劇場公開日 2022年4月22日

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カモン カモンのレビュー・感想・評価

全205件中、1~20件目を表示

4.5愛おしさが胸いっぱいに広がっていく

2022年4月26日
PCから投稿

ただただ愛おしさがあふれて止まらなかった。本作には観客の心をふっと和らげて、肩にのしかかった重みを軽くしてくれる力がある。私の場合、特にインタビューマイクを向けられる子供たちの言葉に胸打たれた。これからの未来を担う彼らが放つ、どんな優れた哲学者や思想家よりも人をハッとさせる考察や思索。それは期せずして叔父と共に取材旅行を続けることになる9歳の甥にも通じることで、とりわけ彼が刻んだ言葉はこの時代を生き抜く上で指針となりうるもの。少なくとも私はこの先ずっと忘れないだろう。さらには、ホアキン・フェニックス演じる叔父と甥が無邪気に戯れるシーンの素晴らしさ。互いに心から信頼しあえる間柄でなければあんな空気感は醸成できない。濃密で生き生きとした関係性がそっくりそのまま映像に焼き付いているからこそ感動はひとしおだった。愛情や温もりに満ちたホアキンにこれほど優しい気持ちにさせられるとは思ってもみなかった。

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牛津厚信

2.5子役の映画

2024年4月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

あたしはホアキン・フェニックスの快演を見たかった

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mamagamasako2

4.0ライフサイクルの再解釈

2024年3月20日
iPhoneアプリから投稿

わかままで感情的な大人たちと、我慢ばかりして冷静な子どもたちの対比が面白い。
本の朗読と、子どもたちへのインタヴューシーンは魅力的な言葉に溢れている。特に星の子供たちの朗読は力強い。地球に生まれて星に帰るまで、大人でも子供でも立っている場所、見えているものは同じなのだ、人と人という意味で対等なのだと気付かされる。
カモンという英熟語に、強くお願いするというニュアンスが含まれている事を知り、大人も子供も立場に合わせて態度を取り繕う必要なんか無いのだという、メッセージを感じた。

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NORI

4.5佳作。でもそれ以上の何かを感じる。

2024年2月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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yh

3.5脚本:20/25 地味だけどいい 映像:15/25 モノクロにする...

2024年2月11日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

脚本:20/25 地味だけどいい
映像:15/25 モノクロにする必然性は感じなかった
音響:12/25 作品の邪魔はしない
俳優:22/25 最高

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RATM

3.5何を感じて、この映画を録ろうと思ったんだろう。

2024年2月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

難しい

デトロイト、ニューヨーク、オークランド
筋がない。家族の話。
「母親は物事の暗部に向き合わなければならない」

光がキラキラしている。
スナップショットのワンシーンになりそうなカットが多い。
モノクロの方が風景がくっきりはっきり見える
写真学校に入って1年間はモノクロ写真しかやっていなかったことを思い出した。

「カモンカモン」は「先へ先へ」
日本語だと来い来いって意味かと思う。

なぜ録音が好きか。
平凡なものを永遠にするってクール。
ひねくれた子供がそうする理由。
家族というきれない関係性のわずらわしさ

アメリカは、怒鳴ることが暴力だという認識がちゃんとある。

独り身のおじさん。子育てマジ大変。
取材してたから、
子供のことをわかっているつもりだった。
良い子じゃないと愛されない。
愛情を試している。
子供は環境を選べない。
放り出されたら生きていけない。

「全人生の妙なクソ人生」
割とまともな人間だからこそ悩む。

自然の中にいるときはカラーが良いと感じる
感情をコントロールすることが美徳とされる現代。
自分が感じているものを意識すること。
子供達は今の私たちより世界に対応してできるように進化していく。

「ふざけよう
コンマ
そうできてきるときは
ピリオド」

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かやは

2.0洗練されたハートフルストーリー

2024年1月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

楽しい

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あふろざむらい

3.0こどもって面倒くさいな…

2023年12月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

こどもって面倒くさいな…

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まるぼに

0.5モノクロの世界

2023年12月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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千恵蔵

4.0初めて観たホアキン・フェニックスのヒューマンドラマ

2023年12月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

ホアキン・フェニックスと言えばジョーカーだが、ヒューマンドラマは初めて。
気になったので観たが、演技はさすが。ただ、ストーリーはよくあるストーリー。観てよかった。CSで録画視聴。

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ナベウーロンティー

3.0哀愁

2023年11月27日
iPhoneアプリから投稿

萌える

2ヶ月ほど前に見た。
あまり覚えていない、、。

ホアキン・フェニックスの哀愁が漂っていた記憶しかない。あまり起伏がない映画。もっと真剣に見れば面白いと感じたかも。

子育ては大変だが、素晴らしい経験であると感じた。
子供欲しいなぁ、、

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ゆい

0.5なにこれゲロツマンナイ

2023年11月15日
Androidアプリから投稿

大人も子どもも出てくる人間みんな不機嫌。ストーリーらしいストーリーもなく、人の人生タレ流し。子どもがいる人ならこれ感動作なの?実際の子育てがこうなんだとしてもそれは映画にする必要ないよね。全編に漂う『知的でござい』の雰囲気も不快。もうここに文句を書くために必死にしがみついて見てました。ホアキン・フェニックスって天才だと思うし出てれば見たいんだけど、たまにやらかすこの〝チャレンジングな作品〟に出るのホントに困る。

