劇場公開日 2022年10月8日

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夜明けまでバス停でのレビュー・感想・評価

全69件中、61~69件目を表示

4.5可哀そうなで終わってたまるか

2022年10月10日
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この国の政治はどこを向いているのか。社会の底が抜けて、真面目に生きてきた人があっという間に奈落に落ちる。コロナで露呈したこの国の劣化ぶりをしっかり記録に残してくれた歴史的映画と言ってもいい。でも、可哀そうで終わってたまるか。そうは終わらないところにこの映画の真骨頂がある。高橋伴明監督やってくれます!

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ごまめ堂

2.5お疲れ様でした!

2022年10月9日
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悲しい

楽しい

アトリエを間借りし自作アクセサリーの販売をすると共に、居酒屋のバイトで生計を立てる女性がコロナ禍で仕事と住処を失う話。

どうやら居酒屋の寮と思しきアパートで暮らし元夫のつくった借金を返済しつつ暮らしている主人公。
コロナ禍になり居酒屋の客足は遠のきシフトが減らされ、そしていよいよ解雇となって…。

生きる術はいくらでもあるはずだし、仕事の探し方だってねぇ…自分でも解っていたみたいだけれどプライドですよね。

プロの住人の方々とのやり取りはコミカルさもありながらのプライドからの脱却かと思いきや、余りその方向には進まず、終いには間尺が合わない展開でちょっと勿体なさを感じたし、そこからの締めも中途半端で投げっぱなしに感じた。

まさかの親子共演は驚いたw

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Bacchus

3.5依存、自立、相互依存

2022年10月9日
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「救いが欲しい」
見ているだけで、そう願ってしまうような、底の抜けた世界。たまたまそのときそこにいたから、抜けた底に落ちてしまう。更にこれは、残念ながら私たちが住む日本。

映画としては、やや物足りなさがあるけれど、伝えたいメッセージと投げかけは重く受け取りました。

人間の本質は、辛いときにこそあらわになる。自分も苦しい時、どんな選択ができるのか。どんな選択肢を持っているか。誰を頼れるか。誰が頼ってくれるのか。

そうして出てくるのは、
「どうしたら救えたか」

コロナの落ち着いてきた解放感で忘れてしまいたくないと思う、問いをもらいました。

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Kiki

3.52020年に渋谷区幡ヶ谷のバス停で起きた女性ホームレス襲撃死亡事件...

2022年10月9日
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りゃんひさ

3.52020年 日本

2022年10月8日
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幡ヶ谷のバス停でホームレスの女性が殺された事件。なぜかとても気になっていて、その事件をモチーフに出来た映画だと言うことで観賞しました。
人それぞれ事情はあっても普通の日常を送っていたのに、コロナパンデミック。2020年今まで通りの生活を出来た人はどれ位いただろうか。困った時誰に助けを求めればいいのか、求められるだろうか。考えさせられる映画でした。
「護られなかった者たちへ」を観たとき幡ヶ谷のバス停の事件を思い出したのですが、今作はそんな悲劇的なものじゃなくて、逆に良かった。ラストがああで良かった。

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tomo3

4.0コロナ禍、あるある、って観た

2022年10月8日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

元夫に自分名義のカードで使い込まれた借金を抱え、昼は自作のアクセサリーを販売し、夜は居酒屋でアパート付きのバイトとして働いていた北林三知子(板谷由夏)だが、突然のコロナ禍により、バイト先のリストラで仕事も住む家も失ってしまった。新しくヘルパーの仕事をみつけたのだが、コロナの蔓延で新規採用が取りやめとなり内定を取消しされた。それから新しい仕事を探すが、見つからず、ファミレスや漫画喫茶もコロナで閉店となり、住む場所も無くなったため、バス停で寝泊まりするホームレスとなってしまった。一方、三知子が働いていた居酒屋の店長・寺島千晴(大西札芳)は、コロナ禍で売上減少で従業員をリストラしたが、その後を心配していた。恋人のマネージャー・大河原智(三浦貴大)のパワハラやセクハラ、退職金の横領などにも悩まされていた。さてどうなる、という話。

2020年春に緊急事態宣言が出され、軒並み飲食店が閉店になってた時の大変さを思い出した。
オリンピックも延期になり、ワクチンも無く、仕事も休業日が設定されたりで、不安ばかりだったなぁ、と身につまされる思いだった。
板谷由夏と大西礼芳が素晴らしく引き込まれた。
他にも、片岡礼子、筒井真理子、柄本明、根岸芽衣、三浦貴大、など素晴らしい女優、俳優の演技が観れて満足だった。
久々に観たルビーモレノ、何度も結婚したり、子どもの病気などで苦労してたみたいで、歳とったなぁ、って感慨深かった。
悲しいけど、コロナ禍を今後に伝える作品として素晴らしい作品だと感じた。

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りあの

3.5【”腹腹時計”コロナ禍以降、自助を弱き者に強いる政府に対し強烈な怒りとメッセージを発信した作品。共感より、不寛容な思想が蔓延する日本。ラストシーンは、高橋伴明監督の激しい怒りを示している。】

2022年10月8日
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悲しい

知的

幸せ

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NOBU

5.0コロナ禍の現実

2022年10月8日
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鑑賞方法:映画館

暗いのはこの国の現実であって、映画は暗くない。
元総理大臣たちの言葉のなんと虚しいことか。あの状況下でオリンピックを開催したんだ。
詳しくは書けないけど、まさかの、そしてせめてもの、、、。

今、見るべき映画だと思います。
長年映画を作ってきた高橋監督作品だけに観客を失望させません。

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大吉

4.5見てなかったものをちゃんと見ることができた

2022年10月8日
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鑑賞方法:映画館

知的

社会派の作品でした。
県内で1館しかやってなくて都内に出た方が早い気もしたけど、この作品を上映する心意気に賛同して1時間運転して観に来ました。

自分はコロナ禍でも生活が困窮せずに、それでも子供は文化祭や修学旅行が無くなり、頑張ってきた部活も中途半端なまま引退して、辛い受験だったり、自分も元々人間関係を上手くやれてない会社でリモートをきっかけに更に心身いろいろだったけど、そういうこととは違う、本当に弱者とは、困窮とは、を知ることができた。
映画という作り物だけど、そういう社会の一部分だと思うけどリアルに切り取った作品だったし
ニュースを見てても、身につまされてないから理解できてなかったことが、わかった気がする。

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motti