劇場公開日 2022年11月25日

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グリーン・ナイトのレビュー・感想・評価

全59件中、1~20件目を表示

4.0デビッド・ロウリー監督はすごい

2023年1月31日
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鑑賞方法:映画館

円卓の騎士のガウェインを主人公にした作品としては異色の切り口というか、彼は高潔な騎士のイメージが強いが、本作ではそんな高潔な騎士になる前の未熟な存在からスタートする。クリスマスに緑の騎士との約束(?)を果たすために荒涼とした大地をさまよいつづけるガウェインの苦難の旅路を幻想的な映像で捉えたこの作品は、魂を揺さぶる瞬間の連続だ。デビット・ロウリーの作品は前作もそうだけど、何気なく撮っているように見えてやたら全編ショットが完成されている。どこを切り取っても絵画的に美しいし、少ない動きとセリフでも見事に映像で語ってしまう。なんとくか、言葉の域を超えた経験を体験させてくれる旅路に面出されたような、映画館から出た後には、世界が違って見えてしまう。別世界に人を連れ出してしまう傑作。華々しいアドベンチャーではなく、荘厳な宗教的な旅路。啓示を受けた気分になる。

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杉本穂高

4.0通過儀礼のごとく深淵で不可解な冒険

2022年11月29日
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この美しさと不気味さを兼ね備えた映像世界は、我々を理解を超えた境地にどっぷり漬け込む。永遠にも等しい時の流れ、湿り気さえ覚える深い森の神秘性は、その空気感や語り口のペースを掴むまで観客にある種の忍耐を課すものとなろうが、そこさえ越えれば後はもう成すがままに緑へ取り込まれるのも早い。

カメラがゆっくり一周パンすると時が経過し、屍は骨となり、土へと返っていく。これに似た円運動をロウリー監督は『A GHOST STORY』でも使用していたが、本作は主人公が一年という期限つきで旅する点、生と死が似た概念で結ばれているようにすら思える点も含めて循環的だ。

そして本作では勇ましいヒロイズムや、歴史に名を刻もうとする功名心が意味を持たない。ガウェインの旅はいわば己の弱さや葛藤を尽く炙り出し、その集積と向き合う通過儀礼。大衆向けではないが、アーティスティックな感性に彩られた極めて精神的な魂の彷徨に魅せられた。

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牛津厚信

3.5鑑賞時期が違ったらもっと楽しめるかも

2022年11月24日
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鑑賞方法:試写会

6世紀頃のブリテンの伝説的なアーサー王の甥サー・ガウェインを題材にした14世紀の叙事詩を原作として映画化。1925年にはJ・R・R・トールキンが現代英語に訳したこともよく知られるとか。アーサー王が歴史的に実在したかどうか諸説あることに関係があるのか、この「グリーン・ナイト」も古代ブリテンの騎士の冒険譚でありながら、魔術使い、霊的存在、巨人などファンタジー要素が色濃い。

映画化の企画が始動したのが2018年で、2020年春の公開を目指したそうだが、運悪くコロナの世界的流行とぶつかり、今年2月からロシアのウクライナ侵攻による資源不足や物価上昇などの影響、日本ではさらに歴史的な円安と、まさに日常生活が三重苦の状況で、果たしてこの現実離れしたダークファンタジーを楽しめる経済的・精神的余裕のある観客はどれほどいるだろう。もちろん映画に罪はないが、間の悪さは否めない。

英雄の旅の定型をなぞるストーリーを、撮影場所に選ばれたアイルランドの雄大な景色が盛り上げており、ファンタジーRPGなどのゲームの愛好家なら壮大で古風な雰囲気もある世界観に親しめるだろうか。

気になったことがもう一点。主演のデヴ・パテルは良い役者だと思うが、古代ブリテンの王の血縁者であるガウェイン役にインド系英国人のパテルを起用したのは、人種的多様性を目指す方向が見当外れで、行き過ぎたポリコレの実例になってはいないか。イギリスがインドを含む西アジアを植民地化していったのは18世紀末から19世紀にかけてであり、英国社会にインド系が移民として入っていったのもそれ以降のこと。架空の物語を題材にした創作物だからキャスティングも自由でいいという見方もあるかもしれないが、たとえるなら、平安時代の貴族社会を描いた『源氏物語』の実写化の企画で、主人公の光源氏役に金髪碧眼の白人かアフリカ系の黒人の俳優を起用するようなもの。いくら架空の物語だからといっても、時代劇として違和感を抱かせるキャスティングはいただけない。

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高森 郁哉

3.5Cool and Sexified Version of Middle English Tale

2022年10月25日
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鑑賞方法:試写会

One of Britain's most bemusing King Arthur tales gets its Pan Labyrinthian treatment. In familiar A24-style, Green Knight is a colorful adventure, stylized with cult-like imagery, with fantasy dreams conjured at a Peter Jackson scale. Lowery certifies he's among the brilliant of the new generation of directors. Patel leads with finesse. Could afford to be a little shorter but charming nontheless.

