ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODYのレビュー・感想・評価
全134件中、121~134件目を表示
結末を知っているので心が苦しくなりました
雪も止んだので、映画『ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY』を観に行きました。
48歳でこの世を去った世界の歌姫、ホイットニー・ヒューストン。彼女の死から10年になりますが、彼女の数々のヒット曲とともに彼女の歌声がスクリーンに蘇ります。脚本は『ボヘミアン・ラプソディ』を手掛けた脚本家だそうです。
映画は、教会で歌う少女がのちに数々の賞を受賞し、成功を収めるまで、そして恋人や父との離別、薬物依存で亡くなるまでの彼女の人生を、数多くのヒット曲ともに描いています。
彼女のヒット曲を全て知っているわけではありませんが、セリーヌ・ディオンやマライア・キャリーと並んで、歌姫と称された彼女の歌声はまさしく圧巻でした。
でも、彼女の人生の結末を知っているので、観ていると途中から心が苦しくなりました。惜しい人を亡くしたなぁと思います。
丁寧な歌唱シーン
ホイットニーの歌唱シーンがとても丁寧に描かれていた印象。
たくさんの歌唱シーンがあるので音楽映画としてとても満足感がある作りになっていた。
ボヘミアンラプソディーと比較してしまうとドラマ性は少なく感じてしまうが、それでも充分にドラマチックな人生だと感じることができた。
スーパーボウルでの国歌独唱は、服装含めて痺れるくらいカッコよく輝いていた。
クスリはダメ、絶対。
クリスマス・イヴに鑑賞。
大スターの歌姫の栄光と苦悩と影を描いた映画ですが、ステージシーンが圧巻で楽しませていただきました。ホイットニー・ヒューストン演じた、ナオミ・アッキーのなりきりぶりがスゴイ。歌唱シーンも素晴らしい。
しかし、ホイットニーの父親と夫はクズだな。それでもクスリはダメ、絶対。
【”哀しき歌姫。されど、彼女の歌声を知る者は、あの素晴らしき伸び行く高音域を聴いた時の高揚感は忘れない。”天賦の声を持っていた、ホイットニー・ヒューストンの激動の半生を描いた作品。】
ー 彼女の訃報を知った時には、驚きはしたが”又、麻薬に呑まれてしまった人が出てしまった・・。”という思いが過った。
だが、今作を観ると、彼女が何故、麻薬に溺れてしまったのかが良く分かる気がした。-
◆感想
・”The Voice"と謳われた、音域F5までを伸びやかに、圧倒的な音量で歌い上げる大観衆の前でのホイットニー・ヒューストン(ナオミ・アッキー)の派手やかな姿は、矢張り圧倒的である。
特に、”I Will Always Love You"のサビの部分は、今聴いても、心に響く。
・驚いたのは、ホイットニー・ヒューストンのファンでもなかった私が、今作で披露される曲の殆んどを、時代が少しズレているにも関わらず知っていた事である。
それ位、日本でも彼女の全盛期での歌声が街中に溢れていたという事であろう。
・ホイットニー・ヒューストンの男運の悪さも、キチンと描かれている。
女癖の悪かったボビー・ブラウンとの出会いと、別れ。
だが、彼女を管理したがる実の父親の事は知らなかった。
病院に担ぎ込まれても、新しい妻の為に世界ツアーをするよう指示し、”俺の取り分は一億ドルだ。”と娘に言う、金の亡者と化した姿。
ー 彼女を追いつめた要因は、トップ歌姫の座を守るプレッシャーだと思っていたが、こんな父親がいたとは・・。そして、世界ツアーは散々な結果に終わってしまう。-
・今作を観ると、ホイットニー・ヒューストンを支えていたのは、彼女に歌を教えた歌手だった母、シシーと、彼女の才能を認め、その素質を開花させたアリスタ・レコードの敏腕プロデューサー、クライヴ(スタンリー・トゥッチ:名演だと思った。)だったことが良く分かる。
そして、彼女の愛娘の存在も。
ー ”I Will Always Love You"の原曲がドリー・バートンの曲だったとは・・。-
<ホイットニー・ヒューストンの早すぎる死 ― 48歳である・・。- は、哀しすぎるが、彼女の父親を含めた男運の悪さや、トップ歌姫の座を守るプレッシャーにより、麻薬依存症になってしまった過程がキチンと描かれた作品である。
劇中の多くの時間を彼女の歌唱シーンに当てた構成も ー スーパーボールでの国家斉唱シーンの素晴らしさ。- とても良いと思った作品でもある。>
ボヘミアン・ラプソディー的フォーマット
ホイットニーのファーストアルバム『Whitney Houston(邦題:そよ風の贈りもの)』がリリースされた1985年、当時の私は中2の頃です。中学に入学して友人の聴く洋楽に目覚め、そして陶酔し始めた時期。ベストヒットUSAで初めて聴いた『Saving All My Love for You(邦題:すべてをあなたに)』に衝撃を受けつつも、彼女のもてはやされ方と彼女自身の若さに「アイドル」を見るようなナメたところがあり、連続1位の記録にもあまり興味を持ちませんでした。
