セルビア・クライシス

解説

WOWOWでは「セルビア・クライシス 1914バルカン半島の危機」のタイトルで放映。

2018年製作/133分/セルビア・ギリシャ合作
原題:Kralj Petar I

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
製作
ラザル・リストフスキー
脚本
ペータル・リストフスキー
ウラジミール・チョーシッチ
撮影
ドゥシャン・ヨクシモビッチ
音楽
ミオドラグ・チコビッチ
全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

2.5戦地に息子を送り出した母親の心情が心を打ちます。

2021年7月5日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

第一次世界大戦の発端となったセルビアとオーストリア-ハンガリー帝国の戦争を、セルビア視点で描いた物語。

日本で言えば二百三高地のような作品でしょうか?国と国民に対する重圧を受けながら必死に采配する国王。名もなき兵卒として戦場に赴き、死線を潜る青年。たった一人の息子を戦地に送り出した母親。そして、オーストリア兵に家族を殺された少年。
戦闘シーンを挟みながらも、彼らの心情を描く方を優先しています。
特に、母親の寂寥感がたまりません。

後半は、セルビア政府がアルバニアに逃亡するシーンが延々と続きます。雪山を行軍する様子、次々と倒れる将兵、続く雪山の情景が余りにも重く、観ているだけで息が苦しくなります。
ただ、映画としてみた場合、余りにも単調で評価が分かれるところだとも思います。
よりダイレクトに国難を実感出来るセルビアの人たちなら、感情移入し易いところなのでしょう。
残念ながら、遠い異国の私には、ややネガティブな印象を持ちました。

戦局の説明に乏しく、敗戦に至る経緯が分かり難いことも含めて、評価はやや厳しめにしました。

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よし

2.0淡々と描かれた作品

2021年6月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

丁寧に描かれた作品だけど単調で退屈だった。
戦争は悲劇だけを生むと改めて。

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aopon

2.5第一次世界大戦の発端

2021年5月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

1914年、セルビアでオーストリア・ハンガリー帝国の皇太子が暗殺され、戦争が始まる。
セルビアの退位した皇帝は国民の人気もあり、復位が望まれた。
セルビア軍は撤退に告ぐ撤退で、最も過酷だったアルバニアの山岳越えが重苦しい。
どこの国も色々と抱えている。

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いやよセブン
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