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三毛猫泣太郎

4.0納得のモノクロ

2023年11月7日
Androidアプリから投稿

はしゃいだ後のベットでの対話はもう恋人のピロートークのようでヤバい。

ニューヨークの夜景もベッドシーンも美しかったが、お別れの時の公園のシーンの木々を移した画面には息を呑んだ。モノクロに納得。

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抹茶

4.0モノクロ映像の中に住む人々。言葉によって相手を知り自分を知る大切な物語。

2023年11月5日
PCから投稿

ホアキン・フェニックスは
あのグラディエーターで脱皮し
役者としての巧みさはジョーカーを経て
また違った世界へと広がりを見せた。

この物語は ー
大人と子供の会話に重きを置いている。
ストレートで純真な子供達に比べ
知りすぎた大人達のぎこちなさは
ドキュメンタリーかと思うほど
可笑しく痛く切実に伝わってくる。

「大人と子供のセラピー」
言葉は、思いは、最後の最後まで
そんな風に描かれている。

そして優しく存在するモノクロ映像は
見えないものを探し、導き出す
登場人物達の心情を効果的にした。

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星組

1.5やっぱり好きになれないわ………

2023年10月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

こまっしゃくれた子供の言動に
大人が振り回されて
最後に人生を見つめ直す、って設定
彼の国の人達は好きですよね
でも、私はダメだ……つまり生意気な餓鬼がキライ。
その歳でその物言いは無いでしょう!って思いが先に来て……
やっぱり無理。

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けはえ

3.0伯父と甥の葛藤をモノクロで描く

2023年9月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

ホアキン・フェニックス主演ということと、現代劇をモノクロで描いたところに芸術性を期待して鑑賞。
しかし、本作の流れからしてモノクロの意義は?というところで早い段階から疑問を感じてしまい少々冷め気味に観てしまった。
ストーリー的にも、確かに一般的日常ではないものの、そこまで大袈裟に描くほどのことなのかと、どうにもバイアスがかかってしまい最後まで入り込めなかった。
本作がここまで注目されたのは、もしかして「ジョーカー」ありき?
とは言え、子供達の意見や引用文等が効果的に使われていたあたりは、本作の魅力と言えるだろう。

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いけい

4.5子育ては自分育てでもある

2023年9月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

難しい

幸せ

昨年劇場で観たかったけれど諸事情で断念した作品をPrimeでやっと鑑賞

亡き母の看病などで疎遠になっていた兄妹
妹の息子である甥を預かることになるが、なかなか妹が戻って来れず、予想外に長い同居生活に。
伯父であるジョニーは初めての子育て体験がユニークな甥ジェシーの言動や行動に翻弄されながらも気負わず甥と真っ正面から向き合っていてこちらも心がほっこりしながら観ることができました
伯父ジョニーの仕事で子供たちにインタビューしているシーンがたくさん出てきますが、その子供たちの言葉も心に染みるものが多かったです
外国の、子供も1人の人間として接するやり方は私の映画を観る上で楽しみなことの1つです
そして、改めて子育ては大変なことですね

良い映画でした

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映画鑑賞初級

4.5地球の時間の川に飛び込むのだ♥

2023年9月13日
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マサシ

2.0禅問答?

2023年9月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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odeonza

5.0子どもにどう向き合うか

2023年8月30日
iPhoneアプリから投稿

父親の精神的不安定のゆえ、伯父ジョニーに預けられることになった少年。多動気味の「甘やかされてる」、大人たちがすぐに「静かにしなさい」「言うことを聞きなさい」といってしまうような子に、ジョニーは自分の都合で傷つけることなく、向き合おうとする。そんなことなかなかできない、と斜に構えそうになったけど、その態度はそんな自分を反省させてくれる。
亡くなった母と、母に対する態度の違いでギクシャクするようになった姉。物語にはいくつかの本が登場し、読み聞かせたりする。姉が呼んでいる、子育ての全てが母親に丸投げされている」という内容の本には、本当にそうだと思った。そして「星の子供」という絵本。この訳はジョニーが泣くほどすてきなものだ。
ラジオインタビュアーでいろいろな子供にホアキンは実際にアドリブで質問しているそうだ。問題の多い今を生きる子どもたちは、それでも前を向き(カモン、カモン…)、自分たちにできることを考え、親を思い、優しい人になれればと答えてくれる。前編モノクロのノスタルジックで内省的な映像の最後に、このインタビューが流れ続けるエンテォングも素晴らしかった。

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bikke