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Dan Knighton

2.0可愛い子には旅をさせよ

2024年1月25日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

終始意味不明のまま物語は進むが、
カヴェインに対する母親からの戒め的映画。
アーサー王とカヴェイン、その母の関係性が理解出来ないまま鑑賞すると、意味不明すぎ。

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上みちる

2.0嫌いじゃないけど、意味わからん

2024年1月21日
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鑑賞方法:VOD

世界観はすごいい!
映像もよし!
でも意味わからん!
これ多分アーサー王伝説詳しくないとあかんやつ!

頭いい人は面白いと思う。けど、アホには理解できないYO!

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りう

5.0ガウェイン卿と緑の騎士‼️

2023年12月17日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

怖い

興奮

この作品はダーク・ファンタジーの超傑作‼️物語、映像美、世界観ともに素晴らしいと思います‼️全身草木に包まれた "緑の騎士" の挑発にのってしまったアーサー王の甥、ガウェイン‼️一年後、"緑の騎士" を捜す旅に出るガウェインだったが・・・。映画はこのガウェインの苦行の旅を淡々と描いていく‼️スカベンジャーたちに馬や斧、母から送られた腰帯を奪われたガウェインは、廃墟となったコテージで、家主の霊に「切り落とされた自分の頭部を泉の中から探してほしい」と頼まれ、頭部を戻してやると斧が戻ってくる‼️ある城に滞在することになったガウェインは、城主からはキツネを与えられ、城主夫人からは腰帯を与えられる‼️そしてついに "緑の騎士" を発見したガウェインは自分の首を切り落とそうとする "緑の騎士" から逃げ出す。その後の彼の人生は悲劇の連鎖‼️ついにはガウェインの頭部は切り落とされたように床に転がってしまう‼️実は全てが幻視だと気づいたガウェインは、観念して "緑の騎士" に首を差し出すが、それを見た "緑の騎士" はガウェインの勇気を称え、微笑みを浮かべる・・・。気が触れたスカベンジャー(盗賊)、首を探す美しき家主の霊、彷徨う巨人、言葉を話すキツネ、そして全身草木の "緑の騎士"‼️ちょっと「ロード・オブ・ザ・リング」のエントを思わせますよね‼️ダークな色調の美しすぎる映像美、重厚な音楽、個性的なキャラ達も印象的な一人の騎士の成長物語‼️主人公の恋人エセルと城主夫人の一人二役を演じたアリシア・ビカンダーが妖精のごとき魅力で好演‼️ホント美しいというか、可愛い‼️エンドクレジット後に登場する女の子も、ガウェインとエセルのその後の幸福な生活を予感させていて微笑ましい‼️

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活動写真愛好家

1.02023 156本目

2023年11月26日
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寝られる

サイレントナイト
グリーンナイト
ナイトの意味は違っても今年ワースト2本目誕生

中世?ファンタジー?
終始つまらなかったです

アリシアちょい出演じゃなければ観てませんでした

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しゅん13

3.0ファンタジー

2023年10月19日
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 なんか難しい。ただファンタジーとして観ると割り切れば、面白い。冒頭のみどりの騎士のルックスにも引き込まれるが、登場の仕方や、宴会の場に居る人々の様子など、観入ってしまう画面の構成。
 1年後、約束通りに、決闘に向かうガウェイン。道中出会うさまざまな不思議な人達やら動物。進撃の巨人まで登場。なかなか面白い。
 最後、戦わず、首を落とされるの?ちょっと待ってを繰り返しつつ、覚悟を決めて切り落とされるのを待っていると、首と共に帰れと言われる。それはどういう事なのか?このまま帰れって事?切り落とされた首を持って帰れという事?宗教的な事が関わってくるのか?なんかよくわからなかった。

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アンディぴっと

3.5ファンタジー映画の概念

2023年8月31日
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鑑賞方法:DVD/BD

最近何故かファンタジー作品を良く見ているなぁ~。
『君たちはどう生きるか』、『バービー』、本作と一応ファンタジー作品だけど全て種類が違うのが面白い。
まあ、『君たちは~』は自伝+ファンタジーだし、『バービー』はファンタジーという衣装をまとった“知的エンタメ”だったので、純粋にファンタジーと呼べるのは本作だけかも知れません。
(『ダンジョンズ&ドラゴンズ』なども見ていてファンタジーと呼べなくもないけど、個人的なカテゴリーではファンタジーには含まず単なる娯楽エンタメとみなしています)

