劇場公開日 2023年2月17日

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BLUE GIANTのレビュー・感想・評価

全514件中、101~120件目を表示

5.0男たちの熱いジャズ道

2023年9月2日
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それぞれの葛藤やジャズへの思いなどが伝わる素晴らしい作品でした。
いい感じに映画に収めていて、編集も上手いですね。

CGはご愛嬌、口コミで広まっていたので、この作品をきっかけにジャズを聴いてくれる人が増えるといいですね。

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ボイス

5.0JAZZ

2023年8月21日
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鑑賞方法:映画館

大と雪祈と玉田のセッション!
俺は世界一のJAZZプレーヤーになる!

いろいろと書かれていますが
最高に良き作品でした。
それはなぜか?
原作を4~5周読み返すくらい大好きだからwww
10/18にDVD発売みたいですから
是非見てください!

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bon

3.0音楽を楽しむ作品

2023年8月14日
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鑑賞方法:VOD

飛行機で鑑賞。ジャスには興味がなく原作未読。分かっていないながらも、音楽は場面に合わせて丁寧に作っているように感じた。

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げっちゃん

3.0タイトルなし

2023年7月20日
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鑑賞方法:映画館

そりゃ漫画の方が良い。でもそれは音楽が題材である以上仕方ないかと思う。善戦している。せっかくアニメなのだから、全て手書きで勝負しても良かったように思うが、厳しい事情があるのでしょう。にしても上原ひろみはさすが!それから立川極音上映で見られてよかった。夜のシネマシティってめちゃカッコいいねん。

付け足し
段々構成とか気になってきました。やはり漫画を読んでいないと大が「世界一のジャズプレーヤーになる」と公言するのもあまりに突飛な若者の夢妄想にしか見えないし、最後のバンドの行方も、つまりメンバー二人の大への圧倒的信頼もわからない。例えばあしたのジョー劇場版でパート2から見たとしても、序盤で自分の大事な存在を自ら殺してしまったというのがわかるし、そこからのライバルの出現と復活、世界タイトル戦へと最短ラインで矢吹がどういう人間か、何故あしたのジョーのラストがあのようになるのか全く納得できる。時間上全てを描けない所を絵と演出で圧倒しねじ伏せる。(金竜飛戦は残念だが確かにしょうがない…悲しいけど)
それがブルージャイアントにはなかった。
構成と演出の問題はちょっと大きすぎるかな。

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kazuyuki chatani

5.0本作品 4度目の鑑賞は、田端のチュプキさんにて。 ジャズの演奏あり...

2023年7月17日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

知的

本作品 4度目の鑑賞は、田端のチュプキさんにて。
ジャズの演奏ありきの映画、観るほどに深いです。
音質やバランスが絶妙で、没入感といいましょうか、あっという間の2時間の映画でした。

音声ガイドのイヤフォン(本来は白杖の方々への補助用途)を借りたら、内容の詳細さにも驚き。地名やら、出演の人々やら、聴いて初めて気づいた場面が多数。理解が深く深くなりました。
この映画館で見てよかった、いつも以上に実感しました。

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woodstock

5.0じわじわ

2023年6月24日
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じわじわ涙が😢
かっこよくて最高
続編が楽しみ😊

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308gtsi

5.0A masterpiece!

2023年6月18日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

お見事!スタンディングオベーションです。大好きなアーティストが強力にオススメしてたので、遅ればせながら、音感上映(音量をかなりマシマシ?)で鑑賞。すっかりライブ会場に来た気分を満喫。映像も見事に音を表現⁈実在のJAZZライブハウスもかなり忠実に再現。
ストーリーはスポ根友情物語ぽくもある青春成長譚でもあり、ベタな部分もありつつ、終盤思わず涙が出ました。原作マンガではサイドストーリーも丁寧に描かれてるのかな?
声の出演は山田くんが存在感ありすぎて、前半は邪魔もしましたが、段々しっくり来ましたし、間宮くんは最高の配役⁈
それにしても、上原ひろみさんの全面参加、監修は反則でしょ?音に酔いしれました🎵

