劇場公開日 2023年6月9日 PROMOTION

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M3GAN ミーガン : 特集

2023年5月29日更新

【映画ファン待望 15億再生の超バズ映画がついに!!】
大人気TikTokerも「年間ベストのひとつ」に選定──
ジェームズ・ワン×ブラムハウスによる“傑作”が公開

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アメリカで話題になりすぎ、そしてヒットしすぎて大変なことになったサイコ・スリラー「M3GAN ミーガン」。ついに、ついに、ついに――6月9日に日本公開のときを迎える。

その内容やキャッチーなシーンがSNSで爆発的な人気を博し、異例中の異例ともいえる記録を次々と打ち立て、世界の映画界を激震させた必見の注目作。フォロワー69万人の大人気TikToker・しんのすけも鑑賞し「年間ベストのひとつ」と絶賛するほどの“普通じゃない傑作”だ。

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製作は「ソウ」シリーズの巨匠ジェームズ・ワンと、「透明人間」の“ブラムハウス”――この記事では、世界最高峰のヒットメーカーが放つ今作の魅力や、しんのすけや映画.com編集部が鑑賞したレビューを掲載。読めばきっと、あなたは「M3GAN ミーガン」を強烈に観たくなる。


【予告編】あなたを傷つける、そのすべてが許せない

【常識外れの大ヒット作】これは、とんでもなくすごい
サイコ・スリラー ついに公開「ミーガン」の魅力は?

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アメリカで類を見ないバズを巻き起こし、話題になり過ぎたことで規格外のヒットを記録した今作。待望の日本公開だが、その魅力とは何なのか? 本項目でわかりやすく解説していく。


●とんでもなくすごい①:ヒットがやばすぎる
TikTokで15億再生、予測を遥かに超える興行収入
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今作「ミーガン」のアメリカにおける社会現象は、具体的には以下のような“えげつない”ムーブメントだった。

・ミーガンのダンスがTikTokで話題 その動画再生回数、異次元の“15億再生”!・アメリカで公開→どちゃくそに大ヒット 公開数日で興収約41億円!・楽しい、だけじゃない! 辛口批評サイトでも驚異の高評価!・人気すぎて続編製作が即発表される!

100万再生がひとつの“大台”とされるなかで、15億再生とはもはや意味がよくわからないレベル。さらに動画がバズったことで注目度も跳ね上がった。全米公開は1月で、通常は興行が冷え込むシーズンだが、話題が話題を呼び観客が劇場に殺到。公開初週に3000万ドル(約41億円)を叩き出す特大のヒットとなった。

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さらには、辛口で知られる映画批評サイト「ロッテントマト」では93%支持(5月22日時点/90%以上は歴史的傑作級の評価)。すでに続編製作も決定するなど、これまでの常識をガラッと覆す記録を次々に打ち立て続けていた。

そんな脅威の映画がついに日本公開を迎える。だからこそ……映画ファンがざわつき、期待に胸躍らせまくっているのだ。


●とんでもなくすごい②:完成度もすさまじいらしい
世界最高峰のヒットメーカーによる“斬新ヒロイン” 絶対に観に行くと決意
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あらすじや作風は予告編で確認してもらえたら幸いだ。今作は恐怖と興奮が目を引くサイコ・スリラーだが、映画ファンの皆様に特に注目してもらいたいのは“斬新性”と“完成度”である。

斬新性:主役となるミーガンはこれまでのどのキャラとも異なる。「チャイルド・プレイ」のチャッキー(連続殺人鬼の魂が乗り移った邪悪な人形)や、「アナベル」シリーズのアナベル(悪魔が取り憑いた人形)は人間に危害を加えることが主な目的として描かれるが、ミーガンは“持ち主の少女への強い愛情”ゆえに恐怖を巻き起こす……。

完成度:製作は「ソウ」「死霊館」や「アナベル」シリーズの巨匠ジェームズ・ワンと、「ハロウィン」「透明人間」のジェイソン・ブラム率いる“ブラムハウス”。話題のスリラー/ホラーを連発する世界最高峰のヒットメーカーが、渾身の力をこめて制御不能系サイコ・スリラーを放ってきた。そして、AIという“まさに今この瞬間”に話題となっている社会現象をモチーフに描いているだけに、そのリアリティとメッセージは観客にかつてない衝撃をもたらす。

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これらの情報は、今作が非常に優れた作品であることを強く予感させる。すでに観た人からは「予感以上の体験を約束する」などとレコメンドの声も多く聞こえてきており、映画.com編集部の面々も「絶対に観に行くことを決めた」と口を揃えて語っている。

では、実際に観てみるとどうなるのか? 以下から、二組のレビューをお伝えしよう。


【TikTok69万フォロワー・しんのすけが観てみた】
「狂った愛の物語。年間ベストが一つ決まりました」

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SNSで絶大な影響力を持つ有名インフルエンサー・しんのすけ(69万フォロワーの映画系TikTokerのパイオニア)も今作には大注目。果たしてどう観たのか? 「年間ベストの一つ」と断言するほどドハマリした模様を、動画でお伝えする。



【映画.com編集部も観た】ハチャメチャ面白かった!
怖い、泣ける、熱い――異常な完成度の“狂気の傑作”

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期待に胸がはち切れそうになりながら、映画.com編集部も試写室に駆け込んで鑑賞。前評判に違わず、というか期待以上にむちゃくちゃ面白かったし、ゴリゴリの良作だった――!

