シング・フォー・ミー、ライルのレビュー・感想・評価
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新たな繋がりを作る方法
「新たな繋がりを作る」
大人になるとそれは難しい。だからと言って、子供なら簡単な訳でもないし、クロコダイルなら簡単な訳でもない。
ラウルは人前で歌えなくなり、捨てられたクロコダイル。
誰かを襲うこともなく、捨てられたあとただ残飯を漁って1人で食べていた。少年の天井から聞こえる「僕を忘れないで」「忘れないで」と繰り返し歌う部分。その後少年と仲良くなるけど、初めて残飯パーティに新しい住人の少年を誘う。最初怯えられ拒絶された時のラウルの目とても悲しそうで、また昔上がったステージでの失敗を思い出してそういう目で、見られるのを覚えていたラウルの視線。
それでもラウルは警戒した猫を丸呑みして逃げた。そして「TOP of the World」を歌うラウル。感情を歌で表現する。そして母も父もそれぞれの形で相対していく。
しかし過去に捨てられたヘクターにまた出逢いますが、また歌えません。ヘクターといた時二回も歌えず今回で三回目。ラウルは四回目で歌う、そこからは内緒。
彼は新しい繋がりに自分も友達のために手に入れた。少年もいじめられてもめげずに友達を作ろうとするところや受け入れようとするママや学校でうまくいかない教師のパパ。隣人の気に食わない猫も仲間に。
これがご都合主義?当然どんなストーリーもハッピーエンドが1番。映画のイメージはアニーと34丁目の奇跡を出した感じだろう。
ラウルが1番すごいのは、現実を受け止めて受け入れてくれるかもしれない可能性を考える人生のあり方が自分達が学ぶべきものだろう。
歌は世界を変える!きっと彼も。
春はあけぼの~そして眠いわぁ
一杯のカフェがたまらん・・・
と言う訳で、今日も映画館へ。
本日は上映劇場を探して
「シング・フォー・ミー、ライル」字幕版を観ました。
・(気の優しい天才歌うワニ)ライル:
字幕版歌 ショーン・メンデスさん
吹替版歌 大泉洋さん
この映画、日本語吹替版しかやってない所が多く、
素の歌声を聴くには字幕上映の所に行くしかない。
決して大泉さんの歌声を否定してる訳ではありません。
二足歩行のワニが実は可愛くてかわいくて。
小さい子供の頃の彼はメッチャ キュ-ト。
誰でも家に置きたくなるだろう
大人になって大きくなって、時々4足歩行する姿は
ちょっと不気味かな。
何を食べてこんなに大きくなったのか?残飯あさりの
屋上パーティ参加はちょっと遠慮しとくね。
普通の話す会話は無く、いつも身振り手振り。
すべて歌う事で表すのみ、そこがミュ-ジカルかな。
でも舞台に出ると緊張して歌えないシャイな彼。
あと、ライルの元の飼い主でマジシャンの
ヘクター役のハビエル・バルデムさん。
よく彼を担ぎ出してあの役させたなと感じたわ。
普段メッチャ凛々しいお方なのに~。
とにかく 出だしからこの作品は展開テンポが速すぎて
歌を幾つも組み込む為?時間を作るのに
話のダラダラ感はあまり無い。
警察や動物保護局からの皆で逃亡させる場面は ”E.T.”
最後のチャンス 大舞台で初めて歌声を披露する場面は
「ブリテンズ・ゴット・タレント」番組で初めて出て
世界をアッと言わせた ”スーザン・ボイル”の様だった。
とにかく ショーンの声は優しいし
このステ-ジは非常に盛り上がったと思う。
ライルの生活描写には疑問符が多かったが、
歌の場面は さすが『ラ・ラ・ランド』の音楽スタッフが
手がけただけは有ったと思うわ。
ファンタジーミュージカル ライル。
ライオンキング、キャッツの次は ライルかも知れない。
字幕上映ありましたら
そちらの鑑賞がお薦め!
みんないい人たち
悪者っぽい人も結局は悪者すぎなかったりするのがいいところ。バビエルで締まる。
吹き替え大泉洋さんだとは思わなかった、上手かった〜すごいな。
しかし本物がショーンメンデスと知って????となりました。だったら若手の歌うまの人にするべきだったんじゃ…と思ったな。
安定の楽しさ・・・惜しいのは、ちょっと新鮮味に欠ける?
ペットショップのケージの中から聞こえる、奇跡の歌声の主は?
なんとクロコダイルの赤ちゃんだった。
ちっちゃいライルが可愛い!!不安げなつぶらな瞳。
その歌声に目を付けたのが、手品師のヘクター(声=石丸幹二)は、
ステージでデュエットして大儲けを企むが、なんとライルは、
お客さん恐怖症!!
