バイオレント・ナイトのレビュー・感想・評価

「ダイ・ハード」はクリスマスの映画だったが、それを本物のサンタクロースでやろうという発想が、まず凄い。しかも、サンタの特殊能力といえば、ドラえもんのポケットのようなプレゼントの袋と煙突を通り抜ける能力ぐらいで、完全に生身の人間として武装集団に立ち向かっていくという設定が秀逸である。
バイオレンスとは程遠いイメージのサンタが、血まみれになりながら敵を倒していくギャップが面白いし、クリスマスならではの装飾品を武器として使うアイデアも楽しめる。さらに、「ランボー」や「ホーム・アローン」をそのまんま再現してしまうというサービス精神にも、思わずニヤリとさせられた。
その一方で、クリスマスに失望していたサンタが、自分の存在を信じてくれる少女を助けようとする中で、自信を取り戻していく姿には、飲んだくれオヤジの再生物語としての感動もある。
欲を言えば、強盗団の中に、サンタクロースを信じていた頃の無垢な自分を思い出して、改心する者がいても良かったのではないかとも思ったが、「悪い子は容赦なくお仕置きする」という徹底ぶりも、それはそれで「有り」なのかもしれない。
こうなると、1000年前の荒くれ男がサンタクロースになった経緯や、彼の奥さんのことが気になるが、それは続編の楽しみとしよう。

良くもない

チープなんだよね

絵面も汚いし…

サンタが魔法使って都合よく悪党退治するのかと思いきや…しっかり人間くさい格闘戦。ねじれた親子愛もからませてうなづける。ホームアローンのまねっこ仕掛けも効果的。ハードながら笑える絶妙なバランス。どうせならクリスマスに見たかった。

基本コメディー何でしょう。あらゆる面で軽やかでチープです。そして、そこそこグロくて酷くて、それも含めて笑えます。決していい映画とは言えないかもしれませんが、結構楽しめました。
個人的には予想と違った印象。予想外にファンタジックでクリスマス寄りだったのがちょっと･･･。クリスマスで上映するような作品でもないと思ったし、だったらもっと振り切った内容でも─と思ってしまうのですが･･･まさか本気でクリスマス用に作ったのでしょうか。であれば、失笑。

中々面白かった。人ん家で酒呑む、寛ぐ、ろくでないサンタだったが、結果正義だった。
終始クリスマスムード満載で、皆んなイブの前に観たかったよね。ま、公開が夏じゃなかっただけいいか。（笑）
忙しいクリスマスイブ物語でした。

これは12月に見たかった（笑）

まさにバイオレントな夜

楽しいクリスマス小ネタ満載、
おふざけシーン、そしてグロ要素！！！

見たあと必ず爽快、そして心温まる作品です！

バイオレントなオンパレードだったけど、題材がクリスマス(サンタ)なのが緩衝材になり、ストーリーのテンポもよく、そこそこ楽しく観れた。
先月(2022/12)に映画館でポスターを見かけていたのでクリスマスに合わせて公開されていると思っていたのだが、これから(2023/2)の公開なんですね。
折角なら時季に合わせての公開なら...

サンタクロースを演じているデビッド・ハーバーが実に佳き❤︎
白いお髭のサンタクロースがサンタ服を脱いだとき、上半身にびっちりタトゥーが入っているギャップにシビれました。
【ブラック・ウィドウ】の レッド・ガーディアン役も良かったけれど、本作でも愛くるしさが炸裂しています。
ポヨンとした身体で雄々しいアクションをこなしてしまうところが魅力的。
血生臭いけれど、気楽に観られるクリスマス映画でした。

強盗現場に遭遇してしまった不遇なサンタが子供を守るため丸腰で武装集団と戦う‼︎
R指定の容赦ない一撃がとても痛快！　血まみれのホッパーサンタが悪党たちをバタバタ倒していくところは見応えあり！　ホームアローンのオマージュシーンはより痛々しくレベルアップしてた😂　観るだけでストレス発散できるバイオレントムービー🎅

チラシから伝わるいっちゃってる感そのままの映画です。

何でクリスマス映画なのに2月公開？という謎はさておき、
バイオレントでえぐい、グロイ、けど後味はあまり悪くない
映像でした。

この映画はリメイク版なのか、パロディーだらけなのか？
ストーリー展開が事前にわかってしまったのが残念ですが、
単純に楽しめます。

登場人物の心の変化も楽しんで観てください。

面白かった。
悪い子にお仕置きしているかのようなサンタの暴れっぷり、最高だった。

言葉がわからなくても単純明快なアクションシーンは楽しめる。ただし、乱闘シーンは相当グロテスクです。

想像以上にバイオレンスで最高だった！クリスマスならではの殺し方から肉弾戦まで多種多様に楽しめたしなによりサンタの格好をしたデヴィッド・ハーバーが子どものために血みどろになって頑張ってるの最高すぎる、最初から最後まで一貫してサンタの仕事してて偉い◎あとみんな大好きグロ描写のあるホームアローンが見れるので最高

ただただ楽しかった。何も考えずに楽しめる。ポップコーンとコーラ必須。

冒頭から炸裂しまくるクリスマスに対する敬意と皮肉に何度もクスリ。単なるオマージュに留まるどころか、一体どっちが悪党なのか一瞬分からなくなるくらい倫理観無視しまくりで次々と強盗集団をぶちのめしていく悪魔のような演出とともに、『ホーム・アローン』と『ダイ・ハード』を掛け合わせる気満々な超展開がもはやクレイジーを通り越して清々しい！不法侵入上等呑んだくれ凶暴ガチサンタさんなデヴィッド・ハーバーの嫌々巻き込まれていく覚醒劇はもちろんのこと、どこまでも頑なにサンタの存在を信じようとしない悪役ジョン・レグイザモの大胆不敵な立ち回りにも終始魅了されっぱなしで、公開されたら絶対また観に行くと既に決めている新たなクリスマス映画の決定版！！

酒浸り愚痴りまくりだけど根は優しいサンタクロースが仕事中に強盗に遭遇。ジョ○・ウィックばりに人が死んでいく快感と、大人向けホー○・アローン的な容赦ない攻撃はまさにバイオレントなナイトだった。

現実的な世界の犯罪バイオレンスに、実在するサンタクロースという一種のファンタジーが混入した点に目新しさを感じる。ストーリーや描写は普通でした。ビバリー・ダンジェロを久しぶりに見て、まだパワフルで口元が綻びました。。

バイオレンス要素が多くてビックリだけど、サンタはきちんとサンタしてるのが笑えた。

デヴィットハーバー目当てで試聴させていただきました。
クリスマスがどういうものかという軸を変えずにここまでバイオレンスな話とは笑
テンポも良くて映画館で観てよかったなと思いました。

クリスマスネタ、伏線、フラグが次々とテンポ良く回収され、緩急もあるので、頭を空っぽにして楽しめる。
映画.comの特集にもあるように「ブレットトレイン」のテンポの良さが好きな人におススメ。