ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODYのレビュー・感想・評価
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幸先の良い2023年映画ライフ☺
2023年最初の映画はコレ❤ ❤ ❤
正直そんなに期待していたわけではなかったけど、期待値をいともたやすく超えてきたw
Whitney Houstonの歌唱力は言うまでもなく誰もが認めるけど、彼女の人生をなぞる映画となるといかに自分が彼女のことをなんにも知らなかったかと恥ずかしくなってしまった。彼女のプライベートライフだけでなく、ヒット曲の数々だって曲は知っていても「え?これもホイットニー?ん??こっちも??」とどれもコレも知らなかっただけで有名過ぎる曲のオンパレード。それを聴くために観るだけでも価値のある映画。
そして主演のナオミ・アッキー。初めてみたけど凄すぎた。正直、リアルホイットニーよりもビジュアル的には華があったかと。
名曲達をこの世に生み出してくれてありがとう
とにかく彼女の歌声とその楽曲の素晴らしさに魅了された。
全体的にバランス良く分かりやすく構成されていて、映画そのものにメッセージ性や緩急はあまり感じず、感情に訴える部分は歌とライブ画面に頼っているような感じはあった。
でもそれでいいのかもしれない。"ハート"のこもった比類なき歌声に心底浸ることができたのだから。
ホイットニー・ヒューストンの栄光と崩壊
いい時はホント短い。昨年観た「エルヴィス」と同様に右肩下がりの人生が辛かった。
ホイットニーを演じたナオミ・アッキーが素晴らしかった。しかしクライマックスだけはご本人のパフォーマンスで嗚咽を漏らしたかったなぁ、、、
思えば1984年、テディ・ペンダーグラスのアルバム “Love Language”に収められた “Hold Me” で出会ったホイットニー。圧倒的な出会いだった。ビックリした。デビュー・アルバムのリリースをワクワクしながら待っていたのがつい昨日のようだ。
残念なのは音楽史に残る傑作アルバムを残せなかったこと。今作ではいい人として描かれているが、これは紛れもなくクライブ・デイヴィスの罪だ。
ホイットニー歌声は永遠の伝説
圧巻の歌唱力。歌のうまさ、バワフルな声には心を揺さぶられる。40代で亡くなられたのは残念。まさドラマティックな人生のようだったのでしょうね。歴史に残るsingerでした。singerゆえの悩みやお金、旦那さんや取り巻く環境悩みをかかえていたのが重かったのかなーと。声帯は年を重ねればずっと同じ声量や同じキーは出なくなるもの。維持することは大変な努力を伴うのでしょうね。
個人てきにはホイットニー、セリーヌ・ディオン、ガガ様の歌声が好きです。繊細でありパワフルな歌声、ずっと聴いていたいと思う。年を重ねても歌い続けてほしいですね。
映画館までホイットニーの歌声を聴きに行く価値があった
最終日に観てきました。あまり宣伝していなかったので上映期間があやうく終わるところでした。しかも一日一回だけの上映スケジュール。席はだいぶ空いてたのでゆったり観れました。ボディガードを映画館で観た世代なのでホイットニーの事を知っていたつもりでしたが、親友(女性パートナー)の存在はあまり当時メディアに載らなかったのか、初めてよく分かりました。
幼少期の教会コーラスの部分はもっと聴きたかった。その後も度々語られる信仰についての部分(聖書の教えにそむきたくない等)にも関わる。彼女は信仰と家庭を大切に芯に持っている。温かい家庭それを得たいという切実な想いと、失われてまた取り戻そうとする生き方、ドラッグ乱用に陥り止めようとしながらも歌で復活する為と頼ってしまう悲しさ。
前半は何だか場面が乏しいような?話が進んでいくが撮影場所が狭い範囲な印象。
ラストの3曲メドレーのシーンですが1994年のAMA(客席で見守る娘がまだ幼い。ボビーも一緒に応援)。歌唱も絶頂期で、家庭を求め続けたホイットニーの幸せだった時が流れている。
そのシーンの直前「ロビーに着きました」というメッセージがもうフラグ。部屋に戻りお風呂の準備をし歌(たぶんHome)を口ずさむ。そして3曲メドレー、この映画の中でも最も凄い歌唱シーンが流れる、彼女の最後の脳裏かのように思えました。この後どうなるか知らない人は違う見方になるのだろうが結末を知っているとあまりにも悲しい歌唱シーンです。
再確認、ドラッグは悲惨な結末になる。立ち直るチャンスが何回かあったのに残念。そして富と名声を得た子どもにたかる親がなんてありがちな事だろう。
やはり限られた時間内に全てを描くのは難しい!
