破戒のレビュー・感想・評価
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間宮君が美しい。演技も顔も表情も。 明日は選挙の投票日ですが、日本...
間宮君が美しい。演技も顔も表情も。
明日は選挙の投票日ですが、日本を良く変えることができるのは、リーダーというよりは、、、名もなき庶民なのでしょう。
難しくないよ
遥か昔に原作を読みました。
その時は「文学作品を読む」という、肩肘を張って読んで、中身より「読み終えた」ことに満足していたような気がします。
ということで、原作の詳細はろくすっぽ覚えてないのですが、だから良かったのかなぁ?
全く肩肘を張ることなく、素直にストーリーに入っていけましたし、主人公の苦悩に共感し、告白シーンは感動をもって受け入れることができました。
全然難しい映画じゃないので、興味のある方は是非鑑賞されることをお勧めします。
しかしなぁ、日本では未だにこの差別が存在してるんだよなー。
親から子へ伝えられて、根拠のない偏見・差別が脈々と続いていく。
また、映画の中でも言われていたが、「この差別がなくなっても、別の新しい差別が出てくる」というのは本当だよなって思った。
差別や障害を乗り超える人は、偉大でリスペクトしか無い‼️❓
原作を遥か昔に読んで、差別の現実に驚愕した、覚えがある。
アメリカでは人種差別に関する映画が溢れているのに、日本では差別に関する映画が少ない。
こんな映画が広く公開される日本のことを誇りに思いたい。
間宮祥太朗の演技は素晴らしい、役所広司、いや、ロバートデニーロやトムハンクスなんかより遥かに素晴らしい。
映画の品質もレベルが高い。
人類のプライドを思い知るために、是非。
ちなみに、映画で観てリスペクトした人は、サリバン先生とクンタキンテ。
今見ることに意味がある
島崎藤村の不朽の名作を令和版として落とし込んでおり、現代にも存在するあらゆる差別について考えさせられる作品です。
間宮祥太朗さんは丑松が静かな佇まいの中に隠している慟哭を見事に表現されていました。対照的に常に暖かく時に熱い好青年の銀之助を矢本悠馬さんが好演、石井杏奈さん演じるお志保さんの透明感と芯の強さにも好感が持てました。そして眞島秀和さん演じる猪子先生の存在感、その覚悟、使命感、内面から滲み出る凛々しさに惹きつけられました。
差別という原作のテーマを現代にも通じるように細部に配慮した脚本も、音や光、間やカメラワークなどにこだわった見せ方も良かったです。
重いテーマではありますが、どんなに遠くにいても誰もが簡単に世界に向けて差別的発言や誹謗中傷できてしまう現代だからこそ、多くの人にこの映画を見てもらって考えるきっかけにしてほしいと思います。
7/12追記
上記の私のレビューがほぼ丸パクりされてインスタに投稿されていました。ところどころ言葉を変えたり情報を付け足したりされてましたが内容は丸パクりでした。結構ショックを受けるのでパクるのはやめてくださいm(_ _)m
ペンは剣より強い❗️
冒頭から涙でした。
こんなに酷いことが公然と行われていたなんてよく知らなかった自分を恥じました。
被差別部落の人を都合よく利用する輩、恋路の邪魔にもなる丑松の出自を暴き、追放しようとする偉そうなインテリ教師。
差別はなくなったことになっても人の心が全く変わっていないことの残酷さ、自分が自分であることを社会から認められない理不尽さ。
最後の場面で見送っていた子どもたちが、被差別部落の人を支援してきた人を表していると思いました。丑松の人となりに惹かれ、世俗的な学校を飛び出してきた子どもたち。
差別に打ち勝つためにも勉強すること、教育を受けることが大切だということもよく分かりました。
今でも差別に苦しむ人がたくさんいます。たくさんの人に見てもらいたいです。
間宮祥太朗さんの演技も素晴らしかったです。
今に通じるメッセージ
帝一の國からの間宮ファン。
今回の難役をどう演じるのか
たのしみに完全披露試写会で鑑賞。
作品もさることながら
表情、視線、発声、所作‥
ご本人の心のきれいさから
滲み出る主人公の生きざまと心情
私、こういう間宮祥太朗を
観たかったんだと。
教え子に隠していたことを詫びる丑松。
一人ひとりがおどろきながらも
一生懸命受けとめようと聞き入る。
親友銀之助との関係性も
次第にお互いの立場を
想像した会話や表情に
変わっていくさまに
触れるたび、涙でした。
出自は謝ることではないのに。
並大抵では乗り越えることが
困難だったであろう時代。
苦悩、激情を抑えつつ、
生徒には真摯でありたい丑松。
原作は被差別部落出身の主人公の
葛藤が描かれる。
人を思いやること、
相手の立場を受け入れる大切さを
丁寧に描く上質な映画だった。
氷室ローランドもあたり役だったけど
間宮くん、ほんとうに大人になったなぁ。
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