劇場公開日 2022年1月7日

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決戦は日曜日のレビュー・感想・評価

全109件中、61~80件目を表示

3.5宮沢りえに一票

2022年1月12日
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鑑賞方法:映画館

 宮沢りえ演じる川島有美は、バカ娘二世候補なんだけど、めちゃくちゃ政治家に向いているよね。劇中でも言われていたけど。

 言語明瞭で前向きなことバンバン言うから、地盤があれば普通に当選しちゃうよね。バカ娘が、馬鹿の勢いで旋風を起こすコメディーかと思っていたが、後半はちょっとモードチェンジ。

 わがままし放題のバカ娘に育てておきながら、今更それを言うんかい。なんてツッコミたくなった。

 そこそこ楽しかったが、もっとブラックさがあってもよかった。

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bion

2.5もったいない

2022年1月11日
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いい素材なのに
煮え切らない
もったいない

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まえあき

3.0窪田正孝の「すみません」・・☆

2022年1月11日
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鑑賞方法:映画館

政治コメディー??なのかな・・正直、何だか目指すところがよくわからない映画。
でも、フィクションとはいえ、TVのニュースで見るあるある!と思えるエピソードが
満載。

物語は、病気で倒れた父親の地盤を無理やり継がされる娘を宮沢りえが演じ、
それを取り巻く秘書達が右往左往する。
宮沢りえはいささかオーバーアクション。
窪田正孝が、秘書の一人をピッタリの感じでやっている。
謝り方が何とも良くて、彼はこの作品の中でいったい何回「すみません!」と
いうのだろう・・と数を数えたくなった。

秘書のボスのような小市慢太郎や後援会のジイサマ達などとのやり取りは
笑えるものだが、実際にこれに近い状況が日本の政治かと思うと情けなくもある。

小粒ながら、面白い映画かもしれないけど、観客も日曜日にしては少なく、
日本では難しい領域になるのでは・・。

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☆ムーミン

2.5なんだかなー

2022年1月11日
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鑑賞方法:映画館

なんか全体的にもったいない
前半の「こんなもんですから」と一歩引いた感じが良かったのに…
キャストも悪くないのに…
なぜこの時期にそしてどこに向けて制作されたのか…タイトルも安易やし、番宣もあまりなかったようだし、なんだかほんまもったいない…

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shige12

2.5浅くて薄い

2022年1月11日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

寝られる

笑える場面もあった。
宮沢りえのちょっとネジの緩んだ政治家の御令嬢も2世議員然として良かった。
だけど、トータルとして見ると心に残るものは何もなかった。
コメディ?なのだろうけれど、いかにも中途半端だった。
まさか社会派ドラマじゃないよね?

折角親がまだ生きていて娘への思いを語っているのに、
それが余り膨らんでいかなかったのは残念。
全てにおいて浅くて薄いと感じた。

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みみず

4.0政治をモチーフにしたコメディー

2022年1月11日
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概ね予告編どおりに展開していき嫌な気分になることもなく終始安心して観賞。選挙活動のグレーな部分や女性候補が少ない等の問題に切り込んで行くものかと思ったが特に深く風刺することもなくほぼコメディーでほのぼのした内容でした。これはこれでなかなか面白かった!
宮沢りえさんのはじめはお高くとまった勘違いキャラっぽいところから徐々に親近感を持てるようになるまで観客を引き付ける存在・演技が素晴らしかった。

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Reo13

3.0決戦という感じでは無いかも

2022年1月11日
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鑑賞方法:映画館

大物議員の父が衆院選前に倒れ、突然後継者に祭り上げられた娘有美(宮沢りえ)。バカ娘と陰口をたたかれながらも素人の強みで、政治の常識にとらわれない選挙運動を行います。さて結末は・・・

あれ、内田滋(しげ)さんどこに出てたっけ、と思ったら、女性秘書役の内田慈(ちか)さんでした、やれやれ。
宮沢りえさんが、世間知らずの二世議員候補の役を上手くこなしていました。赤い衣装もキマってます。

