ストレンジ・ワールド もうひとつの世界

劇場公開日:

解説

伝説的な冒険一家の親子3世代が、奇妙で不思議な世界で壮大な冒険を繰り広げる姿を描いたディズニー・アニメーション・スタジオの長編作品。「ベイマックス」のドン・ホールが監督、「ラーヤと龍の王国」で脚本を務めたクイ・グエンが共同監督と脚本を務めた。

若いころに行方不明となった偉大な冒険家の父へのコンプレックスから冒険を嫌うようになったサーチャー・クレイドは、豊かな国アヴァロニアで、愛する息子のイーサンと妻とともに農夫として静かに暮らしていた。しかしある時、アヴァロニアのエネルギー源である植物が絶滅の危機を迎え、世界は崩壊へと向かってしまう。この危機を救うため、サーチャーたちは地底に広がる、“もうひとつの世界(ストレンジ・ワールド)”へと足を踏み入れるが……。

声の出演は、主人公サーチャー・クレイドにジェイク・ギレンホール、偉大な冒険家の父イェーガーにデニス・クエイド。日本語版ではサーチャー役を原田泰造、息子のイーサン役を鈴木福、父イェーガー役を大塚明夫が担当。

2022年製作/102分/G/アメリカ
原題:Strange World
配給:ディズニー
劇場公開日:2022年11月23日

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映画レビュー

3.5世界観とビジュアルが素晴らしいだけに惜しい。

2023年1月31日
PCから投稿
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村山章

4.0面白かった。

2024年4月12日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

Disney+で視聴。
公開時「ポリコレ色が強すぎる」と、本国アメリカの評判が非常に悪いという評判に見る気を削がれていたけれど、暇つぶしに見てみたら思ってたよりずっと面白かった。
“もう一つの世界”やそこに住む生物のビジュアルデザインは単純にワクワクするし、その中で行われる冒険やアクションも楽しい。
父と息子の確執と相互理解というテーマもかなり丁寧に描かれていて好感が持てるし、三世代それぞれの価値観の違いをゲームを通して描くアイデアは素晴らしい。
その辺はさすが「ベイマックス」の監督が手掛けているだけあるなという感じ。
で、何かと話題に上がるポリコレに関して言えば、個人的には主人公の少年がゲイであることや、それを両親が普通に受け入れていること、ペットのワンコの足が一本欠けている事自体はそこまで気にならなかったけど、それよりも、それらの設定が作劇に何の意味もない事が気になったかな。
主人公の相手は女の子でも作劇上まったく問題ないし、ワンコは4本脚でも3本脚でも物語的に変わりはない。結局、ただ「設定のための設定」でしかないんだよね。
それこそWOKE的には「それが当たり前の世界」という体なんだろうけど、例えばワンコの過去に何があったか、両親が息子がゲイであることを飲み込んだ経緯など、ほんの少しの「匂わせ」でいいから入れてくれればもっとすんなり飲み込めるし、物語のノイズにもならないんだけどね。
多分、オタク文化に慣れた日本人は、西洋諸国の人と比べれば多様性や包括性に対する嫌悪感は少ないと思うけど、それでも「それが当たり前」の世界はもうちょっと段階が必要だと思うし、本当に世界に多様性をもたらすにはもっと丁寧に階段を積み上げていく必要があるんじゃないかな。
あまり急いで雑に事を進めてしまうと、むしろ分断を生み出すだけだと思う。

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青空ぷらす

2.0見え過ぎちゃって困る

2024年3月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ディズニープラスで視聴しました。音楽を作る時に曲が先か詞が先かってのがあって、それぞれにメリットがあると思います。映画等の作品を作るにしても、設定や世界観等イメージやアイデアが先にあって、そこにテーマや思想性を練り込む場合と、先に伝えたいメッセージがあって、それに肉付けしながら世界観を構築する物があります。どちらの場合にも名作、駄作はあるのでどっちが先かより、テーマと世界観が如何に調和しているかの方が重要で、この映画の駄目な部分はそれが調和していない部分なのでしょう。
どのジャンルの作品にも「テンプレ」は存在し、ヒット作品を狙うならば過去の「ヒット作品のテンプレ」を使った方が成績をある程度計算できます。この作品にもアメリカ映画の「父と子の対立と和解」、「個性尊重」と言ったよくあるテンプレが練り込まれていますが、お話の世界観やキャラの魅力よりもメッセージが目立ち過ぎなんですよ。それも伝えたいメッセージが過剰。それでもクリエイターが本心から伝えたかったテーマならば世界観とも違和感なく調和したのでしょう。おそらくストレンジワールドはこの世界観の企画書があって、そこにクリエイターではなく「企業理念」を後付したのでは無いかと思うほどメッセージが見え過ぎなのです。一昔前の文部省選定の安い道徳教材映画みたいに。同じ企画書を10年前にジョン・ラセターが作っていたら世紀の傑作になったかもしれません。ポリコレ映画を作るにしても、自己主張より先に物語が魅力的で無かったら単なる説教ビデオ。やりたい事とは裏腹に反発を招くだけ。説教するために肉付けした違和感あるエンタメ部分が滑ってるというのが感想。

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ばるすパパ

3.5裏テーマ

2023年5月14日
iPhoneアプリから投稿
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bro_ryo
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