流れ的には連ドラの総集編 ダイジェスト版的な❗時間の経過がわからないが娘の成長からして冒頭から終了までは20年位か日時的なテロップやナレーションがあったら彼女に詳しくない人にも入りやすかったか!?
映画を凌駕するホイットニーの歌声。
マイケルもエルヴィスもビーチボーイズのウィルスン兄弟も父親に音楽人生を翻弄されたけれど、ホイットニーもまた同様だったのか。何ともやりきれない気持ちにさせられた。また、母シシーはR&Bに理解の深いアトランティックのアリフ・マーディンと数多く仕事をしていたにもかかわらず、なぜに娘をクライヴ・デイヴィスに売り込んだのか。見終えた後も、興味の尽きない作品だ。
彼女の短い人生をダイジェストしただけのような脚本はかなり散漫で、演出・編集もあっさりしておりどこに焦点を当てようとしているのかわからず、残念な出来上がりというほかない。それでもそんなストーリーをはるかに凌駕する彼女の歌声に涙を誘われてしまう。少なくともドラッグにどのようにかかわっていったのかというところだけはもっと深く描いてほしかった。
ナオミ・アッキーの熱演は認めても、最後までホイットニーとは思えなかったし、口パクばかりではなく、「リスペクト」のジェニファー・ハドスンのように直歌を聴かせてほしかった。それにしても、ボビー・ブラウンはまるでチンピラにしか描かれていないし、クライヴ・デイヴィスは善人に描かれ過ぎすぎだろう。
彼女の死後、一人娘のクリスティーナが母を追うようにドラッグ中毒で22歳の短い命を散らしてしまったのはさらに悲しいし実に残念だ。
Saving All My Love For WHITNEY
Saving All My Love For You(邦題:すべてをあなたに)を初めて聴いたとき、この子はただ者じゃない!と直感した。歌唱力も凄まじいものがあったし、楽曲そのものや編曲も素晴らしかった。コピーして弾き語りを試みるも、なんせ声が出せない・・・もう、歌ってくれる女の子を見つけて結婚しようと心に決めた。ファミリアになれなかった当時の彼女と一緒に『ボディーガード』を観に行っていれば運命は違っていたかもしれないなぁ・・・
3年前に観た『ホイットニー』(2019、ドキュメンタリー)では彼女を食い物にしようとした家族の恥部のような暴露インタビューが中心となっていたり、金がなくなった惨めな時代が描かれてしまった。そのドキュメンタリーと比べると出来映えは雲泥の差。ニッピーという愛称がほどよく用いられて、彼女の魅力を引き出していた。
そもそもミュージシャンの伝記映画といえば、成功、挫折、薬物依存、そして哀れな死を描いた作品がほとんどだ。ホイットニーも例に漏れず悲しい運命が描かれていた。家族の愛、結婚相手の愛、そして生涯の友人であり恋人だったロビンとの愛。ニッピーは真の愛に満足できたのだろうか。その答えは圧巻のラスト・ステージにあった気がする。
一方で、スタンリー・トゥッチが演じた敏腕プロデューサー、クライブ・デイビスの静かな物語も捨てがたい。台詞には直接表してないが、彼がゲイであったことも明かされ、ニッピーとの関係も真の親子であるかのように関係が氷解・昇華したようにも感じられた。スタンリー・トゥッチすごく良かった。
そんな運命的な出会いも母親シシーが見事に演出した序盤。娘をスターに出来たのも歌手である母親の力だったんだなぁ。まぁ、従姉のディオンヌ・ワーウィックや名誉伯母であるアレサ・フランクリンといい、音楽一家に育ったのだからスターになるべくして生まれたのだろうけど。
ディオンヌ・ワーウィック、ジャネット・ジャクソンも登場していれば、また葬儀の際に弔辞を読んだケビン・コスナーの映像でもあれば満点にしてもよかった。もう一つの減点理由は大好きな曲「Saving~」がちょっとだけしか聴けなかったため・・・
あっという間の2時間
色々とエピソードに事欠かない人生を描くには、2時間は短すぎです。才能に気付き、開花し、スターダムへとのし上がっていく前半。お父さん役の黒人は、モト冬樹さんに似ているなーなんて思いとともに、見る者の気持ちを80年代に連れて行ってくれます。小林克也のBest Hit USAが楽しみなあの頃の私でした。せっかくなので『そよ風の贈り物』という邦題を考えた人の話もNHKアナザーストーリーあたりで企画して欲しいものです。
