劇場公開日 2022年11月11日

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土を喰らう十二ヵ月のレビュー・感想・評価

全118件中、101~118件目を表示

2.5信州の景色が綺麗

2022年11月13日
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鑑賞方法:映画館

寝られる

信州の山荘で1人で暮らす作家のツトムは山で採れた木の実やキノコ、畑で育てた野菜などを料理して、四季の移り変わりを実感しながら執筆する日々を過ごしていて、時々、担当編集者の真知子が東京から訪ねて来ていた。旬の食材を料理して一緒に食べるのは2人にとって至高の時間だった。そんなツトムは13年前に亡くなった妻の遺骨を墓に納めることができず、一人暮らしの妻の母を時々訪ねて自家製味噌を貰ったりしていた。
そんなツトムの冬から始まり、冬までの1年の料理をみせてくれる作品。

沢田研二が好きなら良いけど、個人的には好きじゃ無いから歳取っても共感できない。
もっと違う役者にすれば印象も違ったかもしれないが、精進料理食べてるのにデブだし、塩分の摂りすぎなのか心臓病になったりで、松たか子に一緒に住もう、なんてつまらない提案したり、謙虚さを感じられない主人公が好きじゃ無い。
信州の山の景色が綺麗だったのと、料理が美味そうだったたけ。
ドキュメンタリーなら良かったのかも。
ラスト、ジュリーの歌は良かった。

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りあの

3.5大きい方がええって、はいよ!

2022年11月13日
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鑑賞方法:映画館

沢田研二と“土“どうかと思ったが、相性悪くなかった。綺麗すぎな手と体型は如何ともし難いが(ー ー;)日本ってええなーと感じられる料理と四季の移り変わり、死を引き取るという全体的に纏う死生観。こういうの歳をとると沁みるわ(^^;
ほやけど、やっぱ歌を歌うと沢田研二やなくて、ジュリーなんやわなーそして グッズ売り場にはジュリーのブロマイドが!(๑˃̵ᴗ˂̵)

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shige12

3.0料理上手ですね!

2022年11月12日
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妻の母の葬儀、義理の母の息子がいるのに自分の家で葬儀とはたいへんでした。
遺骨もあづかるなんてビックリです。
小説は書き上げたのかな?

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かん

5.0【11/16追加:参考情報にネタバレあり】日本で過ごしている外国人の方もぜひぜひ、くらい。

2022年11月12日
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yukispica

4.0四季の移ろいと精進料理

2022年11月12日
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原作や登場人物の設定を読まなかったので、主人公の老人の職業が作家とは分からず、てっきり、エッセイが書ける引退した精進料理人、その老人の自宅を訪れる女性の編集者は老人の娘だと思っていました。

スクリーンに映し出された、美しい四季の風景や飼い犬の愛らしい仕草、食材の自然野菜の採取と手間をかけた調理の過程は、チェーン店の食堂の画一的なメニューに慣れた現代人には、とても新鮮に見えると思いました。

また、主人公の老人を演じる沢田研二さんの役作りが見事で、演技というよりも、素の沢田研二さんの立ち振る舞いのように見えました。

沢田研二さんといえば、かつて、一世を風靡したアイドル歌手なのですが、歳を重ねて、重厚な演技力のある実力派の俳優に大成したような印象を持ちました。

私の主観的な感想では、この作品の見所は、沢田研二さんの重厚な演技力、四季の自然野菜から作られる精進料理の魅力だと思いました。

とかく、万事につけ、スピード・効率化が求められる現代社会に生きるビジネスマンに、観て頂きたいと思いました。

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The_Winnie

3.5山の一人暮らし

2022年11月12日
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執筆をしながら山のくらし
一年間(十二ヶ月)を追いながら
自給自足と季節の恵み
を頂いて食ぺる

食材を無駄にせず
手間を惜しまない料理
二人でたぺる食事
が美味しそう
自然に逆らわず自然と共に
ゆったりと…時間が過ぎていく
今の世の中忙しく手を抜こうと
思えば何でも手に入る時代
でも。心が満たされない
と思うことがある