諦めたヘクターは持ちもののアパートの屋根裏に放置していなくなる。
そして数年が経ち、新しい住民家族がやってくる。
喘息持ちの孤独な少年ジュシュとその両親。
その頃、成長したワニのライルは体長3メートル(えつ、マジか‼️)
すっかり友達になったジョシュとライルはニューヨークライフを
楽しみます。
寂しがり屋の1人と一匹は大親友に。
はじめは驚いたママもライルに影響されて、絵を描いたり、
料理の隠し味を習い腕を上げたり、
ジョシュは新しい冒険を次々と・・・。
しかし下の階の意地悪なジイさんが
ライルを捕獲する様に動物局に通報。
ライルは動物園に入れられてしまうのです。
ライルの声は大泉洋。
なんと、歌唱力抜群‼️
ライルは歌うけれど話せません。
だから洋ちゃんは歌うのみの出演です。
ヘクターとジュシュが動物園からライルを連れ出し、
パトカーがブンブン、追いかけてきます。
なんとジョシュはライルを連れて「スター誕生」の
オーディションに出演。
ライルは魅惑の歌声を大観衆の前で披露!!
大喝采を浴びます。
そしてラスト!!
ちょっとご都合主義ですが、やっとライルに愛する家族と平穏な生活が!
家族みんなで楽しめるハートウォーミングな映画でした。
ライルはみんなのにんきもの
これも別角度から見れば、引っ越しからの出会いの物語。
パパ、ママ、僕ジョシュのプリム・ファミリー。NYの古いアパートに越して来たんだ。
ママは本当のママじゃない。勿論今のママも好きだけど、時々ちょっと関係が…。
臆病な僕。学校でもなかなか友達が出来ない。
でも、そんな僕にもやっと友達が出来たんだ。“彼”が僕に勇気をくれた。
オ○トーさんより性格ねじ曲がってる住人の他に、このアパートにひっそり隠れ住んでいる“彼”。
ライル。
びっくりするかもしれないけど、ライルは…
ワニ!
越してきたアパートの屋根裏にワニが住んでいる! 『クロール』並みの恐怖…!
でも、さらに驚くべき事が。
このライル、どうやら人の言葉を理解し、とっても穏やか。かなりシャイな性格。
そしてライルは、話せはしないが、歌って踊れるワニだった…!
歌って踊れるアニマルたちやフラワーは知ってるけど、ワニって…。しかも、超美声。
“彼”は何者…?
全米ベストセラー児童書シリーズの実写映画化…とかじゃなくて、何やら訳ありが。
遡る事18ヶ月前。
マジシャンのヘクター。披露するマジックは何処かで見たようなものばかり。今時ハトって…。いつも借金を背負い込み、全く売れずにいた。
何か、目新しさを! 新たな“相棒”を求めて、ペットショップへ。
そこで出会ったのが、歌って踊れる小ワニのライル。
これはイケる! 練習を重ね、ライルも大きくなり、いよいよステージデビューへ!
が、いざ舞台と人前に立つと、歌えないライル。彼は、ステージ恐怖症だった…。
ステージは失敗。ヘクターはまたまた借金を背負い込む。
ライルを残し、アパートを出て行ってしまう。
一人残されたライル。ヘクターが置いてった曲の入ったカセットテープを聞きながら、帰りを待つ。
そんな時このアパートにやって来たのが…
独りぼっちのワニと臆病な少年の出会いと交流。
もう王道ハートフル・ファンタジーの用意は出来ている。
後はそれに楽しめるか否か。
児童書原作なので、確かに子供向け。ご都合主義、予定調和、ツッコミ所はキリがない。
メチャクチャ良かったってほどではないけど、子供と一緒に家族皆で見て、ほっこりするには充分魅せるものがあった。
まずは何と言っても、ライル。
仮にもワニ。さすがにリアルだったら低くけど、その見た目はリアルとデフォルメの最大限ライン。これ以上やったらリアルになっちゃうし、マスコットキャラみたいになっちゃうし、造形は結構苦労したんだろうなぁ…。“紳士クマ”のようにはいかないか。
人それぞれ意見はあるだろうが、私的にはライルがとってもキュート。
つぶらな瞳、ちょっとおっちょこちょいだけど、根っからの愛すべきライル。
一応ワニなので、最初遭遇した時は必ずパニック!
ジョシュ、ママ、パパ。いちいち3回もやるんかい!
お決まりのドタバタ劇。でもそれもライルが歌い出すと…
その歌声に皆魅了され、聞き惚れる。
話は出来ないライル。気持ちを伝える手段は、歌。
それがミュージカル映画ならではと言うより、例え相手と違って言葉が通じなくても、気持ちを伝えられるってのが素敵。
ライルとプリム・ファミリーの秘密の暮らし。
そこに、ヘクターが戻ってくる。調子良く、またまたライルで金稼ぎを目論む。悪い人…?
