ぼけますから、よろしくお願いします。 おかえり お母さん

劇場公開日:

ぼけますから、よろしくお願いします。 おかえり お母さん

解説

認知症の母と老老介護する父の暮らしを、ひとり娘である信友直子監督が丹念に記録した2018年公開のドキュメンタリー「ぼけますから、よろしくお願いします。」の続編。信友監督は前作完成後も、広島県呉市で暮らす90代の両親を撮り続けていた。2018年、母の認知症はさらに進行し、ついに脳梗塞を発症してしまう。入院した母に面会するため、父は毎日1時間かけて病院へ通い、いつか母が帰ってくる時のためにと筋トレを始める。一時は歩けるまでに回復した母だったが、新たな脳梗塞が見つかり、病状は深刻化していく。そして2020年3月、新型コロナウイルスが世界的に拡大し、病院の面会すら困難な状況が訪れる。認知症とともに生きることの大変さや家族の苦労、日本全体が抱える高齢化社会の問題を浮き彫りにしながらも、幸せな夫婦の姿を家族ならではの視線で映し出す。

2022年製作/101分/G/日本
配給:アンプラグド
劇場公開日:2022年3月25日

スタッフ・キャスト

監督
プロデューサー
濱潤
大島新
堀治樹
制作プロデューサー
稲葉友紀子
撮影
信友直子
南幸男
河合輝久
音響効果
金田智子
整音
富永憲一
ライン編集
池田聡
編集
目見田健
語り
信友直子
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(C)2022「ぼけますから、よろしくお願いします。 おかえり お母さん」製作委員会

映画レビュー

4.0切ない。つらい。だけど見てしまう、目が離せない。 序盤は前作のダイ...

2024年4月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

切ない。つらい。だけど見てしまう、目が離せない。
序盤は前作のダイジェスト的内容。前作未見の方でも大丈夫です。
お母さんがちょうど我が母と同じような感じだったので胸が…そう、コロナで面会もできず、一気に認知症が悪化…悲しい思い出。
本作は何といってもお父さんがかっこよすぎ。どうか元気で長生きしてください。私も100まで生きて5万もらうぞ!呉市でないから無理か(笑)

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はむひろみ

5.0ありがとね。夫婦の強い絆

2024年4月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

楽しい

幸せ

縁あって結婚し夫婦になった
そしてお互いを思いやる姿に感動
“ありがとね“
と常に感謝の言葉で
心が穏やか~な心持ちになります
なんて素敵な夫婦なんでしょう
おじいちゃんが入れた珈琲を
美味しそうに飲むおばあちゃん
とても微笑ましい。
自分の事よりも娘のこと
おばあちゃんのことを心配して
自分で元気でいる内は大丈夫と言って
がんばるおじいちゃん
いつの間にか涙が自然にあふれてくる
…おじいちゃんの温かなやさしさに。
おばあちゃんの最期の時
“あの世でも仲良く暮らしましょう“
のメッセージ

…百歳を迎えて
ファミレスで好きなハンバーグを
おいしかった~と満足な笑顔
そして
おばあちゃんのお仏壇の前で
涙ながらに
“ええ子供を産んでもらえて幸せだった“
と感謝のことばを…
なか々言える言葉じゃないと思います
おばあちゃん
“素敵“なおじいちゃん
に巡り会えて幸せでしたね。

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しろくろぱんだ

4.0☆☆☆☆ 〝 全ての男はマザコンである 〟 評判になったドキュメン...

2024年3月15日
iPhoneアプリから投稿

☆☆☆☆

〝 全ての男はマザコンである 〟

評判になったドキュメンタリー作品の続編。
ほんの少しだけの感想で。

コロナ禍真っ最中の20年12月。我が母親は、悪性リンパ腫により苦しみながらこの世を去った。
前作は間違いなく良作でしたが、映像的にどうたらこうたら、、、等と、観た人ならばほんの少しだけ感じたかも知れない。
帰郷し、実家に近づいたその瞬間から。常に両親に向けてカメラで撮影している事。その辺りの抵抗感を、多少感じ無い訳ではない。

何故ならば、我が母親が(病で)苦しむその姿。それを(映像として残す)映す事が私の選択肢の中には無かったから、、、
とは言え、これには(監督自身の)映像作家としての〝 ある種の性 〟が有るからこそ…とも思える。
もしも、私にその勇気があったならば。我が母親の姿を(何らかの方法で)残していたのかも知れない。

前作での前半で、監督自身の病いを気にかける(詳しくは作品の鑑賞をお勧めします)監督の母親が見せる姿。
それが後半に進むにつれ、徐々に変貌して行く怖さ。
実は私にもその経験が無きにしも非ずなので。〝 怖い 〟と言うよりも、「そうなんだよなあ〜」との想いがスクリーンを見つめながら強く抱いたのです。

そして、続編にあたる本作品。
初っ端から不穏な状況から始まる為に、何となくですが最後の状況が(多少なりとも)予想出来てはしまう。

病に負けそうになる母親を案じ、常に寄り添う父親の姿。
前作での、母親が嘆き悲しむ姿には、怒りを込めて諌める強い父親のその姿。
その姿を通して映し出される映像の全てには。
〝 全ての男はマザコンである 〟その言葉と同様に、、、

〝 全てとは言えずとも、多くの女性はファザコンでもある 〟

そうなのです。この作品こそは、《究極のファザコン映画》とも言える作品だったのかも知れないのです。

母親の優しさと父親の強い心。
これらが重なり、更にはこちらの感情の想いが複雑に絡み合い…と。
いつの間にか、こちらの心が浄化されてしまうくらいの涙を溢れさせられてしまったのでした。

2022年6月5日 キネマ旬報シアター/スクリーン3

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松井の天井直撃ホームラン

4.5COCO'Sのハンバーグ…! お父さんの言葉が絶妙。 撮るとは、基...

2023年6月5日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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ouosou
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