ビリーバーズのレビュー・感想・評価
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北村優衣が可愛くてエロかった
宗教団体・ニコニコ人生センターに所属する2人の男と1人の女が無人島に送られ修行していた。彼らは、互いをオペレーター、副議長、議長と呼び共同生活をしながら、瞑想、夢の報告、テレパシーの実験など、メールで本部から送られてくる指令を実行しながら、時々届くわずかな食料で生死ギリギリの生活を実践していた。その修行は俗世の汚れを浄化し、安住の地を目指すためとされていた。そんな彼らの日常だが、互いの本能と欲望が暴き出され、体を求め合うようになり、・・・てな話。
カルト教団のオウム真理教を思い出してしまった。自分が精神的に参ってる時に宗教って合えば盲信してしまうものなんだろう。
冷静に考えたらおかしいとか言っても仕方ないので、宇野祥平のツバを飛ばしながらの熱演と、北村優依の可愛さ、トップレスヌードの美しさを堪能する作品だろう。
北村優衣は何作か観た作品に出てたようだがほとんど記憶になかった。最初に雨でTシャツが濡れ乳首まで見えた時はドキッとし、海でウニを取った時、暑いから泳ごうと全裸になった時、その後のフェラシーン、セックスシーンなど・・・.ホント大胆に裸体を披露しての熱演で、本作で完璧にインプットされた。
今後も大胆な演技に注目したい。
要所要所で出てくるカメはなんだったのだろう?
サマームービー
男二人女一人が無人島で過ごしたらどうなるか?まぁ予想通り。ヒロインの思いきりの良さに救われました✨ピンク映画スレスレな感じが面白かったです。男性向けですな、ビール飲みながら楽しみました、なんで途中、寝ました。
エッロ
2022年劇場鑑賞159本目。
予告で新興宗教の内部崩壊を描いた作品なのかなという印象で鑑賞。
まぁ孤島でエロい女と男二人いたらああなりますわね。
後半はもうにっかつロマンポルノ見せられてんのかという感じでした。エロいの嫌いじゃないけどさすがに長すぎかなと思いました。
夢がテーマの作品だけあって最後だんだん観客も混乱してくる感じ、自分はあんまり好きじゃない手法です。
ただ北村優衣の表情だけでめちゃくちゃエッロ!なので評価高め。
時の河を渡る船にオールはない…
あれが電車の中で突然、焼き魚を貪り食った山本直樹先生かー。初めて見ました。エロなんて人間の欲の最たるものなので、エロ産業に携わる人は「人間なんて…」とどこか冷めた目で世の中眺めてそうなイメージがあって、この作品もどうせ人間なんてこんなもんだろ?的な雑さがあるのかと思いましたが、そんな事を全然なかったです。山本先生は最近浅間山荘事件の漫画も手掛けていたと思いましたが、信条に従った破滅的な生き方みたいなものに何か感じるものがあるんでしょうね。特にラストは幸せを求めて頑張っていただけに物悲しく、私の頭の中で「Wの悲劇」が延々と流れてました。
原作少し読んでたけど凄かった
凄かった。磯村勇斗さん、北村優衣さん、宇野祥平さん、ここまでやるとは…。原作をさわりだけ読んでの映画鑑賞。正真正銘、体当たりの演技でした。カルト宗教がひとつの題材ではあるけれど、人間の滑稽さと欲望を描いている作品だと思う。思ってたより濡場多くて、一緒に行く人を選ぶ映画。1人で鑑賞しましたが、見た後誰かと語りたくなる!