「気になるなら絶対に観に行ったほうがいい」と感じた興奮そのままに、以下にネタバレなしの編集部レビューをつづっていく。


●予想以上①:異常な完成度
“考えさせるテーマ”の連続が、映画を超える体験を与える
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まずもって印象深いのは、息を呑むほどの異常な完成度だった。AI人形が主役のサイコ・スリラーというから、主にアトラクション的な興奮や面白さを想像していたため、予想よりも遥かに深い作品だったことに非常に驚いた。

深みの理由の1つは、頻繁に登場する“考えさせるテーマ”だ。例えば、疲れることのないミーガンは子育ての強い味方であり、しつけや食事の補助や絵本の読み聞かせや寝かしつけなどを完ぺきにこなし、親を楽にさせてくれる。子育てのすべてを任せてしまえる。しかしそうなると、親は子どもといつ接するのか? 便利すぎることは逆に難点だというメッセージは、日々、テクノロジーの利便性を享受する私たちの価値観を揺さぶってくる。

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「世界はどんどん便利になっていくが、果たしてそれでいいのか?」と、誰しも一度は疑問に思ったことがあるはず。今作の登場人物も、ミーガンに対面し、便利と不便の間で「これでいいのか?」と迷いまくる。観客も同様に「どっちか正しい?」と自然と考えこみ、気づけば“映画と同じ気持ち”になっている……これが類まれな没入感を生み、物語と自分自身が強くリンクし、単なる映画以上のリアルな体験を味わわせてくれたのだ。最高。


●予想以上②:ミーガンがやっぱりやばい
彼女の恐ろしさ、それは人間味からくる
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もちろん、スリラーとしての恐怖もバッチリで、アトラクション感覚の面白さも抜群だった。特にミーガンの斬新性=人間らしさから生まれる怖さには、目をかっぴらいて魅入ってしまった。

ミーガンはケイディを愛しすぎるがゆえに、ケイディとの仲を邪魔する人間を殺そうと動き出す。“重いなんてもんじゃない暴力的な愛情”は人間がやっても怖いのに、本来はあり得ないはずの人形がぶつけてくる、ということがなお恐ろしく、背筋をこれでもかと凍らせてくるのだ。

そしてミーガンというキャラクターは、今の私たちに深みのある恐怖を植え付ける。2023年に入り、ChatGPTを代表とするAIツールが世界を塗り替えるほどの勢いで浸透しつつある。実際にツールを使っていて、「2001年宇宙の旅」などで描かれたAIの暴走と惨劇が間近に迫っていると肌で感じ、空恐ろしくなった人は少なくないだろう。

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そんな今、ミーガンの恐怖を描いた今作は非常にタイムリーと言える。しかもミーガンはアクシデントで暴走したというよりは、ケイディへの愛を追求し極めた結果、少女への脅威を排除するために邪魔な倫理や制御を必然的に超越し、想定外の行動を始めたように見える。AIが独自に成長し、人間を凌駕したという描写が絶妙で、リアルな恐怖が全身を駆けめぐった。

映画と現実社会との強い繋がりが、フィクションという壁をぶち壊す。そして、細胞ひとつひとつに刺してくるような切実な感情を観る者に訴えかけてくる。AIへの注目が加熱する現代において、まず間違いなく“今観るべき映画”だと断言しよう。だから映画館へ急いでほしい、と繰り返し訴えているのだ。


●予想以上③:涙と、恐怖
ミーガンと少女の交流が涙腺を破壊し背筋を凍らせる
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涙腺を刺激するシーンも多分に含まれ、スパイスのように物語全体を豊かにしていたことも見事だった。例えば、ケイディがミーガンに両親の思い出を語るシーンがある。

ケイディは両親を失った傷に引き裂かれる一方で、両親との楽しい思い出すら忘れてしまうかもしれない恐怖を打ち明ける。スクリーン越しに、彼女の深い悲しみと、反対に深い愛情も漏れ出てくるようだ。

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ミーガンは少女の心に寄り添う言葉をかけ、そして――ここから先は、ぜひ自身の目でご覧いただきたい。ただひとつ言えるのは、少女が、魂がないはずのミーガンと魂を交流させていく過程は極めて感動的であり、ときに涙を誘う力強さに満ちているということ。しかしながら、どういうわけか、感動と同時に言いようのない恐怖も感じる……なぜなのか? やはりこの感覚は、いち早く映画館で味わってもらいたいものだ。


●予想以上④:怒涛のクライマックス
息つく間もないライド感、1秒たりとも“面白くないシーンがない”
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完成度。ミーガンの人間味ゆえの恐ろしさ。そして興奮。物語はこれらが渾然一体となり、観る者の感情を縦横無尽に揺さぶり続けながら、クライマックスにさらなる怒涛の展開をみせつける。

ネタバレになるため詳細を語れないのが非常にもどかしい……! とことんゾッとするし、エグいし、心臓が跳ね上がるし、感情のメーターがびゅんびゅん振り切れるし、そして拳を振り乱したくなるようなアツいシーンまで映し出される。

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映画館にいながらにして、まるでジェットコースターに乗り込んだような快感を堪能することができ、「1秒たりとも、面白くないシーンがない!」と声を限りに称賛したい衝動に駆られてしまった。

そしてラストシーンもお見事。ネタバレを食らう前に目撃してほしい。あなたはきっと、頭を抱えたくなるはずだ。


●結論:今、絶対に映画館で観るべき一作 それが「M3GAN ミーガン」
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今作は映画という枠を超えた、息を呑むほどの体験を提供してくれたように筆者は感じた。

ケイディとミーガンの交流によって生まれる愛と歪みと狂気と恐怖。全編を貫くライド感。刺激的な感動。息つく間もない怒涛の展開。私たちの世界に浸透するAIがもたらす混沌を具体的に予見するような物語。

何が何でも、今観るべき一作。絶対に映画館でご覧いただきたいと、映画.comは切に願っている。

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