劇場公開日 2023年11月23日

翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめてのレビュー・感想・評価

全327件中、1~20件目を表示

3.0奈良の存在感が薄い

2023年11月30日
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鑑賞方法:映画館

一発ギャグ的な作品だと思うが、勇敢(?)にも続編を制作してきた。今度は関西地方、主に滋賀県を舞台にしている。関東地方民にとって関西の自虐ネタは馴染みがないので結構新鮮に観れた。車のナンバープレートがゲジゲジと呼ばれているのは初めて知った。内容は大阪が全国制服を目論んでいて、滋賀県は虐げられている。ガクト演じる麻実麗が関西上陸して、「滋賀のオスカル」とともに滋賀を開放するというものである。杏さんの男装が素敵。
今回の悪役は大阪だ。やはりこういう時は一番大きい大都市が悪役になるのだな。片岡愛之助演じる大阪府知事はいかにも、「大阪のあくどいおっちゃん」感がでていてすごい。藤原紀香も共演しているのもまたすごい。しかも、両親が和歌山県出身だから和歌山産みたいな扱いをされている。
滋賀だけでなく関西地方をそれぞれディスっているのだが、奈良の存在感が薄い。被害を免れたというべきか、無視されたというべきか。
全体的にお気楽なノリであるのは前作から変わらないが、なんだかんだ郷土愛とは何かを考えさせてくれる面もあって、観終わった後は自分の地元の良い部分とダメな部分探してみようかな、みたいな気分になる。

しかし、こういうご当地ネタはやはり地元では、おおいに盛り上がるようで関西地方の興行が好調のようだ。映画興行はどうしても東京が中心になりがちだが、全国津々浦々で映画が楽しまれてほしいので、たまにこういう作品があるのはいいかもしれない。

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杉本穂高

4.0“福岡vs.佐賀”の第3作をぜひ観たい

2023年11月23日
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鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

本作については当サイトの新作映画評論枠に寄稿したので、ここでは補足的なことを記しておきたい。

新作評では「男性の百美役に二階堂を配したBL要素緩和策を反復し、滋賀解放戦線を率いる桔梗魁を杏が演じている」と書いた。宣伝や事前情報では前作に続きGACKT(麻実麗役)と二階堂ふみのW主演と謳っているが、関西パートでの実質的なGACKTの相方は杏にチェンジしている。序盤で麗が和歌山に向けて旅立って以降、映画の本筋は大阪を中心とする都会勢に迫害される滋賀などのマイナー県による解放のための戦いとなり、百美が残る埼玉パートの武蔵野線をめぐる話は脇に追いやられ、本筋とのからみも弱い。体感での内訳は、GACKT&杏vs.片岡愛之助&藤原紀香の構図が中心の関西パートが6割、二階堂の埼玉パートが(GACKTもいるプロローグとエピローグを含めて)2割強、それらの筋を“伝説”としてラジオで聴く現代埼玉のパートが2割弱といったところ。ストーリーへの貢献度で言えば二階堂は5番手か6番手あたりなので、彼女目当てに鑑賞するファンは少々物足りないのではなかろうか。

評ではまた、過去の創作から拝借し転用した見せ場として「チャーリーとチョコレート工場」と「シュレック」を挙げた。ほかに、「三国志」の戦場で視界が悪いなか藁人形で敵の目を欺いた「草船で矢を借りる」のエピソードに似た戦法も登場する。あるいは、創作というわけではないが、バリ島の有名な群舞「ケチャ」を真似た地下空間での儀式なども、ストーリー上の必然性はないもののやはり壮観で、1作目以上にやりたいことを目いっぱい詰め込んだ印象を強めている。

「第3弾が作られるなら、“都会vs.マイナーな隣県”の抗争はさらに西へ飛び火し、九州を舞台にした“福岡vs.佐賀”が最有力候補」とも書いた。惜しい点もあるが、第2作も再び大ヒットして3作目が実現することを期待したい。