映画はコメディタッチですが、あっさりした印象です。コテコテのドタバタ喜劇もうんざりですが、本作は少々物足りない。それは主演が秘書役の窪田正孝さんだからでしょう。窪田さんはキレイすぎて胡散臭いと思うのは私だけ?仕事をテキパキこなす有能な秘書なんですが、描写が弱すぎて秘書になった背景も感じさせないので、あまりやる気が無い人に見えてしまいます。実は裏で支援者を喰っている(それは別の映画!)とか、事務所の金を持ち逃げとかしないかなーと密かに期待してしまいました。
議員(候補者)個人の思いとは関係なく物事が進んでいく皮肉を描きますが、事務所の他のスタッフが有美をほったらかし過ぎなのが違和感でした。赤楚衛二さんは良いアクセントになっています。

宮沢さんがとても良かったんですが、主演二人はむしろ巨大企業の社長令嬢と秘書の方が似合う気がします。あくまで政治ネタで行くなら、宮沢さんが主演で秘書は三浦貴大さんなんてどうでしょう。
あるいは、窪田さんがKYのボンボン候補で、宮沢さんが敏腕秘書というのもありかも。

話はそれますが、やっぱりドリカムの「決戦は金曜日」を思い出します。あの歌のフェイクの部分、
♪ライララライララ~のように聞こえますが、実際は♪ナイアガナ(×8回)ナ~イ!だそうです。一度カラオケで歌ってみたいですが、まだ実現していません。

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ゆり。

3.5おもしろかった

2022年1月10日
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なかなかよかった。
終わり方も良かった。
次回があれば観たい。

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けな

3.5大人の事情

2022年1月10日
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鑑賞方法:映画館

政治の世界は大人の事情で成立している最たるモノですね。そこに純粋な人が入ってきたら、それは浮くでしょう。宮沢りえさんの役どころは、最初ウザかったですが、途中から可哀想になりました。全体的には面白かったし、普段は見ることのできない政治の世界のやりとりが見られて勉強になりました。

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ごっとん

4.5四畳半政治ものがたり

2022年1月10日
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名付けるなら「四畳半政治ものがたり」
日本界の政治と言われる場は、職場にだってあるわけだが、事件が起きたとしても、その対処を速やかに行うことが「THE 政治」と、本作は伝える。
それが大人の世界。その四畳半の世界で一喜一憂する姿が当たり前過ぎて、全編通して失笑なのだ。
これは選挙の映画でも政界の映画でもない。日本界の人の哀れだ。

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khanibal

0.5中途半端

2022年1月10日
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鑑賞方法:映画館

内容が中途半端なんで、俳優さんも活きてないです。コメディでもなくシリアスでもなく…もう少しコメディ路線でいけばヒット作になったかも!?笑えもせず、ハラハラもせずで残念な作品です。

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映画ネコ

3.5続編があったら観てみたい

2022年1月10日
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鑑賞方法:映画館

 起承転結のはっきりした作品である。窪田正孝が演じた主人公谷村が勤める静かな議員事務所に、病気で倒れた川島議員の後継者として川島議員の娘が登場するが、宮沢りえ演じる川島有美は、更年期くらいと思しきその年齢にも関わらず、自分が衆院選の候補者であることの意味も何も解っていない。おまけにお嬢様育ちの高慢で自信過剰の性格が、頭を下げ続けなければならない候補者の立場と相容れず、谷村たちを困らせる。そして非常識と勉強不足が掛け算となって、言うべき場所で言うべきことを言わず、言うべきでない場所で言うべきでない言葉を大声で言い放つ。
 このあたりが起承転結の「起」で、観客としてはかなり笑える。コメディは基本的に反骨精神を軸にするものだ。権威や権力者、金持ちなどをコケにするから庶民が笑えるのである。弱い人を笑うのはいじめであり、笑えないし、弱い者いじめはコメディではない。最も笑えるシーンは記者会見で「各々」が読めないところで、列席した記者からも笑われる。そういえば「云々」を読めずに「でんでん」と言ってしまった暗愚の宰相がいた。脚本を書いた坂下雄一郎監督にもその記憶はあっただろうし、むしろ元首相のバカさ加減を嘲笑する意味合いの台詞だと思う。朗々と読み上げる宮沢りえの演技が見事だった。コメディエンヌもいけるのだ。