嫌な現実から逃げ出して、自分の都合の良い夢の世界に生きられるなら……という割と他人事じゃない話
いまいちR15+とR18の境目がわかりませんが、めちゃくちゃヤってます。磯村氏、北村氏、宇野氏全員めっちゃ喘いでます。正直ドン引くレベルでヤってます。全体の三分の一くらい。
そのため、観終えた後凄まじい疲労感を覚えました。大人の皆さんは体力つけてから観に行って下さい。子どもの皆さんはまだ観ちゃダメです。
なお、ストーリー自体は面白かったです。まず無人島らしきところで、3人の登場人物達が昨夜見た夢の内容を語るところから始まる。その後、徐々に彼らの背景が明かされ、この3人が謎の宗教らしきものの傾倒者だということがわかっていく。
後半に向かうにつれ、どんどん夢と現実の境目がわからなくなる構成は素晴らしかったです。特にラスト。今、この人はどこにいて、どのような状況にあるんだろうということすらわからなくなる。
演者の皆さんは文字通り全力の体当たりで好演されていました。
磯村勇斗氏。前科者やPLAN75と話題作に続々出演されていますが、今作では清潔感のある青年とは真逆の役柄を演じられていました。ビジュアルごと一から作り替えてくる素晴らしい役者さんだと思います。
北村優衣氏。まだ現役大学生で出演作もそれほど多くない方なんですね。透明感のある爽やかな外観ですが、ヤることヤられてるというギャップが副議長というキャラクターをさらにリアルにしていました。今後ご出演される作品が増えていくことを期待しています。
宇野祥平氏。3人の中で最もカルト宗教にのめり込んだ謎のおっさんの役柄を見事に演じられていました。おっさんなのに妙にピュア感がある。だからなんか憎めないんすよね。ただそれはこの方だからこそ出せた空気感だと思います。
嫌な現実から逃げ出して、自分の都合の良い夢の世界に生きられるとしたらどんなにか良いだろう。その究極を行くストーリーだと思いました。
……割と他人事じゃないな、これ。
蘇った日活ロマンポルノ?
昔々、映画産業が斜陽化するなかで大手映画会社の日活は生き残りをはかるためポルノ路線に舵をきったそうです(日活ロマンポルノ)。
女性の裸を一定時間(10分)ごとに出せば物語の筋書は自由で、レベルはそこそこ高く、若き映画人の登竜門にもなったとか。
本作は、暴走する新興宗教教団を題材にしています(オウム真理教とか海外の人民寺院事件とか)
一般的に憲法が保障する信仰の自由の絡みから特定の教団を題材にするのはチョッと扱いにくいと聞きますが、裸のシーンがたくさん出てくる本作を見て日活ロマンポルノを連想しました。
ちなみに1971年に始まった日活ロマンポルノは1988年で終わったそうです(wikiから)。
1980年代にはビデオデッキが普及し、女性の裸がテンコ盛りの作品を簡単にレンタルできるようになり、ストーリー性のため裸が少ない作品をわざわざ劇場で見る人が減ったからとか。
本作の城定監督は「アルプススタンドのはしのほう」から注目している監督さんですが、もともとはAV界の出身とか。手慣れたもんで、今作はチョイチョイと作ったんかなあ、というのが感想です。
正直なところそれほど中身がある物語ではありません(「アルプス~」よりはお金かけているのはわかるのですが)。
R15といえ、比較的性描写が濃い目に描かれています(直接の描写は無いですが)。
物語としては大したことないのですが、主演の北村優衣が文字通り体を張って頑張っているのでこの点数です。
ついでに言うと、本作は日活作品ではありませんが、本家が今秋ロマンポルノ記念作品を公開するニュースを見かけました。
劇場でロマンポルノを見たことがないので興味あります。
穢れた俗世の煩悩から逃れられませんね。はい。
人間リアリズム
副議長の北村優衣さんに心を乱されました。もとい、煩悩を抱いてしまいました。ごめんなさい、告白します。思いっきり淫らな気持ちで見てしまいました。
雨に濡れたTシャツ姿だけでもドキドキしてしまうのに、まぶしい裸体を目にして正常心なんか保てません。
最初のシーンでは、カルトの信者らしく真っ直ぐな表情をしている副議長。その彼女が、とあることをきっかけに湧き上がってくる欲望に体を委ねて吐息を吐くような仕草する。この表情がいいんだよね。
北村優衣さんの魅力がこの作品を押し上げているのは間違いないが、脚本のよさと議長役の宇野祥平の怪演が、ブラックコメディーとも人間リアリズムともいえない絶妙な空気感を醸し出している。