その2年後の87年にセカンドアルバム『Whitney(邦題:ホイットニーII〜すてきなSomebody)』がリリースされた頃、私は洋楽への興味が半減して邦楽への揺り戻しが起きており、ホイットニーへの興味など何処へやら。
ただ、そんなミーハーなだけの私にも、ビッグスターになったホイットニーについてのニュースは時折届いておりました。勿論、今回の伝記映画で語られるエピソードの諸々もありましたし、スターにはプライベートがない時代だったような印象があります。
そんな彼女に興味を惹かれたのは、彼女の死後から数年後。よく聴くラジオ番組で西寺郷太氏が解説するホイットニー特集で流れる楽曲の素晴らしさ、秀でた歌声、そして当時聞いた覚えのあるエピソードの数々。その後、楽曲を聞き直し、西寺氏の著作も読み、更にホイットニー出演映画や、彼女の死後に制作された主にドラッグの話が中心のドキュメンタリー数本。そして、やや久しぶりに出会うホイットニー関連がこの伝記映画でした。
で、前置きも長くなったのでいきなり結論ですが、ちょっと欲張って詰め込み過ぎで「ダイジェスト感否めない」というのが率直なところです。。また、アンソニー・マッカーテンの脚本、頑張ってると思いつつもついつい「ボヘミアン・ラプソディー的フォーマット」に見えてしまうマイナスイメージも。まぁそもそも144分じゃ収まらないよなと思いつつ、若干期待外れは否めません。
それでも、主演でホイットニー役のナオミ・アッキー、素晴らしいと思います。メイクなどで似せることはしていませんが、雰囲気もあり、喜怒哀楽の表情豊かに演じる姿はホイットニーに重なり、完全にナオミの「生声(吹替なく)」で歌われるちょっとしたシーンでは、ちょいちょいゾッとするような驚きを感じるくらいです。
本作では94年のAmerican Music Awardsでのライブが一番の見せ場ですが、やはりミーハーな私は91年のSuper Bowl XXVにおける国歌斉唱。本人によるオリジナルは(違法アップロードなので誤魔化しますが)某動画投稿サイトで見つけられるかもしれません。(必見w)
The Voice
訃報を聞いたときには、正直そんな人生を送ってるなんて思ってもいなかったので、本当に驚いたのを覚えてる。
確かあれだけ愛した娘さんも、、
洋楽を聴き始めたのは、中学後半くらいだっただろうか。
ジャンルにこだわっていたわけではないけれど、耳に心地よい音楽を求めたら、自然とblack musicにたどりつき、R&Bを知り、歌声に引き寄せられることに気づいた。
ホイットニーヒューストンのジャンルはR&Bではないのかもしれないけれど、その歌声に圧倒された。
The Voiceと呼ばれたことにも全く違和感はない。
そんな彼女の人生を改めて知った。
子供の才能を伸ばそうとする親、そこからお金儲けに走る親、不仲な両親、自分だけはと思ったのに幸せな結婚生活には程遠く、富と名声がもたらす孤独。
なにかが、誰かが悪かった、というより、様々なピースが積み重なって、彼女の人生がどこかからよくない方に流れていったように感じた。
それでもやはり、彼女の残した歌声は、唯一無二のThe Voiceの呼び名に相応しいものだと思う。
久しぶりに彼女の歌声を聴きたくなった。
観やすかった
182本目。
あの歌の、あの部分位しか知らないし、長いから止めようと思ったけど、明日は1本しか観れないしと。
観やすかったし、時間を忘れさせる位のテンポの良さ。
もうちょっと深掘りすべきと思う人もいると思うけど、自分にはこれ位が丁度いい。
成功する為には、何かを犠牲にしなければならないとは思うけど、犠牲にするのを間違えてしまったんだろうな。
特に、エンタメ業界で生きる人達って、常に過去と比較されるし、過去を越えなければならないってのがね、このての作品を観ると思い知る。
この人こそが歌姫
洋楽の女性ボーカリストで最も歌が上手い、彼女以上はこの先も現れないと本気で思ってるファンですので封切り日に観ました。
彼女のデビュー前見出だされるところから、瞬く間にトップスターに上り詰め薬に侵され自分を見失い悲しい最期を若くして迎える人生を描いた自叙伝。
彼女の歌に鳥肌が立ちまくります。本人の歌唱力には敵わないのは当然であるが、個人的にはこれ以上似た歌唱力、声質はいないと思うくらい似てたと思います。
フレディマーキュリー、アレサ・フランクリンにしてもエルヴィスにしてもアメリカのトップスターに群がって金儲けしたい奴がいて、それが信じた人に裏切られ、酒や薬に溺れてしまう。
本当にほしかったのは平凡な家族愛なのは共通しててストーリーはどうしても似ちゃいます。
歌唱シーンが多く、ファンには嬉しい演出で歌詞が時期時期の彼女の気持ちを表してるようで結構入り込めました。
本当にホイットニーヒューストン以上の歌手はこの先も現れないでしょう。
日本のメディアはやたらと歌姫を乱発しますが、ホイットニーこそが、ホイットニーだけが歌姫と言えるでしょう。
Greatest singer!