 起承転結の「承」は、谷村たち政治秘書によって既存の型に嵌められたり、後援会の老人たちや地方議員たちからチクチクと叱られたりするのが我慢ならない有美が、何度も反旗を翻すところである。頭の悪さに反比例するようなプライドの高さも、どこぞの暗愚の宰相にそっくりである。ここまでは素直に笑って鑑賞できた。

 起承転結の「転」のきっかけとなるコーヒーマシンのシーンは比喩に満ちていて、谷村の繊細な表情の変化は、演技派俳優である窪田正孝の真骨頂だ。コーヒーマシンが古くなってカスやカビやその他の不純物が詰まっていては、どんなにいいコーヒー豆を入れても、出るのはドブ臭い液体である。プライドは高くても、純粋培養されたお嬢様には、不純物のない善意がある。コーヒーをドブ臭くしているのは、むしろ自分たちではないか。
 話はここからが見どころで、谷村と有美の謀略が悉く裏目に出る。まるで「トムとジェリー」のアニメのようだ。SNSが選挙戦を左右するのはもちろん、隠しカメラや隠しSDカードまで登場する。2017年の衆院選で自民党が大勝した理由のひとつとなった北朝鮮情勢も見逃さない。そういえば、その年の夏に、ミサイル発射!というアラートがテレビを占拠したことがあった。あれはいくらなんでも自民党のやりすぎだと思ったのだが、選挙で大勝したところを見ると、それなりの効果があったのだろう。有権者もアホである。

 起承転結の「結」が比喩的であり過ぎて、インパクトに欠けているが、もしかしたら続編を意識しているのかもしれない。続編があったらこんな感じだろう。非常識で低能だが、純粋培養でプライドだけは高く、決してくじけないお嬢様育ちのおばさんが国会に乗り込む。不純物のない善意は空回りの連続で、与党からも野党からも国民からも馬鹿にされるが、谷村のアイデアと根回しでいつの間にか・・・というストーリーだ。見てみたい気もする。

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耶馬英彦

3.5予告編にちょっと騙された?いい意味で

2022年1月10日
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笑える

政治家や選挙戦に関するダークコメディだったが
決して重い訳ではなく笑い飛ばす感じで弾けていた。
面白かった!
政治家の秘書の皆さんお疲れさまです。遠からずノンフィクション感があり政治の闇(病み)を見た感がありました。
政治不信を感じている方には必見かも知れません。

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タイガー力石

2.5全編を通して、少し熱量が足りない印象

2022年1月10日
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「記憶にございません」の様な大爆笑が起こるでもない、過剰に笑いを誘わず、ひたすら苦笑の連続でした。
ちょっと物足りないなと感じましたが、逆に、そのような様がリアルさを感じます。
こういう複雑で地味なところが政治であり、無党派層に見向きもされない今の国家が形成されているのだなと思った。

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ちゆう

2.0爽快さが欲しかった。「変わらなさ」だけがある。

2022年1月10日
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ポスターの「ポリティカル・コメディ」の文字に、コメディ好きとして笑えることを期待して観に行った。

まず、宮沢りえ演じる川島有美がどんな人生を歩んできたのかが今イチわからないまま進む。なので、そのうち解き明かされるのかと思いながら観ていたが、特にそのような展開は何も無い。
バリキャリなのか世間知らずなのかも中途半端。
ただただ、「議員秘書というお仕事のあるある」は秘書目線で羅列で見せてくる。

そして窪田正孝演じる議員秘書の人物像もよくわからない。今のようなスタンスになった経緯があるはずなのに。

シニア世代の「変わらなさ」は充分突きつけられたが、それを受けてじゃあどうするのか?どうなるか?に、夢物語っぽくなったとしても爽快感が欲しかったです。

ほんとに最初からこの台本だったのでしょうか…?もう少し深く描こうとして何かNGになって薄まったのだと思いたいです。

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さとみ

4.0政治の混沌

2022年1月10日
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新人議員とその秘書たちの奮闘記。
いろいろ思い通りにならないところが面白かった。
総理の夫のダークサイド版か。

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rakugoya1

4.5監督と出演者に拍手!