でも、口うるさく性格悪い住人に責められた時、マジックさながらの助け舟。本当はいい人…?
その直後、市の害獣課が入り、ライルは動物園に連れて行かれる。それを裏で手を回したのは…。お金の為。
悲しむジョシュ。そんな彼の前に、また戻ってきたヘクター。
ジョシュは許せないが、後悔して後悔して、ライルの救出に手を貸す。
メインはライルとジョシュの友情物語だが、ライルとヘクターの関係もまた。
どうしようもないダメ人間。金にしか目が無く、調子良く、やたらテンション高いウザい性格だが、ライルへの情も持ち併せ、何だか憎めない。
ハヴィエル・バルデムがファミリー向けファンタジーに出演とは意外! 本作鑑賞の理由もそこにある。
彼も歌って踊って、魅せてくれる。
ヘクターのマジックもあって、ライルの救出に成功。(つまらないヘクターのマジックだが、時々役立つ)
そのままとある劇場へ。“明日のスターは君だ!”という番組の生放送オーディション。
協力者の手引きもあって、舞台袖へ。
さあ、歌うんだ、ライル。
でも、やっぱり…。
私もどちらかと言うと人前に出る事は苦手。気持ちは分かる。
だけど、今は歌う時なんだ。
尻込みするライルに代わり、ジョシュが歌う。お世辞にも上手いとは言えず、失笑。
あの臆病だったジョシュがライルの為に人前で歌っている。
その気持ちが伝わる。
ジョシュのように勇気を出して、いざ…!
クライマックス、やはりこれが見たかったと思わせるライル(とジョシュ)の歌唱シーン。
ライルの歌唱を担当したショーン・メンデスの歌声が素晴らしい。
最後もオイオイ…ってくらい、裁判も無事解決。
ライルとジョシュ、家族との関係、さらにヘクターも。
絵に描いたようなハッピーエンド。
後味良し、それでいいんだ。だって、
ライルはみんなのにんきもの。
僕のスターは君だ!
家族で観るのにいい映画
大泉洋が好きなので、吹き替えで鑑賞。思ったよりちゃんと歌えていて感心。歌も歌えちゃうんだ〜。
ヘクターが久しぶりに帰ってきた時、置いて行かれたライルははじめは拗ねてそっぽをむいても、ヘクターが手を叩くと反応してしまい、歌い出す。とてもいい場面で可愛い。
ライルの存在に驚いてビビっていたママが、歌い始めたライルといつのまにかにこやかに一緒にお菓子を作っていたのも好きな場面、ライルもママも可愛い。
ライルがステージで初めて歌えた場面も感動的。なんかとてもほのぼのした楽しい映画でした。
最高の世界!
日本語吹き替え版を観映。
ストーリー展開は単純といえばそれまでだけど、誰もが楽しめる王道ミュージカル。
たくさんのミュージカルの舞台や映画を観ましたが、大泉洋さんが歌声のみで「演技」されていて、心を揺さぶられました。
過去にミュージカルを観に行って、ミュージカル俳優さんでも
「この人、歌、上手いよね」
で、それ以上何も思わなかった人もいらっしゃいますが、大泉洋さんの歌声に泣かされるとは思わなかった。
大泉洋が歌上手い
ニューヨークのペットショップでショーマンのヘクターは、美しい歌声を持つ小さなワニのライルを見つけた。ヘクターはライルをショーの相棒にしようとしたが、ライルがステージ恐怖症だったため、ヘクターはライルを家に残したまま引っ越してしまった。それから何年か経って、ライルが隠れ住む家に少年とその家族が引っ越してきた。歌うことをやめていたライルは少年との出会いをきっかけに再び歌い出し・・・てな話。
吹替版を観賞したのだが、石丸幹二はミュージカル俳優なので歌が上手いのはわかるが、大泉洋が歌が上手いのに驚いた。
ただし、大泉洋にする必要は感じなかった。ミュージカル俳優が声優で良いのでは?
字幕版で観るべき最高のミュージカル映画
ライルのビジュアルに魅力を感じず期待薄で観ましたが…最高でした!
歌うことでしか気持ちを表現できない喋れないワニ・ライルと、過保護な両親のもとで育った臆病なジョシュ。自分に自信が持てない1人と1匹が成長していく姿と、周囲の人物との関わりが、最高のミュージカルナンバーと共に描かれています。
一見子ども向けの映画のようですが、さすがグレイテストショーマンのアーティスト陣ですね、劇中曲がどれもこれも素晴らしく、胸が高鳴りカラダが動き出します♪パフォーマンスも最高!
分かりやすくテンポの良いストーリー展開とコンパクトな登場人物も相まって、あっという間の2時間でした。秒速でライルを受け入れる家族、素敵。笑
ちなみに、ワニ映画ですが、ネコ映画でもあります。食べられても平然と仲良くできるネコちゃん、強い。笑
王道エンタメミュージカル、こうゆうのでいいんだよーー!