なので、私が思うファンタジーとしては本作が一番(ファンタジー映画として)面白かったと思えます。
正直言って意味とか寓意とかは分からないのですが、見る(知る)ことの体験により深層心理に影響を及ぼす、絵画鑑賞(特に抽象絵画)にも似たような感覚になります。
そういう意味で上記した他の作品は、作り手の意思が明確に表現され過ぎていて、本来のファンタジーとしての深みはないのでしょう。
また、映画なんて全て幻想だとも考えられるし、その幻想の中に夢を見るのか悪夢を見るのか、それは観客次第なのかも知れませんけどね。

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シューテツ

3.0物語知っていればもっと楽しめたかも

2023年8月24日
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鑑賞方法:DVD/BD

新作から興味を引かれて鑑賞。ダイジェストのように場面が切り替わり、有名な物語なのかと気が付く。テーマや教訓があるんだろうけど、わからないまま。映像は壮大なシーンもあって劇場なら良かったかも。

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げっちゃん

2.5こういうナイト物語はある程度知識がナイト

2023年8月9日
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鑑賞方法:DVD/BD

怖い

難しい

寝られる

こういう中世騎士物語はある程度設定や背景を知っていないと入り込めない。
本作の場合、アーサー王伝説が絡む。
その甥で、円卓の騎士の一人、ガウェイン。
騎士道精神溢れる英雄らしいが、本作では騎士になる前。
別によく知らなくとも見れない事はないが、こういう切り口で来たか!…など斬新な驚きはない。

騎士になる前の若きガウェイン。怠惰な日々を送る。
アーサー王や騎士らが一同に会した宴の席に、異様な風体の“緑の騎士”が現れる。“首切りゲーム”を持ちかける。
挑発に乗り、ガウェインは首を斬り落とすも、騎士は「一年後に同じ一撃を受けよ」と言って去る。
やがて約束の一年が近付き、ガウェインは王らに言われるがままに騎士の待つ“緑の館”を探す旅に出る…。

一応冒険ファンタジーではあるが、剣や魔法やドラゴン、胸躍る冒険やアクションを期待すると肩透かし。
終始重苦しい雰囲気。ダーク・ファンタジー。暗示や意味深なものも示され、難解でもある。
道中出会う人々や体験する出来事。親切心、裏切り、救済、誘惑、警告…。
旅の終着、緑の館。対峙、恐れ、受け入れ…。
運命、行く末、今現在…。
苦悩する一人の若者はそこで何を見たか。
迷える者が己を決心する内面の物語をじっくりと描く。
訴えたい事、伝えたい事などは何となく分かるが、高尚と言うか敷居が高過ぎて、あんまりハマらなかった。

A24×監督デヴィッド・ロウリーによる独創的な世界観には目を見張るものがある。
ダークな映像美、木の身体の緑の騎士のビジュアル、重厚で幻想的な音楽…。巨人と遭遇するシーンは圧巻。ハリウッドで『進撃の巨人』を映画化したらあんな感じ…?
デヴ・パテルも深い演技。

後はよく…。自分の好みの作品ではなかった。
つくづく、騎士道の風上にも置けない自分…。

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近大

3.5面白かったよ

2023年7月30日
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アメリカでは子供のおゆうぎ会でアーサー王物語が定番らしいから、桃太郎をダークにした感じなのだろうか?というかグリーンナイトも欧米ではメジャーなのだろうか?映画見たあとにホンモノのあらすじを読んだけど結構ちゃんと忠実だったようですね。

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三毛猫泣太郎

2.5指輪物語よりは落ちるのはやむなし。か。

2023年6月1日
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鑑賞方法:映画館

難しい

寝られる

アーサー王関係の話は知らない状態で鑑賞。でも、さすがにエクスカリバーを引き抜いた程度は知ってますけど。
なんか、古典特有の、日本書紀でも古事記でもそうですが、とっちらかったところがある物語なんでしょうけど、つなぎきれずにまとめてしまったのかなあという印象を受けました。ファンタジーとしてもちょっと中途半端かなあ。結局、緑の騎士ってなんだったのかも分からんし。
ただ、普段の自堕落さから緑の騎士の首を斬る勇気、約束を守ろうとする律儀さ、困難(飢えや乾きなど)への忍耐、誘惑に打ち克つまでの葛藤、そして首を差し出す覚悟などの描写はなかなか面白いものでした。
また、風景というか、城というか、どっかで観たことがあるような・・・。(笑)

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zem_movie_review

4.5勝利

2023年5月30日
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鑑賞方法:映画館

デビッド・ロウリー監督の前作A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリーが好きだったら好き。よりしっくりくる世界観とストーリーになっており、ボンヤリ見ていることもできるし、象徴するものや意味するものを考えながら見ることもできる。エンディングも良い。

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mikyo

2.5トールキンのアーサー王物語なの?