自分の欲望を臆面もなく真顔で正当化する議長の言動には笑ってしまうが、現実社会においても同じような事を堂々と主張する御人がいるのだからブラックユーモアと言いきれない。判決が確定した赤坂出身の自称ジャーナリストなんか、その典型。
3人の関係の終焉はインパクトのあるものだったし、物語の決着はしっかりついていながらも余韻がある自分好みの一作でございました。
孤島プログラム
男2人女1人で離島で暮らすニコニコ人生センターという怪しい宗教団体の信者の、夢と欲望と浄化の話。
島に届けられる食料が少なくなり、食うや食わずとなりそうな状況下、夢でみたことを告白し合い浄化してということを行っていく(^-^)
海水は煮沸して蒸発させて、蒸気を集めて飲みましょうね。
議長だけが知っている謎の箱を大事に運搬したり、海で食べ物を採集したり…まあ、そうなるよねwな欲の果てや、ちょっとズレた悪ふざけの様な可笑しさと、白々しい宗教にハマる気持ち悪さを孕みつつも、虚しさや哀しさみたいなものもあり、最後はちょっと大人し過ぎた感じもするけれど、ユニークだしなかなか面白かった。
宗教も映画も解釈は人それぞれと言うことで。
めっちゃエッチな作品。本年度ベスト【確定】
予告編がイマイチだったけど、最近観た本作の監督の作品が3本共良かったので鑑賞。
新興宗教の三人のメンバーが孤島で修行?するストーリー。
男性2人と女性1人の設定から何だか怪しい展開。
雑念を払い「安住の地」に旅立つはずが思わぬ展開に。
人間の食欲・性欲・睡眠欲の3大欲求を風刺した様な感じだけどエッチ過ぎた(笑)
エッチなシーンはかなりリアル。
さすがの監督(笑)
過去のピンク映画は観てないけど、その経験を生かした感じ(笑)
ストーリーは全くハマらなかったけど副議長役の北村優衣さんの体を張った演技に脱帽( ´∀`)
行こう、安住の地へ。
カルト教団の男2人女1人、孤島で共同生活。
となればもう行く末は見えている。あとは、どれだけ性的な衝動を抑えることができるか。そして、それがどう爆発するか。このシチュエーションはそうなるしかない。そして、そうなる。
あとはどれだけエロに振り切るか、どのくらいバカを混ぜ込むか。
でもいいのかな磯村勇斗、これが初主演映画で。
音楽を曽我部恵一が担当していなかったら見なかった映画。
山本直樹=森山塔がわかる世代なら共感できる、エロレベル。新人北村優衣が新人だからこその体当たりで良い。
平成初め頃、ネットの無かった時代、
山本直樹=森山塔は、それほどドギツク無い「青春エロ漫画のシンボルだった。」極めて鴨志田とか・・
神保町の今は亡き?書泉グランデ(階段がめんどくさい)、今も健在の「三省堂」
行かないと手に入らないコミックだった・・Amazonなんて無い時代だから・・
この映画は孤島での少人数生活、怪しい宗教を描いているが故に、
最初は「芝居向け」危惧したが
3人の関係がヘンテコ、エロ劣情で・・ある意味シュール
かつ、外敵が侵入と変化があり、飽きることはない。
山本直樹の力量なのか城定秀夫監督の力量なのか、ヘンテコな感じが「山本直樹ワールド」
を上手く映像化している。
フェ・・オしてる時の、前で見てる磯村勇斗の「頑張れー、がんばれー」
がシュールかつ、バカバカしくて、良い。
あと宇野祥平演じる議長がやたら「俗世間と訣別した精神の高み、昇華」
を性交渉と結びつける、馬鹿馬鹿しさもよかった。シュール+バカなこじつけが良い。
磯村勇斗も頑張っているが・・・
新人の北村優衣が、新人が故のトライアルで、体当たりのエロ演技
確かに「18禁」だよなぁ・・という描写
客は少ないが「シュール+エロ」が最高なのだ。
ベースは「連合赤軍事件」に相違ないが
「エロすぎて凄惨でもあるが、「爽やかで・ヤワな(連合赤軍)なのであった。
宗教の高みの行き着く先が「実は劣情、愛情、暴力粛清」なのだ
というのは真理をついている。
イオンは今でも席間隔空けていて良識を感じる。イヤイヤ2時間固定にコロナ対策もへったくれもないだろう
ぎゅうぎゅう詰めの映画館は大いに疑問❓
まあ、空いているので、飽きない作品なのでオススメします。
ただ「グッズコーナーのサウンドトラック販売」レコードサイズで、CDなのかアナログレコードなのか
サッパリ外見からはわからない珍現象・・勿論買わなかったけど・・・
星が若干厳しいのは「名作、絶賛」レベルではない「普通に面白い映画作品」だから。
カルトとエロス
暴力やグロさではなく、セクシーな方のR15。