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高森 郁哉

5.0メインの舞台が関東圏から関西圏になり、前作の大ヒットでスケールアップ。前作の良さを上手くフォーマット化でき成功か。

2023年11月23日
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鳴り物入りで登場した第1弾「翔んで埼玉」は、ローカルな埼玉県の自虐ネタを上手く使い、関東圏を中心に口コミで大ヒットして、愛あるディスりが社会現象化しました。
このようなコメディ映画は通常、賞レースではスルーされるのが当たり前なのに、第43回・日本アカデミー賞で最多12部門受賞の快挙に。
これらの流れを受け、まさかの続編として製作された本作。
不安をよそに、第1弾のフォーマットを上手く活用することで、メインの舞台を関東圏から関西圏に移し関西圏の自虐ネタを使い「壮大な茶番劇」が成立していました。
根底にある「日本埼玉化計画」が着々と進んでいるのを実感しましたが、将来的には「世界埼玉化計画」?
「テルマエ・ロマエ」「のだめカンタービレ」の武内英樹監督であれば海外に翔んでいくのもあり得る気がします。

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細野真宏

2.5やはり1作目より数段劣るなぁ

2024年4月22日
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鑑賞方法:映画館

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関西方面の確執がざっくりとしたイメージなので
ディスり合いの妙がよくわからなかった
とんでも出鱈目映画なので頭からっぽにしてみるのが
正解なんだけど、どうもにもつまらなさが先行してしまった

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椿六十郎

3.53.6

2024年4月9日
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前回よりくだらなさの質が落ちたきがする

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宗利泰知

4.5ただいま、埼玉!

2024年4月9日
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楽しい

興奮

先月末に日本に一時帰国した際、ANAの羽田便の機内にて時差ボケ防止のために一睡もせずに映画を4本連続で観ましたが、この作品のレビューは200本目の記念にとっておきましたw カナダではもちろん観られなかったので、ようやく上映4ヶ月後に観ることができました。

…そりゃ一作目ほどのインパクトもないだろうし、もう埼玉の名所は出尽くした感もあったし、浦和対大宮の因縁の対決ネタはやっちゃったし、今度は滋賀かぁ…なんでやねん?と、期待値を下げて観ましたが、ここは羽田に向かう静かな機内、両隣は外国人で何の映画を観てるのかと訝しまれながら、私は笑いを必死にこらえていました。

そうか、埼玉と言ったら「海がない」ことでバカにされがちだったわー…と思いつつも、相変わらず素っ頓狂なあり得ない展開の中、ガクト様が真顔でセリフを仰っているし、ずっとバカバカしいコントが豪華俳優陣で繰り広げられることに半ば感動しながら、ずっと肩を震わせておりました。

もちろん、一番笑ったのは有名人対決旗www

あーあ、劇場にいたら大声で笑うんだけどなぁ…と、懐かしい故郷を思いながら、ノスタルジーに浸りながら観てました。

実は、今回免許更新の期限に間に合わず、わざわざ鴻巣まで行かなきゃいけなかったんですが、あいにく三駅先の行田タワーを拝む余裕がなくて残念でした。

200本記念の割に、全く大したことも書けないくらい下らなかったけど、とてもお金をかけて壮大なスケールでバカバカしいギャグを美しく演じて下さったみなさんに、心から感謝してます。

追記

機内は英語字幕で見たのですが、「とびた」の英訳を失念してしまいました😭。とびた、かわいかった…www

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ゆ~きち

2.0続々編が作られるとすれば…

2024年3月29日
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鑑賞方法:映画館

前作もそうでしたけれども。
これだけ、それぞれの県民性を、いわば「弄(いじ)り倒し」て、それだけで2時間ものの映画を一本作ってしまうというのは、ある意味で凄いとも思います。

前作は、題名どおりに関東地方でしたが、今作は、舞台を関東地方に移したという格好でしょうか。

それぞれご当地の「コテコテ文化、粉もん文化&阪神タイガース礼賛」(大阪)、「ハイカラ文化」(神戸)そして「誇り高き京の貴族文化」といったところを痛快に弄り倒す作風は、前作から、衰えを知らないというべきと思いました。評論子は。

ボーイズ・ラブと絡めて、そこここの県民性だけで一本の作品に仕上げてしまっているというのは「未曾有の作風」で、それなりの良作ではあったと思います。

(追記)
「日本埼玉化計画」を推進して、続々編が製作されるともし仮定すれば…。
次に弄り倒されるのは、やっぱり四国地方の「あの県」でしょうか…。 いやいや、九州地方の「この県」の方が先でしょうと、独り悦に入る評論子でした。
(飽くまでも、評論子個人の感想とご理解いただきたいと思います。)

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talkie

4.5面白かった〜

2024年3月27日
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初めより

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おっさん

3.5ほぼ埼玉人、楽しめた

2024年3月20日
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興奮

埼玉にも滋賀にも縁があるのでとても楽しめました
身内ノリを映画でやってくれるの最高です。

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ワァ!