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マーベリック

4.0ストレートにアツい

2023年6月16日
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あまり映画を観てグッと感情が動かされるタイプじゃないのですが…
個人的に、真っ直ぐなキャラクターから生まれるドラマにグッときてしまうので、例に漏れずこの映画でもグッときてしまいました。
あと音楽が文字通り、熱くて激しかったので大好きでした。

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神に選ばれし無敵の男

3.5原作未読で鑑賞

2023年6月16日
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Dolbyatoms に滑り込みで観ました。

サントラを少し聞いて音楽が良いのは分かっていきましたが、信じられないくらいボロ泣き笑

ストーリーの展開がすごく駆け足だけど、音楽とアニメーションで、3人の関係性、それぞれの成長、思いが伝わるようで、こんな風に表現できるんだと感動したのだと思います。

映画館に観に行くべき作品だったと思います。身体の中まで掻き乱されました。

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ちゃん

3.5青春と友情の物語

2023年6月11日
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鑑賞方法:映画館

突然ですが、僕はジャズファンです。(アルト)サックスも吹いていたので以前からこの作品の原作には興味がありましたが、読んでいませんでした。
今回、映画化され、なかなか評判が良いということで劇場に足を運んだ次第です。
というわけで『BLUE GIANT』。

「とても面白い。物語に力があるな」――テンポの良いストーリー展開に引き込まれ、後半までそんな感想を抱きながら観ていました。ジャズへの思い入れを差し引いても、「面白い」と言っていいだろうと思いました。
でも、終盤に差しかかるあたりからでしょうか、何だか「もう、お腹いっぱい」という感じになってきた。こってりしたものを食べ過ぎて、ちょっと飽きてきたような気分になっちゃいました。
映画を2本連続鑑賞した2本目だから集中力が切れてきたのかもしれないし、“odessa”という音響システムが発する大音量のせいで頭が疲れてきたのかもしれないけれど、とにかく途中から高揚感と感動がトーンダウンしてしまった。

とはいえ、この作品の熱量と、作り手たちが伝えたかった思いは十分に感じとれました。
好きなことがある、一つのことに命を燃やすほど熱中できる、そして、そこに目標を共にする仲間がいるというのは、とても幸せなことですね。
この物語のテーマは、ジャズそのものではなく、青春と友情なんだな、と僕は受けとりました。
これは揶揄して言うのではなく、ほんとうに青春っていいなと思います。かけがえのない素晴らしい時期です。

でも、主人公の大たちも、眉間にシワを寄せたりせずに、もっと肩の力を抜いて、笑顔で楽しんでプレイしてもらいたいと思います。
音楽の本質は、「凄さ」を競うことでも、勝ち負けを争うことでもないからね。

ところで、本作のように原作のある作品については、ほんとうは原作を読んでから映画のレビューを書くべきなんでしょうね。どこまでが原作の力によるものか、どこまでが映画そのものの力かわからないから。

また、こういう「音楽もの」は、ある意味、感動させやすい、と言えるかもしれません。数年前に大ヒットした『ボヘミアン・ラプソディ』や、ちょっと前の『エルヴィス』なんかもそうですが、音楽の勢いがストーリーを助けてくれるというか、音楽じたいがすでに感動の対象になっているからです。

さいごに、本作の作画について少し。
登場人物の鼻すじに描かれた数本の線と、あごヒゲに見えるような黒いベタ塗りの陰影が僕はかなり気になりました。僕は若いころからアカデミックなデッサンを勉強してきたので、そういうところに違和感を覚えてしまうのです(でもアニメや漫画の世界では普通のことなのかもしれませんね)。
それから、演奏シーンで、実際の人間から動きを取り込むモーション・キャプチャーと思われる技法を使っていますが、なんだか変。リアリティーを追求しようとしたのだろうけれど、かえってロボットみたいな動きになっていて、これもとても違和感がありました。