…子供の頃
ほうれん草の根のところは
土の味がした
里芋もごりごり洗っていた様な
事を思い出した

…終活もテーマの一つ
この頃このテーマの映画が多い
弔い方も

…沢田研二
外見は変わってしまったけど
歌は健在でした
色っぽい伸びやかな声
エンドロールが心地いい

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しろくろぱんだ

4.0質素だが美味そう。静かですが美味しい自然食と四季、と人間の最後を考える飽きない秀作。

2022年11月12日
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日本人に生まれて良かった。誰でも食べることは共感できるから飽きることのない秀作。描写が素晴らしい。
美しい四季の日本。

四季があって素朴な精進料理に近い【禅寺で小僧・「飢餓海峡」の水上勉】自然食
の良さは、いわゆるアメリカ🇺🇸の「ベジタリアン→無理している」とは正反対の
自然体。アメリカ🇺🇸の人には悪いけど、月とスッポン。

そして 枯れた沢田研二【歌手としては枯れてないで暴走老人、スーパーアリーナの醜態】
、ちょっと年齢差に難ありだけども、円熟の域の松たか子が公園。

田舎信州だからこその、四季の移り変わり、山の幸、畑、田んぼの幸。

「極道メシ」だっけ、よくバズビデオに動画上がってる刑務所メシ

山椒「犬の名前」、大根、きゅうり、ナス、茗荷ご飯、ゴゲメシ、あと最後に尻切れとんぼに続く

最高だね。和食精進料理。今だからこそ際立つ。
オヤツも栗と🌰あんぽ柿、ワシの親の世代以前の日本人はみんな柿が大好き。今のZ世代にはわからない感覚
四季の移ろい歳時期的な連関が素晴らしい、個人的に「タケノコ」「胡麻豆腐」食いたくなって、そのものズバリはないけど
普段あんまり食い物買わないワシが帰り道、和惣菜購入。ワシ一人でコッソリコレから食うところ・・

ただ、たまには「動物性蛋白質」取らないとね。でもね素晴らしい食事の描写。
「前述でバラバラだけれども 極道メシに通じる」というか
極道メシ

と趣旨は本当は同様、「限定された条件下」「質素なメシ」だからこそ、かえって飽食下の日本だからこそ
美味そう。

押し付けられた「通夜振る舞い」の描写が素晴らしい。

ただ現実には、いくらなんでも坊さん呼ばないことはあり得ない。
かつ、いくら爺さん婆さんとはいえ、通夜振る舞いに勢力をつぎ込めない、自身の親兄弟だからこその憔悴。
仕出し業者に丸投げという方が、死んだ本人は嬉しいと思う。悲しみで料理なんて手が回らない方が良いよ。
涙の数だけ死者は慰められるのだから・・

でもコレは娯楽映画、決して純文学的な硬派な作品ではないので
沢田研二の通夜振る舞いの料理、最高の描写。

土井善晴が監修。

タケノコ、山菜、味噌、胡麻豆腐、梅干し、たくあん

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満塁本塁打

3.5丁寧な暮らしと豊かな自然の恵みと。

2022年11月12日
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こんな生活を送って自分勝手と言われたらそれまでだけどいーよねー。自分は絶対真似できないけれど…。きっと昔はこんな生活が普通でそれが豊かだったんだろーなー。なんでも揃い現代はそれだけで忙しい…。

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peanuts

4.0【”今日、一日を暮らせればそれでよい。”故、水上勉のエッセー「土を喰う」を底本としながら、24節気ごとの自然の恵みを眼で愛でる作品。後半は、氏の死生観も絶妙に描かれている作品である。】

2022年11月12日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

ー 私事で恐縮であるが、故、水上勉氏のエッセー「土を喰う」と「精進百撰」は、30代にたまに読んでいた。料理に嵌っていた頃でもあったし、何より水上勉氏の禅寺の小僧だった時代に覚えたという山菜料理が、氏の姿と共に掲載されており、とても面白く読んだモノである。
自宅の庭で育てた野菜を収穫し、料理し、食する楽しさよ。(現在進行中。)
  尚、幾つかの料理は、この作品でも紹介されている。ー