3.5コンテンツ一覧 映画のことなら映画.com Myページ 翔んで埼玉...

2024年3月10日
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鑑賞方法:映画館

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翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて
字幕メガネマーク音声ガイドマーク劇場公開日:2023年11月23日 116分
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レビュー3.6
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翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて
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解説
埼玉県の自虐ネタを詰め込んだ魔夜峰央のギャグ漫画を実写映画化して話題を呼び、興行収入37.6億円の大ヒットを記録した「翔んで埼玉」のシリーズ第2弾。主人公・麻実麗役のGACKT、壇ノ浦百美役の二階堂ふみが引き続き主演を務めた。

東京都民から迫害を受けていた埼玉県人は、麻実麗率いる埼玉解放戦線の活躍によって自由と平和を手に入れた。麗は「日本埼玉化計画」を推し進め、埼玉県人の心をひとつにするため、越谷に海を作ることを計画。そのために必要な白浜の美しい砂を求めて和歌山へと向かう。そこで麗は、関西にもひどい地域格差や通行手形制度が存在しているのを目の当たりにする。そして大阪のめぐらせた陰謀が、やがて日本全土を巻き込む東西対決へと発展していく。

前作で日本アカデミー賞の最優秀監督賞を受賞した武内英樹が引き続きメガホンをとり、脚本も同じく前作で日本アカデミー賞の最優秀脚本賞を受賞した徳永友一が担当。新キャストとして、通行手形制度撤廃に向けて滋賀県人たちを導く「滋賀のオスカル」こと桔梗魁を杏、関西を牛耳る冷酷無慈悲な大阪府知事・嘉祥寺晃を片岡愛之助が演じるほか、堀田真由、くっきー!(野性爆弾)、高橋メアリージュン、津田篤宏(ダイアン)、天童よしみ、藤原紀香、川崎麻世、和久井映見、アキラ100%、朝日奈央、戸塚純貴ら個性的な顔ぶれが続々と登場。

5 F-9

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紫苑

4.5我が故郷の滋賀はやっぱり琵琶湖しかないのか(笑)

2024年2月27日
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鑑賞方法:映画館

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楽しい

楽しみにしていた映画。
ただ、滋賀には琵琶湖しかないのかを改めて実感。

内容は「琵琶湖より愛をこめて」と、何やら一昔前の007の映画のような副題で、関西全体、特に大阪をイジりまくっている。

通天閣が日本全土を大阪化計画にするための秘密兵器で、ロケットになっているというハチャメチャには笑うしかなかった。

その通天閣ロケットに対抗するのが、行田タワーというローカルもローカルなネタには、作品の埼玉愛が溢れていた。

お馴染みの府県対決にはご当地のスターがラインナップされていたが、藤原紀香が和歌山(実際はご両親)で産地偽装とは、なかなかのディスりで大笑いした(かったのだが、意外と静かめの観客の皆さんだったのでちょっと抑えた)。

上映時間があっという間に過ぎ去ってしまったが、楽しいひとときを与えてくれてありがとう。

次も楽しみにしています。

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まーさん

3.5地方活性化の為には良い映画

2024年2月19日
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限定した地域に焦点を当てて制作をしている為、地方活性化の観点で考えると、とても意義のある作品ではないでしょうか。
この映画を観て、滋賀県に興味を持った方や観光に行きたいと思った方も増えていると思いますので、そんな流れが他の地域(東北?四国?九州?)にも波及してくれたら良いと思いました。

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ラインハルト

3.0ややネタ切れ感やむなし

2024年2月14日
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鑑賞方法:映画館

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楽しい

この手の作品はどうしたって一作目の方がネタ豊富で面白い。
本作に関しては埼玉県民と滋賀県民、大阪府民であれば観ても楽しいかもだが、それ以外の県民ではまああえておすすめするものでもないかなぁ、という感想。

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まさき

4.0結構覚悟して観に行ったのですが、普通に良作でした。 映画としてキレ...

