劇場版 おいしい給食 卒業のレビュー・感想・評価
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【”私は給食のために学校に来ていると言っても過言ではない。”給食を愛する先生と生徒との面白すぎる給食バトル第二弾。早く、皆で笑いながら給食を食べれる日が来ますように・・。】
- 私は市原隼人さんのファンである。武士を想起させる漢らしい風貌。そして、以前ラジオで聞いたインタビューの際の謙虚で、真摯な受け答えに感心した。
このシリーズは、そんな市原さんがコメディ俳優としての魅力を開花させた作品なのである。そして、給食の大切さもキチンと描かれている。-
🔳敢えて記載するが、原作既読である。
◆感想
・前作に引き続き、甘利田先生(市原隼人)と神野ゴウ君(佐藤大志)の給食道を極めようとする姿が、可笑しい。
- 必ずさりげなく給食室に行き、事前確認をする姿。給食のおばさんも前作同様、いとうまい子さんが演じているのも、嬉しい。-
・神野君の給食アレンジ爆発シーンや、甘利田先生が提案した、給食前に校歌を全力で歌うシーンの甘利田先生の給食を前に踊る様に歌う姿の面白さよ。
- 普段の厳格な姿とのギャップと脳内ナレーションが、可笑しすぎる。-
・先割れスプーン問題や、ヘルシー給食問題等もキチンと描かれて物語に厚みを持たせている。
- 先割れスプーンは、子供が上手く箸を使えないきっかけである等と言われていたなあ。-
・甘利田が、給食の味が変わってしまった事に対し、給食センター職員達に言いはなった言葉は胸に響く。
- 今作品が良いのは、給食を愛する甘利田先生と神野君が、力を合わせて"子供の健康の為"を唱いつつ、却って不味くなってしまった本質を見失った給食改革に抗う姿である。そして、彼らは想いを遂げ、校門で別れるのである。-
<甘利田先生と、学年主任の宗方先生との恋の行方も作品に華を添えている。ウイスキーボンボンであんなに、酔っぱらうかなあ。あー、可笑しい。
給食の大切さを、コミカル要素を絡めながら描いた今作品シリーズ。続続編を強く希望したい。>
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