宮崎駿作品?!やってるなんて知らなかった~と思って思わず予約。
名作を残してきた宮崎駿さんが、80代になられた今、どんな作品を通して何を伝えたいと思うのだろうかと、そんなことが気になって見に行きました。
正直、今までのように斬新でワクワクするようなストーリーではなくて、見たこともない世界観を味合わせてくれるような作品でもなくて、心温まる感じとも違うくて、「どうだった?」って聞かれても、「おもしろかった~!!」って言うよりは、「うん、よかったよ~。上手く伝えられないけど、見て、感じてきて~!」って伝えるストーリーでした。
でも、あ~どうせこんな話でしょ。と分かり切った薄いストーリーではなくて、音楽や勢いで感動させるものでもなくて、、うまく伝えられないけれど、宮崎駿さんの思いを感じられる映画でした。宮崎駿さんと対話しているようなそんなストーリーでした。
その時、自分の考えていることや、伝えたいことをストーリーに込めて伝えてこられた宮崎さんだからこそ、今のご年齢で今感じていることを伝えて終わりたかったのかなと。
私が感じたストーリーは、、
「周りからみたら変な点や理不尽なこともある世界でも、意思が積み重なってできたその時代は、築いてきた人たちには、壊したくないかけがえのない世界で、自分の大切な家族にも引き継ぎたいぐらいの世界だったりして、、自分もそうやって、与えられた世界の中で、自分なりの考えや意思を持って自分の世界を作って生きてきました。振り返ると、自分の考えと向き合い続けた人生だったな~と。あんなことを考えた日々もあったし、こんなことを考えた日々もあった・・・でも、そんな私も年をとって、私の世界もそろそろ終盤に向かっています。いつの時代も古い時代が壊れてまた新たな時代が来る。人生や世界とは、意思の積み重ねなんだなぁと改めて感じている今日この頃です。あなたの世界はあなたの意思で築かれる。あなたたちはどんな意思を持って、どんな世界を作っていきますか?」
っていうようなことを言われているように私は受け取りました。いや、、正直、1回見ただけでは細かい描写は拾いきれないし、もっといろいろ込めてるとは思うし、、そもそも私の考えとは全然違うことを伝えているのかもしれない、、、
この作品を通して、自分を見れる。自分がみたい、宮崎駿作品をみれる?美術品のような作品だと思いました。いや、実は今までもそうだったのかもしれない。
また、主人公が、塔を出た瞬間におじさんとの記憶が無くなる感じも、なんとなく、親戚が亡くなった際に、その時は、死と向き合って残りの人生について考えるのに、日常生活に戻ると、忘れてしまっている自分と重なりました。
宮崎駿さんが周りの人やファンに向けたメッセージのような映画なのかな?宮崎駿ファンにはすごくじ~ん。と感慨深い映画でした。これで終わって欲しくはないけれど。宮崎さんのなんだか心に染みわたる絵と世界観が大好きです!まだまだ、魅せて欲しい。
そして、この作品を、広告や宣伝なしで放映することを決めた、鈴木プロデューサーもさすがだなぁって思いました。宮崎駿さんのこの作品に、広告や宣伝に振り回されている世の中への問いかけの思いも乗せて、世に放った作品なのかな~なんて思ったりして。これはただの、私の願望。みなさんも、自分がジブリに期待していたもの、求めていた物、ジブリに感じていて欲しいと思う、自分の意思を確認しに、観に行ってみられたらいいと思います。
やっぱり、一番、宮崎さんの考えと向き合って、信じてきた方なんだろな~。名コンビ。
やっぱりジブリ好き!
遡れば小学生の頃、友人に誘われあまり興味のなかったアニメ映画だったので、朝早くから新宿まで行くのヤダなーとイヤイヤ行って観た「風の谷のナウシカ」で
あまりにも衝撃的で号泣し、終わった後なかなか席から立ち上がれなかったのが、ジブリとの出会いでした。
小学生ながらにこんな世界があっていいのか…と
イヤイヤ来た事を心苦しく思いました。
それからジブリの映画は、必ず映画館で観てきました。
宮崎さんは、私の父と同世代なのですが
頭の硬い昭和初期の頑固オヤジだったので
同世代でこんな世界を描ける柔らかさと、
世界観、創造性に
今回も驚き、惹き込まれていました。
「君たちはどう生きるか」という問いは
「私はどう生きたいか」という、観た人それぞれの
答えがあるように思います。
きっと私も死ぬまでこの問いを自分に投げかけ続け、
いくつになってもこんなふうに豊かな柔らかさを大切に持っていたいなと感じました。
おじい様の来ていたガウンが、風の谷のばば様と同じような物だったのも嬉しいポイントでした!