2024年2月13日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

結構覚悟して観に行ったのですが、普通に良作でした。
映画としてキレイに完結してるし、コメディとしては日本でも最高の出来だと思います
ただ、関西人だったら、2倍楽しめただろうな…と思ってしまいました。
1作目は逆に、関東人じゃないと分からんネタが多かったんだろうなーと今更分かりました。

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apllo

3.0面白いけど映画館行く程ではないかも

2024年2月13日
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鑑賞方法:映画館

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楽しい

単純

関西人のため、身内ネタで「あるある!」の連続。全てが誇張されていて、何度も突っ込みたくなるポイントがありました。ですが、冒頭に書いた通り、地上波まで待っても良かったかもしれないと思いました。

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maple

4.0映画館で普通に笑ってしまった

2024年2月9日
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鑑賞方法:映画館

笑える

単純

翔んで埼玉1は配信か某ロードショーで見ました。
2は友人と一緒に。

まず、キャストが豪華すぎる。
サブキャラで使う俳優さんなの、その人は!という方たちばかり。
隠れキャストというかを探すのがかなり楽しかったです。
最後の最後まで笑かしにきてくださる。

何も知らなくても飛び込める映画。
そして、何も考えずに見ることのできた映画。

とても楽しかったです。

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ワッフルマン

2.0関東人は蚊帳の外

2024年1月25日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

幸せ

前作視聴済み。
北関東生まれ、就職で上京の埼玉住みという自身の背景だったので、前作は純粋に楽しめた。
しかし、本作は埼玉県描写は2割程度(綱引き大会と武蔵野線)に留まり、大半は関西人向けといった趣き。

恐らく関西生まれで現在上京している方にとってはどストライクな内容だろうが、生粋の(?)関東人である自分にとっては消化不良感が大きかった。

p.s.よーく考えると大阪と神戸はリアルでも夫婦やん

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Riii

2.5関西を分かっていない奇妙な映画

2024年1月22日
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鑑賞方法:映画館

前作は「東京都民から迫害を受けていた埼玉県人は、埼玉解放戦線の活躍によって自由と平和を手に入れる」と言う内容で、良く出来た笑える傑作だと思った。

さて、二作目の本作は、残念ながら、関西を分かっていない奇妙な映画としか言えない。
大阪と滋賀の関係は、東京と埼玉と比較できるような関係でもないし、大阪と奈良の関係などは、ハテナでしかない。関東に例えれば、川崎と鎌倉のような関係で、違和感しか湧かなかった。
大阪の描き方も、敵役とは言え、一作目の敵役の東京の描きかたとは違いすぎて、大阪の方も違和感しかなかったのではないか。
地域差を楽しく笑い飛ばす内容ならば、その地域間のことを良く理解していないと、演出自体は頑張っていたとしても、奇妙な違和感しか残らないと思う。
⭐️2.5にしたのは、まだ表面的な演出の部分は頑張っていたからです。残念な内容の映画でした。

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mango happy

3.0埼玉県民としてはイマイチ

2024年1月19日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

当たり前ですが、関西がメインなのでそこまで笑えなかったし期待が大きかったせいか少し残念。
地元民には面白いけど笑いのツボは他県民にわからないのかなー。
もっと大笑いしたかったー!

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key

4.0今回もくだらなかった(褒め言葉)

2024年1月13日
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鑑賞方法:映画館

笑える

単純

前作で埼玉のマイナーさを自虐ネタにした『翔んで埼玉』の続編。
前作で千葉県に捕まった時の拷問方法は鼻などの穴に名産品のピーナッツを詰める、といった感じの映画でしたが今作も似たようなものでした(笑)

たまに挟まれる地域のマメ知識(たくあんをはさんだ「サラダパン」は初めて知りました)に感心しつつもくだらないネタでバカ笑いできる娯楽映画です(笑)

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映画ファンさすせそ