クリスマス直前に素晴らしい映画を見れました🎄👏🏻✨
ホイットニー・ヒューストンさんの生い立ちについて、歌手になるまでと人生における出会いが分かりやすかったです!
歌唱シーンの割合ががとても良く、衣装も再現されていて綺麗でした😊
映画全体がテンポ良くあっという間に感じました。
彼女にとって歌う事は自分の表現でもあり、自尊心を保つ事が出来ていたのかなとも思えました。
支えてくれる人が離れてしまうことで、彼女自身が孤独感を抱いている印象のラストがとても辛かったです😢
若くして亡くなってしまったのはとても悲しいですが、今もなお彼女の曲を通して支えられる人がいるのかなと思いました🙏🏻
#89 みんな大好きWhitney❣️
川崎では2館で上映されてるけど、昼間は合わせて3回のみの上映のせいか思いの外客が入ってた。
絶対Whitney好きの人多いと思うからせめて1日一回はLive Zoundで上映して欲しかったなあ。
本編を見ると本当に思った。
ショービジネスにありがちな、類まれなる才能の持ち主が成功と金に群がる取り巻きとの間で悩み、本来の目的を失っていく物語。
若いウチから成功を収めて、結婚や家族に恵まれず若くして死んじゃったわけだけど、本当に彼女ほどの歌唱力と美貌の持ち主はいなかった。
ボビー・ブラウンとケンカして何億もする指輪をハドソン川に投げたニュースとかリアルタイムで聞いてたらから「ボヘミアン・ラプソディ」のクイーンよりリアルに感じた。
普通伝記物だと本人より女優さんのほうが美しいのに、どうみても本人のほうがきれいで歌もうまかったもん。
映画を見終わってからは、当然のごとくAmazon MUSICでWhitney聴きまくってます。
ザ・ヴォイスに相応しい秀作
ホイットニーのファン必見の作品でした♪
圧巻の歌声と素晴らしいパフォーマンスを思い出しました。歴史に名を残すアーティストの多くが多難に翻弄された人生を送る宿命にあるのでしょうか?切ないのはやはりクスリの問題ですね。どんなに強靭だと思っていても精神的に追い込まれてしまうほどハードな世界である事を実感しました。改めてご冥福をお祈りします。
素晴らしい作品でした。
是非映画館で🎦
106
久しぶりに色々と記憶が蘇った
超有名歌手なので気になって見ました
映画ボディーガードが再熱するかも?って思いました!
亡くなった時もやっぱりボディーガードを思い出しました
彼女のアメリカ国歌は大好きでよく聴いたな、、と思いました
映画としては残念ながらやり尽くしてない感じがします
でも本当に心に響く歌声で目頭が熱くなりました
気になる方は見てください
良質なMVとドキュメンタリー映画
私は1980年代から彼女の曲を聴いて育った世代なので、この映画は大変楽しみにしていました。
本作はドキュメンタリーをベースにMV要素も含んだ良作で、まさに期待以上の出来でした。
最初の曲が流れた瞬間におじさん涙腺崩壊状態でした。
また、本作で流れる曲の音質も非常に良かったでした。
ローエンドまで伸びた重低音成分が入っているので、なるべく音響の良い映画館で観ることをお勧めします。
音楽プロデューサー役のスタンリー・トゥッチの渋い声も良かった。
全体的にTHEアメリカンテイストな映画でした。
全134件中、121~134件目を表示