今までのジブリ作品にでてきた色んなものが
隠れていたのも楽しかったですね♡
宮崎駿っぽさ凄い、と思った
・冒頭で母親が火災で亡くなったシーンで、亡くなった母親と重なり、ぐっと来た。その後、母親の妹?と再婚する父親や亡くなった母親を忘れられない感情とを現実との並行世界っていうのか?パラレルワールド?黄泉の國?なのか、神話的な体験で解消していったと解釈したのだけど、何となく、こういったことなければ人間は本当は呑み込めないのでは?と思った。もし、死別などの体験をした際にきっとどこかで何となくの折り合いをつけたようでつけられないまま生きていっているような気がした。
・冒頭の自転車にサイドブレーキ?っぽいのがあって興味深かった。
・おばあちゃんが沢山いて、みんな違っててすごいなぁと思った。
・多数のカエルやフナ?鯉?ペリカンなどがあんなに肌に触れてきたら気持ち悪いなぁと思った。
・最終的に何がどうだったのか理解できたようで出来なかったと思う。最後に世界を動かしているのが大叔父さん?でその担い手が誰もいない世界が、今、っていうことで不安定なのかもしれないっていう事なのか、と思った。それだけ、世界が危ういっていう危機感を表現したかったのか、とか。
・主人公が母親と同年代で対峙している状況を見て、もしも、自分と同い年の母親と対峙していたら、いったいどうなっていただろうと思った。親子関係だから成立していたように思えてきて、もしも他人であったらきっと反りあわなそうだなとか思った。
・インコが大量にいて、主人公を食べようとしていた。何となく、メイドインアビスのような世界観だなと思って怖くなった。でも、現実?に飛来していったインコたちは普通のインコになっていってなんだかほっとした。
団塊の世代♥
7人しか入っていない。
ややサカリを過ぎたスタジオジブリ作品を新宿の早朝で鑑賞する。さて、
真人の異母兄弟は団塊の世代。
一切、ネタバレされずに見た。
その方が良いと思う。そんな作品だ。
題名通りの作品だが、いっその事ファンタジーはもうおしまいにしてみるのも一つの手かなあ。この作品では、ジブリパークにはテーマ館は出来ないだろうな。ナウシカ、ラピュタと大きく違うのは、子供が見ても『ワクワクする』のかなぁ?って所だ。僕は『ワクワクした』けどね。
ネタバレ
もうすぐいなくなる団塊の世代と宮崎先生の話。
つまり、プロデューサーと演出家の話だ。
初日にレイトショーで観れた。序盤の火事の熱気の圧倒的な描写から一気...
初日にレイトショーで観れた。序盤の火事の熱気の圧倒的な描写から一気に引き込まれた。寓話的なシーンと描写が様々につなぎ合わされた集大成的ジブリマルチバース。偉い人の墓とは?墓石で築かれた積み木とは?後継者の居ないまま崩れ去るイメージの王国。せめてセキセイインコらしくリピートします。
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二回目もレイトショーで観た。序盤の火事のシーンと群衆描写がやっぱり凄い。そして眞人の悪意の正体がうっすらと理解できた。
悪意に汚れた石で築かれた大叔父の世界でも、悪意に染まっていない新しい積み木でもなく、眞人が自分自身の世界を築く選択をするラストに素直に感動できた。
未だ読み解けない部分も多いが、過去から未来への継承の話としてシンプルなメッセージを堂々と語っている。
最後に崩れる塔の裂け目から、宇宙へ向かって隕石が飛び出していく描写が一瞬見えることに気がついた。
これがリアルな世界?
宮崎駿さんの中でも千と千尋系の摩訶不思議な世界が全面に出された映画ではあるが、スピリチュアル系が好きな(その辺りをYouTubeで漁ってる)方であれば現実世界よりこれがリアルなんだと共感できるような内容ではないかなと思いました。
現実世界と相反な、顕著な例をとれば愛玩されているインコが人を食べるといった普通の子供であれば目を背けたくなる魑魅魍魎な世界
しかしもう人類がやらかし散らしている昨今、精神世界(あの世?死後の世界?)ではこの映画の内容こそがリアルに近い造詣じゃないかとすら思えてしまう、宮崎駿映画としては稀に見るリアリズムな映画ではないかなと思いました。
監督が一旦は引退しインターバルを置いたからこそ、より真実に向かい合った作品に向かわざるを得なかったと推察します。
全体的に火がモチーフになっていますが、京アニメーターへの追悼もあるのかなと。奇しくもその火が魑魅魍魎の世界では武器として活用できているのも相反ですよね…
気持ちの良い映画ではありませんが、教訓として成り立つ映画ではないかなと思います。
全732件中、21~40件目を表示