◆感想

・底本は、エッセーであるが、この映画はそこに編集者で恋人の真知子(松たか子)を配し、素敵な12カ月の自然と山の恵みが映し出された物語にアレンジメントされている。
 急なお葬式の対応や、恋人に対する優しき想い。
 ”好きな人と、食事をしたいじゃないか・・。”

・登場人物も、山暮らしの事なら、何でも知っている大工さん(日野正平)、頑固な義理の母(奈良岡朋子)、オドオド夫(尾美としのり・・オドオドさせたら、第一人者。)と、強気だが何にもやらない妻(西田尚美)、禅寺の和尚の娘(檀ふみ)など、多士済々で、物語の面白さを上手く引き出している。

・心筋梗塞になったり(本当です。)、独り暮らしは大変そうだが、余りある自由があるのだろうなあ・・。

<何事も、自分でしなければいけない、大変さと、大切さ。
この作品では人間が、つつましやかに生きる喜びと、死にどのように対応するかが、キチンと描かれている。
 食料が賞味期限越えで(消費期限ではない)多数破棄される一方、フードバンクや世界的な食糧不足が喫緊の課題になっている今だからこそ、観て良かった映画であると私は思いました。>

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NOBU

4.5沢田研二と精進料理だけではない

2022年11月12日
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笑える

楽しい

幸せ

沢田研二と土井善晴の料理だけの映画かと思ったら、初老の男性の人生観も描かれており後味の良い映画だった。24節気毎に画面は展開し、美しい信州の自然もしっかりと描かれている。妻、妻の母親、子供の頃修行したお寺の住職夫妻などとともに、自身の死も描かれている。最後に沢田研二が歌う曲では、美しい声も聞くことができます。演出だとは思うが、松たか子の食べ方がちょっと下品だったのが残念。最後に、山椒という名前の可愛らしい犬も出ているので、イヌ好きの方も楽しめます。

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はちめ

3.0自然と食べ物と犬

2022年11月12日
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幸せ

それだけなんだけど

悪く無かったです

ジュリーに松たか子が恋人って

歳の差あり過ぎだろとか

ちょっと思ったりしましたけど

ごま豆腐

私も食べたいなー。

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BAMBi

5.0土を喰らう十二ヵ月

2022年11月12日
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笑える

知的

幸せ

沢田研二はかっての格好良さはないが、同世代の者としては当然かなとも思い あるがままに生きる姿はむしろ微笑ましい。これから終活に向かう指針をいっぱいもらえるシーンもあちこちあり、本物の美味しい食べ物を食べたくなる。若い世代より高齢者には特にお薦めしたく初デビューしました。

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スミレ

初日の早朝行きました

2022年11月12日
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 今回は初日の1回目、7:45〜鑑賞しました。
 去年〜公開を楽しみにしており、今月は“映画の月”と決めて‥‥沢田研二さんのコンサートへ行くのも止めて映画館通いになりそうです。
 1回目の感想は、土井先生が言われていた『いい手してはりますねぇ』の言葉通りでした。日頃から調理されているのか??ですが。
私にもお抹茶たてて欲しいし、こんな主夫が欲しい!(冗談)です。
 又、今日は違う角度から見てみます。

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お姉ちゃん

3.5所詮、人は単独旅行者。ひとりで生きて、ひとりで死んでいく。

2022年11月12日
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たけのこ煮、たくあん、梅干し、ごま豆腐、栗の甘露煮、干し柿、、、。
美味そうなものがどんどん画面に出ている。そしてその手さばきが見事。そこには自然からの恵みのありがたさがある。