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peke

4.5映画からの初見ド頭からラストまでずっと泣くの巻

2023年6月4日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

漫画も読んでない初見です

池袋のtoho轟音で見たけど、これは轟音よかドルビーでしたわ
やっちまったなーミスった!
重低音じゃないなら轟音の意味がないみたいだ!あまり感じられなかった

頭から、やたらと色々グッときてしまって
話をしらないくせに録音を録ってるってまさかとか色々妄想が膨らみすぎて
きっとそうなんだろーなーとか思いながらみてたからますます泣けてしまった

しかも、表情や目や光の使い方が本当グッとくるセンスで監督の良さが際立った。
またこの監督の作品を見ようとおもう。
音楽はもちろんカッコよく家についてからも耳からはなれず
家に帰るまで鼻唄で歌うぐらい好きになってしまった
もし誰かjassのコンサートをやってくれるなら聴きに行きたいです。

珍しく久しぶりによい映画に出会えたのでだいだいだい満足でした。
次も見に行きます!
早く2やってほしいな!!

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きらたそ

5.0音楽で感動したのは初めての体験

2023年6月4日
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鑑賞方法:映画館

ジャズなんてまったく興味が無かった。
でもこの映画を観ると、「ジャズってかっこいいな。」と思った。
もちろん登場人物の生き様がそうさせるんでしょうけど、映画を観ているのにジャズに聞き惚れたのは初めてです。
劇中歌で感動することはこれまでもありましたが、それはあくまで映画のオマケでした。
しかしこの映画のジャズはそれ単体で心を動かす力がありました。
と感じるぐらいジャズというものに真摯に向き合った映画でした。

ただ敢えて難点を挙げるなら、主人公が成長しない、最初から完成されているという点でしょうか。
まぁそれでも素晴らしい映画でしたが。

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おじゃる

1.5ストーリーがあまり…

2023年6月2日
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普通に面白かったですが、心が震えるほどではなかったです。ストーリーに濃厚さがなかったように感じました。

原作漫画未読です。
原作が人気なんだろうなと思い、期待して映画を観たのがよくなかったのか音楽素人だからか、いまいち良さがわかりませんでした。

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味彩

5.0全身で青春を浴びさせられた

2023年5月31日
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2023年劇場鑑賞17本目 名作 90点

2023年2月25日鑑賞し、今レビュー投稿2024年1月25日ですが、2023年劇場鑑賞81本中堂々の1位の作品。

もう本当に凄まじい。これに尽きる

普段邦画のサスペンスやヒューマン、ミニシアターが好みで鑑賞しますが、2022年年末公開のスラムダンクに並ぶ好評価アニメーション映画で、声優に若手俳優が使われていたり、湧き上がる絶賛の声に胸を弾ませて鑑賞しましたが、最高だった

後半にかけて涙が止まらなかった

誰かが亡くなるとか、感動のラブストーリーでもなく、真っ直ぐに突き進んだ青春に涙しました

こんな純粋な青春を送れているのが羨ましいし、すごく稀有な存在だと思うし、何かすごい大きなものに押しつぶされた感覚さえも感じた

3人の構図やキャラクターも完璧だし、映画の尺にドラマがちゃんと窮屈に感じること無く組み込まれていて、説得力がちゃんとある

日本が誇る漫画やアニメ文化、昨今配信等で映画館の需要低下などあるなか、今作は日本文化が誇る漫画が原作で、音響と映像美の飲み込まれる様は、映画館で味わうに相応しい、現代を代表するべくして生まれた名作なことは間違いない。

是非

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サスペンス西島

4.0素晴らしい演奏に鳥肌が立ちっぱなしでした

2023年5月26日
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興奮

大音量重低音上映で鑑賞しました。素晴らしい演奏に鳥肌が立ちっぱなしでした。独特のアニメの表現も良い演奏の後押しになってた様に思います。話も面白くとても良い映画でした。