たくさんの挿入歌に心が打たれます。でも、編集なのか構成なのかわかりませんが、全般的に散漫にも感じました。その上、、このシーン必要?と思えるようなところがチラホラ。特に気になったのは、映画『ボディーガード』の撮影シーン。流産が発覚するから大事、これも家族愛を描く伏線、ともいえるのでしょう。それならもう少し時間をかけて描いて伏線回収してほしかった。ケビン・コスナーに似ている俳優さんは何もしゃべらないのもモヤモヤしました。
(※このシーンは当時の映像を使用してるとのご指摘いただきました。訂正いたします。でも、本人の挿入であっても必要ないかもと改めて思う次第です。)
撮影した素材をできるかぎり使いたい、黒い部分はあまり見せられないなど大人の事情もあるでしょう。
残念だったことをもう一つ。1991年のスーパーボウルでの国歌斉唱です。あのシーンはもう少し時間をかけて描いて欲しかった。ホイットニーを紹介する司会者のセリフも、湾岸戦争当時の時代を反映したもので素晴らしいのです。アメリカ人であることに誇りを持てる瞬間ですね、知らんけど。もし未見の方がいらっしゃれば、YouTubeでも見られるのでぜひどうぞ。
後半では、うまく行かない結婚生活、実父との金銭トラブル、才能の終焉からのカムバックなどが描かれています。ちょっと表面的すぎる感じもありますが、まだ存命中の関係者や親類縁者がいると思うと、これくらいが精一杯かも知れません。
いろいろと勿体ない作品だなと思う一方で、素晴らしい歌声と生き様は劇場で見るに値する作品でした。Thank you and Rest in Peace.
あまりに前半歌唱シーンに依存しすぎて、物語が全然進行しないことに苛立ちを感じました。
最近著名シンガーの伝記的作品が数多く公開されてきて、なかには大ヒットするのものもありました。けれどもホイットニーの人気や知名度をもってしても、本作は興行的に失敗し、半月で公開終了してしまいました。
予告編でホイットニー役のナオミ・アッキーの歌唱シーン(音源はホイットニー本人のものを使っている)に圧倒されて期待していたのですが、あまりに前半歌唱シーンに依存しすぎて、物語が全然進行しないことに苛立ちを感じました。
ラスト近くなって、ホイットニーが大麻所持で逮捕されたり、コカイン中毒で療養に追い込まれるなかで苦悩する段になって、やっと彼女の心情が前面に出てくるのです。それまでは、伝記映画にありがちなエピソードの羅列が続いたのです。『ボヘミアン・ラプソディ』と同じ脚本家が書いている点では、やっぱりという感じです。
それにしてもあのホイットニーが、デンマークで行われた再起コンサートで、音域が狭くなってしまい本来の声が出ていなかったため、大半の観客が途中で帰ってしまったということがあったことには驚きました。相当にショックだったことでしょう。
結局、48歳での急死したことには触れられず終いとなり、最後は死亡する前年に開催された2011年のグラミー賞前夜祭で、彼女が歌うシーンで締めくくられています。圧巻の3曲メドレーで圧巻でした。これには伏線があって、ずっと前のシーンでは3曲メドレーなんて無理と拒否してきたことだったのです。歌唱力を必要とする彼女の楽曲では、続けて歌い続ける行為は、肉体的にとてもリスクがあったのです。それでもあえて挑戦したことに、復帰にかける彼女の意気込みを感じさせてくれました。
個人的には、映画『ボディガード』が成立した経緯を、ホイットニーのセリフだけでなく、彼女を主役に指名したケビン・コスナーも登場させて、もっと具体的に描いて欲しかったです。
とにかく本作で大画面と大音量により、ホイットニーは復活します。映像はナオミ・アッキーの演技に変わっていますが、歌っているのはホイットニー本人なので、ホイットニーのフィルムコンサートとして、堪能できる作品でした。
良く聴いていた20代を思い出し、歌唱シーンは何度もトリハダでした
ホイットニー・ヒューストン役のナオミ・アッキーの熱演が光りました。本当に蘇ったようでした。ただ、歌そのものはホイットニー・ヒューストン本人なのでしょうね。ここもできればアッキーにやって欲しかったかな。このままで良かったかな?と思うところではあります。
上映館が少なくて残念、世界を席巻したTHE VOICE、多くの人に観てもらいたい作品です。
十分でした。
コンサートで音楽を聴くほど映画館は音は出ませんが
それでもライブ会場の雰囲気はビンビンと感じることができます。映画として判断は分かりませんがホィットニーヒューストンの声に飢えている人には
『それそれ!』『これこれ!』って思えるのでは
音楽が聴ければ満足するなら何も躊躇することなく見ても良いのでは。
本当に偉大な歌手ですね!