100日後に歌うワニ
ワニが歌うという設定は面白いし、楽曲とそれを歌うショーン・メンデスの歌声は素晴らしかった!🐊
ただ肝心のストーリーは、話のゴールが不明瞭だし人間とライルの交流も凡庸で盛り上がりに欠けた印象
なぜライルが歌えるようになったかの背景を描いて欲しかった…
試写会で見に行きました!
とにかく歌が素晴らしい!
子どももライル大好きになりました。
CGがちょっと粗いところもあったけれど、作品の素敵さでカバーされてました。
吹き替えでみたのですが、字幕も吹き替えもそれぞれの良さがあると思いました!
誰かがどう思ってるかなんて一番どうでもいいことだ
グレイテスト・ショーマンのスタッフが制作ってだけで見てきました!
やはり楽曲はいいですね!明るくて元気が出る!
パパもママも単純すぎるやろ!?
ってツッコミもありますが、子供向けのストーリーってことで細かいことは気にしない!
そんなにミュージカルシーンも多くはないので小学生の子供と見るには良いかもです☆
ラストにクロコダイルロックが流れるのはなかなかナイスでした(^o^)
本作はもあまりワニが歌う事にとららわれず、「人生において大切なものは何か」を気づかせてくれるヒューマンドラマとしてみるべきなのでしょうね。
舞台はニューヨーク。
ショーマンのヘクターは古びたペットショップで、魅惑の歌声を耳にします。歌っていたのはなんと、一匹のワニでした。 ヘクターはそのワニのライルを相棒にしようとしますが、ライルのステージ恐怖症が判明し、ショーは大失敗。
ヘクターは去り、取り残されたライルはたった一匹、 アパートの屋根裏に隠れ住むのでした。ヘクターが残していった音楽プレーヤーを握りしめて…。
長い月日が経ったある日、プリム一家がライルの潜む家に越してきます。一家のその少年ジョシュは、新しい環境に適応するのに苦労していました。この家に住むライルと同じく心に深い孤独を抱えていたのです。そんなある日、彼が新しい家の屋根裏部屋に住んでいる歌うライルを発見します。やがてふたりは、歌を通して心通じ合わせて親友になります。しかし、ライルの存在が邪悪な隣人、ミスター・グランプスに知られると、動物管理局に通報されてライルは動物園に押し込められます。
ライルの救出に向けて、ジョシュはヘクターを見つけ出し、協力を求めるのでした。
本作はそもそも歌うワニがいるなんてこと自体、フィクションとしてのリアリティは相当に緩いです。けれども登場人物たちも、作品世界の住人たちもワニが歌うことに何の驚きもしないのです。
最初の緊張して歌えなかったステージでも、衣装を着て二本足で立っているワニだけでも、じゅうぶんすぎる見物でしょう。それがなぜか他の人間のパフォーマーと同列に見られていること自体、とても奇異なことです。
ただ映画作品では、『パディントン』のように擬人化された動物キャラクターが活躍することで、失意の主人公が人間らしさや活力を取り戻すしていくことが、一つの定番となっているものと大らかな気持で鑑賞すべきなのでしょう。
曖昧になりがちな「人間らしさ」ですが、擬人化された動物キャラクターが頑張ることで、自然に共感できるものとして描きやすいと思います。
ただネタバレは避けますが、本作ではライルはミュージカル映画だからってスターにならなくてもいいという割り切り方に疑問を感じています。歌えるワニという最高のアイデンティティを持っていても、本人がやりたくないなら違う幸せを与えてあげるべきだというのも、最近の人権の尊重を受けた考え方ではあります。
でもねぇ、もし本当に歌えるワニがいたら、世間はほっとかないでしょう。たちまちライルの元へマスコミが押しかけてて、時の人いや時のワニとなることは必至です。あまりそこを突っ込みすぎると別な作品になってしまうので、これくらいにしておきます。
本作はもあまりワニが歌う事にとららわれず、「人生において大切なものは何か」を気づかせてくれるヒューマンドラマとしてみるべきなのでしょうね。
とにかく表情豊かなライルのかわいさ・魅力がハンパないです。家族で見に行けば、きっとお子さんには大受けする作品でしょう。『ラ・ラ・ランド』や『グレーテストショーマン』の音楽スタッフが手がけているだけに、楽曲も馴染みやすく感動できるメロディーでした。
歌ってる大泉洋は、特訓を受けてハリウッド本社のテストを受かっただけに、まずまずの歌いっぷりでした。
皆さんも、琵琶湖の岸辺に出かけたら、『ライル』の歌を歌いましょう。(琵琶湖には和邇という駅と地名があります。)
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