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はらこ

4.0アニメの自由な表現力と、ジャズのスピリットが理想的な融合をした痛快作!。

2023年5月26日
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泣ける

興奮

萌える

アニメの自由な表現力と、ジャズのスピリットが理想的な融合をした痛快作!。

普段アニメーションは余り観る事が無いのだが、こりゃマジで凄くて驚いた。
まず、この作品の肝でもある主人公宮本大のサックスプレイ。これを気鋭のサックスプレイヤー、馬場智章が創造性と熱量が迸る名演で見事に演じてみせる。
そして、音楽を全面的に担当したピアニスト上原ひろみ。漫画では聞こえる事のない、想像するしかなかったそこらでは聞くことの出来ないスペシャルなサウンドを、説得力をもって提供している。確かな技術に裏打ちされた創造性豊かな彼女達の演奏を作品のキャラクターの音として聞かせる。このめちゃくちゃハードルの高い仕事に挑み、やり遂げたチャレンジ精神に感服。ベースレスというジャズとしては異色のトリオで聴かせる、クライマックスのクラブ「So Blue」での演奏シーンは、ジャズを聞いて泣く日が来るとは思わなかった程に感動的。ちゃんと成立してるもんなぁ。凄いッ!。
ストーリーもトリオがデビューのきっかけをつかむまでの成長のドラマに絞り、後はアニメーションだからこその自由で大仰な表現と、色彩豊かなアドリブシーンの心象風景の輝きが、見事に上原ひろみらの音楽と絡み合う。「音楽」という見せたいものが明確なのも、この作品が成功した重要な要素。内側を吐き出す様に奏でる自分だけの音に絶対的な自信を持つ、いかにもマンガの主人公といった宮本大のキャラクターも、気っ風が良くてこの作品が躍動させている。
もう一度観たくなる傑作アニメーション!。

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Y.タッカー

5.0君の成長するドラムをみてみたいんだ

2023年5月23日
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楽しい

興奮

幸せ

せっかくなので良い音響の映画館でみたいなということでドルビーアトモスにて鑑賞、想像していたものの30倍はいい映画でした。まさか、ここまでやるか!というくらいにバンドパートが凄すぎて曲の度に拍手、スタンディングオベーションしそうになりました。これの応援上映、絶対にすごいことになりそう。もうね、映画なのかライブなのか分からなくなるくらいでした。

ドラムの人、大変だったんじゃないかなあと思いました。プロがど素人の音、動きをするって非常に難しいことですよね、リズムもきちんと刻めないとことかトチる感じとかすげえな、って感じました。まさにタイトルはとあるセリフでしたが、そこ、うまく表現していたことと合わせてホロっときました。

好き嫌いは分かれると思いますが、ちょっと残念だったのは演奏シーンのモーションキャプチャーです。音と動きがズレて(わざとそうしているのかなあ?)いるところがあるのは気持ち悪かったかなあ。

原作の存在もしらないので何の思い入れもないまま鑑賞しましたがこれほどの映画、そうそうないですね。観終わって、なぜか『映画大好きポンポさん』に近い感覚でした。爽快感というか、なんというか。

映画館で、迫力ある音で、鑑賞すべき映画でした。

(追記)
リバイバル上映をチネチッタのLIVE ZOUNDで鑑賞しました。
ライブハウスの音響をベースに組み上げた音響なのでジャズの音色とドンピシャ、予想以上の出来具合に感動しました。気づくと泣いてました。やっぱ、名作ですよ。

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zem_movie_review

2.5所詮アニメ

2023年5月19日
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原則としてアニメは映画館では観ないことにしているのですが、京都の映画ファンが集うカフェのマスターが絶賛されていたこと、曲がりなりにもSaxを嗜む一人として、ジャズに青春を捧げる物語ということなので、『鬼滅の刃』以来、久々に観に行きました。

日本映画の父・牧野省三が唱えた映画の三要素、即ちプライオリティ順に、一スジ(脚本)・二ヌケ(映像表現)・三ドウサ(俳優の演技)は、今も厳として全ての映像作品に当て嵌まります。
翻ってアニメ映画では、カメラ撮影による“ヌケ”と役者による“ドウサ”は、そもそも存在せず”スジ“のみで構成されますので、映画と呼ぶに値しない、換言すると映画館で観る映画とは見做せない、と思っています。ヌケについては異論があるかもしれませんが、この点は後述します。
但し、映像作品としての価値は別物であり、映画館という、周りに誰がいるか分からない、暗闇の閉鎖空間と大スクリーンでの非日常的時空間で観る作品としてはともかく、よりパーソナルな時空間で観る映像作品としては、高く評価できる作品も数多くあります。