2022年1月10日
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笑える

楽しい

怖い

日本没落の核心をギリギリのラインで踏みとどまりながらコメディに仕上げた、本当は笑ってられない、でも劇場では大いに笑える映画でした。
宮沢りえの屋上での抗議は、マジの監督の主張なのだと思います
でもこれを周りの出演者の演技で、コメディにしてしまったのは、笑いながら身につまされました
この映画はコメディですが、下手なサスペンス映画以上に、怖さを感じました。
笑っているのは今のうち
何もしなければ現実の日本はパニック映画にもなりえるのだと・・・
ぜひ見てほしい映画ですが、たぶんメディアは忖度して程々にしか宣伝しないかも
ギリギリのラインを狙った監督に改めて拍手です

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masayan

3.5結構攻めてるエンタメ。

2022年1月9日
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基本はコメディですが、色んな生々しさが面白かった。「タブーに怯まず」と言う描写スタンスは、政治家と金と言う所まで一貫しているトコロが良かったです。

精鋭化した製作陣による政治ネタの映画にウンザリしていたワタクシとしては、こんな皮肉り方の方が、素直に物語に入り込めて。

楽しかった。
割と。

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bloodtrail

3.5もう一押し欲しかったかな

2022年1月9日
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楽しい

鑑賞予定はなかったのですが、イオンシネマの無料鑑賞クーポンが期限切れになりそうだったので、なんとなくよさげな本作をチョイスして鑑賞してきました。政治に疎い自分には難しいかなとも思いましたが、政治や選挙の裏側をわかりやすく描いてくれていて、なかなか楽しい作品でした。政治家にとっての講演会の意味や大切さ、SNS 頼りの炎上手法や支持率上げのための拡散など、なんでもかんでも政治に結びつけているところも笑えました。

ストーリーは、病気で倒れて一線を退くことになった代議士である父の地盤を引き継ぐことになった、娘・川島有美が、やる気はあるものの政界の知識や常識に乏しく、数々のトラブルを引き起こし、それに事務所の秘書たちが振り回される中で、政治にとって本当に大切なものに気づいていくというもの。全編コメディタッチで描きつつ、現代の政治の在り方をチクリと刺すような展開がなかなかおもしろかったです。

主演は窪田正孝くんで、忠実で有能な働きぶりを見せる一方で今の政治の在り方や自分の生き方に疑問をもつようになる、議員秘書役を好演しています。そんな彼を振り回す川島有美役の宮沢りえさんも、世間知らずのお嬢さまゆえの歯に衣着せぬ物言いで反感を買いつつも、政治に正面からぶつかっていく姿がしだいに共感を得ていくという役どころを、いいさじ加減で演じています。脇を固めるのは、小市慢太郎さん、音尾琢磨さん、内田慈さんら安定の布陣。

それにしても、よくテレビで見る「代議士は何も知らず、すべて秘書がやりました」の裏側で、どのようなやりとりが行われているのかを見ることができたのは勉強になりました。そして、政治や選挙の裏側に正義など存在しないというのもよくわかりました。もちろんこれが全てだとは思いませんが、政界に限らず、どの業界にも表沙汰にできないことや組織のしがらみや慣例があります。正しくても貫けない、間違っていると知りつつやめられない、そんな中で折り合いをつけながら清濁あわせ飲むしかないのもわかります。しかし、そんな業界の常識は、世間の非常識であることもしばしば。自分を含め、本作が自身の働きぶりを振り返る機会になった人も少なくないのではないでしょうか。

と、こんな感じで、父の疑惑に触れた川島有美が秘書の対応に疑問を投げかけるシーン、市民目線の川島有美の支援を通して谷村が本来の政治の在り方を取り戻そうとするシーンなど、物語がさらにおもしろくなりそうな雰囲気が何度か漂いました。しかし、そこからイマイチ加速しなかったのがもったいなかったです。車に例えるなら、シフトアップしながらアクセルを踏み込まなかったような感じです。ラストもそんな感じで、ややもどかしくはありましたが、全体としては悪くはなかったかなという印象です。

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おじゃる

2.0序盤がピーク、以後徐々に停滞。

2022年1月9日
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屋上曇天に赤で日の丸三島の如き宮沢に乗るも、
それがピークで以後徐々に諭され屈して神妙に停滞。
政治の茶番閉塞をリアルに語る気なら基調は喜劇でないはず。
天賦の異物感で平成初期に切り込んだ宮沢の破壊力も起動せず、
撮り手の動機不足が停滞の要因か。

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きねまっきい