VOICEで何もかも壁をぶち壊すパワー
素晴らしいですね。
ただわからないのは
あのペンは何を意味してるんでしょうね
栄光そして
原石が磨かれ輝きそして終焉を迎えるまでの物語。
彼女が触れ合ったもの、そして寄り添ってきたもの、それは彼女自身が望んだものとの乖離があり、その穴を埋めるためだったのかもしれない。
彼女の人生で華々しく輝いた時よりも抱える重圧に耐え苦しんだ1人の女性としての姿をもう少し観たかった。
その結果、彼女自身が望むものが手ですくった砂の様に指の隙間から流れ落ちていくことになることは分かっていても。
彼女の最後が安らかであったことを祈りたい。
とても良い音質でホイットニー・ヒューストンの歌声を聞けて、それだけで涙が溢れてくるのだが、大きな感動には繋がらない
ケイシー・レモンズ 監督による2022年製作のアメリカ映画。原題:Whitney Houston: I Wanna Dance with Somebody、配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント。
1992年「ボディガード」は映画館で見てホイットニー・ヒューストンの圧倒的歌唱力に感心させられたが、特に熱心なファンという訳では無い。
しかし何より、とても良い音質で、ホイットニーの歌声を沢山聞けてとても幸せであった。低音から高音まで突き抜ける彼女の唄声の素晴らしさで、涙が溢れてきた。また、ホイットニー演じたナオミ・アッキーの口パクも見事で、歌声ととても良く合っていた。
ホイットニーを見つけ売り出したクライブ・デイビス(スタンリー・トゥッチが好演)の存在の大きさを、始めて知った。調べると彼は、ボブ・ディラン、ジャニス・ジョプリン、サイモン&ガーファンクル、シカゴ、サンタナ、マイルス・デイヴィス等の発掘にも関与したらしい。曲探しに熱心な彼が「ボディガード」主題歌として「オールウェイズ・ラヴ・ユー」(白人ドリー・パートンによるカントリー・ソング)を提案したエピソードも紹介されていた。ボロボロになった彼女を何とか更生させようと努力する姿にも、関心させられた。但し良いヒトすぎる描写は、多少ソニーミュージック最高制作責任者という地位(映画製作者の一人でもある)も影響か?