そして愈々本作ですが、青年向けコミック誌「ビッグコミック」で2013年から今も連載中の大人気漫画が原作です。そもそも音のでない漫画での擬音だけの表現で読者に満足され共感されていたということなので、元々スジはよく出来ています。
原作(第一部)の単行本10巻分を2時間の映像にまとめ上げているので、かなり端折ってはいるものの要所は抑えており、登場人物を絞り込んでハコ書きもしっかり構築されており、無駄なサイドストーリーが一切なく、主人公の踠き苦しむ日々に凝縮され尽くして展開するストーリーは、観客も感情移入しやすく共鳴します。脚本の技量は大いに評価出来ます。映像を主人公・宮本大目線の、終始一人称の主観表現にしていることも、表現が冗長にならず簡潔にシンプルに仕上がった所以でしょう。

ただ所詮二次元の原画を、三次元的に立体感・遠近感を醸し出すのは無理であり、また無意味です。背景や人物以外の描写は実映像を基に仕上げているので、現実感があり非常にリアルですが、それゆえに平面的にならざるを得ない人物描写には大いに違和感があり、私には滑稽で不気味な感すらしてしまいます。
演奏シーンのアクション、特に主人公のオーバー気味のテナーサックス演奏シーンを見せ場に捉え、大音量で重点を置いて描いているのですが、モーションキャプチャーを駆使して作られた演奏アクション映像が、どの曲でもほぼ同じ単調な上下運動であり、演奏時の表情もほぼ同じで、残念ながら大いに興醒めしてしまいました。

音楽=ジャズに全てを燃焼し尽くす青春熱血ストーリーという建付けからすると、アメリカ映画『セッション(Whiplash)』(2014)に相当すると思いますが、当然ながら俳優の血と汗が迸り出るような圧倒的な演技や、苦悩と悲壮感、そして瞋恚に満ちた苦悶の表情という熱演がなく、常に平面的な描写だけなので、その熱気、その昂揚度は、少なくとも私にはあまり伝わらず、二つの映画は到底比較対象になり得ません。

技術的に難しいでしょうが、人物描写を超写実絵画の画調で描けば、人物の立体感・遠近感が伴い、背景とオーバーラップして動き、音に迫力と重量感を盛り込めるでしょう。たぶん高温の熱量と激しい熱気は発せられると思います。

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KeithKH

5.0これは観るしかない、聴くしかない。

2023年5月14日
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鑑賞方法:映画館

興奮

音響のいい映画館で聴くことを勧めます。

こんな派手なJAZZは何年振りか?

約45年前に、
大阪のハチで聴いた山下洋輔トリオ以来ではないか⁈

JAZZ漫画「BLUE GIANT」をアニメ映画化?

これは何だ?⁇

これそのものが漫画ではないか?
漫画には音がない?
音がない漫画をアニメ化?
ホンマかいな?

遅ればせながら観て聴いて良かった。

^^

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カール@山口三

3.0熱量と意欲と何より音楽がすごくよかった

2023年5月13日
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鑑賞方法:映画館

興奮

演奏シーンでほとんど泣いてしまいました。びっくりしました。頭では理解できない涙がすごく出てきて本当に感動してるんだな…って思いました。また、映像がかなり荒削りというか、作画バラバラでCGがほんと酷いけど伝えたいものとエネルギーがすごくて意欲的な作品だと感じました。あのひどいCGもパワーで押し切れてました。音楽が好きなので生演奏のライブを聞いてる時のあの脳内の言い表せない高揚感を映像にしてくれたのがすごく嬉しかったです。それにつきます。
ただ、ストーリーについては何とも思わず、まあ、ありきたりですし、特に最後の展開はやめて欲しかった。漫画原作だと仕方ないのかもだけど、あんなのいらない。普通に演奏して欲しかった。

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ばんびさん