城定監督っぽい。性と狂気の表現だと思います。
逆に苦手な人は苦手かも。
カルトや無人島というシチュエーションでの、悶々とする性衝動から、そこから開放されて貪りつく感じがとても良かったです。
北村優衣さんが、少女っぽさと人妻っぽさというか、両面があって良かったです。この人はいくつなのか、、、ちょっと気ななってしまった。
カルト宗教の話で、狂気と同時にどこかおかしさもあって、雰囲気が独特です。
終わり方がやっぱりそうなるの、、、と期待通りというか、思っていた通りというか。狂気ですが予想できる狂気の範囲でした。
二時間尺の{ロマンポルノ}
{ロマンポルノ}には幾つかのシバリがあった。
平均して10分に一回程度の性行為シーン
上映時間は一時間強
モザイク・ボカシを極力入れない
などで、
加えて複数の女優さんを出演させる、
等もあったかも。
勿論、女優さんの裸やカラミを見るのが第一目的も、
表現やストーリーの面白さ、
時として社会事情を鋭く切り取る視点がある脚本も
その鑑賞理由とはなっていた。
そして、本作、
監督・脚本の『城定秀夫』は{ピンク映画}出身と聞くが、
その出自を十二分に生かした一本に仕上げている。
「カルト」と、そこに隷属する人々を皮相な目で見つつ、
カラミのシーンも煽情的に挟み込む仕上げ。
最初は「R15+」の理由が判らなかったのだが、
観終わってみれば「えっ、これでR18+じゃないの?」と
思わせる過激さ。
勿論、それには主演の『北村優衣』の
文字通りカラダを張った演技も成果もあるのだが。
とは言え、確たる理由も伝えられないまま、
無人島に押し込まれた男二人に女一人の組み合わせでは
何れ事件が起きるのは容易に想像できること。
ましてや、外部との接触は、
定期的な返信も期待できぬメールのみ。
食料や飲料の補給も滞りがちで、
目的を聞かされぬ単調な作業を課せられる閉塞状況下では
ほどなく何かの形で暴走するのは止められない帰結。
なかでも、ヒエラルキーや見えない権威(この場合は教祖の影)を利用し
他人を操るさまは、ギャグっぽく描かれてはいるものの、
底に潜む悪意に思い至る時、うすら寒さを覚える。
そこに男女間の相克と「連合赤軍山岳ベース事件」でも起きた
仲間割れを組み込んだのは良いのだが、
それ以外も含めてエピソードに既視感があり過ぎ。
「オウム真理教」
「ピープルズ・テンプル集団自殺」
「クアラルンプール事件」
等はまるっと同時代の知識も、
原作者の『山本直樹』が、ほぼほぼ同年代なのを勘案すれば、
むべなきことかもしれぬ。
「三大欲求」である「睡眠欲」「食欲」「性欲」がコントロールされた時、
人間はどのようになるのか。
また、人を自在に操りたいのであれば、
それを上手く使うのが一番の手であり、
殆どの「カルト」はそう仕向けるわけだが。
〔星の子(2020年)〕とは真逆の描き方ではあるものの、
視線の先に存在するのは共通にも思える。
まぁ、監督の方が監督ですからねぇ。
今年200本目(合計476本目/今月(2022年7月度)12本目)。
ということで、金曜日2本目はこちら。
いわゆる「R15シリーズ」などで有名な方で、そういった事情があるので、この映画もR15指定です。もちろんR18ではないのでモロに行為自体は描かれませんが、モザイクもかからない状態で、一部、本当に目のやり場がないところは確かにあります。
うーん…。原作小説などないようだし、何を主な趣旨として描きたかったのか…という点はいろいろな考え方はありそうです(憲法上の信仰の自由や集会の自由など、とも思える)。とはいえ、そういった憲法的な論点は「一応」あるものの、「R15シリーズ」で有名な監督の方の一つの作品、という観点で見に行ったほうが良いのでは…という印象です。
全般的に、R18ではないものの、「目のやり場がない」部分が結構あるので(大半は大人の営み関係で引っかかったと思われます)、人を選ぶのは確かですが、それを把握している限りにおいてはそこまで引きにくい印象です。
採点においては、こうした点は気になったものの、「R15であることは明示されている」「いろいろな見方ができる」(一応、憲法的な問題提起とみる立場も理解できる)などいろいろな観点が存在する映画で、ただ単に「エロを描く「だけ」」ではないと思われる本映画では減点対象とはしませんでした。
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