「ボディガード」出演に気が進まなそうなホイットニーが、相手役がケヴィン・コスナーと聞いて態度を一変して翻す描写が可笑しく、映画館でも爆笑であった。
デイビスとタッグ組んで,人気が沸騰していく様はサクセスストーリーとして興奮させられたが、それだけにクスリに溺れて痩せ細っている姿の描写は悲しい(ナオミ・アッキーは強烈な減量をした!?)。映画でも言及あったがジュディ・ガーランドも自伝的映画も見たがクスリでやられており、米国ショービジネス界の構造的問題が有るのだろうか?また、映画で可愛いホイットニーが愛した娘が、その後、22歳で母と同様な死を迎えたことを知り、更に悲しくなってしまった。
最後、彼女が亡くなるホテルの描写から、かなり突然に全盛期の熱唱シーンに移ったのにはかなり戸惑ってしまった。脚本家アンソニー・マッカーテンが、ボヘミアン・ラプソディと異なり、クスリに負けての死だけに、苦労しただろうことは予想される。とは言え、ホテルバーで3曲連続歌唱が忘れられないとのフアンのマスターとのやり取りはあったものの、もう少し観客に分かりやすい導入映像を挟んで回想映像に入って欲しかった。
監督ケイシー・レモンズ(「ハリエット」等)、製作デニス・オサリバン 、ジェフ・カリジェリ、 アンソニー・マッカーテン 、パット・ヒューストン、 クライブ・デイビス 、ラリー・メステル 、モリー・スミス 、サッド・ラッキンビル 、トレント・ラッキンビル 、マット・ジャクソン 、クリスティーナ・パパジーカ 、マット・サロウェイ。
製作総指揮ナオミ・アッキー 、ケイシー・レモンズ 、ウィリアム・A・イーロン 、マリナ・カッピ 、エリカ・ハンプソン 、ジョシュ・クロック、 レイチェル・スミス 、セス・スペクター 、デニス・カサリ 、ジャニス・ビアード 、タナー・ビアード 、レクシー・ビアード、 マシュー・ギャラガー 、ステラ・メギー 、マッケンジー・オコンネル。
脚本アンソニー・マッカーテン、撮影バリー・アクロイド、美術ジェラルド・サリバン、衣装チャールズ・アントワネット・ジョーンズ、音楽チャンダ・ダンシー、音楽監修モーリーン・クロウ。
出演 ナオミ・アッキー:ホイットニー・ヒューストン、スタンリー・トゥッチ:クライブ・デイビス、アシュトン・サンダース(ムーンライト等)ボビー・ブラウン、タマラ・チュニー:シシー・ヒューストン、ナフェッサ・ウィリアムズ:ロビン・クロフォード、クラーク・ピータース:ジョン・ヒューストン、ブリア・ダニエル・シングル:トンボビー・クリスティーナ。
蘇るホィットニー・ヒューストン
歌姫ホィットニー・ヒューストンが蘇った様だった。
没後10年、48歳という若さでこの世を去った彼女。
歌いたい曲を自分らしく歌いたいと言う彼女、数々の名曲が映し出され涙を誘われました。
ケビンコスナーと共演した『ボディーガード』や2019のドキュメンタリー映画、そして本作。
偉大な歌姫の歌声を聴けて嬉しかった。
素晴らしい歌声
一気にスターダムに駆け上がると、その重圧に耐えられなくなるのだろうか。
23歳で名声を手にしたホイットニーの最期は、本当に寂しいものだった記憶がある。
それでも、彼女が遺した功績は大きいし、その歌声も凄かった。
今回の映画で、その歌声にフォーカスした内容でよかった!
ナオミ・アッキーのパフォーマンスも素晴らしい!どの衣装も、当時のとそっくりで懐かしかったな〜
彼女こそ歌姫の名に相応しい
多くのヒット曲を飛ばしたホイットニー。
意外にも、曲自体は凡庸だ。
あの曲が世界的にヒットしたのは、ひとえに彼女の非凡な声。
彼女にかかれば、どんな曲もドラマティックに聴こえるだろう。
この映画も同じ。
ストーリー自体は、人気歌手が搾取され、凋落する。よくある話。
それでも映画に引き込まれるのは、彼女の歌声。そして役者の演技。
派手な演出も、過剰な感情表現もなく、等身大のホイットニーがそこにあった。
自分が歌姫と認めるのは
セリーヌディオンとホイットニーヒューストン。
彼女達の歌声は、まさに天から与えられたギフトだ。
ただ、ホイットニーの曲自体はさほど好きではなく、唯一好きなのは“I Have Nothing”
作中なかなか聴けなかったが、最後の最後に流れる。命を燃やし尽くすかのような熱唱。ラストシーンは、まるで目の前にホイットニーがいるかのようだった。
ホイットニーヒューストンに、マイケルジャクソン。
彼らにもっと生きてほしかった。
幸せであってほしかった。
時代に飲み込まれてしまった彼らを思うと、いつも哀しい。
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