2023年4月16日
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とりあえず原作を読まねば!と。
まるでトールキンらしくないんだけど。

全体的に暗いし、
ラストの流れにも入っていけなかった。
この監督さんが作るとこうなるの?

後味が悪い。

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miharyi

1.5ストーリーが訳わからない

2023年2月18日
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鑑賞方法:映画館

難しい

寝られる

アーサー王の甥・ガウェインは、王の宴に現れた緑の騎士に首切りゲームを提案され、誰も名乗り出ないので、自分が進み出て、緑の騎士の首を斬り落とした。しかし、緑の騎士は首無し状態で自らの首を拾い上げ、1年後の再会を言い渡して去っていった。ガウェインはその約束を果たすべく、1年後旅に出た。てな話。

ホラーなのか、夢なのか、暗いし意味不明で苦痛だった。
多分夢なんだろうが、トップレスの坊主で女性の巨人が出現したのはなんだったのだろう?
アリシア・ヴィカンデルは美しかったが、良かったのはそれだけ。
最後までストーリーが理解できず、面白くなかった。

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りあの

4.0A24らしさ満載のファンタジーでした💡

2023年1月9日
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鑑賞方法:映画館

ファンタジーって割と苦手めジャンルなんだけど、A24テイストが加わると嫌いぢゃない、むしろ好き❤ ❤ ❤
でもサー・ガウェインの事を知らなさ過ぎてたぶん伏線やフカヨミポイントを見過ごしてる気がしてならない。。。残念。時間を空けてまた観たい作品。

それにしてもデヴ・パテルに惚れてしまった。

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らまんば

3.0惜しいようで、惜しくない

Mさん
2023年1月1日
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予算もあって、CGでファンタジーの表現も出来て、監督的にはある程度満足いってるのかなと思うけど、逆にそこがこの作品をつまらないものにしてる気がする。

つまらないと言うのは、映画としてね。ストーリーじゃなくて。
話の面白い、つまらないは映画を評価する上で、大して重要じゃない。

これ、グリーンナイトの造形はそのままに低予算で作ったら、結構面白い映画になったと思ったんだけど、どうかな?

ラストのグリーンナイトのセリフが落語のオチみたいで、今作の唯一良かった点かな。

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M

3.0ちょっと危険な遊び事

2022年12月19日
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怖い

難しい

アーサー王の甥でありながら、武勇伝のひとつもなく怠惰な生活を送るガウェイン。ある時、突如として現れた緑の騎士(というか、怪人)がけしかけた”遊び事”に挑戦し、勇気が試される旅に出る物語。

本作、A24好きでダークファンタジー好きのワタクシとしては見逃すことのできない作品。

しかも、比較的小規模作品が多いイメージのA24作品において、これまでで最大のスケールなんて聞いた日には期待度爆上がりで劇場に向かうワケですよ。

・・・で、結論からいうと。。。

大好きなダークファンタジーな雰囲気はガッツリ堪能できたものの、内容そのものは・・・といった所でしょうか。

とにかくテンポがマッタリなんですよね。2時間10分強のやや長尺ですが、もっとギュッとできたような・・・。まぁでも、この重厚な雰囲気にはこのくらいゆったりの方が合っているのかも。

ストーリーの方はワタクシにはちょっと難しいレベル。
何故失くしたハズのそれがここに!?
そしてこの登場人物達が言いたいことって何!?
お婆ちゃん、あなたは何の味付け役!?

・・・等々、ちょっと考えただけでは答えの出ないような物事が沢山‼そしてこのオチって何よ!?

・・・と、言った感じで、もうちょっと直球なダークファンタジーを期待したワタクシ的には高得点には至らなかったかな。

でもでも、だからといってあっさりと切り捨てるには勿体ない作品。

やや難しくはあったけれど、どこをとっても考察しがいのある内容だし、繰り返し観たり色んな人の感想を聞くたびに新たな解釈が生まれそうな深みのある作品といった印象。

色んな解釈の仕方がありそうだけど、ガウェインの成長物語ってのは間違いないですかね。

そしてこれはハッピーエンドかバッドエンドか…個人的解釈では、最後の言葉は比喩的なものだと思うので前者なんじゃないかな~と思います。ってか、それが希望。

何だかんだでやっぱりダークファンタジーは良いですね。
ファンタジーなのにキラキラしてない感じと少しの禍々しさ。加えて何でもアリの世界観。この雰囲気がたまらん!数が少ないのが寂しいので、どうかもうちょっと作って欲しいものです(笑)

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MAR