道元、西行、吉田兼好、、、。
いにしえ人の言葉が、しみじみと心に沁み込んでくる。この信州の田舎暮らしを見せられながらだからこそ、その言いたいことに気付かされる。

そして、勉は、自分の骨壺を焼きたいと願う。じつは、素人陶芸をかじったことがある僕の、土いじりの動機も「自分の骨壺」だった。できることは他人任せにせず自分の手で、という気持ち。そう、生きていくのも所詮、ひとり。死んでいくのも所詮、ひとり。他人とのかかわりはあるけれど、他人の手をなるべく煩わせることなく。生きていれば、必ず死は訪れる。だから、あるがままに生きるべし。身の丈にあった生き方をしていれば、飯も美味いし、生きているって思えることだろう。そんな、メッセージがある。ぽっちゃりした沢田研二、飾り気がなくてとても素敵だった。まるで、60年物の梅干しのようだ。画面からはただのオッサン(だけど魅力的な多才さはみせる)だけど、エンディング曲の歌声は、かつての艶っぽさが健在だった。

と、ここまでは高評価なのだけど、マチコとの結末がちょっと残念。というか、マチコは、勉の真意を理解していないと思った。それでもひとりで生きていくと飄々としている勉の泰然とした態度を、あえて強く印象付けたいというのであればいいのだが。
それと、おばちゃんエキストラたちの素人ぶりが、映画の空気を台無しにしてたのも残念だった。

ついでとして。
落語好きとしては、滝川鯉八の出演に興味があった。ほんとにちょい役だったけど、やはり表現者だけにセリフ回しが上手いなと思った。もうちょっと物語に絡んでくれたらよかったけど。

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栗太郎

3.5タイトルなし

2022年11月11日
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立春から始まり二十四節気(全部じゃない)に合わせて、旬のものを頂く TVで禅寺の精進料理を見たことがあるのですが、似たような感じ 沢田研二が意外と台所姿板に付いていて、他の俳優も役柄にぴったりだった(弟夫婦は除く) 田舎のお葬式の遺影のデカさには驚いた 自宅葬は最近誰もやらないけど炊出しが大変 昔は味噌、梅干、干柿何でも自家製、野菜も保存がきく漬物にするとか祖母がやってたなぁと懐かしく思った 料理だけかと思ったら、死生観、恋愛話も

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ゆう

3.5人は生まれ死ぬまで所詮、単独旅行者🐈~

2022年11月11日
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ある作家が人里離れた長野の山荘で一人暮らしをし、山の実やきのこ畑で育てた野菜を自ら料理し、季節と共に描かれたスローライフ的な話なのかと思いきや!

映画のおかずや中身は美味しそうな料理だけではなく淡々と映し出す中にもしっかりと味が染み込んだ人間の本質や豊かさ生き方等を散りばめた内容であった

大人になり歳を重ね価値観は四季の様に変化し人間の本質や豊かさ季節を通じその都度触れ合う恵は人間模様の様であり作中主人公が「人は所詮、単独旅行者」という言葉はラストと繋がり成程っと色々な発見ができ丁度悩んでいた自分にタイムリーな作品で救われた気がした!

実家が長野で久しぶりに山や冬の姿等を見れ懐かしく思いつつ、都会で暮らしていると将来こんな風に生きて老いていくのも良いかなと思え、生き方や将来や明日、明後日を考えるのではなく、今日1日を精一杯に生きるという当たり前の事を忘れていたが改めて大事な事と考えさせられた。

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赤足

1.5沢田研二大好きだけどミスキャスト。

2022年11月11日
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あの食事とあの体型の乖離は説明できない。

更に制作委員を立ち上げて映画を作ると必ず陥るエキストラの罠。 エキストラに芝居させるとそのシーンは極めて醜い。 邦画が得意とする分野の作品だけに心底惜しい。

だけどねエンドロールで流れる歌はピカピカのジュリーそのもの。 ゴージャスで色っぽく唯一の歌唱力こそ沢田研二の世界だ。

プロローグで流れる類家心平のtpも絶品。

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すったもんだだよ

4.0見て良かったなぁと思う映画

2022年11月11日
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とても心地よい時間を過ごせました。

農作業と食と里山の様子など。

1年を通して四季を感じました。

日本っていいなぁと思える作品でした。

葬儀の風習など、とても参考になりました。

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花丸